プロブロ

Progressive Blog。世界はプログレで説明できる。

心の中のプログレ。

2005年09月17日 02時11分50秒 | 雑談
誰の中にもプログレは存在する。
私はそう思う。

プログレとは何か?
Progressive(プログレッシヴ)=進歩的な、進歩する、という意味。
このブログでは、音楽のジャンルであるプログレ的な意味合いで話す。
音楽のプログレの定義は曖昧であるので簡単に言えば、変拍子が多様され、一曲が何部構成など場面が幾つもあり、長い。という感じである。
60年代後半~80年代にかけて全盛期であった。その当時としてはあまりにも革新的アプローチであったため、プログレと呼ばれるようになった。

本題に入る。

あなたは、言いたいことが一つある。
そのことを誰かに伝える場合に、やたらと長く話したりすることは無いだろうか?

言いたいことはたった一つだけなのに、何故そんなに長くなってしまうのだろう?

一つのことを伝えるために、いかに面白く、いかにドラマティックに、いかに相手の興味をそそるために、いかにありきたりにならないようになど、自然とこのようなことをしている。

プログレである。
一つのメッセージのために、何度もの場面転換、ありきたりでない変則的展開。

言いたいことだけをただ伝えるのでは、決して成立しない世界。ドラマティックなストーリー展開、場面転換、変則、起承転結、長い。
自然とプログレになっており、深層ではそれを追求しているのである。

私は、人と話をしている。しっかり話を聞いている。一言も漏らさずに聞いている。
突然あの話がしたくなる。今の会話と全然違う話題である。その話をしたくてしたくて、たまらなくなる。
その話を突然話す。相手は「話を聞いていたのか?」と聞いてくる。
私は、しっかり聞いていた。内容も完璧に理解している。そのことを相手に言う。
「何故そんな話を突然したんだ?」相手は聞いてくる。
わからん。とにかく、早く言いたくてしょうがなかったのである。

プログレである。
私の中のプログレが、この会話の流れをプログレにするために動いたのである。

誰しも少なからず、プログレなのではないか。
あなたも考えてみよう。自分の中のプログレを。