パワハラと暴言で政治家を引退したはずの泉房穂氏が参院選兵庫選挙区から出馬。斎藤元彦パワハラ兵庫県知事の辞職に向けて先頭に立つべき立憲民主党などが推薦。斎藤知事を助けているのも同然な泉氏と立民を許さない

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前兵庫県明石市長で弁護士の泉房穂氏が、7月の参院選兵庫選挙区(改選数3)に立候補する意向を固めたと、2025年3月21日にマスコミ各社が一斉に報道しました。
立憲民主党県連、国民民主党県連、連合兵庫が支援する見通しだというのですが、泉氏はもちろん立民・民民・連合にも猛烈に腹が立ちました。
斎藤元彦兵庫県知事に対して県議会の百条委員会の報告書以上に斎藤知事のパワハラと公益通報者保護法違反を明確に認定する報告書が第三者委員会から出たばかり。
これから兵庫県議会が勇気を出してもう一回不信任決議案を出すべきこのタイミングで、元パワハラ市長が選りによって兵庫選挙区から出馬するだなんて、もう立民などが斎藤知事のパワハラを追及できなくなるじゃないですか。
百条委員会が斎藤元彦兵庫県知事の疑惑について調査報告書を公開。斎藤知事のパワハラで「職員が斎藤知事に忖度せざるを得ず、県民本位の職務遂行がかなわなくなっている面があり、極めて深刻な事態が確認できた」
斎藤元彦知事の違法行為を明確に認定した兵庫県の第三者委員会の藤本久俊委員長が「厳しい意見を言っているつもりはない。これがスタンダードな考えだ」「すぐに反論するとかしないで、ゆっくりこの報告書を読んで」
泉氏のパワハラと脅迫恫喝事件については後半で振り返るとして、泉氏に関してまず問題なのは、斎藤知事が再選された2024年11月の知事選まではそこそこ斎藤知事を批判していたのに、斎藤知事が立花孝志氏の2馬力選挙や折田楓氏の公職選挙法違反などで再選されたら、手のひらを返したように斎藤知事に謝罪したことです。
ニュース検索で「泉房穂 斎藤元彦」で検索されたらいっぱい記事が出てきますが、うちでは次のように泉氏を激しくなじりました。
『2024年11月17日の兵庫県知事選出直し選挙で、パワハラ・おねだり・背任疑惑で県議会全員一致の不信任決議案可決を受けて自動失職した斎藤元彦氏本人がまた当選しました。
しかも、同日午後8時に複数のマスメディアがゼロ打ちで当選確実と報じた大勝。
このまさかの結果に動揺した人が多数いるのですが、一番情けなかったのが泉房穂前明石市長。
泉氏は、同日日夜のフジテレビ「Mr.サンデー」に出演し、当選が確実となった斎藤氏と中継がつながった場面で
「再選おめでとうございます、加えて、すみません、お詫びです」
「私、一面的な見方でかなり厳しいトーンでこの間対応してきたことにつきまして、今回の民意を見て、私自身も反省するところ多く、お詫び申し上げたいと思います」
と謝罪したんです。
民意が斎藤氏を選んでも真実が変わるわけではありません。
泉氏は今回の民意を見て何を反省したんでしょうか。
まさに斎藤氏以上のパワハラ首長であり、大衆人気だけを気にする元ポピュリズム政治家丸出しの狼狽ぶりと言えるでしょう。』
斎藤元彦氏の兵庫県知事再選を受けて、吉村洋文大阪府知事が百条委員会について「兵庫県議会がどうするのかが問題になる。継続する正当性はあるのか。」と恫喝!むしろ今こそ斎藤氏の疑惑全ての真相究明が必要だ。
泉氏はその後、自分のYouTubeチャンネルでわざわざ「泉房穂 謝罪します」という番組をさらに放映し、そしてその後、斎藤知事に関する言及は一切していません。
百条委員会が報告書を出そうが、第三者委員会が報告書を出そうが、完全に黙秘して斎藤知事のことは一切批判もせず、それどころか斎藤氏も自死された3人の方々もまるで存在もしないかのように扱っています。
泉氏は明石市長時代に高校生までの医療費を無料にするなど、子育て支援関連の施策で市民から強い支持を受け、明石市の人口まで増えたとして一部に根強い支持があるわけで、それを当て込んで本人も立候補するし立民・民民・連合も推薦するんでしょうが、これほどの無定見で腰抜けな人間に政治家をやる資格なんてないんですよ。
泉ファンはこの人に何を期待するというのですか?
そもそも、泉房穂氏は2011年に明石市長に初当選したものの、2017年の国道拡幅工事に伴う土地買収交渉が進まないことに対して、市の職員に対し、
「何もしてないやんか!7年間!
立ち退きさせてこい、お前らで。
きょう火をつけてこい。
きょう火をつけて捕まってこい。
燃やしてしまえ!」
と発言したことが2019年に報道機関に音声データが渡って発覚しました。
はっきり言って、これはパワハラなどと言う言葉で表現しつくせるものではない異常な言動であり、もはや一種の「狂人」です。
こんな物凄いことは斉藤知事だって言っていません。
その他、市の職員を侮辱するような発言として、
「お前ら不動産会社に金もらってんのか」
などの言葉も投げかけており、泉氏は当然明石市長を辞めたのですが、斎藤知事と同じくいけしゃあしゃあと出直し市長選に立候補して、圧倒的に勝利して明石市長に返り咲いてしまったんです。
この暴言を発覚まで2年も隠していた。
副市長2人の辞任に関しては未だに責任を認めていない泉房穂前市長。
泉氏はアンガーマネージメントの勉強をしたとして市長職に復帰したのですが、2022年10月には自分と対立する市議会の榎本和夫議長に対して、
「問責なんて出しやがって、ふざけとるんか」
「お前ら議員なんかみんな落としてやる」
と発言しました。
さらに女性市議に対しては
「お前、問責決議案に賛成したら許さんぞ」
と3回にわたって恫喝しました。
この発言が発覚した泉氏はもう2度目の脅迫事件だということで言い逃れができず、2023年4月の任期満了をもって政治家を引退する意向を表明して、市長の職を辞したのです。
泉房穂氏は、このように2022年10月にまたも起こした恫喝事件が発覚した際に、
「2023年4月の任期満了に伴う市長選に立候補せず、3期目の今期限りで政治家を引退する」
「残り半年の任期をしっかり務め、政策を引き継いでくれる人にバトンタッチしたい」
「2023年4月30日までが任期だが、政治家としての泉房穂が終わり、政治家を育成する泉房穂が始まる」
「プレーヤーとしてではなく、応援団として心ある政治家を育てたい。政治を良くしたい気持ちは変わらない」
とはっきり政界を引退することを表明しています。
「政治家としての泉房穂は終わった」とまで自分で言い切ったのに、どの面下げて参院選に出るんですか。
泉氏が選挙に出る大義も必然性も全くないではないですか。
これでは司法研修所同期だということでいつも仲良く喧嘩している橋下徹氏が、大阪「都」構想に敗れて政治家を引退してもう10年なのに比べて、わずか3年で手のひら返しをする泉氏の方がはるかに劣っているではないですか。
弱い立場の職員に恫喝・脅迫しておいて、何が「誰一人見捨てない社会」か。
言ってることが松井一郎。
うーん。もはや、何の期待もない。
— 大阪が好きやねん#カジノのための万博はやめなさい@維新にこれ以上大阪を壊されてたまるか! (@oosakahaoosaka) March 22, 2025
前明石市長の泉房穂氏 参院選兵庫選挙区に無所属で出馬へ/兵庫県(サンテレビ)#Yahooニュースhttps://t.co/3gtosHkSK2
泉氏が10/31TV番組で斎藤に詰め寄った以降、ダンマリを決め込み兵庫県問題に一切言及しなかったし、当選後謝罪した姿は決して忘れていません。
— 真実を求める県民 (@cIW7CMjLD586184) March 21, 2025
前明石市長の泉房穂氏、参院選出馬へ 立憲・国民の県連が支援見通し(朝日新聞) https://t.co/hnJJDi7Z3u
立憲はパワハラを容認するということですねー。本当に立てたら元彦を追及する資格を失うわ
— \江戸西/ (@hitetsugisou) March 21, 2025
前明石市長の泉房穂氏、参院選出馬へ 立憲・国民の県連が支援見通し:朝日新聞 https://t.co/pU0xRkJfRt
斎藤知事よりはるかにひどいパワハラや暴言を吐いてきた恫喝型政治家の泉房穂氏を推薦するということで、もう立民などが斎藤知事に辞任を迫る資格はなくなったと言えます。
特に、斎藤知事と立花孝志氏の2馬力選挙の中で誹謗中傷の限りを尽くされて自死された県議の竹内英明氏は、兵庫県議会で立憲民主党の議員らと同会派を作っていた、立民のいわば仲間ですよ?
先日泉氏を講師に消費税減税の勉強会までした立憲民主党は、とうとう泉氏を国政選挙の候補者にまでして、結果として斎藤知事の延命に手を貸すことになるわけですが、竹内さんのご遺影にどの面下げてこの立候補についてご報告するんですか。
また、国民民主党には何の期待もしていませんが、連合兵庫も泉氏を推薦するといいます。
しかし、泉氏や斎藤氏にパワハラをされていたのは市や県の職員、つまり労働者ですよ?
その労働者たちに対する権力者の違法行為を全く気にしないとはどんなナショナルセンターや。
今、Ⅹで「泉房穂」で検索しても、大半は出馬に対する批判であり、応援しているのは立花孝志氏の誹謗中傷に乗っかって猛烈な批判を受けた東国原英夫氏くらいです。
手のひら返しが大の得意で機を見るに敏な泉氏には、3月24日までにさらに手のひらを返して立候補を断念することを求めます(怒)。
東国原さん、「是非、頑張って頂きたい」とのコメント、ありがとうございます。国民生活は苦しくなるばかりなのに、永田町の政治家の大半は、私利私欲と党利党略。マスコミで発信するだけでは、国民を救うことはできず、もどかしい思いでした。有言実行を果たすべく、動き始めることにした次第です。 https://t.co/8otLElGVg1
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) March 21, 2025
参考記事
kojitakenの日記さんより
『泉房穂は小沢一郎の古くからの盟友にして新自由主義者。もちろん減税主義者だ。しかも明石市長時代にはパワハラをやらかした。斎藤元彦と大差ない人間だとしか思えない。実際、泉は斎藤が昨年11月の兵庫県知事選に当選するや、斎藤を批判したことを「謝罪」した。この時の記事に載った泉の下卑た笑顔に吐き気がした。私にとってもっとも我慢ならないタイプの人間だ。そんな泉を立民と民民と連合兵庫が支援する。立民が代表選で小沢一郎の応援を受けた野田佳彦なんかを選んでしまったからこうなった。』
編集後記
なんとか一回目の大阪「都」構想住民投票を良識ある大阪市民が押し返した10年前。
たまたまその直後に兵庫県弁護士会から東京弁護士会に戻るとき、維新が兵庫県にまで押し寄せ始めた頃で、本当に心配しながらの再上京だったのを思い出します。
その後、まさかの自民・維新推薦の斎藤知事誕生。
そして、出直し選挙には立花孝志という黒船は来襲するし、やっと斎藤知事再追及ののろしが上がった途端にその足を兵庫県出身の泉氏が引っ張るし。
何で兵庫県ばっかりこんな目に遭うんやという気持ちでいっぱいです。罪悪感もあります。
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前兵庫県明石市長の泉房穂氏(61)が今夏の参院選兵庫選挙区から無所属で出馬する意向を固めた。立憲民主、国民民主の両党と連合兵庫から支援を受ける見通し。複数の関係者が21日、取材に明らかにした。24日にも記者会見して立候補を表明する。
東京大卒。NHKディレクターなどを経て2003年から、旧民主党衆院議員を1期務めた。11年に明石市長に初当選。3期務め、子育て支援を重視した政策を打ち出して全国的な注目を浴びた。一方、率直な物言いで議会と対立。市議らへの暴言問題の責任を取る形で、23年の同市長選には出馬しなかった。【入江直樹】
兵庫県明石市の泉房穂(ふさほ)市長(55)が2017年6月、道路拡幅に伴う用地買収が進まないため、「立ち退きさせてこい。今日、火をつけて捕まってこい。燃やしてしまえ」などと担当幹部に暴言を吐いていたことが28日、分かった。泉市長は毎日新聞の取材に対して事実関係を認め、「市長としてあるまじき行為で深く反省している」と述べた。この幹部には同日、謝罪したという。
市によると、JR山陽線明石駅近くにある国道2号の交差点付近では事故対策の拡幅事業が行われ、国から受託した市は12年度から用地の買収を進めてきた。交渉が一部で進んでいないことを知った泉市長は17年6月14日夕、担当幹部を市長室に呼び出し、進捗(しんちょく)状況をただした。
この際、権利者へ金額が未提示だったことについて「何しとってん。ふざけんな」などと厳しく叱責。「すみません」と謝る幹部に「燃やしてこい。今から建物。損害賠償、個人で負え」と激しい口調で暴言を浴びせた。
買収交渉は翌月にまとまって現在は事業が進んでおり、幹部は暴言で体調不良を訴えたり、休職したりしてはいないという。取材に応じた泉市長は「現場では交通死亡事故が起きていた。待ったなしの事業で、安全な交差点を造る前に人が亡くなったらどうするのかと感情的になってしまった」と釈明した。
泉市長は地元出身でNHKディレクター、弁護士、旧民主党の衆院議員などを経て、11年の統一地方選で初当選。今年4月の市長選に3選を目指して出馬表明している。【浜本年弘】
「またやってしまった」再三の舌禍で政治家引退へ 兵庫・明石市長
兵庫県明石市の泉房穂(ふさほ)市長は12日、2023年4月の任期満了に伴う市長選に立候補せず、3期目の今期限りで政治家を引退すると表明した。市議会本会議で議会運営を巡る威圧的発言について謝罪し、「政治家を引退する」と述べた。市議会本会議後、記者会見を開き、退任後について「プレーヤーとしてではなく、応援団として心ある政治家を育てたい。政治を良くしたい気持ちは変わらない」と述べた。明石市で展開した施策を全国に広めたいといい、「首長が良くなれば世の中が良くなる。選挙の応援もする」と意欲を語った。
威圧的発言については「(以前にも市幹部への暴言があり)またやってしまった。責任の取り方として政治家を辞めるしかないと判断した」と述べ、政治家復帰についても「責任の取り方が大事だ」として否定した。一方で「市民への責任もある。残り半年の任期をしっかり務め、政策を引き継いでくれる人にバトンタッチしたい」と話した。
泉市長は、NHK勤務や衆院議員、弁護士を経て、2011年に初当選。高校生までの医療費や第2子以降の保育料を無料化するなど子育てに手厚い施策を推進した。市外から子育て世帯などを引きつけ、市の人口は21年まで9年連続で増加した。旧優生保護法下で不妊・中絶手術を強いられた障害者と配偶者に支援金を支給する条例など全国初の事業を次々と手がけた「人権派」の側面もある。
公約実現を強力に進める一方で、市議会の多数派が推した候補を僅差で破って初当選した経緯もあり当初から市議会と対立する場面も目立った。市役所内でも19年には市幹部への暴言が発覚して辞職。出直し選で3選を果たしたものの、22年3月には両副市長が任期途中で退任した。6月には特定企業の法人税額を無許可でツイートしたことが地方税法の秘密漏えいの疑いが強いとする市議会百条委員会の報告書案が可決されていた。
泉市長の表明に、明石市内で精神障害や知的障害を持つ人の就労支援をするNPO法人「明石ともしび会」の南部和幸理事長は「支援者の意見に耳を傾けてくれていた。行動力があり、今後の取り組みにも期待していたので残念だ。熱意があって、そんな発言をしてしまったのだろう」と話した。
明石市の80代の女性は「驚いたが、暴言が目立っていたので当然だと思う。市のリーダーとして、感情的になって自分の意見を押し通すのではなく、じっくりと話し合いができる人であってほしかった」と話した。【井上元宏、大川泰弘、村田愛】
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自民がいつもつっこまれることをするのは平常運転ですが(それを許してはいけないのですが…)、立民もつっこまれるようなことをするなんて、参院選は大丈夫かな?と思います…
『てっきり、明石で本当の実績上げた、大した人かと思ってましたが、この2019年の録音内容で全てが覆りました。
これは、政治家としては、いくら反省しようが、一生取り返しがつかないでしょう。もう即退いて、人目のつかない場所でひっそりと余生を過ごして頂きたい。
しかし、ほんまにどいつもコイツも呆れる人間ばかり。まともな政治家って本当におらんなぁ。』
というまともで、認識を改めてくださる方もいらっしゃるのですが、
「お前は立花孝志の手先か」
などと書いてくる人も多くてびっくりします(笑)。
「泉さんと斎藤は違う!」
とかね。。。
いやいや、うちほど立花孝志や斎藤元彦を批判しているブログはないってば!
都合の良いように使い分けているので悪質だし、そういうパーソナリティなので治りませんよね。
私もかつて上司に陰湿ないじめをされた経験がありますが、注意されておとなしくなっても、しばらくすると元の姿を現します。
豊田真由子なんかも今はコメンテーターとしてニコニコしてテレビ出演していますが、このような人たちは役職者や地位を得たら、再び部下にパワハラをすると思います。なので、彼らはコメンテーターとかやってた方が良いと思います。
仕事上では弁護士なのに悪い人を見抜けず、いっつも困ってます笑笑