華氷~はなごおり~

氷上に咲く花・・・フィギュアスケート。
ここは、そんなスケーター達にエールを送るブログです。(でも、時々脱線話もアリ)

GPS アサイン発表!!

2009-05-31 22:59:40 | コンペ
今日は日曜だったので、ちょっと遅がけに起きてブランチを食べ、
その後家のことをなんだかんだとやってて、昼過ぎにようやくPCを開けたらなんとまあ!

アサイン発表されてましたね~~~(>▽<)!!!

こちら

取りあえず、男子だけ貼っといたので、女子その他は皆さん各自でISUのHPから入られたし。



大輔くんは大方の予想通り、NHK杯とスケカナにIN


でも、私はGPFから全日本への連戦も視野に入れて間隔を空けるために、もっと早くからINするのかなぁと思ってたんですが、
チーム・DAISUKEはどうやら遅めにエンジンをかける方を選んだみたいですね。
(その前にB級大会に出る可能性もアリ!?)


ただ、今回のN杯、他のメンバーもすごーーーく豪華ですね!!

てか、これ、男子ヲタにはたまらんメンツじゃありませんか!!


ジュベにアボちゃん、小塚くんにジョニ、りっぽんぽん!
カナダのチピアーくんにテンくんブレジナ、ボロ、べるるんと、もう誰一人として見逃せないメンバーで、

メダル争いも壮絶そうなら、チケ取り合戦も険しそう!



こ、これはもう、私、覚悟決めました!

今年は何としても泊まりでSP、FS、EXを観る!!
(そう、出来たらペアとアイスダンスも観たいなぁ。女子はさほどでもないのでいいけれど→てか、女子は何と言ってもエリックですよね!
真央にヨナ、ゆかりん、コストナー、サーシャにキャロなんて、サバイバルすぎるぅ~~~




――それにしても、

この男子のアサイン、大輔くん含むずらっと並んだ各選手の横文字を見た時、ちょうど一年前のあの時から私の中の選手としての大輔くん時計が止まったままだったんだなぁって、つくづく思いました。

GPSが始まって、大輔くんが出る中国杯が迫ってきて、ドキドキとワクワクの最高潮だった時に入って来た大輔くん負傷の一報。


心が壊れそうになるほどの衝撃と絶望感に打ちひしがれて、
世界がこのまま終わるんじゃないかと思うくらいの虚無感にも襲われましたっけ・・・。


だけど、世界は大輔くん抜きでも相変わらず回っていたし、
私自身もそれなりに日常をこなしていってはいたけど、

でも、大輔くん本人の時計は当たり前だけど止まってはいなかったんですよね。


それが証拠に、こうして、来季のアサインにちゃんと二つも名前が載ってる。


ランキングが下がってるので、滑走順は最終1つ前のグループにはなってしまいますが、そんなこと、どうだっていいですよね。

氷の上に乗ってる彼の姿さえまた見られれば。


・・・また見られるんですねー。



なんか、急に不安になってきちゃった。

アサインが発表されたことによって、いっぺんに色んな事が頭の中で回り出したので。


CoRにはとうとうプルが出て来るし、N杯はメダル候補が目白押し、
スケカナではPチャンとも当たるからGPF進出はもちろんだけど、一体どれだけ評価を戻せるかとか、本番でジャンプが安定して出来るかとか、OPまでのピークの持ってき方は大丈夫かとか、プログラムは前年のまま持ち越しなのかとかEXナンバーは決まったのかとか、わらわらわらわら


私、ここんとこずっと胃痛に悩まされてるのに、これじゃあますます胃がキリキリしちゃいそう~~~!!!


そんな状態のまま、多分DOIを迎え、モリコロ、FOIとこなしていき、その内JOが始まる10月へとあっと言う間に過ぎていきそーな気がします。
(ところで、JOはどうなるのかな?FOIも出てくれると嬉しいけど・・・。
ま、この際出てもらえなくてもゼイタクは言わないでおこう



取りあえず、今夜は東海テレビで放送するPIWを観て、この盛り上がった気分を更に盛り上げようと思います!!


最後に大輔くん、

本当に本当に復帰おめでとう!!


この日が来ることを待ち侘びていましたよ!

現地で会えたら(コンペに行くとゆー意味デス)精一杯のエールを送るからね!!!


2008/2009 シーズンメモリアル 大輔くんの記事

2009-05-30 23:17:41 | 高橋大輔
おそらく今シーズンの最後になるであろう雑誌、『フィギュアスケート 2008/2009 シーズンメモリアル』が発売されましたね。

今回は大輔くんの記事も載っていたので、ここのところずっとスケート本を買うのを控えていた私も、締めくくりの意味もかねて購入することにしました。


まだ、全体の1/3ぐらいしか読んでいないんですけど、
大輔くんの記事は関係者の話ながら、怪我した当時のことがこれまでのどの記事より詳しく書いてあったので、ちょっと今更ながら胸につまされました。

だって、
この記事によると怪我した時は歌子先生もカメ先生もいたにもかかわらず、転倒しても30分以上は「痛い」と思いつつもそのまま滑っていたそうだし、その後病院へ行ったのも翌日になってからだったようですしね。

大輔くん本人もまさかこれほど重大事になるとは思ってなかったみたいで、
まぁ、これは、それまで怪我らしい怪我をしてこなかったからこその注意の怠りとも言えるし、私も以前足首を捻挫した時は翌日しか病院へ行かなかったので、人間の心理としては仕方ないのかも知れません。

人は誰しも、それがよほど悪い事態だなんて、想像したくはないですから!
(それに靱帯断裂と言っても状態によってはしばらく動けたりするみたいですしね


その後のことは、伝えられている通りのハードなリハビリと、それを経て来ていかに高橋大輔というスケーターの肉体が変わったかということが書いてあります。

筋肉のバランスをもう一回整え直し、氷上練習では基本練習に日々を費やす。


それによって、もたらされる新しい彼のスケートとはどんなものでしょう!!


ああ~、もう、

考えるだけで想像の遥か彼方を行ってますよね!!(>▽<)


でも、スケーティングは怪我する前より良くなってるらしいので、
残る未知数はジャンプの戻り具合と、来季のOPシーズン、彼が一体どの程度強いメンタリティを発揮出来るかということ。


6/14の関大で、その片鱗を少しは垣間見ることが出来るでしょうか・・・。


プログラム自体もまだ白紙なようですし、

私達大輔くんファンにとっては、今年から来年にかけては彼に負けないくらいの強心臓が必要になりそうです!





・・・・ところで、アサイン発表はまーだ??

ピート・バーンズ考 1982~1985 続き

2009-05-28 23:37:25 | ピート・バーンズ
『YOUTHQUAKE』は1985年、DOAの2枚目のアルバムとしてリリースされました。

                

写真、小さくってスイマセン


もう、このアルバムに関しては私のよーな素人があれこれ言わずとも、世間の評価を見れば一目瞭然。
エレクトロニック感あふれる明快でオシャレなサウンドに、ワイルドで重厚感たっぷりのピートの声が見事にマッチして作り上げたユーロビートの金字塔。

DOAの初ヒットアルバムにして彼らの代表作になった作品です。

でも、ピートに言わせれば最初のシングルカット『You spin me round』のPVを作った時は、まさかこれがヒットするなんて誰も思わなかったそう。
(なので、半分ふざけながら作ったんだとか。
その肩の抜き加減が返って良かったんでしょうね。このPV、ピートのビジュアルもさることながら、とても印象深い画(え)が沢山ありますもん)

この中からカットされた曲は以下の通り。

①You spin me round(like a record)
②In too deep
③Lover comeback to me
④My heart goes bang

曲はもうみんなお馴染みですが、このアルバムはシングルカットされなかった曲もそれぞれ個性的だし、ピートのちょっとクセのある声質が最大限生かされてる感じがして一度聴いたら忘れられない曲ばかりで、
私個人的にはDOAのアルバムの中では一番聴きごたえがあって好きです。

曲の洗練度と完成度では3枚目の『Mad,Bad,and Dangerous To Know』が一番でしょうけどね。


そして、ここを境にピートのビジュアルが一変します。

あの、例のアイパッチです。

             


髪もその前まではワンレンの茶髪だったのを黒に染め直し、全方位型のソバージュヘアに。
これがまた似合ってましたね~~

ワルそうで、一筋縄ではいかなさそうな反逆児っぽいニオイがぷんぷんして、すごいインパクト!

大体、アイパッチしても片目だけで尚強く惹きつけられるあの目は一体何なんでしょ!?

(でも、ここでちょっと疑問なのが、ピートの元々の髪の色は何色だったのか!?とゆーこと。
黒い印象のが強いピートですけど、脇毛の色や髪の生え際の色なんか見るとちょっと茶色っぽいので、おそらくダークブラウン辺りの色だったのかなーと。

――って、どーでもいいことですネ
シツレイしました~~~


服装もそれまでとはがらっと変わって、
マオカラーのオリエンタル風ロングジャケに同じ素材のワイドパンツ姿が定番に。

私、正直この頃のファッションは好みです。
それまでけっこー肌の露出の高い服ばっか着てただけに、ものによっちゃあすごくストイックな制服的な色気があって。
(特にTVライヴでオール白のこのデザインに黒いストールのようなものをたすき掛けにして歌ってる時のピート様、いいですねぇ~~
邪悪さと清潔さが混同していてみょーに色っぽかった

その頃のピンナップ集がこちら。

Pete Burns Pictures 1985

このスタイルはピートには珍しく『Lover comeback~』までの2年間続きます。
(もちろん他のスタイルもありましたけどね)


PVとして面白いのはやっぱり『You spin me round』でしょう。

ミラーボール片手に載せて、考え込んでいるよーな印象的なポーズから入り、
腰をゆる~くくねらせながら踊っていたかと思うと、突然タイ舞踊の踊り子の手がピートの背後から現れ千手観音ポーズを取ったり、メンバーが大きな旗振り回してたり、全身テープでぐるぐる巻きにされたりと、
何だかとてもフェティッシュ感漂う作りで(笑)

で、この時期はTVライヴの映像も結構残ってるんですけど、あれらはPVが出来る前のプロモーションで出てた頃のかなぁ。
全体的に踊りの型がまだ決まってなくて発展途上なピートの腰振り姿がちょっとザンネンではあるんですが、その代り彼の歌い方がぶっきらぼうとゆーか、すごーーく攻撃的でゾクゾクしちゃいます(>▽<)

気押されるっていうんですか?

彼の圧倒的なパワーの前にもう、ひれ伏すしかない!!って感じ。


まさにライオンの咆哮みたいな。

(あ、ちなみに彼の星座は私と同じ獅子座なんですよね~~
――って、またもやどうでもいいですが


うん、

彼って、

孤高の百獣の王そのものなのかも。


天上天下唯我独尊、One and Only。


それがピート・バーンズその人です。


で、私はそーゆー融通の利かないヤツが大好きなのだ~~~~~!!!



・・・いかん、

私まで咆えてしまった(^_^;)



話をPVに戻します。

『In too deep』はDOAの中では比較的作り込んであるビデオですね。

色セロファンのきらびやかさがちょっとチープな海中が設定で、
大きな貝が開き“ヴィーナス誕生”よろしくピート様が女の子座りしたまま出て来るのですが、
人魚がいたりブランコに乗ってたりそんなファンタジックな淡い色合いの中においても、やっぱり彼の個性はきょーれつ過ぎ(笑)

比べると『Lover comeback to me』はPVとしてはあまり面白味がないですねー。

音楽自体は畳みかけるような高揚感がどんどんクレッシェンドしてくから、これがディスコでかかった日にゃあ狂喜乱舞だっただろーなーと想像はつきますが。

ま、ピート様のどアップにひたすら見入るのが正しい鑑賞法でしょう



で、これらのPVを一通り観ていただければわかるように、
おそらくこの辺りで最初の整形をしたんではないか?と思われます。

小鼻の男性的な感じをすっきりさせ、顔をしかめると浮き上がってたおでこのシワを取り去る。

歯列矯正も合わせてやってた筈ですから、もう、これだけで随分顔立ちが変わりましたよね。
何より表情が明らかに生き生きとしてきて、より魅力的になりましたもん。



ここまでが、整形第一段階。

男性性を若干残した稀代のセックスシンボルは、この後自己の欲望のままに更なる変貌を遂げてゆくのです~~~。

ピート・バーンズ考 1982~1985

2009-05-27 23:32:20 | ピート・バーンズ
あれから毎日ずっーーーとピート様のDVDを観ていたら、
当時のアルバムに収録されている他の曲もまた聴きたくなってきてしまったので、amazonでCDを4枚買ってしまった。

なんつー衝動買い


いや~~、だってね、

大輔くんの演技もたいがいそうなんだけど、DOAのあのサウンドとピート様のあの声は中毒になるんですよ~~~。
(ちなみにピート様の普段の声も早口のバリトンでクセになります


――ということで、

前回のエントリーでは、ピート・バーンズのおおよそのプロフィールと、
Dead Or Aliveがブレイクしたその当時の私の時代背景を書きました。

そこで、今回はそれを踏まえて彼の活動した時期をおおよそ4つの時代に分け、
その時代ごとのリリース曲のコンセプトと感想、ピートの顔とファッションの変貌ぶりを暴いていきたいと思います(笑)

って言っても前にも書きましたが、あくまで私の主観と思い入れのみの文なので
例のごとく興味のない方はスルーしてくださいね~(^_^)



ピートがDead Or Alive(以下DOA)としてメジャー・デビューしたのは、1983年。

その前身はアルバムのライナー・ノーツや音楽サイトの記事によって書いてあることがビミョーに違うんですが、19歳の頃にはいくつかのバンドを転々としていて、その中の一つが『ミステリー・ガールズ』というバンドだったらしいです。
他にも『Nightmares in Wax』なる怪しい!?(笑)名前のバンドも経ているそうですが、この時のメンバーはピートが当時勤めていたレコード店の仕事仲間と同じく当時通っていたクラブの常連。
途中メンバー交代があったようで、最終的には同じリバプール育ち、同じ学校に通っていた、マイク(ドラムス)とティム(サックス、キーボード)とピートがジョイントし、後に彼の長年の恋人となるスティーブ(パーカッション)が参加します。

そして、インディーズから計3枚の(4枚と書いてあるところもあり)シングルを出し、この時バンド名をピート自ら変更。

DOAとしてのスタートがここから始まります。

でも、バンドの方向性としては当時まだパンクから派生して流行していたゴス系バンドとしての色合いの方が強く、この頃から既にユニセックスなメイクとファッションで目立っていたそう。


ただ、その目立ち方が・・・

YOUTUBEではおそらく『ミステリー・ガールズ』の頃のであろう動画も何曲かUPされていて、かなーり興味深く観たんですけど、
これ、彼の一番綺麗な時期しか見たことがない人にはちとショッキングかも知れません。
とゆーか、にわかには信じがたかった。
(ピート様、よくこのPVをDVDに収めたなぁ。そうでなかったら、未だに私は“これはピートぢゃない!!!”って否定してたと思う

『Flowers』という曲なんですがね。
(あえてUPはしないので、興味がある方は検索してみて!
多分別人だと思うでしょう

私も最初これを見た時は、初めの方だけ見てストップかけてしまった。



だって、そこに映っていたのは、ほら、ディズニー映画の『ノートルダムのせむし男』に出て来るあの有名なカジモド???(苦笑)
にそっくりな容貌とズタ袋のよーな地味~~な衣装を着て歌っているピート様の原型があったんですから





――う~~~~ん。


あれは・・・、よーするに・・・

ひとえにヘアスタイルとメイクと歯並びの悪さが諸悪の根源だったように思います。

ゴス系バンドだったから当然なんでしょうが、
この時のピートはおめめの周りをアイシャドウでパンダのごとく真っ黒に塗りたくっておりまして、おまけにこれまた真っ黒の縮れて使い古したモップのよーな髪を頭のてっぺんからつぶして乗せたよーなおかっぱスタイル

それに、これがなんと言っても致命的だった!


ピート様、歯並びすっげー悪かったんですねーーー。

向かって左前歯が右前歯より長めだし、顎が狭いからか両犬歯が大きくてガタガタな印象なんですよ。
(唇自体の形はいいのに~~)
本来欧米諸国は歯並びの綺麗さにこだわるから、ちゃんとしたとこの家なら歯にお金かけるのは当然のこと。
けれど、ピートが当時20歳前後(?)くらいであの状態まで来てしまったのは、まぁ、彼の家庭環境と早くに家出したことを考えれば仕方無かったのかも知れません。


でも、それにしても、あれはシャレにならんよ~~!!!

ゴス系だからって、あれじゃ、マジでホラー



そして、その人の声質と音の聞こえ方というのは、顎周辺の骨格と歯並びがかなり影響するんでしょうね。
この時のピートの声は野太いところはおんなじなんですけど、口の開きが悪いせいかややくぐもって聞こえます。
(思うにデビュー当初からしばらく、写真上で見るピートの表情がいつも口をつぐんだ仏頂面ばかりだったのはその性格もさることながら、人前で歯並びの悪さを見せたくなかったからかも)


・・・だからねー。

正直な話、元々の顔立ちは整っていたのかも知れないけど、
自伝やいろんな音楽サイトに書いてあったよーに、当時からユニセックスな風貌だっただの男に声をかけられただの読んでも、アレ見たらホントにそーだったのか!?
と、にわかには信じられなくなっちゃって(苦笑)



あ、でも!

目だけは変わってないかなぁ。

あの、人を射抜くような鋭い眼光と目の形の綺麗さ

ピートもそこだけはお気に入りだったんじゃないでしょうか。
今でも目はいじってないですもんね。


そして、この時代の彼のファッションや前述の容貌を一瞥出来るのがこれ。

Pete Burns Picture 1982-1984


素人さんの作成したスライドショーで、曲は『That's the Way(I like it)』

この方は1982~1984までを一区切りにして、他にも1985年バージョンと1986~1989バージョンを作っていますが、私的には1985年までを最初の一区切りとしたい。

何故なら、ピートが初めて整形したと公言しているのがこの年、'85年であり、
ここを境に彼の容貌や面相、ファッションが一度一息ついてるから。


以下、1986~1987、1988~1990、1991~

ってゆーのが、私の中の区分けかな。


とゆーことで、

ひとまず仮に、上記最初の時代をDOAの黎明期とでも命名しましょうか。

サブタイトルは“男性性の残り香”
(と言いつつ、性的には既にリンと出会った頃から正反対の方向に向かってたらしいですが

そして、DOAとしての初アルバムが『SOPHISTICATED BOOM BOOM』
邦題『美醜の館』(なんじゃそりゃ)


                  

このアルバムにはゴス系の曲はあまり含まれておらず、カテゴリーとしてはダンス・ミュージックになってます。

シングルカットされた曲でPVが残ってるのは、カット順に
①Misty circles
②I'd do anything
③That's the way(I like it)

PV的に面白かったのが、3番の『That's the way(I like it)』ですね。

曲自体は有名なKC&ザ・サンシャイン・バンドとゆーバンドのカバー曲で、知っている人も多い筈。
(多分スポーツクラブが舞台であろう)浴室の中で見事に鍛え上げられた肉体を披露する女性ボディビルダー陣の中に混じって、メイクしたあまりにも華奢な男性ヴォーカリスト=ピートが彼女らの間をぬうように徘徊し、自らもベンチプレスを持ち上げるとゆー、ちょっとシニカルでユーモアたっぷりのビデオでしたが、これはリンのアイディアが入ってるんだとか。

へぇ~~ですよね。

でもピートは、DVDの自ら書いたライナー・ノーツの中で今までのPVについて「『I'd do anything』以外は僕というアーチストが一体“誰”で“何”なのかをうまく描写していない」とのたまっていますけど、そーでもないよーな!?
現にこのPVを改めて観て、当時から(女性も含めた)性的マイノリティに対して擁護的な発言をしていた彼なので、この作りはさもありなんと思ってしまいましたから。

むしろ『I'd do~』の方が私的にはピートがただ歌っているだけなので、“誰”で“何”なのかわかりにくい(汗)


まー、彼の感性はふつーの人とは相容れない部分があるので、私ごときパンピーにはわかろう筈もありませんがねー(苦笑)

(余談ですが、最初から最後までころころ見かけが変わるピートに比べて、もしかしたら彼と並ばずDuran Duran辺りにいたら、自身も美形ミュージシャンとしてけっこー人気が出ていたかも知れないスティーブの、これまた最初から最後まで変わらないあの無表情っぷりに思いっ切り笑えてしまったのはこのPVです。
いや~~、スティーブって、昔からああだったのネ


そして、彼の最大の魅力の一つであるヴォーカルは、この時期はまだ男性的な低音を利かせた、ちょっと荒削りで泥臭いのが特徴的。

声質的にはディペッシュ・モードのデヴィッド・ガーンにも似てるけど、ピートの方がパンチが利いてるとゆーか、攻撃的、野性的かつパワフルかなー。

あと、何と言っても目力の強さ!!


これに尽きると思う。


時代が下るにつれてその目つきは段々女性らしく妖艶になってくるんだけども、
この時期は見せつけてやろう、目立ってやろうっていう上昇志向の表れか、ギラギラしてて猟奇的でまるで触れるもの全てに喰らいつきそうなぐらいとんがってて怖いくらい。
きっと、一度見たら絶対忘れられないだろうなーって思うほど、そんな強烈な目をしてます。

そして、ファッションに関して特筆すべきは『Misty circles』の中のピート様で、
この時の彼のファッションがどこかで見たことあると思ったらなんと、Culture Clubのボーイ・ジョージ!

               

この、彼のファッションの代名詞とも言える、大きなチューリップ型??(とでもゆーのだろーか)こーゆー帽子を常にかぶって、リボンを編み込んだドレッドヘアを揺らし、無国籍風なロングシャツにダボパンスタイルでがっつりメイク、
わたしゃーずっとボーイの専売特許だと思ってたんですが、
なんとこのPVの中ではピートもほぼ同じよーーな格好をしているのです!


これってパクリなんじゃ・・・。

そう思っても仕方がないくらいのかぶりっぷり
(ただし、肌の露出度は最初からピートの方が高い)

で、こっから先はあくまで憶測なんですが、一つの仮説を上げるとすると、
ピートが『You spin me round』で一躍UKポップス界のスターになってから、彼は常にマスコミにボーイと比べられるのをすごく嫌がっていました。

それって、多分、当時から自己のセクシャリティについて赤裸々に語っていたピートに比べてボーイはつい最近まで自分がゲイだってことを隠してたっいうエピソードからも推測出来るように、彼の信念とか信条からくるボーイとの違いをはっきりさせたかったってのもあると思うんですけど(私はこの頃リアルタイムではそんなピートに好感を持っていた)
もう一つ、この時期既に『君は完璧さ』などのヒットを飛ばしてその奇抜なスタイルと共に知名度を固めつつあったCulture Clubの後追いって感じで似たようなファッションに身を包んでいた自分が許せなかったってゆーのもあるのかなーーと。

ま、あくまで推測ですけどネ。

そうじゃなくても、彼の言動はいつも誤解と確執を生んでしまうほどストレートでナナメ上をいってましたから。


でも、上の動画を観ただけでもおおよそのスタイルはわかるとは思いますが、
この頃のピート様は(初動時のバンドにはありがちながらも)はっきり言ってまだ自己のイメージが確立してないのか、ビジュアル的にすごーーーく迷走してるんです。

上であれだけこじつけた(笑)ボーイ風のカッコをしてたのも実は『Misty~』の時だけ、
後は初期の頃のライヴ映像でゴスロリ風!?!?とも取れるフリルつきの白いAラインの短いワンピを着てたり、
(しかしこれは激しく似合ってなかったなーー
『That's the way』の時はまたがらっと髪型から変えてワンレンライオンヘアーにジャンプスーツのようなものや迷彩服やサングラスにランパン姿と、ここら辺りはちょっと男性寄り、
かと思えばふつーのスーツスタイルだったりして、まーー、とめどなく変化していきます。

メイクも常にしてるんだけど、これもゴス系メイクからいかにもの'80年代風メイクにアイラインだけちょっときつめな感じを経て、口紅だけ白っぽいものを塗ったりといろいろイロイロ。

ちなみにこの時期まではまだ歯並び悪いです(^_^;)
(でも、『That's the~』のPVでは前歯が綺麗に整ってたような気もするし、多分一本づつ矯正してってたんでしょう。『You spin~』の頃は見事に直ってました)

85年に整形したとゆーおでこのしわも『I'd do~』ではしっかり映っていて、
何だか少しづつ違和感あった自分の顔に手を入れ出してきてるのがこの時期ですねー。

対外的にはやっとクラブで盛り上がってたのがTVで取り上げられるようになり、アメリカツアーをし出した頃だから、本人的にも方向性が定まってなかったんでしょうなぁ。


とにかく、混沌(^_^;)


でも、彼自身はそんな自分の外見よりも、いいレコードを作って認識されたかったらしいので、案外固定したイメージはいらなかったのかも知れませんね。



知れば知るほど奥が深いピート様。


さて、次はいよいよ彼を一躍スターダムにのし上げた『You spin me round』の入ったアルバム、『Youthquake』について語ります。

大輔くん、ジャンプ再開!

2009-05-23 22:10:06 | 高橋大輔
今日は子供達の小学校で運動会がありました~(^◇^)


晴天の中、無事行われたのは良かったんですが、明後日の月曜は一日振替休日になるので、ピート様の続きを書くのが火曜以降になっちゃうなぁと思ってたら、その前に大輔くんの嬉しいお知らせが入ってきました!!

高橋大輔がジャンプ再開

この間のブログでそろそろジャンプも始められると書いてはあったけど、
まさかこんなに早く始めちゃうとは!!


1回転からってことは、まるで、あれでしょうねー。
スケートを習って間もない時期の感覚みたいで、すごーく新鮮なんじゃないでしょうか


あとびっくりしたのが、
記事には今度の6/14(日)の関大でのEXに織田くんと参加する予定と書いてあるじゃあないですか!?!?


ちょっ、そんな早く皆の前に出ちゃってだいじょーぶ!?大輔くん。


それに、一体何を滑るんだろう!?

『Eye』のジャンプなしとか!?


だって、いくら何でもいきなり3Aとか3F,3Lzなんて無謀だと思うし、せいぜい跳んでも2回転くらいじゃないじゃないですか。


けど、そんなヲタの心配をよそに怪我前と変わらずふふーんと華麗に3回転決めちゃったら、返って笑っちゃうなー。


あ~~~、
こんなことなら抽選応募しとくんだった~~~(>0<)
(てか、あれは地元の人優先だったか)


行かれる方が羨ましい


これは、また去年の時みたいに関大からUPされるのを待つしかないかなー。

それとその日のニュースももちろん要チェックですよね!!

ピート・バーンズ考 ~80年代を疾駆したエネルギーとエロティシズムの原点と行方~

2009-05-21 15:57:36 | ピート・バーンズ
Dead Or Alive――80年代中盤から後半にかけてのあの日本のバブル時代に、
洋楽シーンとディスコシーンを享受していた者なら誰でも知っているであろうこのUKバンドは、ほぼ一人の類いまれなカリスマ的パフォーマンスとパーソナリティーによってその名を轟かせていました。


その人の名は、ピート・バーンズ。

               

黒髪を逆立てたロングヘアーにアイパッチ。眼光鋭く、いかにもの反逆児的な口元。
これが、Dead Or Aliveを一躍スターダムにのし上げた当時の大ヒットシングル、『You spin me round』を生み出した頃の、彼の一般的に広く認知されてるビジュアルではないかと思います。

ネットサーフィンしていて見つけた彼の自叙伝を翻訳してくれていたブログを何件か読んだところによると、
(そう、ピート様は自身の半生を書いた本『Freak Unique』なるものを出版しているのですが、
ザンネンながらこれ、まだ日本語訳のものがなく英語難民な私にはすごーーーく興味があるものの手が出せないでいる
なので、そのブログ主の方々にはここで記事の内容を一部抜粋させていただくこと、お許し下さいませm(__)m)


ピートは1959年8月5日、イギリスはリバプールの近村で生まれた。

ドイツ人の母とユダヤ人の父の間に生まれた彼だが、
家族は英国印の子供が欲しくてヨーロッパから移住、しかし、元々お嬢様育ちだった母はその異国の地での生活になかなかなじめず長くアルコール依存症の精神疾患を患っていたそうな。
兄弟は11歳も年の離れた兄が一人。
その兄の影響で60年代の音楽にとても詳しくなった。
でも、実際に彼を虜にしたのはアメリカの女優や歌手だったらしい。
(ここら辺に彼の整形マニアへと向かわせたルーツがあるように思いますが、詳しい考察はまた後ほど)

生活環境は母親がそんなでしたから、かなり悪く、
父も働き者ではあったものの愛する妻の現実が受け入れられられなくて半ば放棄、当時はユダヤ人に対する迫害もまだきつかったらしいです。
なので、専らピートがいつも依存症から来る母の奇行を気にしながら彼女の世話をして暮らしていたそう。

そして、やはりと言おうか何と言おうか、彼は学校にはなじめずの登校拒否児。

10代の頃から髪を染め、眉毛を剃って奇抜なファッションに身をつつみ、同級生の男から声をかけられることもあったが、13歳の頃に村で有名な30代のハードゲイの男と知り合い、それがきっかけでゲイクラブに出入りするようになった。


――と、

この後自叙伝はそのハードゲイの男にレイプされたこととか、学校をやめて働き出したロンドンの美容院でこののち25年間も連れ添うことになる運命の女性、リンと出会ったことなどの話へ展開していくものの、
ま、彼のプロフィールについてはこの辺で一旦おいときます。


で、今回のエントリーで私が何を書きたいかとゆーと、
ピート・バーンズの容貌とバンドとしての変遷、そして日本と私個人との繋がり。

これを曲のリリース順に時代別にひも解いていきたいと思っているのですが、


あ~、何でしょうねぇ・・・。


自分でも今、なんでここまで彼についてこんなに知りたい書きたい欲求と衝動に駆られているのかちとナゾなんですよ

きっかけは、ジョニちゃんの新EX『Poker Face』。
それによってピート様含む80年代の私のルーツが呼びさまされ、
で、例の世界仰天ニュースに繋がるわけなんですが・・・。


多分共通項は”自分探し”



――ということで、

それを解き進めていくには、まずここで、私の当時のことをお話しなければなりますまい。

ここまで読んでこられて興味を持たれた方には、少し退屈ではあるかもですが、
しばらくお付き合いを。




1980年代――、

この時代は日本にとっても私にとっても、ちょっと特別な時代であったように思います。


上記『You spin~』がシングルカットされた1984年、私はちょうど高校生で何を隠そういっちゃん多感なお年頃でございました。
ゆるい友達仲間と常時5人ほどでつるんでおりましたが、特に共通項で盛り上がった友達が2人おりまして、話題は専ら音楽と漫画が中心。
それも、UKポップスと白泉社の漫画とくればもう、わかる人にはわかる筈

漫画はあの当時、白泉社がそれまで人気のあった別マやフレンドと言った少女漫画の王道から一線画した少年を主人公とする物語を多く輩出していて、
その王道路線にからっきしなじめなかった私に新しい世界を見せてくれた超バイブルでした。

山岸涼子の『日出処の天子』や、成田美奈子の『エイリアンストリート』、森川久美の『南京路に花吹雪』、青池保子の『エロイカより愛をこめて』、『パタリロ』、『マルチェロ物語(ストーリア)』などなど・・・。


そして、そのキーワードと言っていいのが、“美少年”!!!


そう、

その当時の私達はほぼこの一点のみを追求して盛り上がっておったのです(~_~;)!!

だから、当然音楽では既にその頃グラム・ロックで揺るぎない地位を確立した感があったD・ボウイにJapanのデヴィシルことデヴィッド・シィルヴィアンが大好きだった早熟のオンナ友達の影響を見事被り、そこから派生したDuran Duran、Culture Clubなどのニューロマ路線が私を含むその3人の友達の間でまたたく間に広まりました。

以降、メジャーどころではA-haにワム!、トンプソン・ツインズ、カジャグーグー、ペットショップ・ボーイズ、U2など(U2は美少年のカテからは外れてたんですけど、何せボノの声と楽曲がとにかく良かった!!)
マイナーなところでは、ユーリズミックス(これはヴォーカルは女性。アニー・レノックスのベリーショートで男装して歌うクールサウンドにシビれたぁ~~
――って、ここら辺やっぱり倒錯が激しいですなー
なんせあの当時のUKはこんなんばっかでしたからね)
あとは、ポリス、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、エコバニ、スタイル・カウンシル、ディペッシュ・モード、ザ・スミス、ティアーズ・フォー・フィアーズなどなど。

あー、あと超マイナーなキュアー(これ、知ってる人いるかしらん!?)なんかも友達の影響で聞いたなぁ。

ロバート・スミス、今にして思えばビジュアル的にも声的にもピート様のかなりナナメ上をいってたよーな気がするわ


で、そこに時々ボンジョビとか、ヴァン・ヘイレンとかマドンナとかアメリカものも入っては来てたんですが、
基本はなんせビジュアル的に勝るUKバンド。


まー、あの頃は、日本の文化史的にも、某県の超ド田舎育ちの私的にもファッションと音楽、映画の最先端はほとんどロンドン発かハリウッド発でしたからね。

それもむべなるかなって感じかなー。

専門誌だって今みたいにネットが普及する遥か以前のお話だから、既に廃刊の憂き目に合っているものもあるものの、音楽では『ミュージックライフ』か『ロッキンf』、映画なら『ロードショー』か『スクリーン』がそれぞれ当時の2大雑誌で、
も、そんぐらいしか情報を得るものがなかったです。


それをむさぼり読んでいたのが、あの頃の私達の世代ですなーーー(-。-)y-゜゜゜

と、遠い眼をしてしばし懐かしむ(笑)



Dead Or Aliveはそんな数多あるUKバンドの一つだったわけで、
しかし、ここであえて誤解を恐れず言ってしまうと、

実は私、その当時はピート・バーンズよりボーイ・ジョージの方が好きだった(爆)

                 
                  
写真、デカくてスイマセン
(このエントリーの主人公よりデカくなってしまったわ


でも、キレイでしょ??

彼も、この頃が文字通り一番光り輝いておりました。



年齢はピートの方がボーイ・ジョージより2歳ぐらい上なんですけどね、
キャリアで言えば日本でも爆発的ヒットとなった『カーマ・カメレオン』がリリースされたのが1983年。
その前の1982年に既に『君は完璧さ』で全英1位・全米2位を獲得していて、その後リリースされた『Time』も連続ヒットしていたから、知名度としてはボーイ・ジョージ率いるCulture Clubのがはるかに上、
(おまけに1984年にはグラミー賞の最優秀新人賞まで受賞してます)
じゃあ、一体その頃のピート様は何をしておったかというと、もちろんDead Or Alive(以下DOA)として活動してたんだけど、
まだ、最初のアルバムを発表したばかりで、その中の『Misty circles』が注目を集め始めたばかりだったよう。

それでも、そのパンチのある歌声とかなり目をひくスタイルでけっこー話題にはなっておったらしいですが。

ただねー、

その頃のピートのそれこそ外見が、私好みではなかったわけですよ。


当時のピート様

               

ま、これはまだ美しい方ですネ。

でも、当時雑誌で出て来たばかりのピートのおさしんとゆーと、このワンレンのライオンヘアーに、メイクはしているもののどちらかといえばその容貌は野性的なオトコ臭がしてたし、
ファッションもサングラスに迷彩服着てたり、白のランニング(のようなふわっとしたよーわからんカットソー)にこらまた白パンツ一丁(!)で白いスニーカーのようなものを履いてたりと、インパクトは相当あったものの、
どーーーーも私の好きだった耽美系とはかけはなれておったんでしょうなぁ。

なので、ボーイのあの妥協のないばっちりフルメイクと、無国籍風なカーマお衣装姿を初見した時、
それこそ私は漫画の中の世界のいわゆる厩戸王子やシャールやマルチェロのような“女とみまがうばかりの美少年”(いや正しくは美青年か!?)に目が釘付けになってしまったのです(苦笑)

もちろん、彼の音楽も好きだったけど。


そんなだったから、高校時代はボーイ・ジョージ一直線。

バカですよね~~。
今にして思えばその後DOAの音楽も聴きまくっていたにも関わらず、その後一番ピート様が魅惑の変貌をとげるバブリー絶頂期に私は高校後卒業・就職と人生の岐路を歩きだしていたため、肝心のリアルピート様のお姿を見て来なかったんですよ。


あー、もったいない(~_~;)

ちなみにその絶頂期のピート様

                

才能の片鱗は感じてたのにねー。


あの低音で重厚感のある歌声。

細身の体から発せられるとは思えないほどのパワーあふれるピートの声量は、のちのユーロビートと称されるシンセを駆使したハイエナジーサウンドと合わさると、えもいわれぬ高揚感と突き抜けるような興奮、“踊る”ことへの根源的な欲求を呼び覚まして、一度聴くと何度も何度も繰り返し聴きたくなってくる。

終わりのないグルーブ感。


そして、もう一つ、彼の周りで常に物議をかもしてきた、ジェンダーへのこだわり。


あの頃はまだ、それが何物なのかわからないまま過ごしてきてしまったけど、

今は、こうしてネットでいろいろな情報や動画を再検証しながら、当時の彼の姿を探ることが出来ますもんね。



――ということで、

ちょっと長くなってしまったので、ここからの続きは次回に回します。


いよいよピートの美貌とDOAの変遷を追っていきますよ~~

大輔くん、久々のブログ更新です!

2009-05-19 09:04:47 | 高橋大輔
あれからずっとDead Or Alive中毒を起こしてる私。

その中毒具合が以前大輔くんにハマり出した時とまったく同じ状況になりつつあるので、我ながら面白いな~~と思ってるんですが
(精神的ハイテンションから来る食欲不振、下痢等)
それでもこうやって冷静に分析出来てるところを考えると、取りあえず以前よりは周りが見えてるのかな?

ま、ピート・バーンズの存在が私にとって懐古的なものでリアルタイムの存在ではないってことと、現在進行形の彼が本人的には幸せでもビジュアル的には明らかに終末を迎えている(!!なんつー言い方)ので、どこかシニカルかつネタ化してるってのも一因ではあるんでしょうけどね

でも、様々な動画を見てみると、やっぱりあの時代の彼は日本の80年代の音楽シーンと女性の文化的開放に多大な影響を与えたっていうことが改めてわかったので、
(特に『I'll save you all my kisses』と『Turn arounnd & counnt 2 ten』など)
このブログ的にはぜんっぜんお門違いなジャンルではあるけれど、せっかく勢いで彼のDVDも購入したことだし、
(キャーッ、動画では画質が悪くてピート様の花顔がよく見えなかったのがやっと細部まで堪能出来るわあ
ちょっと彼――ピート・バーンズその人についてと、その時代のUKポップス及び日本の関わりとの一考察なぞを近々書いてみよーかなーと思っています。
(と言っても、私は音楽の専門家でも何でもないので過分に私的で独断的見解になるとは思いますけど)


大輔くん含むフィギュアネタだけでこのブログを見ている方々にはまことにもーしわけないデス。
なので、興味のない方にはさらっとスルーしてもらっていただいて結構ですが、一応前もってお断りしておきまするm(__)m



さてさて、前振りが長くなってしまいました。

その我らが大輔くん、スポニチにもちょっと名前が載っていましたけど、17日に大阪であった劇団四季の『オペラ座の怪人』の千秋楽を観に行っていたようですね。そのことも含めた近況を久しぶりにブログにUPしてくれました~~(*^_^*)

豚インフルが関西で猛威をふるっているので、慣れないマスクをしているとか?

関大は今、キャンパスへの出入りが禁止になっているそうですが、練習は滞りなく出来ているんでしょうか・・・。

高槻のリンクは山の中なので、感染域からは今のところ外れているようですけど、心配ですよね。
せっかくもうすぐジャンプの練習も始められると書いてあるのに(/_;)


そして、オペラ座に関しては思い入れが強いのか、相変わらず語り口が熱いですゥ~~~
「感情移入して泣きっぱなしだった」
なんて、誰かに見られてたらどーするんですか(~_~;)
ホントに涙もろいんだなぁ、大輔くん。


それにしても、大輔くんのオペラ座の中の好みが私、ほとんど一緒なんで嬉しいなぁ
私も、曲はもちろん、『A point of no return』が一番好きだし、ラストの3人のかけ合いはホント、鳥肌号泣モンですよね!!
そして、キャラ的にはやっぱりファントムがいっちゃん好き。

ああいうエゴと悲哀を抱えたキャラはハマりますよね~~


元々そんなにミュージカルが好きではなかった私でもオペラ座はいい!と思いましたから。


さて、そんな大輔くんは、今回の四季の舞台を観て、またモチベーションが上がってきたようで何より。
自身が何らかの表現者である人間は、他の人の表現するものを観てけっこー発奮出来たり触発されたりするもんなんですよね。

かくいう私も今、こんな風にブログを書いていて大輔くん含むフィギュアのことや、ピート様に対して感じていることを外に発信したいのは、私自身が以前表現する仕事をしていたから。


そして、ピート様の半生を知った今、まさにその『自己表現とは何ぞや!?』という問いに何らかの答えを残したい欲求にかられている――。


大輔くんは、そうは言ってもまだ表現者である前に競技者なので、
そこら辺の表し方はちょっと違うんだろうなぁとも思いますけどネ。


好きなものや感動したり固執したりするものには、絶対関連性があります。


はてさて、

ピート様と大輔くんはどこで繋がってるのでしょうか・・・。

大輔くん、またもやご来店~♪

2009-05-15 00:21:06 | 高橋大輔
ショートヘアの私でも美容院へは大体2か月に1回しか行かないのに、大輔くんはやっぱりこだわり派のオシャレさんですね~。

4月に続いてまたもやマリアンベスさんにご来店。


うん、今回のヘアスタイルは私も好きだなぁ~
(って、別に私のお墨付きなんぞはいらんでしょーけど

でも、ネーミングは相変わらずナゾ。



“メンズレギンス”って・・・・なに!?



思わず“レギンス”で調べてしまったが――。



ま、深くは追求しないでおこう(;一_一)
(前回の“HEVEN”も綴りが違ってた前科があるからなぁ



それにしても、写真を見てびっくりしたのは、大輔くんの前にも増して明るい表情もさることながら、その上半身のマッチョぶり!!


なんか・・・、以前より厚みが増してるし、二の腕の筋肉隆々っぷりがすっげーことになってる。


大体元からお顔が小動物系なのに、あのカラダのマッチョっぷりはっちょっと不釣り合いなよーな気がしないでもないですが、

ま、それだけしっかりリハビリや陸トレしてるってことなんでしょう


「シーズン入ると暗くしないといけないから」

っていう言葉にもなにげにカンドー・・・。




いよいよ始動しつつあるんですね!


待ち切れない待ち切れない、
大輔くんがまた氷上に立ってる姿を思い浮かべるだけで心臓が早鐘打ってしまうくらい、私はもう、だいぶモードが切り替わって来てるんですが、

そこをあえて今は封印して日常をこなしてる今日この頃です。


で、先回ジョニちゃんの新EXのことを書いたところ、今度6月に金沢でやる『アイスジュエリー』とゆーショーにジョニちゃんが出ることが決定したことを知り、
ちょっとフライングしそうになったりもしておりますが
(金沢は何を隠そう私の故郷のお膝元で、丸っきり行動範囲なので)

そのせいか?
ここ2,3日、ジョニちゃん関連で触れたピート・バーンズ様が何故か異様に恋しくなり、YOU TUBEで動画を漁りまくっておりまする。



Dead or Alive、良かったなぁ


思えばあの頃から私の嗜好が決まった気がする・・・。
(ピートの今はともかくとして←世界仰天ニュースで偶然リアルタイムの彼を見た時は我が目を疑ってしまいましたっけ


ホント、両性具有を体現した妖しくて猟奇的でアブナイ、美貌の生物でした。

↓知らない方のために。
麗しのピート・バーンズサマです







話がそれてしまいましたね(^_^;)



結局、なんだかんだと私にはそーゆートキメキをもたらしてくれる対象が常に必要なんだなぁと、実感している今日この頃です。

端境期ですなぁ・・・

2009-05-13 00:38:04 | 雑記
さて、

PIWに行かない私は、一番早いアイスショーでも6月19日からのDOIからしか観に行かないため、今、とーーーーーってもヒマです。


これはスケート関連のニュースが、この時期はぱったり途絶えることも関係ありますよねー。
各選手の新プロ情報もまだまだ出揃わないし・・・


でも、そーいや去年のこの時期は例のコーチ騒動でめっちゃ心痛の極みだったから、あれを思えば余計なニュースの入ってくる気配もないこの今の状況はありがたいことなのかもデス


そんな中、私がここんとこすごーーーくハマってる動画がいっこありまして。


それは、何を隠そう、

先日韓国で行われたフェスタオンアイスにてご披露されたジョニちゃんの新EX『poker face』!!


いや~~~~、ジョニちゃん!

あれは新境地!?

てか、丸っきりハマりすぎててコワイくらい(>▽<)!!!!


エロステキすぎます~~~




でも、あれは賛否両論あるでしょうねー。


私自身はあーゆーテイスト嫌いじゃないし、
('70sから'80sにかけてのブリティッシュ・ロック全盛時代を知ってる身としては、カルチャークラブとか、D・ボウイとか、ピート・バーンズとか、それこそイロモノ系がわんさとおりましてけっこ-好きでしたからねー)
だから、ご本人のキャラに合ってればぜんっぜん、おけ


けど、一般的にはやはりあのテはちょっと敬遠されちゃうかなー、っちゅうキワドさがあのジョニちゃんにはありますよね(~_~;)


いやはや、スバラシ。


演技もいつもより生き生きしてるよーな!?
感じさえ受けるほどノリノリのキレキレのむっちむちで、なんか、ヒジョーに目のやり場に困りましたぞよ


あれくらいハジケてくれると、も、いっそ清々しいなぁ~~


ジョニちゃんの勇気に乾杯



とゆーことで、

あのプロ、生で観てみたいけど、今年は今のところお呼びがかかってないのが悲しいデス・・・

久方ぶりの・・・

2009-05-09 23:00:49 | ニュース・番組
GW明け、皆様いかがお過ごしでしょうか?

ここ1,2年の連休は大輔くんがPIWに出てたので、シーズンが終わってすぐショー三昧とゆーか、それがメインで動いてたんですが、
今年はそれがなかったものだから、お休みは久しぶりにずーっと家族のために動いてました

と言っても、久方ぶりというのはそのことではなく、このブログが久方ぶりということなんですが


なーんか、下の子が小学生になってからというものの、
ほぼ毎日ご近所づきあいしながら外遊びに3,4時間付き合ってるものだから、ここんとこすごーーーく健全な日々過ごしてましてねー
いいんだけど、何だか健全すぎてブログに向かえなくなってて。

ま、大輔くんニュースがなかったから無理にUPすることもないかと思って、しばらく放置してたって感じデス


でも、PIWは客足こそイマイチだったものの、伊藤みどりがショースケーターとして復帰、その2Aにかける情熱がハンパなかったらしくてショーの初めの頃は転倒することが多く何度も挑戦、その内だんだん下りれるようになってきて、後半には見事成功したということですごく盛り上がったみたいですね!!


掲示板でそのレポを読む度、ああ~~行きたい!生みどりの生2Aが観たい!!
とスケヲタ魂がうずいてうずいて仕方なかったんですが、
何とか我慢しましたよ~~~(~_~;)



なのに、ああ~~ッ!

モリコロTHE ICE!!


ダメ元ととゆーか、半分ハズレ願いで取ったチケぴのプレリザのSS席が見事当たってしまったのですゥ~~(>ф<)!!



いや、やっぱりね

あのゲストのメンツは大輔くん出てなくても垂涎ものなんですよねーーー


それとDOIもここに来てベルネルくんとアイスダンスのサフソル、ペシャブル組がIN発表!


こ、これは今年はお初がいっぱい・・・

後はFOIとJOのメンツがどう出るかですが、

私的にはそりゃあ、大輔くんINが一番嬉しい


でもこればっかりは、それこそ神のみぞ知るですもんね――。


いえ、贅沢は言わないでおこう。


大輔くんにプレッシャーをかけるのは本意ではありませんから。



そしてそして、

競技の方ではここに来てちょっと大きなニュースが流れましたね。

アメ女子のサーシャ・コーエンが今季五輪に向けていよいよ復帰するとか!


コーエン、トリノ銀取ってからはしばらくSOIに出てたりして競技生活をお休みしてましたが、私もモリコロやそのSOIで何度か生コーエンを見ましたよ~。

彼女、背が低いのが惜しいですけど、おもてなしツアーでも垣間見せた、ちょっと気位の高いペルシャ猫のような可愛さがめちゃくちゃいいですよねぇ
スケートもその柔軟性を生かして、すごくしなやかで綺麗だし、何より私は彼女のI字スパイラルやバレエジャンプがすごく好き

ただジャンプの精度はイマイチだったよーな気がするので、五輪シーズンにいきなり復帰してそこら辺の感覚は大丈夫なのかなーというのが一抹の不安としてあるので、全米の代表にはなれたとしてもメダル争いはどうでしょうね?

心情としてはやっぱり日本の選手にメダルを取って欲しいので、コーエンには華やかな盛り上げ役として活躍してくれればなー、

なんて考え、ファンのエゴですね(^_^;)すいません。


でも、これで男子にプルと大輔くんが戻ってきたらそれこそ私は女子そっちのけになってしまうだろーなぁ

女子ヲタの皆さんにも謝っておきます。

すいませんm(__)m




さてさて、その五輪の前には日本でも大事な全日本があるわけですが、

この会場が今年は大阪に決まったようですね!
(例年通りなみはやかな?)

私的にはこれはすごーーーくありがたい。

ひょっとしたら泊まりじゃなくてもすむかも知れないので。
ま、交通費と宿泊代の兼ね合いでしょうね。


とにかく今は、5月下旬には出るであろうGPSのアサインを待つのみ。


それによって全ての計画が決まってきます。



大輔くんの氷上練習、

順調にいってるといいですね。