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岸田首相が6月29・30日のNATO首脳会議に出席しました。
私も事前に
ロシア専門家の廣瀬陽子慶大教授が「核が抑止力でなくロシアの自由度を高めている。核抑止論者にとっては衝撃的」。岸田首相はNATO首脳会議でなく、核兵器禁止条約の第1回締結国会議に出席すべきだ。
という記事の中で、こう書きました。
「岸田首相は核兵器禁止条約締結国会議と同じ時期の6月26日からドイツで開かれるG7サミット=主要7か国首脳会議に出席することにしているのですが、これに続けて、スペインで開かれるNATOの首脳会議にも出席する方向で調整を進めているというのです。
もしこれをしたら、日本の総理大臣としては初の出席になります。
その目的が、ロシアのウクライナに対する侵略戦争を止めさせるために、プーチン大統領が戦争の原因だと公言しているNATOこそが停戦協議で積極的に行動しろと演説しに行くというのならいいですよ。
ところが実際には、岸田首相は防衛費の増額など日本の防衛力を抜本的に強化する方針を説明したい考えだとのことで、そんなことをわざわざ説明しに行くのは中国やロシアにケンカを売りに行くようなものです。
岸田首相はれっきとした軍事同盟であるNATOの会合にオブザーバーで行くのではなく、本当の意味での被爆国としての行動をとり、核兵器禁止条約の歴史的な第1回締結国会議にこそオブザーバー参加して、岸田首相がお題目代わりに言っている「核のない世界」実現のために、日本も核兵器禁止条約に参加します!と言ってくるべきなのです。」
しかし、やはり岸田首相は核兵器禁止条約の第1回締結国会議には出席せず、NATO首脳会合では
「現下の国際情勢を踏まえ、日本は、本年末までに新たな国家安全保障戦略等を策定する。
また、日本の防衛力を5年以内に抜本的に強化し、その裏付けとなる防衛費の相当な増額を確保する決意。
日米同盟を新たな高みに引き上げながら、有志国・パートナーとの安全保障協力も強化していく。」
と軍拡を約束して帰ってきました。さらに、岸田首相は
「ウクライナは明日の東アジアかもしれない」
と情緒的かつ非論理的なことを言って、アジア太平洋地域でのNATOとの抜本的な連携強化を訴えてきたのです。
これについて、「許すな!憲法改悪・市民連絡会」共同代表の高田健さんが7月5日の講演で
「メディアを含めて疑問や批判がなく、外国との軍事協力が当たり前のことと受け取られている。非常に危惧している」
と批判したという東京新聞の記事を読んで、ハッとしました。
2015年安保、総がかり行動―大勢の市民、学生もママたちも学者も街に出た。 (教科書に書かれなかった戦争)
そうです、憲法9条を持つ日本の首相がれっきとした軍事同盟であるNATO首脳会合に日本の首相として初めて出席して、自分の大軍拡を約束する。
そのうえ、日本の首相が北大西洋条約機構にアジア太平洋まで出張ってこいと言うとか、とんでもないことを要請したことへの危機感が自分にも足りなかったと痛感しました。
そして、岸田首相は核のない世界をめざすと言いながら、核禁条約締結会議には出ないで帰ってくる。
それなのに8月に行われるNPT条約(核拡散防止条約)という、核兵器保有5大国の保有を正当化する条約の方の会議には、これまた日本の首相として初めて出るというのです。
安倍元首相でもやらなかったことを次々とやる岸田首相。
こんな調子で、安倍氏もできなかった改憲までやられたらたまったものではありません。
毎日のようにメールで意見をくださる白井邦彦教授が、そもそも軍事同盟であるNATOが拡大すること自体に反対だと盛んにおっしゃっているのですが、私はこれに対しては旧ソ連や旧ワルシャワ条約機構の国々をNATOに追いやったのはロシアなのだし、各国がどういう同盟を結ぶかはその国の主権の範囲内の問題だと反論していたのです。
しかし、少なくとも、戦争放棄と戦力不保持の憲法9条を持つ我が国の総理が、世界最強の軍事同盟であるNATOの会合に出席する、これは言語道断です。
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岸田首相がNATO首脳会議に出席、日本の首相では初 「歴史的な意義を有する」成果を強調
日本とNATOは、サイバーや新興技術、海洋安保分野での協力を推進するため「日・NATO国別パートナーシップ協力計画(IPCP)」の改定作業を進めることも確認した。
首相は、首脳会議に初出席したことについて「日・NATO関係を新たなレベルに引き上げることで一致した。歴史的な意義を有するものだ」と成果を誇示。「欧州とインド太平洋を結ぶ自由と民主主義のための連帯や協力関係を築いていきたい」と記者団に述べた。
首脳会議はNATOの指針となる「戦略概念」を改定し、初めて中国に言及した。首相は中国による東・南シナ海での一方的な現状変更の試みや核戦力を含む不透明な軍備増強に触れ「ウクライナは明日の東アジアかもしれないという強い危機感を抱いている」と指摘。国際社会が結束して対処する必要性を訴えた。
NATO本部への自衛官派遣などを通じ協力を深化させると表明。防衛力の5年以内の抜本的強化へ強い決意を示した。
日本が対ロ政策を転換し欧米と足並みをそろえて制裁を科し、ウクライナへ防衛装備品の提供などを行った実績をアピール。NATOが日本と同様に米国の「核の傘」の下にあることも踏まえ、現実的な核軍縮の取り組みで協力する考えを明らかにした。
首相は韓国とオーストラリア、ニュージーランドの各首脳らと共に、アジア太平洋のパートナー国として首脳会議に招待された。(共同)
記者会見する岸田文雄首相=15日午後、首相官邸
NATO事務総長、トルコの懸念は「正当」 北欧2国加盟、手続き遅れも
首相は会見で、ロシアのウクライナ侵攻を踏まえ、「欧州とインド太平洋の安全保障は不可欠であり、力による一方的な現状変更は世界のどこであれ認められないと訴えていく」と語った。
首相は26~28日にドイツ・エルマウで開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)に出席した後、マドリードを訪れる予定。NATO首脳会議には韓国の尹錫悦大統領も出席を計画している。首相は日韓首脳会談に関し「何も決まっていないが、意思疎通を図っていくことは重要だ」と述べた。
首相は8月に米ニューヨークで開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議への出席についても「成果を収められるよう全力で取り組みたい」と意欲を示した。出席が実現すれば、これも日本の首相で初となる。
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最早、批判だけの野党然とした主張は国民に相手にされない。うんざりしています。
ロシアが攻めてきたら、あなたは日本をどう守るのですか?
明確に対抗策を示してください。
攻めてくるはずがないとか、そうならないように外交があるなどは、もはや詭弁ですよ。
今日の朝日新聞に「日本政府がウクライナに提供 ドローンに敵探す機能」という記事がありました。「市販品として使われているもの」と政府は強調していたそうですが、「詳細は明らかにできない」とも。
「市販品として使われているもの」なら、詳細を明らかにしても問題ないのに、と思っていたのですが、やはり。
記事は「その一端が明かされたのは6月14日、自民党の会合の場だった。ウクライナ対応について説明する政府の資料に、ドローンの写真1点が添えられた。防衛省関係者は取材に、この写真と同型のものをウクライナに提供したことを認めた。」と伝えています。
その写真をもとに提供されたドローンの種類が特定され、専門家は「ウクライナ軍はドローンを自軍の武器と組み合わせて使っているのは間違いないだろう」と指摘し、「ドローンで目標を捉えて砲弾を撃つとなると、そのドローンはかなり武器に近いことになる」と話しています。
防衛省内には「爆発物を積んで突っ込ませれば武器になるが、さすがにそんなことはしないのでは」との声がある、とのこと。「そんなことはしない」と考える理由は?。そう思いたいだけでしょうね。
日本は、ウクライナの地で戦争に参加していると言ってもいい状況のようです。
戦争をする理由は、かつては領土を奪うためでしたが、今は、武器兵器を消費するという側面が強くなっています。
兵器産業を潤わせ、そこから利益を得る政権。
だから、軍事費の倍増を目論むのです。
朝日新聞の記事は最後に、「制度変更の検討も」という小見出しで「防衛装備品の輸出や海外提供については、自民党が『侵略を受けている国に対し、幅広い分野の装備の移転を可能とする制度のあり方について検討する』との提言をまとめ、4月に政府へ提出した。これを受け、政府は殺傷力の強い装備でも可能とする制度変更の可否も含めて検討している。」と伝えてくれています。
米中戦争の可能性が伝えられ、そうなれば戦場となる日本が、戦争を拡大する側に立っているのです。
『あなたは日本の安全保障をどう考えているのですか?ロシアが攻めてきたら、あなたは日本をどう守るのですか?』・・との言葉。
スゴイですね。ここまで盲目的な人が、アベの目指す美しい軍国主義国家を応援しちゃうんですね。
はっきり言って、現状のウクライナを見れば明らかです。
初動で基本である効果的な航空戦術も使えないロシア軍。使えない理由があるのかもしれません。
日本を攻めるとして、初期に航空戦力を使ったとしても、それが空自や米軍相手に、効果を発揮できるのか?。
万が一、初動で制空権を獲得できたとしても、北海道や本州に来るまでに、揚陸艦が必要・・・。
それを、迎え撃つのは簡単なのではないか?・・・と・・・(笑)。
それでもロシアが攻めてくるんですかね?。
プーチンは、ウクライナを攻め落とせると思ったくらいの愚か者だから、あり得るかもしれませんね(笑)。
あんなにウクライナで戦力を消耗していても、プーチンならあり得るかもしれませんね(笑)。
いや~、普通?の人って、感情論だけで動いてるんですね。
・・・となると、プーチンも普通の人かも・・・。
まあ、そもそも、ロシアに責められたくないのなら、『ウチは、平和国家なので、ロシアの侵攻は非難しますけど、地理的に関係のないヨーロッパの軍事同盟とは、無関係です。』・・って感じで、NATOの会合に参加したりしなけりゃいいんですけど。
そこに気が付かないのも、普通?の人の特徴なんでしょうかね?。
と批判したという東京新聞の記事を読んで、ハッとしました。
私は、この記事がアップされた同日に放送が開始された「テッパチ」というドラマを見て、ハッとしました、というか、驚いてしまったんです。
このドラマは、陸自候補生が一人前に鍛え上げられる物語のようです。始まったばかりのドラマで、先の展開がわからない現時点ですので、今はこう書いておきます。
教官が、かつて(と言ったのは、たぶん、大日本帝国陸軍のことでは、と解釈できそうな気がしていますが)、鉄製ではない(偽)ヘルメットのことを「ウソっパチ」といい、鉄でできた正規のヘルメットを「テッパチ」と言っていたという説明があります。
ドラマのタイトル、制作意図?などの説明でも兼ねているのでしょうか、口先だけ?の自衛官ではなく、本物?の自衛官を育てる物語、なんてことを伝えたかったのかな、も初見の感想の一つです。
因みに、パチとは鉢のことで、ヘルメットのことを鉄の鉢{テッパチ}と言い換える芸術性は、全滅を玉砕、撤退を転進・・・、敵基地攻撃能力を防衛力、そうそう、侵略戦争を特別軍事作戦とか、う~む・・・、実子誘拐なども、皆、本質を隠すという同じ匂いのする言葉の使い方と感じてしまうのですが、とにかく、この「テッパチ」というドラマ、第一話の冒頭から、部屋もなくなり、金もなくなりという主役の貧乏若者が飯を奢られ、自衛隊に勧誘される場面で始まり、まるで、米軍のような貧乏人が兵隊になるをも彷彿とさせるドラマに見えてしまったんです。
それに、このドラマの企画は、いつ頃から始まったのかとも勘ぐりたくなるほど、今の日本国内事情というか、安倍事情というか、とにかく、防衛力を高めたい思惑時流に乗っかったドラマじゃないか、と、もう、本当に、第一話冒頭から、なんだこりゃ、と、それこそ、ハッと、唸ってしまったんです。
>メディアを含めて疑問や批判がなく、外国との軍事協力が当たり前と受け取られている。・・・。
を読み、こちらは、安倍院政?岸田自公連立政権と自衛隊との軍事協力が当たり前で、防衛力を高めるお手伝いのようなドラマに仕上げるつもりなのか。
と・・・、まあ、まだ第一話ですので、どのような展開となるかはわかりませんが、自衛隊員募集要項の説明もありで、こうなると、なんとなく高かった自衛隊員応募への精神的ハードルも幾分低くなるようなお手伝いをしているような感じにも見え、非常に危惧してしまった初見でした。
ウクライナ情勢に便乗した挙国一致なんですかね。
時代は、すでに、そこまで進んで・・・、じゃなく、後戻りしているんでしょうかね。
同じ日に、違う出来事で、ハッとした話でした。
ロシアがせめて来るかどうか・・・あー、プーチン氏と同じ未来を見ている方に聞くのが一番ですね。
安倍内閣の時には、北方領土の経済的を高めるべく、積極的な「外交」を進めてました。もちろん、その儲けから、ロシア軍の軍資金もでているはずです。
習近平氏を国賓として招待してたのも安倍政権時代だったと思います。?正式に?取りやめになるまで、大阪に「歓迎」なんて横断幕があったって話も聞いた記憶もあるのですが。
中国の資本家に三井商船の徴用工の関係で何百億円だか払ったのも安倍内閣時代。
と言う方のNATOと4日本のTwitteを見ました。
スペインの会合での新戦略文書採択の時、留保とかそれは…みたいなことを言ってないから、中ロへのに正面作戦を引き受けたと、皆みなしている。
そんな内容に読めました。
現行憲法を守って、私たちは戦争しないと強い気持ちでいかないと、戦争に引きずり込まれる恐れを感じました。
岸田さんは、強者に「うん。うん。」と自分を合わせてしまうお人よしに見えるので、とても心配です。