今日はみなさんに是非見ていただきたい映画の紹介です。
トークバック 沈黙を破る女たち 公式サイト
まずは公式サイトから映画についての紹介を引用します。
私がこの映画の存在を知ったのは昨年の5月くらいだったと思います。
まだその時には映画は完成しておらず、制作費のクラウドファンディングサイトで知りました。
その予告映像を見たとき、わーすげー、と、なんていうか微妙な感想で申し訳ないのですが、思いました。
どういえばちゃんと伝わるだろう・・・
たとえば、HIV+であるということ、たとえば、元受刑者であるということ、
たとえば、サバイバーであるということ、
たとえば、セックスワーカーであるということ。
そして、女であるということ。
私たちはいつだってその人たちと生きていて、私はその人たちと同じで。
だけどその人たちを「支援」という枠で捉えれば、全くもって大変な人たちで、
全く縁のない人たちからしたら、もしかして「全くの別世界」なんだろうな、と。
私たちの世界は、いつもそこに「人が生きている」ことを忘れてしまう。
戦争が始まれば、国と国の利権や正義に隠された武力行使を「人殺し」と呼ぶことも忘れ、
目の前にHIV+の人がいれば恐怖を抱き、差別の対象とし、
セックスワーカーをわがままで“悲惨な女”と見なし、
サバイバーに“あんな生活をしてたから”と尾びれ背びれをつけた眼差しを向け、
人を傷つけたり、排除したり、空気のようにいないことにすることを、
ずっとやってきた。
その中で、当事者はずっと“声を出す”ことを強いられる。
だって、言わないと、気付いてもらえないから。
“わたしたちはここに生きてる”って。
“私たちはいつだって、あなたたちと一緒に生きてきた”って。
多くの差別や偏見。
生きてるうちに、間違った選択をしてしまうことだってある。
それに、人が見たら“間違った選択”だとしても、
自分にとってはかけがえの無い、自分自身であることも、沢山ある。
トークバックという映画では8人の女性たちがそれぞれの生き様を語る。
舞台の上で。
練習中に。
インタビューの中で。
社会に張られたそれぞれの“スティグマ”に向き合いながら、
時に泣きながら、時に笑いながら、みんなが一生懸命、“今”を生きている。
隠す必要なんかない。
これが自分なんだから。
それぞれが抱える問題は、一言で言えるものではないけれども、
この映画がくれるのは、
やっぱり、私たちは一緒に生きてるんだなっていう安心感だった。
それぞれが違う道を歩いて、
それぞれがそれぞれの経験をして、
でも、どこかでその道が交差して。
うまく言えないけれども、自分は一人だって、自分なんかって、そう思って孤独になってるあなたに、
ぜひ見てもらいたいなと思います。
きっとこの映画の中に、あなたの見方をしてくれる人が、いると思う。
あぁ、あんまりうまく書けなかった・・・。
映画を見れば、きっと分かる!ぜひ、見てねーー!!!
上映情報はこちらです。
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