踊る!子豚御殿♪

吠える専業主婦、ライチ!参上♪

人には理由(ワケ)がある★2

2010-02-18 13:44:31 | ライチ家の人々
美味しそうなきりたんぽ鍋画像のあとに、
このお見苦しい光景(笑)。

ゴルァ~!
洗ってけよ!こんにゃろ~!
遊びに出かけるんなら、自分の使った食器ぐらい、洗って出かけなさぁ~いっ!
(どーせ、夕方まで帰って来ないんだから…。)
…仕方ない。また、洗っておいてやるか。

姑様は、家事(特に料理)があまり得意では無い。
だが…姑様の母様(旦那のおばあちゃん)、
『超専業主婦』と言いたくなるくらいの素晴らしい専業主婦だったと訊く。
(今は秋田の県北の街でひとり暮らし。)
なのに何故?その娘である姑様が、その流れを引き継いでないのか?

姑様は中学校を卒業し、すぐに地元で職場に就職。
お弁当は母様(おばあちゃん)が作ってくれ、
洗濯・掃除・裁縫はしたことが無かった。
すべて母様がやってくれたのだという。
嫁に来るまで仕事ばかりで…
家事全般やったことが無かったし、教えてもらうこともなかった。
とにかく「家にお金を入れてくれさえすれば良い」って感じで。
その後、まっさらな状態で、象潟に嫁いで来たわけだ。
嫁いできたら…最高~に意地の悪い、姑&小姑のいる世界。
当然、誰も家事なんか教えちゃくれない。
当時、台所は土間みたいな場所にあり、
当然、湯沸かし器も無く。
洗濯機も無かった。
慣れない家事で手はあかぎれ、血が滲む。
漁師町なので、夫(亡き舅)は朝から魚汁が食いたいと言い…。
魚なんかさばいたことないのに~…生臭くて(泣)。
「もう嫌…こんな生活…。」
漁港をフラフラと当てもなくさまよった、と話してくれたことがあった。

そう。何か温かいものをシェアして食べてたりすると、
そんな話も訊ける。
他にも苦労話は尽きない…訊くも涙な話ばかり。
姑様が歩いてきた道のりは、平淡では無かったワケで。

先日、ふと漏らしたセリフ。
「私、この間、手相観てもらったんだけど。」
「へぇ!で?どうだったの?」
「若い頃は苦労したね?って。だけど…」
「うんうん?」
恥ずかしそうにはにかんで、姑様は言った。
「これからは、若い人(息子夫婦)にどんどん甘えなさい、って。そうすれば、幸せになれる、って。」
「ほらっ!だから言ったべ!
意地張らねえで、俺らの言うこと訊けって!」
そうそう。旦那ちゃんの言う通りだから。

※おわり

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2 コメント

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なんか じわぁ〜っとするね (mayumi)
2010-02-18 14:14:06
私は 同居じゃないけど...
やっぱり 姑(はは)の言うことは 命に関わる様な大事じゃない限り
「うんうん」って聞いてあげりゃ〜いいよね...って思ってるのョ。
今更、再教育なんて 自分だってそんな扱い受けたら ちょーヤダし...。

そしたら、根が姫なもので、すっかりやりたい放題 (^_^;)
でもま、離れて独り暮らしだし、やりたい放題だろうが
元気で機嫌良く居てくれりゃ なんの文句も御座いません。

姑様...
> 恥ずかしそうにはにかんで...
ってのが可愛いじゃない (*^_^*)
たまにゃ、鍋 一緒つつくもんだねぇ〜♪
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言いたくなかった (ライチ返事)
2010-02-19 16:49:31
実はさ、姑様…
『息子夫婦に頼りなさい』って部分、アタシたちに言いたくなかったらしい。
けど…『ああ…言っちゃった』って(笑)。
か、かわいいじゃねぇか!
っつうか、意地はるなよな…って。
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