花火があがった。

年下の友人、キョンコちゃんからメールが来た。
『16日に象潟行くけど逢えるかしら？』
…おお～！逢えますとも！！
キョンコちゃんに逢うのは、4年ぶりか。
彼女は、以前、秋田市内の某出版社で共に働いた仲間だ。
今は、昼はOL、副業に家庭教師をしている。
旅好きで、国内外問わず飛び回っていて、
いつぞやは、マチュピチュから絵はがきを送ってきた。
まさに『兼高かおる世界の旅』をじで行く、
元気な女子である。
※『兼高かおる世界の旅』
…知らない人は、各自調べるように！

家庭教師仲間と一緒に来るから、というので
駅まで車で迎えに行くと、
なんと、２人とも、浴衣でキメていた。
おお～！いいじゃんいいじゃん！
…♪色っぽいゼ～♪フ・フ・フ～～～ン♪
ここ↑桑名正博のあの名曲、
『セクシャルバイオレットNo.1』で歌ってくんなまし。
一緒に来たお友だち、ナッちゃんもスゴく可愛い！
ライチおねいさん、まいっちんぐ～♪（古っ）

２人は、午前中に、秋田市でキグレサーカスを見て、
それから電車で象潟に来たのだと言う。
（この日は、夕方から象潟の花火大会があった。）
でも、まさか、浴衣で来るとは思わなかったよ。
最初、電車から降りてくる彼女たちを見つけれず、
オロオロしてしまったアタクシ。ハハハ。焦った。

花火打ち上げ会場へ向かう前に
『道の駅／ねむの丘』で買物をし、岩牡蠣を食べた。
…やっぱ、象潟の岩牡蠣はサイコーやね！
デカイ！美味い！安い！
むきたて新鮮ツヤツヤな身をツルンと口に含むと…
ぷりぷりっとして…甘ーーーいの！！
嗚呼、美味しゅうございました。満足満足。
「牡蠣はアタルから食べない。」と
店の前を通り過ぎたそこのあんちゃん！
ここの岩牡蠣はネ、鳥海山の綺麗な伏流水で育ってるから
大丈夫なんだって。
ここまで来て食べないなんて、もったいないねえ。

花火会場に着き、程良き場所に陣取り、
持参した焼そばや葡萄で腹ごしらえをしていると…
あらら、雨が？…ポツポツと降り出してきた。
予定どおり、7時には花火の打ち上げが始まったが、
ポツポツの雨が止みそうになかったので、
近くのカラオケ店の軒下で雨宿りしながら観た。

象潟の花火、こんなに近くで観たのは初めてだあ。
海面から打ち上げる花火もあり、それはもう迫力満天。
いつの間にか雨も止み、いよいよメイン『ナイアガラの滝』。
白い花火がカーテンのように海岸線に流れ落ち、
彗星のように尾をひく、沢山の打ち上げ花火の乱舞。
もうもうもうもう、それはそれはサイコーに美しく…
「綺麗～！」…声を揃えて、3人ともコーフン状態。
秋田では『大曲の花火』が有名だが、
象潟の花火大会だって全然負けてませんぜっ。

「も～！スゴく良かったよ！また絶対観にくるね！」
キョンコちゃん＆ナッちゃん、お二人ともご満悦。
アタシもすっごく楽しかったyo！
来年の約束もして、終電で帰って行った。

…また、来年もどうぞ！待ってるよ♪

※写真は象潟の岩牡蠣。
手のひらサイズで、400円也。
…重量あります！甘いです！