安価な万年筆で書く字の細さ太さ とは・・・
Lamyのサファリ万年筆、アルスター万年筆のニブ「B・M・F・EF」
プラチナ万年筆のプレピー万年筆、プレジール万年筆のニブ「05・03・02」、デスクペンのニブ「極細」
パイロットのカクノ万年筆のニブ「F」、ペン習字ペンのニブ「EF」
上記のペン先の太さ加減を調べてみた。
左側の字が太いほうから右側の細い方へと変化し、
太さに差がある時は、「太>>細」で記し、少しの差しかない時は「太>細」で示した。
LAMY B >> Preppy 05 > LAMY M >> LAMY F > Preppy 03 >> LAMY EF >> Kakuno F > Preppy 02 > Platinum Deskpen > Pilot ペン習字ペン
となった。
シャープペンシルのシャー芯と比較してみると、
シャー芯は真上から90度で書くと、一番細くなると思われそうだが、
実は、水平に近いほど一番太くなる。でも、長い芯を出して書くと、折れてしまうので実は、そうとはならない。
現実味が無いので、話を元に戻して、
シャー芯は長い円柱形の形状をしており、芯の一番先で筆記すると、90度の部分で書くことになるため、一番細く書く事ができる。
でも、書くほどだんだんと先の形状が崩れてしまうため、シャー芯の先が書く面とは反対側の天方向まで減ると、字が一番太くなる。
筆記時に45度の角度で書いて行くと、最初は細いが、芯の半径半分まで減ると、筆記面での字の大きさは、芯の半径×ルート2になる。
そして、だんだん芯の先が芯の先端の上まで磨り減って行くと、筆記面での字の大きさは、芯の直径×ルート2になる。
筆記の太さを、芯が0.3mm、0.5mm、0.7mm、0.9mmで考えてみると・・・
ただし60度筆記の場合は、前後方向にもニブが動くため、少し誤差をとっている。
45度筆記 芯径の半分 芯径の太さまで
0.3mm 0.21mm 0.42mm
0.5mm 0.35mm 0.70mm
0.7mm 0.49mm 0.98mm
0.9mm 0.63mm 1.26mm
60度筆記 芯径の半分 芯径の太さまで
0.3mm 0.17mm 0.35mm
0.5mm 0.29mm 0.57mm
0.7mm 0.40mm 0.80mm
0.9mm 0.52mm 1.04mm
余談だが、「プラチナ万年筆のプレピー万年筆」の02極細ニブを「つけペン」にして書いてみると、
※容器に出した墨汁に、02極細ニブを浸け、ボタ落ちしないことを確かめてから筆記したもの。
05ニブが、シャー芯の0.9mm
03ニブが、シャー芯の0.7mm
02ニブが、シャー芯の0.5mm
の太さとほぼ同じくらいの筆記幅となった。
実は、万年筆なのに、つけペンにして書くと、ニブだけを洗う事ができ、首軸のフィンまで
墨汁が入らないため、つけペン方式にしている。
以前、インク・カートリッジやコンバーター等に墨汁を入れて書くと、
最初は、細い字がかけるのでこれで良いかな?と思っていると、だんだん字がかすれてきて
書き始めに時間がかかるようになってくる。
墨汁は、安価で水に濡れても、かなり字が残っているため、ノートなのに多量に筆記する時には
良いかな?と思って、実践しているのである。
墨汁で書くと、墨汁の匂いも少しする。
3日ほどは、なんとか書けるのであるが、墨汁が固まってしまうと、ペンの故障になるため、
残念ながら、その方法はあきらめて、つけペン方式にしたというわけ。
時間が経つにつれて、中身を洗浄するのに時間がかかるようになる。
もし、固まってしまうと、廃棄処分となる。
つけペン方式なら、インクが固まってもニブを取り外して、洗浄すれば何度でもこの事ができるため、この方式にしている。
同じ事をされる方は、自己責任でお願いします。
Lamyのサファリ万年筆、アルスター万年筆のニブ「B・M・F・EF」
プラチナ万年筆のプレピー万年筆、プレジール万年筆のニブ「05・03・02」、デスクペンのニブ「極細」
パイロットのカクノ万年筆のニブ「F」、ペン習字ペンのニブ「EF」
上記のペン先の太さ加減を調べてみた。
左側の字が太いほうから右側の細い方へと変化し、
太さに差がある時は、「太>>細」で記し、少しの差しかない時は「太>細」で示した。
LAMY B >> Preppy 05 > LAMY M >> LAMY F > Preppy 03 >> LAMY EF >> Kakuno F > Preppy 02 > Platinum Deskpen > Pilot ペン習字ペン
となった。
シャープペンシルのシャー芯と比較してみると、
シャー芯は真上から90度で書くと、一番細くなると思われそうだが、
実は、水平に近いほど一番太くなる。でも、長い芯を出して書くと、折れてしまうので実は、そうとはならない。
現実味が無いので、話を元に戻して、
シャー芯は長い円柱形の形状をしており、芯の一番先で筆記すると、90度の部分で書くことになるため、一番細く書く事ができる。
でも、書くほどだんだんと先の形状が崩れてしまうため、シャー芯の先が書く面とは反対側の天方向まで減ると、字が一番太くなる。
筆記時に45度の角度で書いて行くと、最初は細いが、芯の半径半分まで減ると、筆記面での字の大きさは、芯の半径×ルート2になる。
そして、だんだん芯の先が芯の先端の上まで磨り減って行くと、筆記面での字の大きさは、芯の直径×ルート2になる。
筆記の太さを、芯が0.3mm、0.5mm、0.7mm、0.9mmで考えてみると・・・
ただし60度筆記の場合は、前後方向にもニブが動くため、少し誤差をとっている。
45度筆記 芯径の半分 芯径の太さまで
0.3mm 0.21mm 0.42mm
0.5mm 0.35mm 0.70mm
0.7mm 0.49mm 0.98mm
0.9mm 0.63mm 1.26mm
60度筆記 芯径の半分 芯径の太さまで
0.3mm 0.17mm 0.35mm
0.5mm 0.29mm 0.57mm
0.7mm 0.40mm 0.80mm
0.9mm 0.52mm 1.04mm
余談だが、「プラチナ万年筆のプレピー万年筆」の02極細ニブを「つけペン」にして書いてみると、
※容器に出した墨汁に、02極細ニブを浸け、ボタ落ちしないことを確かめてから筆記したもの。
05ニブが、シャー芯の0.9mm
03ニブが、シャー芯の0.7mm
02ニブが、シャー芯の0.5mm
の太さとほぼ同じくらいの筆記幅となった。
実は、万年筆なのに、つけペンにして書くと、ニブだけを洗う事ができ、首軸のフィンまで
墨汁が入らないため、つけペン方式にしている。
以前、インク・カートリッジやコンバーター等に墨汁を入れて書くと、
最初は、細い字がかけるのでこれで良いかな?と思っていると、だんだん字がかすれてきて
書き始めに時間がかかるようになってくる。
墨汁は、安価で水に濡れても、かなり字が残っているため、ノートなのに多量に筆記する時には
良いかな?と思って、実践しているのである。
墨汁で書くと、墨汁の匂いも少しする。
3日ほどは、なんとか書けるのであるが、墨汁が固まってしまうと、ペンの故障になるため、
残念ながら、その方法はあきらめて、つけペン方式にしたというわけ。
時間が経つにつれて、中身を洗浄するのに時間がかかるようになる。
もし、固まってしまうと、廃棄処分となる。
つけペン方式なら、インクが固まってもニブを取り外して、洗浄すれば何度でもこの事ができるため、この方式にしている。
同じ事をされる方は、自己責任でお願いします。