高専観察録

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パラリンピックが楽しみです。

2008年08月25日 | Weblog
9月6日から開かれる身体障害者のオリンピック、パラリンピックが開かれるそうです。
普通のオリンピックよりも迫力があり、そしてさまざまなハンディキャップを背負った選手たちの活躍自体、俺は素晴らしいことだと思います。
1948年、ロンドンオリンピックと同時期にイギリスのストーク・マンデビル病院で行われたストーク・マンデビル競技大会が第1回の大会であると言われています。
この病院はもともと第二次大戦で脊髄を損傷した軍人のリハビリのための専門科があり、ドイツから亡命した医師ルードウィッヒ・グットマンの提唱により、この大会が開かれました。
1番初めに行われた競技って一体なんだと思いますか?
答えは、「車いすアーチェリー」です。
東京大会でも「国際ストーク・マンデビル競技大会」と「国際身体障害者スポーツ大会」の2部構成で開かれています。
このパラリンピック、東京大会で一時中断されたんですが、1976年のモントリオールオリンピック(冬季大会ですね。)で復活。
東京大会まで夏季大会だけでしたが、モントリオールで冬季大会も開かれるようになりました。
北京で開催される競技は、今のところ以下の通りです。
・車いすアーチェリー
・車いすバスケットボール
・車いすフェンシング
・車いすラグビー
・車いすテニス
・ゴールボール(目隠しをしながら鈴の入ったボールを投球し、ゴールに入れることで得点を競います。)
・ボッチャ(脳性麻痺の選手たちが主だそうです。)
・サイクリング
・5人サッカー
・7人サッカー
・射撃
・柔道
・水泳
・セーリング
・卓球
・馬術
・パワーリフティング
・バレーボール
・ボート
・陸上競技
パワーリフティングまであるんですね…。想像はできませんが。
水泳競技でも片腕が無くても力強くすいすいと泳ぐ姿に、驚異よりも尊敬の意を感じてしまいます。
それに、車いすを使った競技だといかに早く車いすを動かし、自分の体の1部として使いこなすのかが勝利のカギだそうです。
車いすは何度も乗った事がありますが、両腕の力に差があるとまっすぐに車いすは進まないんです。
スポーツ用の車いすは車輪が内側に寄っているんです。
競技者のけがの予防もありますし、腕が効率よくかつ最大限に動かせるように設計されています。
まだオリンピックは終わりません。これからは健全な選手よりも度肝が据わった強人たちの出番。期待しましょう。

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