”強欲資本主義ウオール街の自爆”(神谷 秀樹 著)の中で、http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMIT1h000031102008
ウオール街のモラル無しのハゲタカのような投資銀行のやり口について、
ウオール街で、投機でない投資銀行を営んでいる筆者が、日本にも、
警告をしていて、内容は、驚くべき実態なのだけれど、その中で、
中国の政府系ファンドが、すでに、2007年半ばに、ウオール街が行き詰まりを
感じていた時期に 大手投資ファンドの株式公開に30億ドルを投資した。
この大手投資ファンドは、先行き懸念があったので、うまく売り抜け、その後、
金融危機で 株価急落。 たちまち半値までになった。(中国の資産が
15億ドル減ったという事で、ファンドは、中国に損を押し付けたという事)
ウオール街では、”ペキンダックがネギを背負ってきた”と言われていたらしい
ヘッジファンド(投資銀行)は、そういう金儲けの為なら、何でもありの 日本人には
考えられない貪欲さなので、筆者は、日本は、金融立国を目指すような
アメリカ型金融資本主義に踊らされないで、(投機など得意でなくて、
カモにされて、しぼりとられるだけだから)
得意の物づくりに徹して、日本の良さを生かす社会にすべきだと言っている。
今回の オリックスの件も、おそらく、そういうファンドが裏方にいて、
日本の資産で、おいしい思いをしようと狙っているのを感じさせる。
徹底して究明して、ヘッジファンドというものの貪欲さを国民の目にあきらかにした方が、
今後の為だと思う。 そもそも郵政民営化は アメリカの要求だったというあたりが、実にあやしい(小泉・竹中路線は、日本をアメリカの植民地化させるつもり
だったのか?) 国民が知らないところで、莫大な金が、そういうアメリカ資本に
吸い取られていたのだから。 多分、今回のオリックスも その一件だと思う。
ヘッジファンドは、とにかく安く手に入れて、高く売るのだけしか
考えない輩だ。 一万円が、6000万になるのは、ヘッジファンドっぽいやり口だ。
日本の資産がカモにされているのだろうと思うけどな
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