ネズミにひかれて★２

「おかあさん、ほら。ここで巣作りしてたみたいよ！」
「んだか～（そうか～）。
じゃ、その箱、外さ出してけれ。（外にだしてくれ。）」
…はあ？自分で出しなよ～もう！
あたし、パジャマなんですけど？
…ああもう…仕方ない。ネズミ大嫌いなんだもんねえ姑様。
あたしだって気持ち悪いけどさあ～。
でもまあ、ハムスターだと思えば我慢できるか。
↑いいのかそれで？

勝手口は思いっきりフンだらけ、である。
あの小さなネズミ、前々からここに住んでたのかも知れん。
「こりゃ、『ねずみホイホイ』（ゴキブリホイホイのねずみバージョン）
買ってこなきゃなんないかもね。」
「おめがた、明日、買ってきてけれ。」
…えええ？やだよ。姑様が買ってきなよ。
隣町まで『ねずみホイホイ』買うためだけに
出かけにゃならんのかい？
↑田舎町なので『ねずみホイホイ』普通に売ってる店が無い（トホホ）。

とりあえず、強力ガムテープで
自前の『ねずみホイホイ』を作成。
お菓子を中央に載っけて、トイレと勝手口に置いてみた。
ねずみだって、馬鹿ではない。
だから、この罠にかかるとは思えないけど…
姑様の気休めには、なるべ？

でも、もし…
明日の朝、ねずみがかかってたら、笑っちゃうなあ。

ねずみにひかれて★おわり
（っていうか、続く？）