高専観察録

2014年11月30日を以てブログ更新を停止しました。

いつの間にかここまで出来るような体になっていたとは。

2012年01月22日 | Weblog
今日も毎週恒例、寿司屋のバイトに行ってきました。今日は店長の炊飯予約忘れによって1時間バイトが延びました。
で、あの寿司屋にはサイドメニューが豊富ですよね。なので、長岡店でもやってたプリンとチョコムースの製作をしていました。勿論、プリンとチョコムースは業務用。俺がやったのはトッピングのホイップクリームとチョコ棒(小枝みたいなやつ)をその業務用プリンにデコレーションすることでした。
切り付け(マグロやアジ、たたき軍艦のネタ仕込みをする場所)のパートさんは、俺がデザートのトッピングを見て「デザートも作るの?何でもできるんだね~。」って言ってくれました。俺が出来るのは酢飯炊きだけじゃないですよ?いつの間にか何でもできるようになってました。

・酢飯炊き
→年末年始、お盆、入学式やセンター試験の時は酢飯炊きは過酷さを増します。これこそまさに「肉体労働」です。

・ネギ、玉ねぎトッピングの仕込み
→専用のカットマシンを使ってネギと玉ねぎの薄切りを作ります。新鮮すぎると目が沁みて鼻水が止まらなくなります。

・葉ネギの小口切り
→カットマシンできれなかった長ねぎの葉っぱ部分を味噌汁用に使うためにでっかい包丁で小口切りします。勿論手作業です。なるべく細切りにしないと辛くなるんです。

・たたき軍艦用ネタ製作
→仕込み段階で寿司ネタにならなかった血合いや皮に残ったネタをトロたたき軍艦として利用するためにスプーンでこそげ取る作業。これがまた利き腕が疲れるんです…。

・洗い場作業
→箸に皿は勿論、スプーンにフォーク、ビールジョッキに茶わん蒸し用の容器、小皿…洗えるものは何でも洗います。酢飯炊きの次に過酷な作業だと思います。因みにこれ、洗浄機は熱湯を使うので洗い終わった直後の食器に触って火傷をする危険性もあるんです。特に茶わん蒸し容器などの瀬戸物がやばい。

・デザートトッピング

長岡店にいた時、バイト終わりで家に戻ってきた俺に母から言われたのが「酢の匂いがすごいね。」でした。そりゃ、1回5キロ近くの飯を酢合わせするときに1.5Lも使うんですから、体に酢の匂いが付着するのは当然です。1度だけ下半身に酢をぶちまけた事もありますからね。

日常生活で盗める技術を気が付けば体得してるって事。寿司屋でバイトしてるって事が明るみになると真っ先に言われるのが
「じゃあ、寿司握ってくれよ」
手巻き寿司なら「お、ここで寿司屋の盛り付けが…」と言ってくれます。優しさとして受け取っています。
でも…。宴会とかであらかじめ購入した寿司にわさびを大量に塗りこんでゲームで使うのは正直許せません。
食べ物で遊ぶとは何事ぞ!!それが俺が酢合わせした酢飯だったらなおさらです。

そんなことを語る日になってた。

愚痴もあれば、感謝もあり。
本音もあれば、自虐あり。

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