プロブロ

Progressive Blog。世界はプログレで説明できる。

お仕事 『MOON MS-245』編

2006年04月07日 02時37分21秒 | 音楽
はいはーい。久しぶりに大きな仕事をしました。
MOONのセミアコ:MS-245の復旧作業です。画像はクリックで拡大して下さい。

スタジオに持ち込まれた時には、
①リア・ピックアップが配線されていない。
②ピックアップ・セレクターを外して、その穴が木で埋められている。
という状態でした。これを元々の状態に戻す作業をしました。

まずリア・ピックアップを外してみると…、うわーっー、配線を外しただけじゃなくて、ピックアップからの線を根本から切ってるのかー!!線をハンダ付けする所が外部にあるから簡単だったけど…、これ、ダンカンとかディマジオだったら相当やっかいだったな。


リア・ピックアップと、リアのボリュームとトーンを外した状態。ここは配線されてなかったから簡単に外せた。で、青い丸で囲まれた部分が、木で埋められたピックアップ・セレクターの穴。ここに再び穴を開け直す。


出来たー!!穴を開けて、配線をやり直した。


セミアコ、フルアコの箱モノって、裏パネルとかが無くて密閉されてるからポットやジャックを付けるのが一番大変だった。特にfホールから一番遠くにあるジャック。外すのは線を引っ張れば良いから簡単なんだけどね。
付けるには、穴から糸を通して、その糸をポットやジャックにくくり付ける。そしてその糸を引っ張って穴から出し、留める。慣れちゃえば簡単なのかも知れないけど、箱モノ初めての私には一苦労ですよ。

全工程の所要時間:4~5時間。大変だったー。スタジオの主から色々指導されながらやったけど、作業の全部を自分一人でやってしまったのには、少々驚いた。まだハンダ付けが上手じゃなくて、手間取ったりしたし、キレイなハンダ付けが出来なかったりしたけど。私もやれば出来るもんだなー。

このような改造、修理をされたい方はこちらまで。

みなさん、ついて来てますかー?

僕の機材③EBS Taurus 240

2006年04月07日 01時32分27秒 | 音楽
はいはーい。みなさん、ついて来てますかー?今回は私のベース・アンプです。
EBS Taurus 240です。今は製造してないですね。現行のGORM ET-210の前機種って感じです。ワット数とコントロールがGORMとは違いますね。

これは2年前くらいに石橋楽器の通販で買いましたね、中古で5万くらい。月1万円のリボ払いで買いました。当時月1万は結構きつかった…。

コンボタイプの240Wです。スピーカーは10インチが2発+ツイーター。


コントロールは左からINPUT、PHANTOM POWER、GAIN、COMP/LIMIT、FILTER BYPASS、BRIGHT…


LOW、MIDDLE、FREQ(MIDDLE)、HIGH…


DEPTH、RATE、OCTAVER、OUTPUT、POST EQ、GROUND LIFTです。


裏面はこんな感じ。




PHANTOM POWERはアクティヴ・ベースに電源を送れるらしい。ミキサーにあるPHANTOMと同じように。
FILTER BYPASSはLOWからHIGHまでのEQを完全に通らないスイッチで、これが結構使える。どストレートな音を一発で作れるし、上手く使えばある意味2chのアンプみたいな使い方も出来る。

音は、何ていうかベースのオイシイところが素直に出る感じ。レンジがすっごい広いって訳でも無くて、ズドーンとした重低音は出ないけど、しっかりした低音が出る。EQの効きも良いし、MIDDLEにFREQが付いてるから色んな音が作れる。
コンボだから一人で持ち運びが出来て、重さもこのサイズの普通くらい。そこが結構魅力的だったりする。ジムニーくんでも余裕で運べるし。

私は基本がフラットなセッティングで、時折LOWとLOW-MIDあたりを上げるくらい。それで十分良い音が出せるアンプ。何ともお気に入り。スタジオにあるGALLIEN-KRUEGER 800RBと比べたら、とっても素直。800RBがクセあり過ぎるんだけどね。

みなさん、ついて来てますかー?