終日、歌舞伎見物

2006年07月31日 21時38分22秒 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf0498 今日は昼の部・夜の部と続けて、7月大歌舞伎を観に歌舞伎座にいってきました!なんと千秋楽。泉鏡花原作の「夜叉ヶ池」「海神別荘」「山吹」「天守物語」で、坂東玉三郎丈と市川海老蔵丈、それに市川右近丈をはじめとする「おもだかや」さんのご出演です。実は学生時代に文芸批評という授業で、泉鏡花を勉強していました。なので、泉鏡花の世界観はちょっとだけ知っていました。

でも、観てみて、うわ~!!「海神別荘」は、もう現代劇だし。海老様はマントひらひらで、ちょっと悪魔チックな王子さま。玉三郎さんは相変わらず、美しかった~。それに「海神別荘」は、ずっとはじめからカーテンコールがあって、最後の「天守物語」もカーテンコールが!3回あったかな?もう、びっくり!!詳しい内容は、自分のホームページでまとめます。

それに、久しぶりに歌舞伎写真家の福田先生にお会いしました。お元気そうでした。バリバリの元気では、ありませんでしたが。先生と助手さんたちと、ちょっと歌舞伎の話をしてきました。今回は大向こうさんたちは、お休みだそうです。はじめはお客さんはOKだったようですが、ずべてだめ!初めてそんな歌舞伎を観ました。昔から、玉三郎さんが泉鏡花が大好きなことを知っていましたので、玉三郎さんさぞかし、うれしいだろうなぁというお話をしていましたら、助手さんたちから、玉三郎さんのところに陣中見舞いに行かれた方がみなさん、ご機嫌な玉三郎さんにお会いしたとか。

私も一日、ご機嫌な歌舞伎見物でした!