ぎゃ~~~ん!
JOから帰って来て一息ついたところで録画した3日の試合を見ようと思ったら、何でかわかんないけど、最初の10数秒で録画が突然切れてた~~~~~~!!!!(>Д<)
・・・か、悲しすぎる(/_;)
(でも、カーニバルのCMで大輔くんが新衣装でジャンプしてるとこだけ残ってました!!これはラッキーなのかな?)
ということで、JOは10日のBSまで再録画は待たなくちゃいけなくなったので、ホントは放送見てからじっくり感想を書こうと思ってましたけど、今回はもう既に皆さんもオンエアを観られてると思うし、この際しょーがないから、も、現地の記憶だけで簡単に書くことにしますね。
(カーニバルの方は無事録れてましたよ~~~
)
さてさて。
今回、私、たまアリは2回目だったんですが、相変わらずハコ、おっきいですね~。
ただ公式から席を選んで前回よりは真ん中寄りを取れたせいか、SS7列目とは言えけっこー近くから選手を観れたので、私的にはかなり満足。
しかも、会場めっちゃあったかくて上着もブランケットもいらなかったし。
(トートバッグに4種の神器――おざぶにカイロ、ブランケットに上着が全く出番なかったのって久しぶり!)
で、プログラムは買わなかったんですが、結局WFS No.39は買ってしまいました(^_^;)←ユーワクに弱いなぁ、私も
(バトルの直筆サイン入りの写真集も売ってましたね~~。アレ、番宣で撮影風景見ましたが、バトル、完全にアイドル仕様でしたね
でも、彼のファンだったら垂涎ものでしょうなぁ)
WFSの方はもう書いてもいいかな?
大輔くんファンにとっては、とっても嬉しいことが書いてありましたね!!
一応、五輪の成績にもよるが、長野ワールドまでは競技生活を続行するつもりとのこと。
きゃ~~!良かったぁ(>▽<)!!
これ、皆の希望でしたものね!!
やっぱり大輔くんも、怪我をして1シーズン棒にふったことや、でもそれによって返って肉体改造が出来、自分にはまだまだやれるっていう手ごたえを掴んだことによって猶予期限が伸びたのかも知れませんね。
カメ先生の「大輔はコリオグラファーにとっては、夢のような選手」いう言葉にもめっちゃ感激しました!!
歌子先生の温かくも厳しい目線も、大輔くんを親そのもののような感覚で見守ってらっしゃるんだなぁというのが伝わってきて、しみじみしましたし・・・/m_0211/}
デトロイト特集の一貫で由香さんやアボちゃんのインタがあったのもなにげに嬉しかった

そんなこんなを思いつつ試合が始まるまでの時間を過ごし、始まりましたよジャパン・オープン!
滑走順は以下の通り。
男子FS
1 サミュエル・コンテスティ
2 本田武史
3 ジェフリー・バトル
4 ステファン・ランビエール
5 小塚崇彦
6 ジェレミー・アボット
女子FS
1 ベアトリサ・リャン
2 エレナ・グレボワ
3 中野友加里
4 ジョアニー・ロシェット
5 ラウラ・レピスト
6 浅田真央
そして、順位はこうでした。
男子
1 ランビエール TSS 152.52 TES 71.02 PCS 80.50
2 バトル 142.26 63.62 78.64
3 アボット 132.87 69.65 75.22
4 小塚 130.13 61.87 68.26
5 コンテスティ 117.49 50.69 66.80
6 本田 109.58 45.30 64.28
女子
1 ロシェット TSS 126.39 TES 63.13 PCS 63.26
2 レピスト 110.86 52.31 58.55
3 浅田 102.94 43.83 60.11
4 中野 91.52 41.38 51.14
5 グレボワ 85.16 41.16 44.00
6 リャン 62.38 20.95 43.43
男子の1番滑走はコンテ。
アステカとか中南米系の民族音楽?のような曲に、その古代文明を象徴したような、赤、黄、オレンジの色味を黒地に効かせ、背中には太陽のマークをシンボリックにデザインした衣装が何とも個性的。
でも、演技の方はというと、ジャンプもさることながらスピードもキレもイマイチで、まだまだ滑り込みが足らない印象でした。
あの独特のリズムに自然に体が動くようになれば面白いプロになるんじゃないかと思います。
SPもどんなのか、早く見てみたいですね!
お次は本田くん。
彼はご覧の通り、順位だけ見れば最下位、TESも3Aを入れてないし、ジャンプが1個抜けてるので45.30とすごく低いんですが、私、今回の本田くんの演技には感動して思わずスタオべしてしまいましたよ~!!
なぜかというと、プロがあのアランフェスで、往年の時の構成とは明らかに変わってるのに、現在の採点方式に合わせその今の彼の出来うる精一杯の演技を、それこそ情感たっぷりに魅せてくれてくれたから。
そこには、なんとゆーか、技術以上の深い感銘がありました。
上手く言えないんですけど、ひたむきさとか真摯さとか、こちらの情に訴えかける感動です。
ジャンプもFOIから更に進化して、シャープで軸の細いキレイなジャンプを跳んでたし、ラストのスピンが終わった後、ゆっくり2,3回回るとこなんか、余韻たっぷり!!
彼にはそれこそ、毎回順位うんぬん以上のものを貰ってる気がします。
なので、これからも続けられ得る限りこうした大会に出てもらいたいですね~。
(随分と痩せてて、あのワインレッドのひらひら衣装が似合うようになってたのも良かったし!!
)
そして、3番滑走はおなじみバトル。
エクローグ、いいですね~~~
しっとりしてて、しなやかで軽やかで、
ピアノのメロディアスな演技をやらせたら、ホント、バトルはピカイチのような気がします
ジャンプも現役の頃と少しも変わらず、さすがに3Aは入れては来ませんでしたが、その他のエレメンツは相変わらず秀逸で、演技自体も細かな音をまるで大事な宝石のようにすくい上げるその静謐さ、清涼感。
その場の空気を北米の澄んだ風でいっぱいに満たしてくれたバトルは、これまた場内スタオべでした。
現役辞めたのが、マジでもったいないと感じさせるスケーターの一人ですよね!
さぁ、そして4番目に登場したのが、この間ネーベルで優勝して、この時期にしては既に滑り込みが出来てて安定した感のあるランビです。
ネーベルの動画も見ましたが、彼も一時期引退してたとは言え、バトルと共にアイスショーなど頻繁に出てたせいもあり、表現面での劣化は全然見られませんよね。
いや、むしろ以前にも増して感情過多なぐらいの入れ込みっぷり(笑)
あそこまでアクターというか、ダンサーになれる感性にはホント、ほれぼれしますし、PCSの80.50点も彼の感性に合わない人には何で!?の疑問点となるんでしょうが、私的には納得かな~。
その代わり、今のところジャンプに3Aが入れられてないところが、アスリート面からしたら、ちと寂しい。
ま、ランビはクワドの方が得意みたいですし、膝など体のことを考えれば、今の時期からリスキーなことをする必要性は全くないわけで、
やっぱり、彼にしてみても勝負は五輪でしょうからその時まで資本の体は大事にしておきたいでしょうしね。
何てったって、PCSで稼げますから、ランビはそこら辺が強みではあるかなー。
ただ、私個人としては、やっぱり五輪男子の優勝者のプロトコルにはクワドとトリプルのみの構成が並んでて欲しい。
それが、皆を納得させる圧倒的な王者の証しだと思うので。
取りあえず、彼はこの後は欧州選手権まではお休みかな?
それまでにもっともっとコンディションを上げてきて欲しいですね!!
そして、5番滑走は我らが日本男子の期待の新星、小塚崇彦くん!
前回の中部から、どれだけ精度を上げてきたかお手並み拝見・・・と行きたかったのですが、残念ながら今回は中部の時より悪かったですね~。
久しぶりに国際的な上位陣の中でのコンペ初戦ということもあり緊張したんでしょうか。
冒頭の4Tが中部とおんなじ2Tになってしまい、その後の3Aや3Lzからの3連続でもミス、3Sも1Sになったりなどして、ジャンプに精彩を欠いてしまい、そうするとどうしてもPCSの方でも弱くなってしまいますね。
演技全体が何だかメリハリに欠けて、ダレた印象を受けてしまったので、まだ初戦とは言え、ランビやプル、ジュベなどの上位陣に喰らいついていこうと思ったら、取りあえずもう少しPCSを上げないとダメなんだろうなーと思いました。
あ、でも、そーいえば、衣装新調してましたね!
スパンコールはついてたけど、相変わらずシンプルで控えめな(~_~;)
演技の途中、裾が出ちゃったんでしょうね。
最後に一生懸命ズボンの中に押し込んでたのが御愛嬌かな。
ラストはアボちゃん。
彼、髪短くなりましたね~。おまけにちょっと痩せたような?
去年はお尻の辺りとかむっちりしてたのに、あれじゃあ背だけやたら伸びたティーンエイジャーみたい
(つまり、それだけ若く見えるってこと)
アボちゃんもインタなど読むと、昨季は4Tやらずに安定した成績が残せたけど、やっぱり今季は4Tを入れていくと言ってたので期待してたら、ちゃーんとやってくれましたね!!
(残念ながら転倒してしまいましたが。それにしてもあの転び方は痛そーだった!
)
曲はミキティと同じ『オルガンつき』。
優雅で荘厳な曲調が彼のスケーティングスタイルにとてもよく合ってると思います。
SPよりはちょっとインパクト弱いかな?
でも、滑りこなれてきたら味わい深い良プロになりそう~~(*^_^*)
ランビより少し儚げで寂寥感漂うところが印象に残りにくそうで、もしかしたら今季は表現面でキツイかも知れませんが、
私的にはとても好きなスケーターなので、頑張って欲しいな~~。
(だから、なにげにNHK杯がコワイのです。だって、そりゃ、一番の贔屓は大輔くんだけど、小塚くんにジョニちゃん、ジュベにアボちゃん、りっぽんぽんと、好きなスケーターばかり出るんですもーーーーん(>Д<)
)
さて。
この、男子が終わった時点での国別の順位は1位 北米、2位 欧州、3位 日本でした。
これを踏まえて女子の演技に入るわけですが、去年も確か、大輔くんが大自爆したので男子までの順位は3位でしたよね。
それをゆかりんと真央ちゃんがほぼパーフェクトな演技をして大逆転!
という、ミラクルな展開にガゼン盛り上がった記憶がありますが(それに反して大輔くんはやたら申し訳なさそうに小さくなってましたっけ。今思えば、あの時は精神的に最悪だったんですよねー
)
今年も、そういう期待をした人は多かった筈。
私達には我らが真央ちゃんとゆかりんがついてる筈!と。
――でも、結果は思いもよらないものでしたね。
あ、その前に、男子と女子の谷間でゲストのしーちゃんが滑ってくれましたね!!
曲は私の大のお気に入り、『It's a Beautiful Day』
その時、会場が暗転してしーちゃんが長いブルーの布をたなびかせ出てきて、私、その布を持ってる黒子役の人の衣装がなんか、ムダにキラキラしてるなーと思ってガン見してたら、なんと、その黒子役が大輔くんではありませんか!!
いやぁ~~~、びっくらこきました!
余りに思いがけなかったもんだから、思わずその場で「えっ、あれ大輔くんじゃん!ウソ~~、なんで~~!?びっくり~~!!」と声に出しちゃう始末
立ち去り方がやたらカッコよくて、変な余韻に浸ってしまったんですが、
その後、You Tubeにあがってるのを見たら、大輔くん、片方の手を離すタイミングがずれたのか、しーちゃんに「お放し!」と言わんばかりに布を引っ張っられてましたね(汗)

らしくて笑える・・・。
そんな、ハプニングもあった中、しーちゃんはやっぱり貫禄のお姉様っぷりで素晴らしかった!!
でも、どうせならコンペの合間にではなく、ショーでそのまま2プロでもやれば良かったのになーと思いましたけど。
――では、女子です。
最初に滑ったのはリャン選手。
彼女は未来ちゃんの代わりに出たからかな?あまりコンディションが良くなかったようですね。
ジャンプ、ことごとく失敗しちゃって、ラストのSlstでも後半息切れしてるような感じに見えたので、仕上がりにはまだまだほど遠いなーと思いました。
そして、すっかり気落ちして戻ってきたリャン選手をアボちゃんがキスクラで優しく抱き寄せよしよししてたのが印象的でした~。
アボちゃんてば、優しいですね
そして、2番手もこれまた、マイヤー選手の代わりにINしたグレボワ選手。
まず、衣装がゴージャス!
それに負けてない感がさすが北欧系の女性です。
演技は、ジャンプはまあまあでしたが、少し体が硬い印象を受けました。
彼女もSlstがきつそうだったので、これから滑り込みが必要でしょうね。
まァ、初戦は皆こんなもんかなーとも思いますけど。
そういう意味で対象的だったのが、ゆかりん以降の女子選手達。
昨季、残念ながらワールドに出れなかったゆかりんの、今季に賭ける思いの強さが溢れたようなあのFS『火の鳥』の衣装。
すごい凝っててリキ入ってるなぁと思ったんですが、演技ではその思いの強さが空回りしてしまったような?
冒頭3Aに果敢に挑戦するも惜しくも転倒。
その後肩を痛めたようで大丈夫かなと思ったんですが、そのまま続行しましたね。あとで亜脱臼してたってわかった時は、さすがゆかりんだ~と感服してしまいましたけど。
プロ自体の振り付けは壮大でカッコよくて私は好きです。
でも、あんまりリキが入り過ぎると、それはそれで見てるこっちも窮屈になってしまうので、せめてSPのオペラ座くらいは優雅路線で行って欲しいなぁーと思っていますが、さて。
その点、今の自分に自信を持って、等身大の安定した力を発揮してきたのがロシェット選手とレピスト選手。
ジャンプ、ほぼ完璧。
体の使い方もすごくキレイで余裕があって、途中まではその所作にうっとりと見惚れてしまったロシェット選手のサムデリは、後半有名なバッカナールに曲調が変わってからはラストまで一気に盛り上がる構成で、まさに完璧のひと言。
今の時点でこんなに完成度が高くて好印象を持たせることが出来れば、五輪でメダルを獲得しても納得出来てしまう説得力が今回の彼女にはもう備わっていて、
これはマジで、今回ロシェット選手は優勝候補に躍り出た感がありますねー。
とにかく、圧巻でした。
レピスト選手も、以前まではスケーティングはキレイだけどもどうしても小粒感が否めなかったのが、昨季欧州選手権で優勝してからは、とてもいい方向に自信がついてきたようで、すごく良かったです。
顔立ちが何となくアジアン女性っぽいのも人気がある所以かな?
今季、このJOでPBを出して、更に活躍しそうで楽しみですよね!!(^-^)
――ああ、
そして、
実のところ、彼女に関してはちょっと書くのが重くて、
それで、今回の記事もUPが遅くなったのですが・・・、
我らが真央ちゃんです。
私、彼女の今季のFS曲のラフマニの『鐘』、どんな曲か知らなかったので、敢て彼女のプロを観るまでは先入観を入れないよう、わざと聴かなかったんですけど、
今回JOで初めて聴いて、彼女のジャンプの失敗だけから来るのではない不安感を感じてしまいました。
それは、ラフマニのピアノ協奏曲第2番を聴いた時にも襲ってきた感情で、他の人でも同じ思いを抱く方があるかどうかはわかりませんが、私の友人でも一人そういうことを言っていた女性がいるんですね。
どうも私は、ラフマニノフを聴くとあの独特の旋律に不安感というか、精神をざわざわさせられる感じがして怖いところがあって、
だからですかねー、
今なので言えますけど、最初大輔くんのラフマニのプロを観た時も爽やかとか全然思えなくて、とても病的なプロに見えたんですよ(苦笑)
そこへ、今回の真央ちゃんの『鐘』です。
あの、重厚で、ともすればとても悲壮感漂う音色は、それこそ真央ちゃんが言うように、ジャンプを全部成功させればすごく今までにない印象を残すプロになりそうですが、そうでなかったら、あの重いメロディをずーーっと反復させたままお通夜状態で終わってしまう怖さを秘めたプロなんじゃないかと思えてならず、ちょっとどうなんだろう?と考え込んでしまったのです。
実際、彼女が最初の3Aで転倒して、次の3Aもすっぽ抜けて、サルコウまで失敗した頃には会場は氷ついたようにしーんとしてしまって、重苦しい空気感に息が詰まったほど。
それぐらい、彼女に対する期待は大きくて、皆固唾を呑んで見てしまう彼女のプロを、なんであんな重いものにする必要があったのでしょう?
ジャンプに関しては、彼女自身が3Aを2回跳びたいと言っているようだし、そういうチャレンジ精神にはホント、頭が下がります。
でも、それならせめて、もっと気楽に挑戦出来るような軽快で楽しい曲にした方が本人もやりやすいのではないでしょうか?
タラソワ陣営の考えも、真央ちゃん自身の思いも私には想像もつきませんから、彼女達がこれでやる!と決めたからにはファンはもう、応援するしかないのですが、
それでも私はこれからの試合の数々をこんな緊張感と不安感、恐怖感を持ったまま観ていくのはキツイので、多分、今後真央ちゃんが出る女子だけは結果だけ見てしまいそうな気がします。
(スイマセン、小心者で^_^;)
昔、彼女の背中に羽根を見た瞬間がありました。
明るく、元気で、ジャンプしながら常に氷上数センチ上を浮いているような、妖精そのものだった彼女も、今人間としていろんな悩みや思いを抱えているせいで、その羽根がもがれつつあるような気がして仕方ありません。
・・・彼女は、果たしてどうなるのでしょう?
最後はポエマーなこと書いてしまいましたm(__)m
結局、なんだかんだとまた長くなってしまったなぁ。
次回はカーニバルオンアイスです。
JOから帰って来て一息ついたところで録画した3日の試合を見ようと思ったら、何でかわかんないけど、最初の10数秒で録画が突然切れてた~~~~~~!!!!(>Д<)
・・・か、悲しすぎる(/_;)
(でも、カーニバルのCMで大輔くんが新衣装でジャンプしてるとこだけ残ってました!!これはラッキーなのかな?)
ということで、JOは10日のBSまで再録画は待たなくちゃいけなくなったので、ホントは放送見てからじっくり感想を書こうと思ってましたけど、今回はもう既に皆さんもオンエアを観られてると思うし、この際しょーがないから、も、現地の記憶だけで簡単に書くことにしますね。
(カーニバルの方は無事録れてましたよ~~~


さてさて。
今回、私、たまアリは2回目だったんですが、相変わらずハコ、おっきいですね~。
ただ公式から席を選んで前回よりは真ん中寄りを取れたせいか、SS7列目とは言えけっこー近くから選手を観れたので、私的にはかなり満足。
しかも、会場めっちゃあったかくて上着もブランケットもいらなかったし。
(トートバッグに4種の神器――おざぶにカイロ、ブランケットに上着が全く出番なかったのって久しぶり!)
で、プログラムは買わなかったんですが、結局WFS No.39は買ってしまいました(^_^;)←ユーワクに弱いなぁ、私も

(バトルの直筆サイン入りの写真集も売ってましたね~~。アレ、番宣で撮影風景見ましたが、バトル、完全にアイドル仕様でしたね

WFSの方はもう書いてもいいかな?
大輔くんファンにとっては、とっても嬉しいことが書いてありましたね!!
一応、五輪の成績にもよるが、長野ワールドまでは競技生活を続行するつもりとのこと。
きゃ~~!良かったぁ(>▽<)!!
これ、皆の希望でしたものね!!
やっぱり大輔くんも、怪我をして1シーズン棒にふったことや、でもそれによって返って肉体改造が出来、自分にはまだまだやれるっていう手ごたえを掴んだことによって猶予期限が伸びたのかも知れませんね。
カメ先生の「大輔はコリオグラファーにとっては、夢のような選手」いう言葉にもめっちゃ感激しました!!
歌子先生の温かくも厳しい目線も、大輔くんを親そのもののような感覚で見守ってらっしゃるんだなぁというのが伝わってきて、しみじみしましたし・・・/m_0211/}
デトロイト特集の一貫で由香さんやアボちゃんのインタがあったのもなにげに嬉しかった


そんなこんなを思いつつ試合が始まるまでの時間を過ごし、始まりましたよジャパン・オープン!
滑走順は以下の通り。
男子FS
1 サミュエル・コンテスティ
2 本田武史
3 ジェフリー・バトル
4 ステファン・ランビエール
5 小塚崇彦
6 ジェレミー・アボット
女子FS
1 ベアトリサ・リャン
2 エレナ・グレボワ
3 中野友加里
4 ジョアニー・ロシェット
5 ラウラ・レピスト
6 浅田真央
そして、順位はこうでした。
男子
1 ランビエール TSS 152.52 TES 71.02 PCS 80.50
2 バトル 142.26 63.62 78.64
3 アボット 132.87 69.65 75.22
4 小塚 130.13 61.87 68.26
5 コンテスティ 117.49 50.69 66.80
6 本田 109.58 45.30 64.28
女子
1 ロシェット TSS 126.39 TES 63.13 PCS 63.26
2 レピスト 110.86 52.31 58.55
3 浅田 102.94 43.83 60.11
4 中野 91.52 41.38 51.14
5 グレボワ 85.16 41.16 44.00
6 リャン 62.38 20.95 43.43
男子の1番滑走はコンテ。
アステカとか中南米系の民族音楽?のような曲に、その古代文明を象徴したような、赤、黄、オレンジの色味を黒地に効かせ、背中には太陽のマークをシンボリックにデザインした衣装が何とも個性的。
でも、演技の方はというと、ジャンプもさることながらスピードもキレもイマイチで、まだまだ滑り込みが足らない印象でした。
あの独特のリズムに自然に体が動くようになれば面白いプロになるんじゃないかと思います。
SPもどんなのか、早く見てみたいですね!
お次は本田くん。
彼はご覧の通り、順位だけ見れば最下位、TESも3Aを入れてないし、ジャンプが1個抜けてるので45.30とすごく低いんですが、私、今回の本田くんの演技には感動して思わずスタオべしてしまいましたよ~!!
なぜかというと、プロがあのアランフェスで、往年の時の構成とは明らかに変わってるのに、現在の採点方式に合わせその今の彼の出来うる精一杯の演技を、それこそ情感たっぷりに魅せてくれてくれたから。
そこには、なんとゆーか、技術以上の深い感銘がありました。
上手く言えないんですけど、ひたむきさとか真摯さとか、こちらの情に訴えかける感動です。
ジャンプもFOIから更に進化して、シャープで軸の細いキレイなジャンプを跳んでたし、ラストのスピンが終わった後、ゆっくり2,3回回るとこなんか、余韻たっぷり!!
彼にはそれこそ、毎回順位うんぬん以上のものを貰ってる気がします。
なので、これからも続けられ得る限りこうした大会に出てもらいたいですね~。
(随分と痩せてて、あのワインレッドのひらひら衣装が似合うようになってたのも良かったし!!

そして、3番滑走はおなじみバトル。
エクローグ、いいですね~~~

しっとりしてて、しなやかで軽やかで、
ピアノのメロディアスな演技をやらせたら、ホント、バトルはピカイチのような気がします

ジャンプも現役の頃と少しも変わらず、さすがに3Aは入れては来ませんでしたが、その他のエレメンツは相変わらず秀逸で、演技自体も細かな音をまるで大事な宝石のようにすくい上げるその静謐さ、清涼感。
その場の空気を北米の澄んだ風でいっぱいに満たしてくれたバトルは、これまた場内スタオべでした。
現役辞めたのが、マジでもったいないと感じさせるスケーターの一人ですよね!
さぁ、そして4番目に登場したのが、この間ネーベルで優勝して、この時期にしては既に滑り込みが出来てて安定した感のあるランビです。
ネーベルの動画も見ましたが、彼も一時期引退してたとは言え、バトルと共にアイスショーなど頻繁に出てたせいもあり、表現面での劣化は全然見られませんよね。
いや、むしろ以前にも増して感情過多なぐらいの入れ込みっぷり(笑)
あそこまでアクターというか、ダンサーになれる感性にはホント、ほれぼれしますし、PCSの80.50点も彼の感性に合わない人には何で!?の疑問点となるんでしょうが、私的には納得かな~。
その代わり、今のところジャンプに3Aが入れられてないところが、アスリート面からしたら、ちと寂しい。
ま、ランビはクワドの方が得意みたいですし、膝など体のことを考えれば、今の時期からリスキーなことをする必要性は全くないわけで、
やっぱり、彼にしてみても勝負は五輪でしょうからその時まで資本の体は大事にしておきたいでしょうしね。
何てったって、PCSで稼げますから、ランビはそこら辺が強みではあるかなー。
ただ、私個人としては、やっぱり五輪男子の優勝者のプロトコルにはクワドとトリプルのみの構成が並んでて欲しい。
それが、皆を納得させる圧倒的な王者の証しだと思うので。
取りあえず、彼はこの後は欧州選手権まではお休みかな?
それまでにもっともっとコンディションを上げてきて欲しいですね!!
そして、5番滑走は我らが日本男子の期待の新星、小塚崇彦くん!
前回の中部から、どれだけ精度を上げてきたかお手並み拝見・・・と行きたかったのですが、残念ながら今回は中部の時より悪かったですね~。
久しぶりに国際的な上位陣の中でのコンペ初戦ということもあり緊張したんでしょうか。
冒頭の4Tが中部とおんなじ2Tになってしまい、その後の3Aや3Lzからの3連続でもミス、3Sも1Sになったりなどして、ジャンプに精彩を欠いてしまい、そうするとどうしてもPCSの方でも弱くなってしまいますね。
演技全体が何だかメリハリに欠けて、ダレた印象を受けてしまったので、まだ初戦とは言え、ランビやプル、ジュベなどの上位陣に喰らいついていこうと思ったら、取りあえずもう少しPCSを上げないとダメなんだろうなーと思いました。
あ、でも、そーいえば、衣装新調してましたね!
スパンコールはついてたけど、相変わらずシンプルで控えめな(~_~;)
演技の途中、裾が出ちゃったんでしょうね。
最後に一生懸命ズボンの中に押し込んでたのが御愛嬌かな。
ラストはアボちゃん。
彼、髪短くなりましたね~。おまけにちょっと痩せたような?
去年はお尻の辺りとかむっちりしてたのに、あれじゃあ背だけやたら伸びたティーンエイジャーみたい

(つまり、それだけ若く見えるってこと)
アボちゃんもインタなど読むと、昨季は4Tやらずに安定した成績が残せたけど、やっぱり今季は4Tを入れていくと言ってたので期待してたら、ちゃーんとやってくれましたね!!
(残念ながら転倒してしまいましたが。それにしてもあの転び方は痛そーだった!

曲はミキティと同じ『オルガンつき』。
優雅で荘厳な曲調が彼のスケーティングスタイルにとてもよく合ってると思います。
SPよりはちょっとインパクト弱いかな?
でも、滑りこなれてきたら味わい深い良プロになりそう~~(*^_^*)
ランビより少し儚げで寂寥感漂うところが印象に残りにくそうで、もしかしたら今季は表現面でキツイかも知れませんが、
私的にはとても好きなスケーターなので、頑張って欲しいな~~。
(だから、なにげにNHK杯がコワイのです。だって、そりゃ、一番の贔屓は大輔くんだけど、小塚くんにジョニちゃん、ジュベにアボちゃん、りっぽんぽんと、好きなスケーターばかり出るんですもーーーーん(>Д<)

さて。
この、男子が終わった時点での国別の順位は1位 北米、2位 欧州、3位 日本でした。
これを踏まえて女子の演技に入るわけですが、去年も確か、大輔くんが大自爆したので男子までの順位は3位でしたよね。
それをゆかりんと真央ちゃんがほぼパーフェクトな演技をして大逆転!
という、ミラクルな展開にガゼン盛り上がった記憶がありますが(それに反して大輔くんはやたら申し訳なさそうに小さくなってましたっけ。今思えば、あの時は精神的に最悪だったんですよねー

今年も、そういう期待をした人は多かった筈。
私達には我らが真央ちゃんとゆかりんがついてる筈!と。
――でも、結果は思いもよらないものでしたね。
あ、その前に、男子と女子の谷間でゲストのしーちゃんが滑ってくれましたね!!
曲は私の大のお気に入り、『It's a Beautiful Day』
その時、会場が暗転してしーちゃんが長いブルーの布をたなびかせ出てきて、私、その布を持ってる黒子役の人の衣装がなんか、ムダにキラキラしてるなーと思ってガン見してたら、なんと、その黒子役が大輔くんではありませんか!!
いやぁ~~~、びっくらこきました!
余りに思いがけなかったもんだから、思わずその場で「えっ、あれ大輔くんじゃん!ウソ~~、なんで~~!?びっくり~~!!」と声に出しちゃう始末

立ち去り方がやたらカッコよくて、変な余韻に浸ってしまったんですが、
その後、You Tubeにあがってるのを見たら、大輔くん、片方の手を離すタイミングがずれたのか、しーちゃんに「お放し!」と言わんばかりに布を引っ張っられてましたね(汗)


らしくて笑える・・・。
そんな、ハプニングもあった中、しーちゃんはやっぱり貫禄のお姉様っぷりで素晴らしかった!!
でも、どうせならコンペの合間にではなく、ショーでそのまま2プロでもやれば良かったのになーと思いましたけど。
――では、女子です。
最初に滑ったのはリャン選手。
彼女は未来ちゃんの代わりに出たからかな?あまりコンディションが良くなかったようですね。
ジャンプ、ことごとく失敗しちゃって、ラストのSlstでも後半息切れしてるような感じに見えたので、仕上がりにはまだまだほど遠いなーと思いました。
そして、すっかり気落ちして戻ってきたリャン選手をアボちゃんがキスクラで優しく抱き寄せよしよししてたのが印象的でした~。
アボちゃんてば、優しいですね

そして、2番手もこれまた、マイヤー選手の代わりにINしたグレボワ選手。
まず、衣装がゴージャス!
それに負けてない感がさすが北欧系の女性です。
演技は、ジャンプはまあまあでしたが、少し体が硬い印象を受けました。
彼女もSlstがきつそうだったので、これから滑り込みが必要でしょうね。
まァ、初戦は皆こんなもんかなーとも思いますけど。
そういう意味で対象的だったのが、ゆかりん以降の女子選手達。
昨季、残念ながらワールドに出れなかったゆかりんの、今季に賭ける思いの強さが溢れたようなあのFS『火の鳥』の衣装。
すごい凝っててリキ入ってるなぁと思ったんですが、演技ではその思いの強さが空回りしてしまったような?
冒頭3Aに果敢に挑戦するも惜しくも転倒。
その後肩を痛めたようで大丈夫かなと思ったんですが、そのまま続行しましたね。あとで亜脱臼してたってわかった時は、さすがゆかりんだ~と感服してしまいましたけど。
プロ自体の振り付けは壮大でカッコよくて私は好きです。
でも、あんまりリキが入り過ぎると、それはそれで見てるこっちも窮屈になってしまうので、せめてSPのオペラ座くらいは優雅路線で行って欲しいなぁーと思っていますが、さて。
その点、今の自分に自信を持って、等身大の安定した力を発揮してきたのがロシェット選手とレピスト選手。
ジャンプ、ほぼ完璧。
体の使い方もすごくキレイで余裕があって、途中まではその所作にうっとりと見惚れてしまったロシェット選手のサムデリは、後半有名なバッカナールに曲調が変わってからはラストまで一気に盛り上がる構成で、まさに完璧のひと言。
今の時点でこんなに完成度が高くて好印象を持たせることが出来れば、五輪でメダルを獲得しても納得出来てしまう説得力が今回の彼女にはもう備わっていて、
これはマジで、今回ロシェット選手は優勝候補に躍り出た感がありますねー。
とにかく、圧巻でした。
レピスト選手も、以前まではスケーティングはキレイだけどもどうしても小粒感が否めなかったのが、昨季欧州選手権で優勝してからは、とてもいい方向に自信がついてきたようで、すごく良かったです。
顔立ちが何となくアジアン女性っぽいのも人気がある所以かな?
今季、このJOでPBを出して、更に活躍しそうで楽しみですよね!!(^-^)
――ああ、
そして、
実のところ、彼女に関してはちょっと書くのが重くて、
それで、今回の記事もUPが遅くなったのですが・・・、
我らが真央ちゃんです。
私、彼女の今季のFS曲のラフマニの『鐘』、どんな曲か知らなかったので、敢て彼女のプロを観るまでは先入観を入れないよう、わざと聴かなかったんですけど、
今回JOで初めて聴いて、彼女のジャンプの失敗だけから来るのではない不安感を感じてしまいました。
それは、ラフマニのピアノ協奏曲第2番を聴いた時にも襲ってきた感情で、他の人でも同じ思いを抱く方があるかどうかはわかりませんが、私の友人でも一人そういうことを言っていた女性がいるんですね。
どうも私は、ラフマニノフを聴くとあの独特の旋律に不安感というか、精神をざわざわさせられる感じがして怖いところがあって、
だからですかねー、
今なので言えますけど、最初大輔くんのラフマニのプロを観た時も爽やかとか全然思えなくて、とても病的なプロに見えたんですよ(苦笑)
そこへ、今回の真央ちゃんの『鐘』です。
あの、重厚で、ともすればとても悲壮感漂う音色は、それこそ真央ちゃんが言うように、ジャンプを全部成功させればすごく今までにない印象を残すプロになりそうですが、そうでなかったら、あの重いメロディをずーーっと反復させたままお通夜状態で終わってしまう怖さを秘めたプロなんじゃないかと思えてならず、ちょっとどうなんだろう?と考え込んでしまったのです。
実際、彼女が最初の3Aで転倒して、次の3Aもすっぽ抜けて、サルコウまで失敗した頃には会場は氷ついたようにしーんとしてしまって、重苦しい空気感に息が詰まったほど。
それぐらい、彼女に対する期待は大きくて、皆固唾を呑んで見てしまう彼女のプロを、なんであんな重いものにする必要があったのでしょう?
ジャンプに関しては、彼女自身が3Aを2回跳びたいと言っているようだし、そういうチャレンジ精神にはホント、頭が下がります。
でも、それならせめて、もっと気楽に挑戦出来るような軽快で楽しい曲にした方が本人もやりやすいのではないでしょうか?
タラソワ陣営の考えも、真央ちゃん自身の思いも私には想像もつきませんから、彼女達がこれでやる!と決めたからにはファンはもう、応援するしかないのですが、
それでも私はこれからの試合の数々をこんな緊張感と不安感、恐怖感を持ったまま観ていくのはキツイので、多分、今後真央ちゃんが出る女子だけは結果だけ見てしまいそうな気がします。
(スイマセン、小心者で^_^;)
昔、彼女の背中に羽根を見た瞬間がありました。
明るく、元気で、ジャンプしながら常に氷上数センチ上を浮いているような、妖精そのものだった彼女も、今人間としていろんな悩みや思いを抱えているせいで、その羽根がもがれつつあるような気がして仕方ありません。
・・・彼女は、果たしてどうなるのでしょう?
最後はポエマーなこと書いてしまいましたm(__)m
結局、なんだかんだとまた長くなってしまったなぁ。
次回はカーニバルオンアイスです。