最終兵器茄子漬

茄子漬だ～いすき！！
夏、暑くて暑くて食欲が無い時でも、
ご飯に冷たい麦茶をかけ、茄子漬があれば
モリモリいける。2杯でも3杯でも。

ほ～ら、見るからに美味しそうな茄子漬。
綺麗に茄子の青い色が出てるねえ♪
が！この姑様の作は…

しょっっっぱいんじゃあ～～～！
（思わず、エアちゃぶ台返し！）

『塩地獄、危険！』
ふと、この言葉が頭によぎった。

旦那ちゃんは、この茄子漬だけは、絶対食べない。
彼には、しょっぱい茄子漬に対してトラウマがある。
毎年、母方のおばあちゃんち（旧 鷹巣町の奥地）で
夏休みを過ごしていた少年時代。
川や山で真っ黒に日焼けして遊んで帰ってくると…
「そろそろオヤツ食うが？」とおばあちゃん。
「ウン！」…何が出るかな？何が出るかな？オ♪ヤ♪ツ♪
「ハイ！食え。」

デデ～～～ン！
丼いっぱいの巨大茄子のガッコ（漬物）

…その時の、彼の気持ったら…わかる？
これが毎日続くんだって。
「同じしょっぱいものでも、塩煎餅とか食べたかった…」
この想い出を話す時の彼の顔は、
今でも苦悩に満ち満ちている。

ま、昔々の田舎のオヤツなんて、そんなもんだ。
ミスドとか、コジャレたスタバとか、
ましてや、コンビニなんて無い時代のお話。
酒屋兼食料品日用品のお店、いわゆる『よろずや』的な
お店はあったけどね。
（あのあたりは、今でもそうみたい。）

姑様は、しょっぱい巨大茄子のガッコを漬け、
切らずにそのままガブリ食い。
でも、この食べ方が一番美味いんだよねえ。
アタシわかるわ。（しょっぱ過ぎるのはイヤだけど。）
まあ、これからは、切って食卓に出す手間は
惜しんじゃイカンなあ。

ちなみに…
旦那ちゃんは、小さな丸茄子の辛子漬は好き。
（アタシは嫌いなんだけど、ね。）