オスプレイは熊本県の陸上自衛隊高遊原(たかゆうばる)分屯地に立ち寄り、水、食料、毛布などを積み込んだ上で、同県南阿蘇村に降り立ったんですが、オスプレイが物資を運んだ距離、道路を行ってもわずか20キロ余り!航続距離とスピードが自慢のオスプレイの意味なし!しかも、そこに自衛隊員たちが待ち構えていたのだから、人も物資も自衛隊が運べたことは明らか!!
安倍政権が自衛隊のために17機3600億円も投じて購入したオスプレイを佐賀に配備することもままならないので、熊本地震を政治利用して、被災者の救援に使って見せた問題。
これが安倍信者の琴線にいたく触れたみたいで、うちのブログとしては珍しくプチ炎上みたいなことになっています。
なにしろ、オスプレイが猛烈な風を巻き起こすので、避難所にいる被災者にとっては貴重な水を散水して自衛隊がお迎えしたと書いても全く無反応ですから始末に負えません。
(水は飲み水だけでなく、洗い物やトイレにも貴重な必需品だということがわかっていない)
米軍“未亡人製造機”オスプレイの宣伝のため、熊本大地震を「政治利用」。人の命のことだけ考えて!
オスプレイが南阿蘇村の公園に降りるところ(19日)。風が強いだけじゃなくて、ジェットのものすごい熱風が出るので下が燃えてしまうこともあって散水が必要。
自衛隊にはCH-47というオスプレイよりはるかに大きい積載量を誇るヘリコプターが70機もあって、数機のオスプレイに来てもらう意味は全然ないと言っているのですが、日本のヘリコプターや輸送機が全部出払っていてオスプレイが必要不可欠だったなどというのです。
あのね、自衛隊は530機もヘリがあるのに、オスプレイを投入した4月18日の時点で、地震から4日間余りの延べで!290機しか使っていないのです。
だいたい、東日本大震災では10万人出動した自衛隊がその4分の1しか出動していないのに、ヘリコプターだけ全部出動しているわけがないでしょう。
産経新聞なんて、どの記事を見てもCH-46というヘリコプターよりオスプレイの方がたくさん物が載ることばかり書いていて、CH-47のことは触れもしません。こういう事実を隠す記事をまことの偏向報道というんですね。
なにしろ、最初にオスプレイが運んだのなんて、2機で段ボール200箱だけですからね。引っ越しか!
人間が30人しか乗れない機体なので(市バスか!)、意外なほど物が載らない。初回の出動では2機で2往復して20トンしか運んでいない。1機1回5トン。もう一回言う。引っ越しか!
中谷元防衛相も、記者団からしつこく日本の自衛隊のヘリは足りないということかと問い詰められるのですが、具体的にどうヘリや輸送機が使われているからどう足りなくて、だからオスプレイがどうしても必要だったんだということが全く数字を挙げて説明できません。
ちなみに、共同通信、東京新聞などのマスコミが中谷防衛相を追及する場面を、産経新聞は書き起こして記事にするだけで、「左派系マスコミが」と揶揄するのが精いっぱい。自分で質問を考えることもできないで他社の質疑応答をそのまま報道するだけなのが恥ずかしくないのでしょうか。
そして、産経新聞はオスプレイの事故率が大韓航空や中華航空より低いというでっちあげかつヘイト記事を、後で削除したこともばれています。
産経新聞がガン無視するCH-47チヌークが2014年御岳山の噴火の際に軽装高機動車を運び上げる場面。半世紀以上改良を重ねて使用される傑作機で、2004年の新潟県中越地震で孤立した山古志村を救援したのも、2011年の東日本大震災で福島第一原発に空中から放水したのも、このヘリコプター。愛国新聞なら産経はもっとチヌークをほめたたえよ。
そして、やはりオスプレイは出動要請がもう減ってしまったということで、あと数日で→本日帰っちゃうそうです。
まだ、避難している人が10万人いらして、道路の復旧も進んでいないんですよ。もう最初からオスプレイなんて必要なかったことはこれを見ても明らかです。
安倍政権は米軍がオスプレイ派遣を申し出たと説明していたのですが、当のアメリカ海兵隊や「星条旗」という米軍機関紙などに、「オスプレイは日本政府が要請した」とばらされちゃっています。
さらに、最初に書いた散水以上に酷い話だと思うのは、熊本に派遣されたオスプレイってフィリピンから来てるんですよね。
で、オスプレイが物資を運んできた公園に事前に自衛隊が待っていたということは、自衛隊が運ぼうと思えば運べるものを、オスプレイの出番を作るために一両日被災者を待たせて、輸送しなかったってことなんです。
オスプレイの倍の60人が運べるCH-47チヌークの内部。木更津にCH-47の部隊がいて、もちろんフィリピンより近い。そしてオスプレイが飛び立った高遊原分屯地にも配備されている。。。
なにしろ、冒頭の画像にあるように、オスプレイが最初に物を運んだ距離はわずか20キロちょっと。そして、絶対に事故らないように広い公園に着陸させて、水まで撒いてる。
しかも、18日から21日までの4日間で、米軍機はオスプレイが8回、C130輸送機が4回、UC35作戦支援機が2回出動し、30トン以上運んだというのですが、ちゅうことは1回平均2トン余りかよ。
もう一回言う。引っ越しか!それもワンルームマンションの!!
まさに、これこそ、「オスプレイが安全です、役に立ちます」という顔見世興行でなくてなんでしょうか。
オスプレイから荷物を運び出す自衛隊員たち。こんだけの自衛隊員は南阿蘇村までどうやって来て待っていたんでしょう。
参考記事
熊本地震での米軍オスプレイ物資搬送は「茶番」で「政治利用」?
オスプレイ事故率 「民間航空機より低い」 産経サイト、一部記述を削除
まあ、見ていてごらんなさい。
これだけ論破しても、ミリタリーオタク安倍信者らは、全く動ぜず、記事も読まずに「反論」してきますから。
どうもこのオスプレイ問題と激甚災害指定遅延問題は、自民党ネトサポが放っておいたらいけない問題らしいです。
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オスプレイの被災地支援「数日内に終了」 要請減少と米国防総省
普天間から米軍岩国基地(山口県)に派遣されたオスプレイは21日までに計8機。デービス氏によると、支援には沖縄を拠点とする第31海兵遠征部隊(31MEU)を中心に約130人を投入。岩国を拠点に21日正午(日本時間22日未明)までにオスプレイが8回、C130輸送機が4回、UC35作戦支援機が2回出動し、30トン以上を運んだとした。
被災地でオスプレイPR? 米専門家「理解に苦しむ」「自衛隊ヘリが適当」
- オスプレイの救援物資輸送に米専門家が疑問を投げ掛けた
- 自衛隊は、より多くの物資を輸送できるCH47ヘリを70機保有
- 「CH47を豊富に投入できるのに、使う必要があったのか」
【平安名純代・米国特約記者】米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイが18日、熊本地震の被災地へ物資輸送を始めた。米メディアが、日本の災害対応で初めて米軍が投入したオスプレイの支援活動に焦点を当て報じる一方で、オスプレイの米専門家は、より多くの物資を輸送できる自衛隊ヘリを使わず、同機を投入した背景を疑問視する。
米主要テレビ局ABCは、17日に米軍岩国基地に到着した4機のうち、2機が18日に熊本空港と被災地の熊本県南阿蘇村を2往復し、水や食料などの救援物資を運ぶ映像を放映。日本での救援活動に初めて投入されたオスプレイを「日米同盟の協力の表れ」と形容し、「日本で安全性に懸念のある同機の有効性を米軍が実証する機会となった」などと解説した。
米メディアは海兵隊やオスプレイの活動を強調する一方で、自衛隊が大型輸送ヘリCH47を約70機も保有している点については言及していない。
「CH47を豊富に投入できる体制にありながら、なぜMV22を使う必要があったのか」
オスプレイの専門家で米国防総省の国防分析研究所のレックス・リボロ元主任分析官は18日、本紙に対してまず疑問を呈し「CH47は自然災害などの救援活動において非常に優秀な航空機だ。下降気流の心配もない。なぜオスプレイの使用を決定したのか理解に苦しむ」と首をかしげる。
「オスプレイがCH47に勝るのは速度だ。例えば、負傷者を一刻も早く病院に搬送しなければならない緊急事態が生じたからオスプレイを投入したというのであればまだ理解できる」と説明する。
しかし米メディアが報じているのは、ほとんどが物資輸送の映像ばかり。米国防総省が自衛隊との一体的な救援活動を強調している点も併せて報じている。
リボロ氏は、果たして救援物資は現地にどの程度届いているのかと懸念した上で、「オスプレイを認知してもらう機会だったのではないか」とその役割に疑問を投げ掛けた。
避難所届かぬ物資なぜ 行政混乱、人手も不足 熊本地震
熊本地震の被災地から、食料や水など支援物資の不足を訴える声が相次いでいる。全国各地から支援物資は向かっているが、受ける側の自治体が分配機能を十分果たせていない。大動脈である九州自動車道が寸断され、陸路で支援物資が集まるほど渋滞を悪化させる悪循環にも陥っている。地震発生から5日目の18日になり、やっと物流に民間業者を入れ、空路輸送も始まった。東日本大震災の教訓は生かされたのか。新たな取り組みはうまく機能するのか-。
熊本県庁1階のホール。ペットボトルの水や食料、生理用品などの支援物資が山積みになっている。簡易トイレも数多い。
だが、それが各市町村や避難所になかなか届かない。県の担当者は「物資の仕分けなどを担当する職員が足りず、作業が追いつかない」。別の県の担当者によると、「熊本県庁の混乱、人手不足が著しく、(被災地からの)物資の要望も止まっている」と明かす。
支援物資の配布には食料や衛生用品といった仕分けが重要だが、行政は「素人」。2011年の東日本大震災でも支援物資の滞留が指摘され、仕分けを民間物流業者に任せることでようやく避難所に物資が届くようになった。今回の物資不足は、5年前の反省が生かされたとは言い難い事態だ。
県と市町村の連携にも難がある。今の分配は市町村の要請を受けて県が送る「プル型」。県が避難者数から必要量を見積もり、要請がなくても送る「プッシュ型」に比べ、プル型はどうしてもニーズと支援に時間差が生じるが、県は今も「プル型」を続けている。
「物資不足」の訴えを受け、主に福岡県の物流拠点から民間業者が市町村に直接、支援物資を送る枠組みが18日、ようやく出来上がった。政府からの支援物資は佐賀県鳥栖市にいったん集め、警察車両が先導することも決めた。九州地方知事会も18日、熊本県内の被災市町村ごとに、各県が担当を決めて支援する仕組みを整えた。
被災者の生活環境は刻一刻と悪化している。支援物資のスムーズな分配には被災者の命がかかっている。
◇ ◇
■寸断、渋滞…陸送は限界 自衛隊ヘリ、救助優先
支援物資が届かないもう一つの原因は、交通インフラの遮断による渋滞だ。九州道は植木インターチェンジ(IC)-八代IC間が不通になっており、九州道や福岡方面と熊本をつなぐ国道3号は大渋滞となっている。
なぜ輸送ヘリによる空輸ができないのか。18日、米軍の新型輸送機オスプレイ2機が初めて支援物資を空輸したが自衛隊は輸送だけで80機以上、救難や哨戒などの用途を含めると約530機のヘリを所有している。
防衛省は「熊本地震では延べ291機を投入している」とするが、人命救助を優先させており、「輸送にどれだけ当てているかは把握できていない」(統合幕僚監部)。中谷元・防衛相は18日の参院決算委員会で、「自衛隊が持っているヘリなどの運用をもってしてもまだ十分に行き届いていない」と答弁した。
九州には、ヘリ部隊がある佐賀県の陸自目達原駐屯地をはじめ、ヘリが離着陸できる基地は多くある。軍事ジャーナリストの神浦元彰氏は「東日本大震災の時は8割の自衛隊機を投入した。自衛隊機を『使えない』のではなく、政治が『使わない』だけではないか」と現在の運用を批判した。
河野太郎防災担当相は18日、物資輸送について、記者団に「自衛隊の航空部隊を最大限、活用していきたい」と明言した。
=2016/04/19付 西日本新聞朝刊=
米軍サイト「県民オスプレイ容認」 日本が支援要請と説明
沖縄がオスプレイを「快く受け入れている」とコメントしたのはホアキン・マレヴェット米海兵隊太平洋基地司令官(准将)。
また同記事中で「リー」氏と表記され、普天間飛行場のピーター・リー司令官とみられる米軍関係者は「普天間飛行場は日本とアジア太平洋で任務を満たせる戦略的、理想的な位置にある」と強調した。
米軍が輸送支援を発表した17日、熊本に派遣されたオスプレイは沖縄から南西に約1600キロ離れたフィリピンに展開していた。熊本は沖縄から北東に約900キロ。機体は当初沖縄におらず、東南アジアから駆け付けたが、米海兵隊は普天間の「戦略的位置」を強調している。
同米軍サイトはオスプレイの輸送支援は「日本政府の要請に基づき提供している」と表記している。一方、17日朝には安倍晋三首相が「申し出があるが、直ちに支援が必要だという状況にはない」と述べており、米側から支援を申し出たことが分かっている。
2016年4月20日(水) しんぶん赤旗
オスプレイ「日本が要請」 熊本地震の派遣
米軍「星条旗」紙報道
国会答弁と正反対
米海兵隊は18日付報道発表で、沖縄・普天間基地所属の垂直離着陸機MV22オスプレイを18日から熊本地震の被災者救援に派遣したのは「日本政府の要請」に基づくものだったことを明らかにしました。
中谷元・防衛相は18日の参院決算委員会での日本共産党の仁比聡平議員の質問に対し、「米側から協力の申し出があった」と答弁。記者会見でも同様の発言を繰り返しており、米側の言い分とは正反対です。
また、米軍準機関紙「星条旗」18日付電子版は、日本政府が16日、米国務省に震災支援を要請したと報じています。政府がオスプレイなど米軍の支援に言及したのは翌日の17日でした。
【熊本地震】左派系メディアの執拗なオスプレイ批判に温厚な中谷防衛相がイラッ「全力でやってますよ!」 記者会見詳報
「全力でやってますよ!」
温厚な人柄で知られる中谷元防衛相が、22日の記者会見で気色ばむ場面があった。
熊本地震の輸送支援に協力している米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの必要性を、共同通信や東京新聞など一部のメディアが執拗に追及。果ては災害支援に全力を尽くす陸上自衛隊の能力にまでケチをつけたためだ。記者会見の詳細は以下の通り。
共同通信記者「オスプレイの必要性がどうしても理解できない」
中谷防衛相「当時、10万人を超える方が避難所にいて、水や食料も十分に手元に届いていない状況でした。もちろん自衛隊も持てる限りの総力を挙げて対応してきたわけです。そういう中で、米国から『何か支援することがあったら米国も全面的に協力する』というオファーも来ており、防衛省・自衛隊としてもできることは一つでもやっていきたいという観点で米国の支援も検討した。日米間で答えをまとめて総理に報告して、実施したということです」
共同通信「17日の朝、安倍(晋三)首相は『(米軍からの)申し出はあるが、直ちに支援が必要だという状況ではない』と言っているが、その2時間半後に『大変有り難い申し出だ』と態度を一変させた。その間に何があったのか」
中谷氏「それまで日米間で調整し、その結果を総理に報告に行きました」
共同通信「なぜ陸上自衛隊は(大型輸送ヘリの)CH47をたくさん持っているのに、積載量の少ないオスプレイが必要なのか」
中谷氏「当時の状況は全能力、持てるヘリを全て使って実施をしていたわけです。それ以上の所用があったということで、われわれとしてはできる限りの努力をしたということです」
共同通信「3・11のような広範囲な大震災と違い、阿蘇地方、熊本地方という局地的な地震だ。そこでなぜオスプレイのような航続距離が特徴のものが必要なのか。航続距離は必要ない。非常に短い高遊原(分屯地)と南阿蘇地区の間をピストン輸送すればいいだけだ」
中谷氏「当時は道路が寸断していました。また大渋滞でした。そういうところに物資を届ける手段としては、航空機、ヘリしかありません。従って自衛隊の持ち得るヘリは全て投入して実施しておりましたが、当時の状況は水や物資が届かないという状況にあります。現実にオスプレイは、中山間の地域においてもそれを運ぶだけの能力があるので、実施が可能であると私は思ったので、米側と調整したということです」
共同通信「当時もCH47を全部使ったわけじゃないじゃないですか」
中谷氏「使えるヘリは全て使っておりました」
共同通信「そんなことはないと聞いてますが」
中谷氏「いや、そういうわけはありません。こういった非常災害時において、自衛隊の持ち得る装備、当然、他の任務もあるし、修理や点検の必要もありますが、こうした災害に与える装備については全て利用して全力で災害対策に当たれと指示しています」
共同通信「今回のオスプレイ投入と佐賀空港への配備問題は関係ないか」
中谷氏「全く関係ありません!被災者の救援が第一です」
共同通信「日米同盟の象徴としてオスプレイを入れたのでは」
中谷氏「いや、全くこれは被災者の救援のために何ができるかという視点で、能力を最大限生かしていくということ以外、考えていません」
東京新聞記者「当時、能力は全て使って実施していたが、それ以上の所用があったと説明したが、自衛隊の能力はその時点では不足していたということか
中谷氏「いえいえ、自衛隊の能力を全て挙げてやっていましたが、それ以上にニーズがあるわけです。『物を運んでほしい』など色んな声が挙っていたし、捜索救助活動も続いていて、一刻も早い救援が求められた。そして出し得る限りの支援が求められたということです」
東京新聞「では自衛隊の能力は充足されていたのか、当時の状況に対して十分対応できていたのか、できていなかったのか」
中谷氏「もう隊員は全て現場に出れる可能な限り出動し、そして自衛隊の所有し得る機材は全て使って対応したということだ」
東京新聞「それでもなお能力が不足していたから米軍のオスプレイに支援いただいたということか」
中谷氏「できる限りの支援ということで、考える限りの支援をしたということだ。もちろん自衛隊の能力、隊員の大変ムリを言って急遽(きゅうきょ)、災害派遣をかけて全国至る所から集結しております。そのためにも航空機もいれば、艦船も必要です。陸海空全て省一丸となって対応しておりまして、少しでも救援活動ができるようにと調整したわけです」
朝日新聞記者「オスプレイの利用は日本側からの要請なのか、米側からなのか」
中谷氏「地震発生直後の15日未明にカービー米国務省報道官によって記者会見で表明され、支援の申し出がありました。同時に、米軍からの支援についても同日、在日米軍司令部から統合幕僚監部に支援の申し出がありました。私も報告を聞き、事務方に対して米軍による支援のニーズがあるかどうか、検討するように指示をして、自衛隊としてはより効率的、迅速な救援活動を行うためには、自衛隊の輸送力に加えて、米軍の輸送支援が必要と判断し、輸送協力を得るべく米側と調整したところ、17日に米側から『航空機による支援が実施可能だ』という連絡がありました。
これを受け、私が安倍首相に17日午前に報告したところ、安倍首相から『大変有り難い申し出があり、速やかに具体的な輸送ニーズを調整するように』という指示があり、事務方にさらに調整を実施させました。その後、当時は本当に物資が不足しておりまして、道路の状況を踏まえまして、やはりヘリを含む輸送が求められていたということで、自衛隊としては全力で取り組んでいるものの、その輸送力にはおのずと制約があるということで、ヘリによる輸送手段も有する米軍の支援も得て、避難所で不自由な生活を強いられる被災者の皆さまに一刻も早く支援活動を届ける必要があります。
そのような調整におきまして、やはり被災地の状況、対応可能な航空機の能力、運用状況、具体的なニーズ、これを総合的に考慮しつつ輸送する航空機の機種を含めて詳細が決定されましたが、その結果、MV22オスプレイを含む米軍の輸送機による輸送が実施されたということだ。このほかにも(米軍の)UC35、C130による輸送支援も行っています。再度申し上げますが、防衛省・自衛隊としては、熊本地震の対応のために、やれることは全てやるという決意の下に被災者支援の取り組みを行っているというところです」
朝日新聞「首相に報告した後、日米間での話でオスプレイが出てきたのか」
中谷氏「これはずっと調整をし、『支援が可能だ』と米側から話がありましたので、首相にその内容を報告したわけです。その後さらに調整を重ね、オスプレイを含む米軍の空輸輸送を実施していただくということが決定されたということです」
朝日新聞「調整の中で、オスプレイを使うというのは日本側から提案したのか、米側から『使えるよ』と言ったのか」
中谷氏「どういったことが可能なのか、日米間でずっと調整してきたということです」
沖縄タイムス記者「17日の時点でオスプレイはフィリピンにいたと思うが、外国に展開しているという説明もあったのか」
中谷氏「オスプレイを含む米軍からの航空機による輸送支援が可能である返事が17日の早い段階で防衛省に届いたので、それをもって首相に説明に行ったいということです」
沖縄タイムス「米軍はフィリピンで訓練をしているのを、熊本の支援のために帰ってきたということでよいか」
中谷氏「そういう支援が可能かどうか、ずっと調整中でした。当然、オスプレイも含めて米軍の持ち得る能力、どういう点が可能であるかも調整はしていたということです」
共同通信「17日の時点で陸自のCH47の機数が足りなかったとすれば、装備の充足が足りなかったということではないか。3・11のように10万人態勢ではなく、今は2万6000人という人員。3・11と違って限られた特に熊本の阿蘇地方、熊本地方という場所で、そこをピストン輸送をヘリでするのに、なぜ航続距離が自慢のオスプレイが必要なのか全く分からない」
中谷氏「当時の状況は17万人くらい一時、避難所にいて、情報も錯綜(さくそう)しており、全く電気も水道もガスもない。また物資も届かない。そういう中で非常に被災者が不安、心配に感じておりました。これに対して一刻も早く物資を手元に届ける。そのために航空輸送力が必要ですが、もちろん自衛隊全機種を使って可能な限りの態勢で支援をしていましたが、やはり、それだけでは確実に物資が届いていない状況でありましたので、そういうことを計画したということです」
共同通信「そんなに自衛隊の輸送力はないのか」
中谷氏「いえ、全力でやってますよ!全機種使って」
共同通信「あの限られた地域の輸送もオスプレイの応援がなければできないのか」
中谷氏「自衛隊の使えるヘリは全て投入してやっています。一刻も早く事態を解消する必要があったということです」
共同通信「陸自のヘリの装備は足りなかったと。不備だったと。防衛省は陸自のヘリをもっと増やすべきだったということか」
中谷氏「一刻も早く被災者を救援するということが災害の時は必要で、自衛隊も警察も消防も、全て総力を挙げてやってきているので、できる限りの支援態勢は国としてとるべきではないでしょうか」
熊本地震でオスプレイ投入の一方、輸送能力がより高い自衛隊のヘリが棚ざらしに! 安倍-中谷が米軍と裏取引
首相官邸HPより
世界各地で墜落死亡事故を起こし、安全性が不安視されている米軍新型輸送機MV-22オスプレイ2機が昨日4月18日、熊本大地震の被災地に支援物資を運ぶため初投入された。しかし、安倍政権の思惑をいぶかる声が被災地からも噴き出している。
昨日午後、オスプレイは陸上自衛隊高遊原分屯地(熊本県益城町)に到着。水や食料、毛布など約20トンの物資を積み込み、南阿蘇村の白水運動公園に空輸した。しかし、地元記者によると、オスプレイが行った空輸は必要とされている部分ではないという。
「今、不足しているのは、交通が寸断した各避難所に人海戦術で輸送する手段。それと、支援物資は現在、全国各地からトラックで次々と輸送され、熊本県庁や市町村の庁舎に山積みになっている状態で、これを仕分けするスタッフ。運動公園まで運んでも、その先を運ぶ能力が不足しているので、あまり意味はありません」
実は同様の声は、自衛隊内部からも吹き出している。防衛省中堅幹部が、今回のオスプレイの投入にこう疑義を呈する。
「すでに物資の輸送は、被災地近くの海上自衛隊の鹿屋基地(鹿児島県鹿屋市)から出動したヘリ部隊が16日時点行っている。この部隊が機能しているのに、オスプレイを稼働させるのは、あまりに不自然だ」
しかも、自衛隊は、オスプレイと積載量が同等で容積がより多い、つまりたくさん荷物を積めるCH-47Jという輸送ヘリを70機所有しているが、待機状態のままだという。
「もし、大規模輸送が必要なら、木更津の陸上自衛隊第1ヘリコプター団のCH-47Jを使えばいいのに、そちらに要請の動きもなかった。はっきりいって、昨日の作業なら、CH-47Jで十分対応できる」(前出・防衛省中堅幹部)
オスプレイが初投入された18日、中谷元防衛相は参院決算委員会で「不安の中で生活している方々に物資を届けないといけない。自衛隊のヘリコプターの能力だけでは十分ではない」などと答弁し、オスプレイ投入の正当性を懸命に訴えた。だが、その主張には一貫して無理がある。
そもそも、安倍晋三首相は17日朝の官邸入りの際、米軍の支援について「申し出はあるが、いま直ちに必要ではない」とぶら下がりの記者団に答えていた。
情勢が変わったのは、その2時間余り後のこと。官邸を出てきた安倍首相は「米国から輸送支援ができると連絡が入った。大変ありがたい」と態度を一変した。大手紙の政治部デスクが内情を語る。
「官邸内で中谷元防衛相から安倍首相にアメリカの強い意向を伝えられたようだ。実際、米国国防総省のデービス報道部長は『長年の日米同盟があるからこそ迅速な支援ができる』などと米軍側が申し入れたことを事実上認めているからね。実は、今回のオスプレイ投入劇は、中谷防衛相と米軍との“取引”だったという指摘もある。今月24日、鹿児島県鹿屋市にある海上自衛隊鹿屋基地で行う予定だった航空イベントに沖縄の米軍普天間飛行場所属のオスプレイが飛来し、公開する予定だったんだ。大地震の影響で取りやめになってしまい、米軍はせっかく日本にオスプレイを売り込むチャンスを逃してしまった。それに代わる苦肉の策が、今回の輸送劇だったのではという話だ」
安倍政権がオスプレイのパフォーマンスを受け入れたのはもうひとつ理由がある。今度は防衛省クラブ記者の話。
「陸上自衛隊がオスプレイ17機の導入を打ち出していて、2019年度から佐賀空港に順次配備する計画をもとに地元と3年越しの交渉を続けているのですが、いまだに同意を得られていません。今回、自然災害にも役に立つ輸送機だと宣伝できれば、同じ九州である佐賀の住民にも受け入れられるのではないかとの思惑があります」
いずれにしても、今回のオスプレイ投入劇は、被災地救済などでなく、安倍政権によるパフォーマンスだったのだ。実際、オスプレイの“勇姿”を是が非でも国民に見せつけようと大手マスコミを使う政府の手口はあまりに露骨だった。
通常なら入ることができない米軍岩国基地を報道陣に公開。18日午後1時にオスプレイ2機が出発し、被災地の熊本県南阿蘇村に午後4時ごろ到着するというスケジュールも早々に発表された。防衛省クラブ詰めの記者が語る。
「防衛省のきめ細やかな手配には驚きました。実際には物資の搬入などで出発が遅れ、オスプレイが南阿蘇村の白水運動公園に着陸したのは午後5時すぎ。公園も報道陣に公開されました。防衛省はオスプレイの出発から着陸までをメディアに大きく取り上げてほしい意向がありありでしたから、到着時刻がずれ込み、到着のシーンが宵闇に隠れやしないかと冷や冷やしていました」
そして、こうした売り込みを受けて、産経新聞などの安倍応援団メディアは、オスプレイを大宣伝。輸送能力の高いCH-47Jの存在を隠し、わざわざ積載量の小さい旧型機「CH-46」をもちだして「東日本大震災で出動した大型輸送ヘリコプターCH46に比べ、荷物の搭載量は約3倍となる」などと、デマをふりまいた。
それにしても、熊本大震災をめぐる政府の対応は常軌を逸している。菅義偉官房長官が15日夜、非常時の首相権限を強化できる「緊急事態条項」の必要性を唱え、どさくさ紛れに「改憲」を言い出したことはすでに本サイトで指摘しておいたが、それに続いてのオスプレイ投入。まさに、安倍政権にとって、被災者の生命や困窮などより、政治的パフォーマンスが大事であることの証明である。
(高橋憲一郎)
オスプレイが運んだのは段ボール200個強だけ! 何度でも言う、オスプレイ投入は安倍政権の震災政治利用だ
熊本地震の救援に投入されたオスプレイ(画像はYouTube「ANNnewsCH」より)
オスプレイ投入であからさまな「地震被害の政治利用」が明らかになった安倍政権。しかし、安倍応援団はオスプレイ投入に疑義をはさんだメディアに片っ端から攻撃を仕掛けている。
朝日新聞、毎日新聞、そして、我々リテラに対しても同様だ。本サイトは19日夕方に配信した記事で、「すでに物資の輸送は、被災地近くの海上自衛隊の鹿屋基地(鹿児島県鹿屋市)から出動したヘリ部隊が16日時点行っている。この部隊が機能しているのに、オスプレイをわざわざ投入するのは不自然」「木更津の陸上自衛隊第1ヘリコプター団のCH-47を使えばいいのに、そちらに要請の動きもなかった。はっきりいって、昨日の作業なら、CH-47で十分対応できる」という防衛省中堅幹部のコメントを紹介した。
すると、「陸上自衛隊の第1ヘリコプター団のHPに、16日、CH-47が被災地支援に向かったことが書かれている」として、記事をデマだと決めつけるツイートが殺到したのである。
たしかに、木更津の第1ヘリコプター団は16日、4機を各基地から熊本周辺の駐屯地への隊員輸送と物資輸送に派遣しており、新たに取材したところ、18日にも熊本への輸送業務を行っていたこともわかった。
しかし、だからなんだというのか。18日にオスプレイが行った空輸任務からCH-47が外されていたことには変わりはない。
しかも、熊本大地震にこれまで木更津から投入されたCH-47は数機。多くは、今も待機状態にあるのも事実だ。
また、CH-47が熊本に派遣されていたとすれば、オスプレイはますます必要がなかったということになるだろう。それこそ、オスプレイが行った物資輸送をそのまま熊本にいるCH-47にやらせることができたはずだからだ。
オスプレイが行った陸上自衛隊高遊原分屯地から南阿蘇村の白水運動公園への空輸はもちろん、CH-47でも十分可能だった。というか、オスプレイが行った任務は、CH-47すらも必要なかった。
18日、2機のオスプレイが輸送したのは、ペットボトル1200本、食料、テント80張り、簡易トイレ160個など。共同通信によれば、段ボールの数は「200個以上」という程度だったという。
しかも、運んだ先の南阿蘇村・白水運動公園は比較的、離着陸のしやすい場所だった。自衛隊ヘリはもっと難しい場所でも離着陸していたが、オスプレイにはわざわざ安全な場所が選ばれ、そこから、自衛隊が車両で各避難所に運んだのだ。
これらを見れば、オスプレイ投入が安倍政権による政治的パフォーマンスであることは明らかだろう。
中谷元防衛相は18日の参院決算委員会で、「自衛隊が持っているヘリなどの運用をもってしてもまだ十分に行き届いていない」とオスプレイ導入の理由を述べたが、これは大ウソだ。
西日本新聞によると、「自衛隊は輸送だけで80機以上、救難や哨戒などの用途を含めると530機のヘリを所有している」が、防衛省の18日17時の発表では、熊本大地震に投入された航空機の数はこの6分の1にも満たない。
安倍政権が一方で自衛隊機のヘリを出し惜しみし、そのかわりに無理やりオスプレイを投入したのはまぎれもない事実だ。
そして、その裏には先の記事で示したように、米軍との密約、そして、自衛隊のオスプレイ佐賀空港配備のための地ならしという意図がある。
何度でも言う。オスプレイ投入は、安倍政権による震災のもっとも悪質な政治利用だ。これは、安倍応援団がいくら「デマ」「嘘」とわめいてみても、絶対に変わることのない事実である。
(編集部)
よろしかったら大変お手数とは存じますが、二つのランキング、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!
2.un01さん、実際のオスプレイ、どうだったのか、レポートお願いします。なぜか、被災直後に被災地入りしようとしてたようなので、オスプレイが見えるくらいの近くにはいて、なおかつ、ごく親しい関係者が被災地にいたんですよね?
まさか「ネットで勝手なことを言っている人」(un01さん)や、被災地見たいの野次馬ではありませんよね。
バイコクハジカクみたいな名前(正しくは何でしたっけ?)で、(結果的にであれ)売国行為の推進を主張、その根拠が自分の妄想という恥かくばっかりだった人、出入り禁止になったようです。
もっとも、(部下や国民を死に追いやっておいて、自分は米軍の走狗になった軍人政治家と違って)自分の話(デタラメ氷河期)を信じてたなら、氷河期に備えている最中、この夏の暑さで、実際にお亡くなりになったと思います。
では改めて確認。名無しの人の記述。
「グリーンロードを使って支援物資を運ぶなんて、一般人ならともかく、自衛隊などのちゃんとした機関が選択するような道ではありません。効率が悪すぎる。
大きなトラックを何台使っても埒が明かない。そういう山道です。」
こう書いてたよね。
以下のYoutube動画なんだけど。
「九州自動車道 阿蘇くまもと空港IC.から南阿蘇へグリーンロード経由で7倍速GO!」というタイトル。
https://www.youtube.com/watch?v=B5-XqxTgDjY
5分22秒あたりから、ごく普通に「トラック」が走ってますね。対向車線にも何台もいるね。
「埒が明かない」ってどういう意味なんだろう。
またこの動画を作った方は、
『なんだ、けっこう道キレイじゃん!』
『車通りもあるし、風景がキレイ』とも表現してますね。
名無しの人の言う「そういう山道」ってどういう山道なんだろう。
この動画だけど、地震から1か月も経ってない2016/5/7の録画だよ。名無しの人は「道路は亀裂が入り走行不可」って言ってたけども、補修した跡も見られないのはなんでだろう。
こちらは2016/5/31。この動画でも、撮影車の前をずっとトラックが走ってる。(3分10秒くらいから)
https://www.youtube.com/watch?v=uP14dBAJpfE
はて。南阿蘇に行ける、トラック級の車両が通行可能なルートはなかったはずでは。
以上のことより結論するよ。
「震災当時、阿蘇グリーンロードは通行可能であり、南阿蘇に車両が入る陸路は存在していた」
したがっていちいちオスプレーなんぞを使う必要などなく、その出迎えに来ていた陸自に運んでもらえば事足りた上に、貴重な水と時間と労力をムダにしないで済んだということ。
なんせ4/23に1機が運んだのはこれっぱかし。
https://www.defense.gov/Photos/Photo-Gallery/igphoto/2001523254/
こんなん、頑張れば軽トラでも運べんじゃないの?
それなのにオスプレーをはるばるフィリピンくんだりから7時間もかけて呼び寄せたアベは、被災者を早く救援することよりアメリキ様にいい顔すること優先の☓☓野郎だってこと。
結論これまで。反証があるなら随時お願いしますね。
ほんとはもう一つ重要な結論があるけど、まあもう皆さんわかってるだろうし、名無しの人も「熊本は、今では全く~」以降は一応正しい事を言ってるのに免じて「あえて書きません」。
(1)オスプレー沈没寸前
2014年らしいけど、オスプレーが海上で離陸に失敗して海に落下、かろうじて浮上したけど1名死亡、エンジンも水をかぶったため交換で150万ドルの損害ですと。
http://www.sandiegouniontribune.com/military/sdut-osprey-crash-at-sea-command-investigation-2015jun30-story.html
(2)オスプレー大迷惑
つい先月(2018/6/5)、英国ウェールズにて訓練中のオスプレーが、元記事にもあるものすごい高温の排気で山火事というか草原火事を引き起こしてやがったよ。
https://www.bbc.com/news/uk-wales-mid-wales-44375517
https://www.wired.com/2009/06/hot-breathing-osprey-sparks-five-acre-fire/
鎮火までなんと8時間、まさに焼け野原。150ヘクタール…ってどのくらいか、とあるサイトで換算したら東京ドーム32個分だってさ。
こんなだから熊本ではいちいち水まく必要があったのね。コイツ、災害時に全然向いてないヘリだと思うんだけど。
(3)チヌーク活躍
一方上のコメントでも色々評価されてるチヌークというヘリが山岳救助中の動画。
https://www.bbc.com/news/video_and_audio/must_see/44837226/chinook-helicopter-crew-rescues-climber-in-oregon
斜面に尻を乗せるようにして空中静止し、遭難者を乗せてるらしい。パイロットの腕もあるだろうけどかなりの安定性だね。
こういうのってオスプレーではできんの?
オスプレーほめちぎり派の皆さん、上のコメントでは必死こいて書類上のデータばっかり並べ立ててるけど、実戦例はひとっつも挙げてないよね。
動画とか探してみても、「飛び立ちます」「飛んでます」「着陸します」ばっか。そんなの基本的すぎるつうの。できない方がおかしいつうの。
救助シーンとかの動画でもあれば少しは性能を認めるんだけどねえ。
民家の屋根を吹っ飛ばすだの草原を焼き払うだの沈みかけるだの、沖縄じゃ「不時着」ごときでこっぱみじんになるだの…どこが使えるんでございましょーか。こんなもんに200億?バカじゃねえ?
結局、熊本震災よりもっとヘリが必要な状況の今回の大雨でまるきり音沙汰ないんだから、オスプレーは災害救助になんか使えないってことで決まりっスね。
「グリーンロードを使って支援物資を運ぶなんて、一般人ならともかく、自衛隊などのちゃんとした機関が選択するような道ではありません。効率が悪すぎる。
大きなトラックを何台使っても埒が明かない。そういう山道です。」
この文の違和感を、時々拝見さんがうまくまとめてくれたよね。
道が悪いんだったら、普通に考えて走破力は、自衛隊>一般人だよね。
加えて一刻を争うんだから、通れるなら何が何でもたどりつこうとするでしょうよ。効率がどうとか気にしてる場合じゃねえじゃん。
全然回答が来ないねえ。どうなってんだろ。
そうだね、忙しいかも知れんから、ひとつだけ答えて欲しいな。ごく簡単なこと。
「あなたはどこで被災したの」
南阿蘇にいたの。他の地域だったの。
被災者は多数だし、こんなことで個人なんて特定できないから、安心して教えてくれるかな。
回答がない場合、とある結論を出させてもらう予定。
自衛隊車両も走行不能な道路を走破したunknown 01さん、インターネットも災害直後から使えるほど無事で何よりです。動揺のためか、論旨が無茶苦茶ですが。unknown 01さん、次回から、略してun01さんにしますね。(以前、unk0さんと命名したら、ほかの売国運動系の人が・ンコとは何だ、ウン・、・ンコ、・ンコが何とか、・ンコと間違えたのはお前のせいだ、・ンコ、・ンコで大騒ぎでしたが、unknown 01ですのでお間違え無く。)
ちょっとさ。腑に落ちないことがかなりあるんでね。説明して欲しいんだけど。
「わずか20㎞程度ですが、ここへ行くのには道路は亀裂が入り橋もひどい段差が出来て走行不可、とにかく南阿蘇村へ向かう道路は走行不可能でした」
名無しの人はこう書いたよね。
(1)あたしが紹介したページだと、阿蘇グリーンロードは「トンネルも橋もなかったのが偶然にも奏功して無事だった」という趣旨のことが書いてるんだけど。
もっかいリンク貼るよ。
http://tyatya.hateblo.jp/entry/2016/04/18/205531
「グリーンロード南阿蘇のルートは被害を受けにくい」
どういうこと。名無しの人はグリーンロードの話をしてるんじゃなかったの。
(2)南阿蘇には陸路で入れたんじゃないの。
・まず本文にも「そこに自衛隊員たちが待ち構えていたのだから」とあるでしょ。白水運動公園にいて、水まいて、オスプレーから荷物を受け取った自衛隊員。この人らはどこから現れたのさ。別のリンク先でも、写真に73式トラックまで写ってるよ。しかも1台や2台じゃない。このトラックの一団はどうやってここまで来たの。トラックは飛行できないよ。
・こっちの記事。
http://www.aarjapan.gr.jp/activity/report/2016/0419_2032.html
「難民を助ける会」なる団体があるらしいんだけど、この人達、「介護老人保健施設リハセンターひばり」に食糧を届けてるよ。4/18に。オスプレーが飛んできた日に。白水運動公園のすぐそばに。ってことはその時点で道は使えたんじゃないの。写真にはバンが写ってるからヘリとか使ってない。だいたいこの規模の団体が航空機を運用するとは思えない。
おかしいよ。話が食い違う。ちゃんと説明して欲しい。現場の視点から。
「グリーンロードを使って支援物資を運ぶなんて、一般人ならともかく、自衛隊などのちゃんとした機関が選択するような道ではありません。効率が悪すぎる。
大きなトラックを何台使っても埒が明かない。そういう山道です。」
「ちゃんとした機関が選択するような道ではない」ってどういう意味だろう。陸自だよ? 普通に考えて、多少の悪路なんざ屁でもないでしょう。というか悪路ごときで進めないんじゃ戦力にならないじゃん。緊急事態なんだよ? 意地でも届けようとするのが普通じゃないの?
「大きなトラックを何台使っても埒が明かない」
これもわかんない。
民間のトラックは通れても、陸自のトラックは無理だって言いたいの?
だったら民間のトラックを借りれば運べたってことじゃないの。
それに陸自のトラックと言ったって、普通のトラックとそう変わらないよ。
陸自の73式トラック
→全幅2,485mm
https://ja.wikipedia.org/wiki/73式大型トラック
同じメーカーの4トントラック(佐◯急便とかでも使ってるみたい)
→全幅2260mm
http://www.isuzu.co.jp/cv/data/index.html
ってか、うちの前の道路は狭い1車線だけど、平気で4tトラック走ってるよ。2車線なら余裕でしょう。
いやー何回読んでもわかんないや。悪いけどちょっと説明してもらえないかな。
まぁそれはいいや。いくつかお話しさせてね。
1)あなたの主張は「助けてくれるのに米軍を非難するな」ってことでいいかな。違ったら指摘してね。
確認だけど、この記事本文では「助けてくれること」自体を非難してるんじゃないよ。
前回書き方が良くなかったみたいだから言い換えると、
「救援したことに文句がある」んじゃなくて、
「救援の仕方にムダがありすぎでしょ」ってことなんだけど。
よく読んで欲しいんだけど、本文に「オスプレイが猛烈な風を巻き起こすので、避難所にいる被災者にとっては貴重な水を散水して自衛隊がお迎えした」って書いてあるじゃない。実際そうでしょ。被災時に水は生命線でしょう。なんでこんなムダ使いせんといかんのさ。
ここも読んだかい?
「自衛隊が運ぼうと思えば運べるものを、オスプレイの出番を作るために一両日被災者を待たせて、輸送しなかったってことなんです。」時間のムダじゃん。
確かに作業をしてくれたけど、そのためにむちゃくちゃ手間がかかってた。
確かに米軍は作業したけれど、ほんのちょっぴりしかしてないし、時間もかかりすぎた。それなら普通に国内の人間がやった方が早かったんじゃないのか?
大まかに言うとこういうこと。
詳しくはこちらも参考になるよ。
https://matome.naver.jp/odai/2145491582792293301
2)阿蘇グリーンロードの件について。
確かに地元じゃないとどんな道路かなんてなかなかわかんないよね。
グリーンロードは、「大きなトラックを何台使っても埒が明かない。そういう山道です」
「とにかく南阿蘇村へ向かう道路は走行不可能でした」そうだったの。
埒が明かないというのはどういう意味なのかな。トラックが走行できないくらい狭いということ?
ところでこのページなんだけども。
https://kumanago.jp/event/?mode=detail&id=430000000225
これを見る限り、ちゃんと舗装はされてる道路と考えていいだろうかね。
で、こちらの記事。
http://tyatya.hateblo.jp/entry/2016/04/18/205531
「熊本方面から阿蘇にアクセスできた唯一の道が赤い四角で囲ったグリーンロード南阿蘇です」
「現在ではミルクロードの通行止めも解除されているようですが、高森へのアクセスでは依然グリーンロード経由が近くて便利です。」
「ニュースではあまり取り上げられていませんが、物資の搬入や熊本への避難などで使える唯一の道路なので、かなり重要性は高いです」
「多くの交通量を効率よくさばく事を目的としていないものの、トラックの走行を想定するため、アップダウンが激しかったり急カーブが多いものの道は2車線で整備されることが多く、ストレスなく走る事が出来ることが多いです」
地震直後の4/18の記事。あなたの説明から受ける印象と一致しない気がするんだけど。
この方の説明をどう思いますか。感想を聞きたいんだけど。
「遠足か」ではなく「引越しか」でした。
すみません。
わずか20㎞程度ですが、ここへ行くのには道路は亀裂が入り橋もひどい段差が出来て走行不可、とにかく南阿蘇村へ向かう道路は走行不可能でした。
これが道路か?というくらいひどい状態でした。
効率が悪すぎる。
大きなトラックを何台使っても埒が明かない。そういう山道です。
私はあなたが災害支援をするなと言っているなんて一言も言ってませんよ。
ここの地理を知りもしないで、遠足か?とか茶化したことを書かれていたことに僅かながらの怒りを感じました。
それぐらいひどい惨状なのです。
あの当時はニュースで色々報道はされてましたが、現状を実際に見ないと本当のことは伝わらないってことは重々承知しています。
私なんかは、支援にオスプレイを使おうが別のものを使おうがどうだっていい。
今のこの一秒一秒を生き抜くことだけに必死でしたので。
あなたの言いたいことは、なんだか難しすぎて私にはよく分からないけれど、
自衛隊や国やオスプレイ等々を色々と批判している人は、現場の惨状を知らない人だということ。
そこに住んでなければ知らないのは当たり前ですが、あんな茶化した書かれ方をされたら、被災者としては心中穏やかではいられませんよ?
少しでも震災のその後を心配してくれるのならば、今後似たような別の災害支援に関する記事を書くときに、もう少し言葉を慎重に選んで書いて欲しいですね。
・・一個人のわがままな意見でした。
あなたが普段から熊本に限らず、そして今後起こるかもしれない災害に対してどのような意見をお持ちなのかは分かりませんが、熊本に関して少しでも心配してくれていたことに感謝します。 ここの記事だけを読んだだけだと、震災に対して
ものすごく軽く考えているような印象でしたので。
熊本は、今では全くニュースにもなりませんが、まったく復興してません。
家は取り壊され空き地ばかりになりました。
町も景色がガラッと変わってしまいました。
まだまだこれからなのに、何一つ変わっていない。
今でもまだ道路や水道管などの復旧工事が続いています。
報道されなくなったら全国各地の人たちに、もう復興した、と思われています。
熊本地震は大したことなかったとまで言われました。
どこの災害でもそうですが、被災した人の苦しみや辛さは、実際に被災した人にしか分からない、ネットで勝手なことを言っている人たちに、そうじゃないんだってことをほんの少しでも、どこかの機会に伝えていただけると幸いです。
長文 失礼しました。
(名前はあえて書きません。すみません)
なんか勘違いしてるみたいだけど、元記事の趣旨は「災害救援をするな」じゃないよ。
そうでなくて、「もっといい方法があるのにわざわざ効率を落としてる」のがおかしい、って言ってんの。
よくわかんない?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11158407131
このベストアンサーがよくまとまってるんで読んでくれる? 特に後半の1~3の項目。
さておきあなたも被災したんだね。大変だったね。どこで被災したの? 家は無事だったのかい?
現在の復興状況はどんなもんなの? わかる範囲で知りたいな。なんせマスコミじゃもう終わったみたいな扱いしてるからさ。あたしも腹立ってんのよ。ぜひ教えてほしいな。
あと、名前忘れないようにね。うっかりしてる人が多いから。
高遊原から南阿蘇村への道路は寸断されて、陸路で行くのは無理でした。(かなりの山道を遠回りして行く方法は一応ありましたが)
高遊原から南阿蘇まで、地図で見れば直線ですぐ行けるように見えますが、実際にはかなり山道を登っていくつもの橋を渡って行かねばなりません。
私自身はオスプレイにはあまり良い印象を持っていませんでしたが、普通の生活さえ困難な状況で手助けしてくれる人・ものには深く感謝します。
実際に被災していないとそういうところが分からないのではないでしょうか・・
ホーカー・オスプレイIII/IV複葉水上機 でも持ってくれば良かったんでしょうか
②CH47でも台風並み、オスプレイの吹き降ろしは、CH47の1.5~1.6倍。荒れ地や狭い土地でのホバリング作業はヘリでも困難、ましてやオスプレイにはできない。
③電力鉄塔建設現場での作業の困難さ、ビニールや木の枝葉をエンジンに吸い込む。我々は作業を知り尽くしている。それが生きてゆくための道だったから。オスプレイを災害救助に、ドクターヘリに使う、トンデモナイことである。自衛隊が運用するようになれば直ぐわかる。
何故それが安部総理や自民党批判へ繋がるのか分りません。
言いたい事は分りますが、的外れな使用ではないと思います。
そんなに日本とアメリカが仲良しなのが気に入らないのですか?
という疑問に対しては
「オスプレイが使われた時にCH-47は既に稼動していた」
が回答。
これは推測や妄想ではなく、ネットなどで既に確認されている事実である。
「なぜ米軍はオスプレイを使うの?」
という疑問に対しては
「今回出動した普天間の海兵隊は
既に全ての輸送ヘリをオスプレイに切り替えているから」
が回答。
これも公開されている情報で確認ができる。
政治的思惑が絡んでいる可能性は否定しなが、
議論がしたいのであれば、まず確固たる事実を元にしないと
有意義な結論は出せない。
確認したいのだが、「道路はすべて寸断されていた」のか?
南阿蘇村HPによれば、4/18日の段階ですでに「グリーンロード」は一部片側ながらも通行可、他町を回る迂回路も通行可とある。
http://www.vill.minamiaso.lg.jp/uploaded/attachment/3475.pdf
さらにはV-22を出迎えて荷物を運んだ自衛隊の車両は他県から来ていたというではないか。
どういうことなのか。寸断されていたというのは何号線のことを言っているのか。
勝手ながら納得したいので、大変とは思うが教えてもらいたい。
まさかとは思うが、地元民を装ったわけではあるまいな。
いや、それはないな。普通そんなクズはいないな。ないない。失礼した。
1・・・拠点には十分足りていますが、仕分けなどの人手が足りず、末梢には不足という報道だったので、整合性は取れています。
2・・・自衛隊員は岡山県の日本原駐屯地から、車両は鳥取県の米子駐屯地から派遣されたそうです。http://www.sankei.com/affairs/photos/160418/afr1604180043-p4.html
3・・・そういうことも有るのですね。16日には被災地近くの海上自衛隊の鹿屋基地(鹿児島県鹿屋市)から出動したヘリ部隊と木更津の第1ヘリコプター団が4機を各基地から熊本周辺の駐屯地への隊員輸送と物資輸送に派遣しておりますから、18日のオスプレイ使用時には既に配布が終わっていて、陸上自衛隊高遊原分屯地には物資が残り少なかったのかもしれませんね。
また道路状況について、ソースを上げることはできるだろうか。URLでもいいし、もし位置情報付きの写真を撮る余裕があればそれを公開していただいてもいい。大変貴重な情報なので、なんとかならないか。何しろ根拠なき場合は妄想認定されてしまうのだ。厳しい時代なのだ。
またこれも余裕があればでいいのだが、現在の現地の情報を少しでいいので知らせてくれまいか。わが国の報道機関の信頼度は激しく低下しているので、現地から直接知らせていただけるととても助かる。
九州の皆さんが、一刻も早く日常に回帰できることを願う。
あまりお答えできませんがコメントを歓迎しています。 記事に批判的でも一向にかまいませんが、必ず記事を読んでからコメントしてください(笑)。
名誉毀損・プライバシー侵害・わいせつなど違法なもの、人を不愉快にする・品が悪いもの、感情的なもののみ承認しません(URLがある場合、そのリンク先を含む)。
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以上のようなハンドルネームのないコメントは原則として承認いたしませんので、よろしくお願いいたします。
とはいえ、堅苦しいことは言いませんので、どんどんコメントをお願いいたします!
と想定してるはずなのに
「局地的な」熊本「地震」
でアメリカにオスプレイを出してもらわないといけない程
“自衛隊の使えるヘリは全て使っている“”
by 中谷防衛大臣 …記事本文下の産経の「報道」より
なんて
南海トラフ「大地震」をちゃんと「想定」していたのか、不安になる(-_-)
ほんと、大丈夫なのかな…
また「想定外」だけはかんべん!
こちらもペイロードを知りたかったから聞いたまでだ。
で、結論として、多くてもヘリと同程度の積載量しかないということがわかった。またいちいち空中給油が必要など、優位な点が存在しないのだから、今回の震災に対しV-22を使う必要など全くなかったと判断した。以上だ。
貴公は文系で、航空マニアでも軍事マニアでもないのか。了解した。
幸いとら猫イーチさんが信頼できる研究家であることがわかったので、今後は氏に確認することにする。貴公に尋ねて時間を取らせることはもうないだろう。
オスプレイ談義ですか…。もう一度コメントを読んでくれると助かります。
オスプレイの最大積載量としては9,1トンです。防衛省の公式見解でもあります。その時々の条件によってこれが変わるのもその通り。ペイロードの数字、最大積載量を聞かれたから、お答えしたまでです。
煽りなどは無しにして、以下の考えに対する具体的な意見をいただきたいです。ちなみに私は自民党は不支持です。
1、 記事中に「自衛隊にはCH-47というオスプレイよりはるかに大きい積載量を誇るヘリコプターが70機もあって、数機のオスプレイに来てもらう意味は全然ない」という指摘があるようですが、当然ながら自衛隊も全てのCH-47を投入できません。通常では保有機のうち常に3~4割が整備が行われている為、稼働中の機体は50機弱。通常の任務から外せない機体も多い為、投入できる機体は更にずっと減ります。他の170機程の中・小型ヘリも同様です。記事にもあるように物資が届かない、ニーズとサプライが噛み合わない状況(これは政府の不手際も一部あるようですが)の中、米海兵隊に協力してもらうのは、とりあえずの輸送力の底上げという意義があると思います。そして海兵隊の保持する輸送機の中ではオスプレイが最適です(海兵隊はCH-47は保有していない)。そもそもその指摘は自衛隊機のみで問題ないという意味と理解しますが、それは被災地に物資が届いていないというもう一方の指摘との整合性が取れないように感じるのですが、私の認識ちがいでしょうか?
2、「オスプレイが物資を運んできた公園に事前に自衛隊が待っていたということは、自衛隊が運ぼうと思えば運べるものを、オスプレイの出番を作るために一両日被災者を待たせて、輸送しなかったってことなんです。」と指摘されていますが、これは穿った推論に思います。まず、迎えた自衛隊はどこの部隊なのかが不明です。わざわざ本州から航空誘導員を派遣したならともかく、元から被災地に駐屯していた遊原駐屯地などの部隊であれば、迎えは容易なはずです。また、私が聞いている情報では、南阿蘇村の孤立状態は17日には解消されています。現地で医療・炊き出しをしていた部隊がいたはずなので、彼らが誘導を行うのは合理的だと思います。
3、確かに、今回オスプレイが運んだ物資は少なく思えます。しかし、発進地と集積所との調整がつかず、結果として余り量を運べなかったという事も被災地ではよくあるのです。私も経験したのですが、新潟へ物資を届けるトラックの集合地に車で行ったら、既にトラックが出てしまって受け渡すのに一日かかってしまいました。我々の不手際ではありますが、災害現場ではどうしてもこういった行き違いが各所で起きてしまうのです。私の考えもまた推論の域ですが、こういう事もあるということを考慮してください。
長々と書きましたが、私が思うのは絶対にオスプレイでなければならない必然性はないが、投入しない理由もないのではないかという事です。オスプレイの事故率も海兵隊保有機の中では低い機体ですし、米国の支援の中ではごく当たり前に使用されるものでしょう。安倍首相が腹の中で何を思うかは知りませんが、被災者にとっては物資を届けてくれたもの。それ以上でも以下でもないのではないでしょうか。できれば南阿蘇の方々の話を直接聞ければ良いのでしょうが。
日本人なら、海猿の活躍を観ろ。
2015年度現在の職員数、僅か1万3422人で、尖閣諸島を始め我が国領海域の警備・救難等の重責を担う海上保安庁では、海上保安新聞4月21日号に依りますと、地震発生と共に「海上保安庁は直ちに十管本部と本庁、16日未明には七管本部が災害対策本部を設置。 巡視船艇や航空機などを発動して沿岸部や有明海、矢代海など付近近海の被害状況を調査し、船舶への航行警報や地震情報を発出した。
震災が拡大した16日には、県の要請を受けて鹿児島基地と巡視船「おおすみ」搭載のヘリ3機に機動救難士と潜水士が同乗して、南阿蘇村の東海大学農学部の負傷者2人を大分県立病院に搬送。 同病院の災害援助医療チームと資機材を災害現場に搬送した。等々。」と地震発生とともに救援を発動した事実を記載されています。 詳細は、下記に依り明らかです。
熊本地方を震源とする地震への対応について 海上保安庁
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/post-236.html
尚、【海上保安庁発出の広報文】- 熊本地方を震源とする地震への対応について –(PDF)
では、第一報より、日々活動実態が記録されています。
しかしながら、本来任務に専念されているがために、わざとらしく多数動画等をアップされてはいませんので、念のため。
あ、それと、コメンテイターの皆様、阿保相手には議論等は御無用ですよ。 時間の無駄、無駄。
私の一句でも読まれる方が宜しかろう、と思われます。
「コメするも 切り貼り細工 論旨無し」
そらそうやんか。。。どっかから借りて来るだけやもん。
そもそもの話は。。。
「アメポチが 日本を語る 阿保らしさ」やで~。
序でに。
「コメするも 御里が知れる 似非右翼」
これで決りやな。
阿保なコメ読んだらコッチの頭まで変になるわ。 もう止めよ。。。皆さんも止めなはれ。
申し訳ないのですが、それに関してはハズレです。
主に情報として出しただけなんですけどね。余計なお世話かもしれませんが書いた通り、判断の一助として下され。
物理的なことは僕も偉そうなことは言えませんが、ともかく、これを一概に細かいと言ってしまうあたりが、一国民さんらしくてグッドです…。
なんにせよ、お仕事お疲れ様です。コメントにもそれが表れているように感じられます。短気が悪化してはいけませんので、コメントを少し控えてられてはいかがでしょうか?
まだこのV-22談義が続くのか。
前エントリのコメントを読んだ。私の出したデータが厳密には「間違い」だと。
別に間違いでも何でも構わぬ。で、間違いだったらV-22のペイロードがヘリのそれを上回るというのか?
ティルトローター機であることは承知している。だが事は災害救助なのだ。VTOL運用ができなければ意味がないだろう。
空中給油などと、随伴機が必要になる時点で災害救助ミッションには失格だ。「このトラック、目的地まで燃料もたないんス。でも大丈夫、一緒にもう一台ついてって、途中で給油しながら行きますから」そんな運送屋と同じではないのか。
勘違いしてはいけない。目的は被災者の救援であって、頓智をきかせてV-22を使えるようにすることなどではない。
単機で運用でき、積載量でも上回るCH-47を選択するのが最良であり、わざわざ海外からV-22を呼び寄せる必要などなかったという結論には変わりがない。
なおV-22は米国の申し出ではなく、日本側の要請により導入されたという、本文の記述の裏を取ったので紹介しておく。
英国ガーディアン紙のサイトである。
http://www.theguardian.com/world/2016/apr/18/japan-earthquakes-thousands-troops-support-survivors
US military personnel joined rescue operations on Sunday, with at least four MV-22 Osprey aircraft deployed at the request of Tokyo. “These guys were in the Philippines when the request came from the government of Japan at around 11.30am, when the official announcement was made, on Sunday,” Major Lyle Gilbert at US Marine Corps air station Iwakuni in Yamaguchi prefecture told the Guardian.
(拙訳)米軍の部隊が日曜日、救助活動に参加した。これには東京の要請により配備される、少なくとも4機のMV-22オスプレイが含まれる。「隊は日曜午前11:30ごろ、日本政府から公式な要請があった時点でフィリピンにいました」と、山口県岩国航空基地の米海兵隊少佐、ライル・ギルバート氏はガーディアン誌に語った。
訳のミス等、ご指摘いただければ幸いである。
そんな細かなオスプレイの情報など不要なのだよ。そんな情報をここに投稿しても何の議論の対象にもならないのだ。
ダウンウォッシュがCH-47と大差無い→今回のオスプレイの投入は有効だ、と主張したいのかもしれないが、yk僕ちゃんの言葉遣い、文章構成からはその主張も明確には伝わって来ない。
yk僕ちゃんは、文系などいう言葉を使うあたりは、社会人でもなさそうだから、ここに投稿するパワーがあるのなら、勉強に勤しんでくれたまえ。
僕が何をコメントしようと自由かと。積載量の話ならともかく。
んで、妄想云々の話なら前オスプレイ記事いついさっきコメントしました。
パソコンからだと認証の四桁数字が出ないので、コメント出来てないなら言って下さい。出来てたら転載して下さいな、
僕が何にコメントしようと自由かと。積載量の話ならともかく…。
んで、妄想云々の件に関するならついさっき前の記事のコメントに投稿しましたので、こっちに転載してくださいな。
オスプレイのダウンウォッシュ
防衛省pdfMV22オスプレイによると、高度6m(積載量、機体重量不明・ポンチ絵では吊り下げ無し)で半径13mまで25~30m/s、47、5mまで10m/s程度とされています。僕が調べられた具体的な数字です。ネットde真実ってやつかもしれませんがね。
愛媛県の公開入札において、ヘリスポット用離着陸支援機材の共通仕様に「CH47型の風圧に打ち込みペグを利用することなく耐えうること」とあります。他県でも似たような仕様が求められているようですね。他にも防災ヘリの着陸場所に関する条件などではCH47のダウンウォッシュまで考慮すべきとあります。
陸自がオスプレイを導入したときにこのような仕様書や告知に変更があったり、現場対応として補強する例が多く見られれば、判断の一助となるかもしれません。行政側としても、対策が必要と認識するということで。
厳密には有限回転翼からの噴流という形の計算式があるみたいですが、双方ローター配置も違うし条件もその時々で違う。
その時々の目安として、風速や風向きと円板荷重を出せばいいんじゃないでしょうかね。風量はものすごくミニマムな大気波動と考えれば、距離の二乗の反比例よりサイドに抜けてく分弱くなると考えていいんじゃないかと。
僕は航空マニアや軍事マニアを自称するつもりはないし、文系なので絶対なんて滅多に言えませんのでそこは一国民さんの期待には答えられませんし、不満かもしれませんが…。
在日米軍で滑走素を使わない輸送機材は実質オスプレイしかありませんから、米国の協力打診を受け入れ(要請)した時点でオスプレイがやってくるのは必然かな、と思っています。
韓国からの飲料水・食料など、他の国からの支援の報道も成されてますので、立ち位置関係なく、まずは平たい目で見守りたいと思います。(チヌークが有るのに、と同じ表現をすれば日本にも食料があるのに、になってしまいます)
併せて、激甚指定に必要な中央防災会議の早期開催も注視しています。
たいへん参考になりました。
1)
>アメリカが好意で支援の申し出をした→日本が申し出を受けた→在日アメリカ軍にはオスプレイしかなかった
こう判断する根拠を述べていただきたい。根拠なき場合は妄想になってしまうのだから。そういうことだったなden氏よ。
2)仮定の話になるが、
「震災について、中国から軍用機を使った援助の申し出が来た」場合、貴公はそれをどう解釈するか。
好意の支援なのだからOK、と、何の疑問も感じずあっさり受け入れるのか。お答え願いたい。
捨てハン故に答えはほぼ期待していないが、数%の望みを込めて。
似非ミリオタの言い分を引いてブログ攻撃と言う手口でしょうか?
そうでは無く、正直な質問であれば、それこそ、似非右翼の良く言う「ソースを示せ」で返り討ちだわ。
裏の知れる嘘を云うなよな、てね。
① 自衛隊員が、手ぶらで待っていたのでなければ、その主張を裏付ける「ソース」を示せ。
② チヌークの着陸にも散水が必要なら、ベトナム戦争でもフォークランド戦争でも良いので、You-Tubeでも探して「ソース」をお前が示せ。
シエラレオネのテロリストに、今から、SASとPARAが君たちを攻撃に行くので、チヌークのために散水を御願いします、って頼むのか? 何処まで阿保や?
単なる「マニア」と、此方は違う。 当方は、戦史研究家だからね。
これだけでも十分に安倍政権は説明責任があるとはおもうのですが、自分が他所でミリオタネトサポから反論をもらったことがあるので、誰か再反論してもらえないでしょうか。
1
当ブログだと「オスプレイが物資を運んできた公園に事前に自衛隊が待っていたということは、自衛隊が運ぼうと思えば運べるものを、オスプレイの出番を作るために一両日被災者を待たせて、輸送しなかったってことなんです。」のとこですが、自衛隊のトラックは他所から荷物を避難所に運んできて、その仕事が終わってからオスプレイを待機に行ったのだ、オスプレイをボーっとまってたわけではない、と言われました。実際のとこはどうなんでしょうか?
2
散水車の水ですが、チヌークもオスプレイ同様に散水が必要だと言われました。そうなのでしょうか?また散水が必要ならその水量に両機で差はないのでしょうか?
そうすると、「妄想を書く奴が何を言っているのか」的な反論をどうせ投稿してくるのだろう。
自民党は嫌いだけど、この件は被災者の助けに少しでもなったのは事実なんだから。
かっきり1週間って決めてたんですね。
まさに顔見世興行。
オスプレイ の生態をWebにていささか調べさせて頂いた 夜鷹ではないぞよ
俄ミリオタ擬き ナノオタ ピコオタの心持ちでござるよ
ところで 拙者 大王に探索されておる故 冥界に戻らねばならぬ が ちと覗いて見ると ざんばらの後ろ髪を引かれるではないか
管理人殿 しばし ご容赦を
HC-47は枯れたヘリ 方やMV-22は新鋭売り込み機
Webにあちこちある性能は いわゆるカタログデータ 最も良い値 が幅をきかしておるようじゃの
中谷殿がいろいろいろいろ申しておるようじゃが 「オスプレイ最適」は戯れ言
ミリオタ諸氏の研究はすごいぞ
近距離輸送向けではござらんかった
最高速度 航続距離を活かした 長距離速攻の兵員輸送向きのようでござる
ただし キャビンは与圧エアコンなし 巡航時は高度5400mを飛ぶと燃費がよさそうであるが 富岳よりも高こうござるよ
ポテチなど爆発しそうでござるな
搭乗する兵隊さんは酸素マスク必須で寒そうでござるぞ きちきちに詰めて暖をとるようでござるな(これはジョークでござる が かなり窮屈そうでござる)
手がかじかんで最前線で降りてもすぐ鉄砲を撃てなんだりしての (これも憶測じゃ)
近距離輸送はやってできないことはないということじゃ
また キャビン狭き故 重量的にはOKでも かさばると思いの外積めないのでござるよ
やはり ヘリが 良かったということでござる
管理人殿 スペースを割かせて失礼つかまつった den殿にはよしなにお伝えいただきたくお願い申し上げる 盆前には戻るでの(I shall return じゃ)
P.S 18日午後 オスプレイが着陸した南阿蘇村 公園横の駐車場には10数輌の大型車輌(きっと自衛隊の)が駐車しておりましたぞ
荷運びの隊員さんたちは オスプレイを迎えるにあたり 自分たちも輸送車輌内に救援物資を目一杯積込み 倒れないように押さえながら現地に向かったと 思われるのでござるよ きっとそうでござるよ
「オスプレイが救援物資を運んだ」
という事実以外の「事実」は完全無視なんですね(^^;
だから「5トンはすごいんだぞ!」というのが押しポイントなんだあ。
コメンテーターさんの中から
ネトサポさんが炙りだされる感じで、コメント欄見てたら面白いです(^^;
下記は、英空軍の訓練場でのチヌークですが、随分、静かでしなやかな動きでしょう? この運動性の良さが実働では生きて来るのです。
RAF Chinook - Salisbury Plain Training Area You-Tube
https://www.youtube.com/watch?v=jWpwGLGhSdM
下記は、昨年にあった河川の氾濫で出動したチヌークが、ピンポイントで氾濫箇所へ土のう袋を投入している場面です。 オスプレイと違って、ヘリの気流が左程酷く無いのが分かります。
RAF Military Chinook drops Sandbags to Repair Burst River | Storm Eva & Frank | Lancashire Flooding You-Tube
https://www.youtube.com/watch?v=4HYSwZwsCHk
RAF Chinook helps on the River Douglas Lancashire 29/12/2015 You-tube
https://www.youtube.com/watch?v=2J7xVHXV5es
安倍首相も、雑念を払い、自衛隊のチヌークを総活用して住民に奉仕すれば、その方が有利に作用したことでしょうね。
策士策に溺れる、とはこのことでしょう。
>しかも、18日から21日までの4日間で、
>米軍機はオスプレイが8回、C130輸送機が4回、
>UC35作戦支援機が2回出動し、30トン以上
>運んだというのですが、ちゅうことは
>1回平均2トン余りかよ。
3トンすら下回る分量だ。貴公の定義の引っ越し以下ということになるが。
また「一般的に」とおっしゃるが、独身か家族持ちかでそれは大きく変わるだろうし、当方も昔単車を所有していた時はたしか6tトラックを利用した覚えがある。あまり簡単に「一般的」などとは言えないのではないか。
>偏見に満ちたものと言えるだろう。
>引っ越しというのは一般的にはせいぜい3トン。
これは久々に笑いました!
ありがとうございました!!
本件について確かにCH47のほうがはるかに良かったのは明らかである。
しかし、このようなアピールはどこの世界でもごくごく普通にやっていること。自分の力を誇示するのは当然の感情ではないでしょうか。
あなたのこのブログもそう。
政府や安倍を扱き下ろすことにより、俺カッコイイという自己満足と支援しているこの連中により構成されたひとつの空間は安倍とその取り巻き連中と大差がない。
また、5トンが引っ越しというのはこれこそ
偏見に満ちたものと言えるだろう。
引っ越しというのは一般的にはせいぜい3トン。
まあ学生の引っ越しの量ですな。
1機1回5トン(5000キログラム)ってかなりの量ですが、書き間違いでしょうか?
さて、傑作ヘリコプターのCH47と未だ開発途上にあるようなオスプレイとを同等に観ることは不可能でしょう。 軍用機は、実戦でその実用性が証明されなければならない宿命ですので、数十年に渡り実戦で有用性を証明されたCH47には、何人も異を唱えることは許されません。
例えば、フォークランド戦争では、たった一機残ったCH47が獅子奮迅の活躍を見せて、英軍勝利に貢献しましたので、英空軍は、今後も使用続けることでしょうし、その後にも実際の戦闘にも使われて有用性を証明しています。
CH-47 (航空機) Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/CH-47_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)#.E3.83.95.E3.82.A9.E3.83.BC.E3.82.AF.E3.83.A9.E3.83.B3.E3.83.89.E7.B4.9B.E4.BA.89
下は、フォーランド戦争での愛称BRAVO NOVEMBERの実録TV番組の紹介です。
FALKLANDS HERO: BRAVO NOVEMBER | Tuesday 27 March 10PM
https://www.youtube.com/watch?v=Ivj_O6YBeaM
CH47は、輸送のみでは無く、英陸軍特殊空挺連隊(SAS)の特殊任務にも使用されています。 下は、テロリストに抑留されている英陸軍兵士その他を救出する作戦Operation Barrasの実録です。
SAS Jungle Rescue Operation Barras | Full documentary HD | History channel 2015
https://www.youtube.com/watch?v=0uKRGqnAVbk
オスプレイの発想は、先見の明があるのでしょうが、少々、構造が複雑過ぎるようで、そもそも軍用目的に沿うのかどうか、と言う初歩的疑問が消えません。 機体もそうですが、電子技術が完成しているのかどうか、です。 今後、実戦での実用証明が必要で、それまで使わないのが賢明でしょう。
因みに、小型武器でも、SASは、自国製の最新式小銃を使わず、実戦で実用性が証明された米国製M16を使用しています。