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1206 根津美術館 「中世人の花会と茶会」

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根津美術館

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コレクション展「中世人の花会と茶会」
期間:6月2日(土)~7月16日(月)

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漁村夕照図 牧谿筆
国宝。元は「瀟湘八景図」という八つの景勝地を描いた巻物だったが、座敷飾とする為に足利義満が切断したとされる。
肩衝茶入 銘 松屋
大名物。名品の多い肩衝茶入の中でもふっくらとした胴が貫禄を感じさせる一品。茶会記「松屋会記」を残した大和の松屋に伝来。この肩衝茶入と「徐煕の鷺絵」「存星の盆」は松屋三名物とよばれ利休・織部など多くの茶人が松屋を訪れ拝見している。
青井戸茶碗 銘 柴田
高麗茶碗。淡い枇杷色をしている。織田信長より柴田勝家が拝領した。
砂張釣舟花生 銘 艜
天下五舟のひとつ。長方形の皿の形をしており元々食器だったものを転用したのが頷ける。紹鴎が所持したことから「紹鴎ひらた」とも称された。
茄子茶入 銘 志賀
利休所持の唐物茶入。下部を朱漆で修繕している。利休の後、道安・片桐石州が所持した。
赤楽茶碗 銘 無一物 長次郎作
今回はコレクション展なので基本的に根津美術館の蔵品なのだが、この茶碗のみ頴川美術館からの出品。利休縁の茶器を多く展示している関係での出品だと思われます。
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