高専観察録

2014年11月30日を以てブログ更新を停止しました。

今の大人よりも大人びてる。

2012年11月21日 | Weblog
探検バクモン拡大スペシャル「いじめ×爆笑問題」を相棒の後に見ていました。

「いじめとは何か?」「学校とは何か?」今と昔では全然違いますねぇ。
昔は「御国の為に!」、「生きるために」なんて言ってました。目的があるからこそ、楽しみも生まれてたり。

ところが今は、やれ「お受験」やら「成績」やら何やらかんやらと…。
話題になったりしましたねぇ。「モンスターペアレンツ」「ゆとり教育の弊害」。ここまで教育とは廃れていたのかと思います。

今の義務教育はどうなってんでしょうか。カリキュラムをただ熟して、それが出来ないだけで生徒も先生も出来ない生徒をいじめたおす。

理由は『他の人間と違うから』『誰かよりも弱いから』。色んな研究がありますが、言ったところで何になるんでしょう。
番組で紹介された中学校を見ていると、そこの生徒さん達がまるで大学生のようにしっかりしてるんですよね。びっくりです。


生徒と先生という上下関係が無く、「先生」ではなく「さん」付け。

修学旅行の行先も自分たちで話し合って決める。

どこでも大人の目が届く環境を作る。トイレとか。

教務室…ではなくスタッフルームとして生徒の自由な出入りが出来る。

授業中に気分が悪くなったら自由に退出してもいいスペースを作っている。


いい学校ですねぇ。そして何より、生徒さん全員がいじめられっこ経験者、不登校だった。そういう人たちは強いですよ。

誰よりも人が傷つく痛みってのを知っています。しかも、皆個性的で、自分の個性を存分に発揮している。


羨ましいな。とっても楽しそうで。

学校の在り方も、教育も、先生も、生徒もちゃんとした理想的な空間を目の当たりにした感じ。


小学3年生の頃、先生と同級生からいじめられました。中学3年生の時に先生から言われた通称は「史上最悪の3年生」でした。

でも、今俺はここにいる。何があったんだか。いじめに対しては

『いじめが無くなる特効薬はない。ただ、いじめられた相手はいじめた相手よりも強くなる』

本当に強いよ。

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