久保惣記念美術館
茶のもてなし -茶の湯と茶室-
期間:12月12日(金)~25日(木)・平成27年1月6日(火)~25日(日)
青磁 鳳凰耳花生 銘万声
国宝。南宋時代竜泉窯で焼かれた優品。徳川家光より妹の東福門院へ贈られた。
銘は後西天皇により付けられ、近衛家伝来の「千声」と対をなす。
黄瀬戸立鼓花入 銘旅枕
初期の黄瀬戸焼のひとつで、鼓を立てた様な姿から「立鼓」花入と呼ばれる。中央くびれ部分に3つの茶色の斑紋があり、これは作り手の指跡とされる。銘は旅先で使用する枕に形が似ているからでしょう。利休所持
千利休書状
富田左近将監宛、五月一日付。内容は茶の湯に精進するのは感心な事です、今は屋敷に居るので時間があれば訪ねてください。とある
共筒茶杓 千利休作
櫂先は急に曲げられ、節上にはゴマが生じる。筒には利休のケラ判が記されている。
その他では武野紹鴎作の竹茶杓、千宗旦所持の丹波茶入 銘山科や長次郎作 黒楽筒茶碗 銘初霜、さらにノンコウ作黒楽茶碗 銘曙雲などが拝見できました。
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