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RC-NET(レイプクライシス・ネットワーク) BLOG.

RC-NET STAFFによる、日常の些細な出来事から、お知らせまでいろいろなぶろぐ。

青森に引っ越して3ヶ月。

2014-06-30 19:42:09 | スタッフ日記

青森に引っ越しをしてから、もう3ヶ月が経ちました。

FBやTwitterばかりで、ブログをほとんど更新せずすみません。だって、忙しかったから!!(直球な言い訳。笑)

青森もやっと20℃超える感じになってきました。日差しは結構強いのだけど、それほどジメジメしてないので快適です。

海辺なんか散歩しながら、たまに東京の満員電車を思い出して、「もう、帰れないな・・・」なんて思うようになりました。笑

あと一ヶ月でねぶた祭りなので、最近はずっとねぶた囃子の練習音で目が覚める感じであります。

 

RC-NETは、青森駅から徒歩2分ほどの場所にある駅前銀座で、Osora ni Niji wo Kake Mashitaというカフェ&バーをオープンさせ、そこに共同事務所を持つという形で活動を展開しています。

お店の方は、以前アップしていた写真とは打って変わって、素敵空間になりましたよ。

本当に、1ヶ月間まるまる、大工さんと一緒になって店舗の片付けから改装から、きっと本職は大工さんか何でも屋さんとかなんだと思うくらいに作業着を着て過ごしていました。

現状はこんな感じ。

カウンターには、同性愛者として始めてカリフォルニア州の市議になったハーヴィー・ミルクの本や、HIV+の人たちの手記集があったり、

レイプクライシス・ポスターが掲示してあったり、

セックスワーカーの人権や労働環境の整備を訴え続けていたアンドリュー・ハンターのTシャツがあったり、

いろんな問題に関しての、サポート機関などの情報紹介コーナーも。

本棚には、性暴力はもちろん、性に関する様々な本から普通の小説、漫画本まで揃えています。

プロジェクター&スクリーンもあるので、たまに映画を見たりも。

 

お店には、いろんな方が来てくれてます。

セクシュアリティ、性暴力、DV、アルコール依存、生活困窮などで悩んだりしてる人も、サバイブしながらいる人も、

観光で来たっていう方も、

近所で働いている方も、

まだまだ、沢山きて忙しいわ~~、とかは言うことの無い状況だけれども(一回だけ、あった、そんなことも・・・遠い目)、ちょっとずつ、みなさんと関わる機会を頂いてます。

 

相談も、少しずつだけれども入ってくるようになりました。

まだ引っ越して来て3ヶ月、ということもあって、地域の社会資源との協働や連携を模索しながら、少しずつ点ではなく線を、線ではなく面でサポートが出来るようになっていけばいいなと思ってます。

ようやく少しずつ自分たちのペースを掴めてくるかなー、というような状態ですが、最近は他の団体の見学に行かせてもらったりしてお話もきかせてもらいながら、青森での活動を広めていけたらな、と思っているとこです。

 

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<ご支援よろしくお願いいたします>
青森のコミュニティカフェ&バー Osora ni Niji wo Kake Mashitaの相談事業部門からのお願いです。

メール・電話・面接相談や、同行支援等の経費の寄付をお願いしています。

ご協力いただける方は、ぜひよろしくお願いいたします!

http://justgiving.jp/c/9464

 


青森のお店 Osora ni Niji wo Kake Mashita

2014-04-05 18:57:16 | スタッフ日記

2014年4月、青森にワンストップコミュニティカフェをつくります。で書いた青森での活動拠点の改装工事中です。

うすぐらーい感じだった店内は、偉大なる大工仕事によって徐々に、ものすごく素敵そうな場所になってきています!

 

解体が始まった数日前まではこんな感じでした・・・

大工さんってすごいなぁーーー。

一階の店舗ではCAFE&BARを、そして二階では、お茶会が出来たり、相談が出来たり出来るようにしようと思ってます。

二階はこんな感じになってます。

ソファーとかおいて、心地よい場所にする予定です。

 

オープンは4月26日。

ぜひ遊びにきてくださいね♪

(住所:青森市安方1−3−24 駅前銀座)

 

青森に来てから2週間が経ちました。

いろいろと慣れないこともあるけども、青森の人たちに助けてもらいながら、そして全国にいる仲間たちに励まされながら、日々改装やら片付けをしています。保健所で営業許可のとったりとか。

飲食で働いていたことは結構あるんですけれども、自分で店をやることになるとはなぁ~~。

私は、どうやら10代の頃から「カフェとかしながらお店で相談とかも聞けたりする場所をやりたい」と言っていたそうで(覚えてない。笑)夢、実現、なのか。ていうか、まじめだな、昔から、と思ったりしました。爆

 

青森は今日雪が降ってました。

まだまだ寒い日が続くけれども、ここにサバイバーや、セクマイの仲間たちが集ってくれる日を夢みながら、

明日からも頑張ろうと思います♪

 

地方にいるんだなー、ということを実感することは既に結構あって、

「あぁ、遠いところの話だな」と、今、すでにいろんな情報について思うことがあって、

その部分についてはゆっくり考えてみようと思ってます。多分、それでもいろんな情報を見て励まされたり、仲間がいるって思えたりする部分と、「自分は手を出せない」って思う部分。

今までだったらすぐそこに行けたのに、遠くなってしまう部分。距離も、気持ちも。

だから何ということじゃないけれども、

うん、一番大事なんだなって思うのはなんにしても、仲間がいるということだな、と。

普通に話せたり、一緒に呑めたり、一緒に何かが出来たり。

「別」じゃないんだ、「おんなじように、頑張ってんだ」「一緒にやってるんだ」って、思える距離感を探りたいなと。

 

「性」というものを介して、

様々な出会いやきっかけをもらった。

性に傷つけられることもあれば、性を通してエンパワーされたことも沢山ある。

全ての人のセクシュアル・ヘルスを守るということ。

 

私たちがここでやりたいことは、

沢山あるなぁとあらためて思っています。

 


メール相談を開始します(青森県内の方対象)

2014-04-03 01:12:11 | 事務局からのお知らせ

青森でのメール相談を電話相談に先駆けて開始します。
相談室を使えるのは4月末からになりますが、その前段階で面接が必要な方には都度対応させていただきます。
尚、当相談事業は青森県内の方を対象としております。
ぜひお気軽にご利用ください。

性暴力やDV被害にあわれた方
ひとり親家庭等で子育てや生活にお困りの方
お金や生活でお困りの方
性的指向や性自認等 性についてお悩みの方
震災での避難によってお困りの方 等

ひとりで抱え込まずに お話をきかせて下さい

メールアドレス
crisis-call@goo.jp

※メール相談と面談(青森駅徒歩圏内)2回無料、
3回目からは1時間2千円(お支払が難しい方はご相談ください)。

※当相談事業は、RC-NET(レイプクライシス・ネットワーク)とコミュニティカフェOsora ni Niji wo Kake Mashitaとの協働で行っております

 


トークバックしよう!!

2014-03-26 18:07:53 | スタッフ日記

今日はみなさんに是非見ていただきたい映画の紹介です。

 

トークバック 沈黙を破る女たち 公式サイト

http://talkbackoutloud.com

 

まずは公式サイトから映画についての紹介を引用します。

 

私がこの映画の存在を知ったのは昨年の5月くらいだったと思います。

まだその時には映画は完成しておらず、制作費のクラウドファンディングサイトで知りました。

その予告映像を見たとき、わーすげー、と、なんていうか微妙な感想で申し訳ないのですが、思いました。

どういえばちゃんと伝わるだろう・・・

たとえば、HIV+であるということ、たとえば、元受刑者であるということ、

たとえば、サバイバーであるということ、

たとえば、セックスワーカーであるということ。

そして、女であるということ。

私たちはいつだってその人たちと生きていて、私はその人たちと同じで。

だけどその人たちを「支援」という枠で捉えれば、全くもって大変な人たちで、

全く縁のない人たちからしたら、もしかして「全くの別世界」なんだろうな、と。

 

私たちの世界は、いつもそこに「人が生きている」ことを忘れてしまう。

 

戦争が始まれば、国と国の利権や正義に隠された武力行使を「人殺し」と呼ぶことも忘れ、

目の前にHIV+の人がいれば恐怖を抱き、差別の対象とし、

セックスワーカーをわがままで“悲惨な女”と見なし、

サバイバーに“あんな生活をしてたから”と尾びれ背びれをつけた眼差しを向け、

人を傷つけたり、排除したり、空気のようにいないことにすることを、

ずっとやってきた。

 

その中で、当事者はずっと“声を出す”ことを強いられる。

だって、言わないと、気付いてもらえないから。

 

“わたしたちはここに生きてる”って。

“私たちはいつだって、あなたたちと一緒に生きてきた”って。

 

多くの差別や偏見。

生きてるうちに、間違った選択をしてしまうことだってある。

それに、人が見たら“間違った選択”だとしても、

自分にとってはかけがえの無い、自分自身であることも、沢山ある。

 

トークバックという映画では8人の女性たちがそれぞれの生き様を語る。

舞台の上で。

練習中に。

インタビューの中で。

 

社会に張られたそれぞれの“スティグマ”に向き合いながら、

時に泣きながら、時に笑いながら、みんなが一生懸命、“今”を生きている。

 

隠す必要なんかない。

これが自分なんだから。

 

それぞれが抱える問題は、一言で言えるものではないけれども、

この映画がくれるのは、

やっぱり、私たちは一緒に生きてるんだなっていう安心感だった。

 

それぞれが違う道を歩いて、

それぞれがそれぞれの経験をして、

でも、どこかでその道が交差して。

 

うまく言えないけれども、自分は一人だって、自分なんかって、そう思って孤独になってるあなたに、

ぜひ見てもらいたいなと思います。

きっとこの映画の中に、あなたの見方をしてくれる人が、いると思う。

 

あぁ、あんまりうまく書けなかった・・・。

 

映画を見れば、きっと分かる!ぜひ、見てねーー!!!

 

 

上映情報はこちらです。

 

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<ご支援よろしくお願いいたします>
青森拠点での初年度活動資金のうち、
全面無料企画(電話相談/講座/お茶会等)についての寄付を募っています。
まずはいろんな人に知ってもらいたい。
なので、2014年、みなさんでRC-NETを突っ走らせてください!!

http://justgiving.jp/c/9464

 


3/2 Thanks! RAINBOW CAFE DAY !! @台東区生涯学習センター

2014-02-27 13:15:59 | RC-NETイベント情報

<3/2 Thanks! RAINBOW CAFE DAY !! >
青森移転までの最後のレインボーカフェ、会場もまだ決まっておらず・・・このままやらずに青森に・・・?・・・否!!

なんとか本日、浅草の生涯学習センターをおさえました。一部屋だけ空いてた。しかーし!54名収容!でかい!やっぱりなんかやれってことだな!!

ということで、
急遽、3月2日レインボーカフェの日は、
お茶を飲みのみ、これまでのレインボーカフェのこと、なんで必用だったか、なども踏まえつつ、改めてLGBT×性暴力(1時間程度でしっかりやる予定でいます)について、青森のお話が出来たらと思っています。

東京での開催は今後そう多くはならないので(レインボーカフェは、隔月程度でやれたらと思ってます)、
この機会にぜひ、お話聞きにきてください。


2014/3/2
13:00~16:00

完全無料。
(カンパは喜びます)

@台東区生涯学習センター 504号室

予約不要。あらかたの人数把握のため、FBページで参加予定をポチットしてもらえたら助かります。


FBイベントページはこちらから⇒
https://www.facebook.com/events/202152316660920/?ref_newsfeed_story_type=regular