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1903 MIHO MUSEUM 大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋 前期

滋賀
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MIHO MUSEUM
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大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋
期間:3月21日(木)~ 5月19日(日)

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宗及茶湯日記  津田宗達・宗及・宗凡、江月宗玩筆
個人蔵。天王寺屋三代に亘る茶会記録。全十六巻よりなる自筆本(ただし現在宗及他会記一巻のみ、数寄者馬越化生を経て三徳庵が別に蔵している)。
伝来は天王寺屋津田家、江月宗玩、稲葉正則、松浦伯爵家。
展示では密庵墨蹟を使った山上宗二の茶会の頁が開けてあり利休の名も見える。
切型 津田宗達・宗及・道叱・宗凡、江月宗玩ほか作
茶入れなどの姿や特徴を描写した紙を実寸大に切り抜いた切型。
以前は「利休切型」と呼ばれ利休作と考えられていたが近年の研究で天王寺屋歴代などの作と考えられている。
津田宗及竹茶杓
中興名物。櫂先は兜巾形、一本樋が通る。
筒には〆印と「宗及」が黒漆で記されている。
水仙・菊・牡丹図 松花堂昭乗筆
三幅対にそれぞれに水仙・菊・牡丹を描く着色細密画。中国・南宋時代の花鳥画を想起させる出来は、昭乗の技量の高さと博学ぶりが分かる内容となっており、外題を記した江月も東山御物のそれに倣ったもので応えている。
佐久間将監像 狩野探幽筆
個人蔵。賛は江月宗玩と林羅山による。円相内に描かれた将監は猫を抱えており非常に珍しいが、2人の賛にも将監の愛猫家ぶりが記されている。
佐久間将監は江戸幕府の旗本。晩年に龍光院内に寸松庵を建立し隠居所とした。

他にはお久しぶりの密庵咸傑墨蹟や曜変天目茶碗など盛り沢山。特に曜変天目は「国宝展」ではゆっくり拝見出来なかったので今回はしっかりと見ることが出来満足。
個人的には書籍で見て以来切望していた切型を拝見できたのも満足ポイントでした。

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