「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

韓国ドラマ「ザ・グローリー」あらすじと感想、ソン・ヘギョの 復讐劇

2023-09-03 | 韓ドラ さ行、さし

韓国ドラマ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」あらすじと感想、最終回。
2023年、Netflix 全16話。
高校時代の過酷ないじめで魂まで滅ぼされたムン・ドンウン(ソン・ヘギョ)が生涯をかけて、緻密に準備した徹底的な復讐とその渦に陥る人々の物語が描かれていきます。
校内暴力の内容は少し過激に描かれていますが、ドンウン(ソン・ヘギョ)の復讐のやり方は法の下で復讐するのではなく私的な復讐が多く、ドラマの主人公が必ずしも善という描かれ方ではないように見えました。本作の復讐は両面性が見られると思います。
なぜなら、自分は手を出さなくても復讐をしていく人物が殺害されていくことは、まぎれもなく犯罪ですから。
また、ソン・ヘギョさんのハッとするような復讐のセリフに恐ろしさを感じるシーンもありましたが、話題になるほどの壮絶なドロドロ感はなかったです。やはり「ペントハウス」や「夫婦の世界」のようなクオリティーの高い半端ない衝撃展開を超えるものを作るのは難しいですね(笑)    
全身やけどだらけで身も心も傷つけられた主人公のドンウン(ソン・ヘギョ)とトラウマの過去が徐々に明らかになる医師のヨジョン(イ・ドヒョン)。
二人の恋の行方が気になる物語ですが、復讐に向かうソン・ヘギョさんにはこれといった鋭いカリスマ性は感じられませんでした。
逆に悪の始まりを作った同級生を演じたイム・ジヨンさんの最強の悪女とドンウン(ソン・ヘギョ)の母が娘を2度も売り飛ばす鬼の母親の残酷さは見ていて腹立たしく、悪女たちの張り上げる悲鳴は迫力がありました。
また、本作でヨンジン(イム・ジヨン)の夫を演じたハ・ドヨン役のチョン・ソンイルさんが大人の魅力満載で渋くてダンディーで今風のイケオジなんです(笑)カッコよくて存在感が強かったです。今更ですが心奪われました。
妻ヨンジン(イム・ジヨン)の過去を知った夫ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)はドンウン(ソン・ヘギョ)の目的も知ります。はたしてハ・ドヨン(チョン・ソンイル)はどちらの女性を守ろうとするのか是非注目して見てください(笑)
そして、もう一人、私はドンウン(ソン・ヘギョ)と協力関係を持って復讐に加担する、おばさんヒョンナム役を演じたヨム・ヘランさんの存在感が強かったと思います。
さすがベテラン女優という高い演技力で本作の復讐劇を盛り上げてくれました。
本作はイケオジのチョン・ソンイルさんとおばさんのヨム・ヘランさんの見事な活躍ぶりが大きかったと思います。
大きな話題性で注目されたドラマでしたが、「あのソン・ヘギョが復讐劇を演じる」といった、ただそれだけのドラマにしか感じませんでした。
反日が強いソン・ヘギョにとって、日本でのヒットは難しいと思います。

本作のアン・ギルホ監督はソン・ヘギョのキャスティングについて「ムン・ドンウンというキャラクターは弱いが、強い人物です。強くて弱い、この二つを兼ね備えている人は多くないですが、最初からソン・ヘギョさんを念頭に置いて制作作業に取り組みました。幸いなことに出演を決めてくれました」とし、「彼女とキャラクターとのシンクロ率は120%以上です」と信頼を示した。
さらに、「校内暴力は韓国に限った話ではありません。この作品は約190ヶ国で配信されますが、すべての国が共感できる普遍的なストーリーです。加害者であり、被害者であり、親であり、当事者であり、それぞれの立場で感じる感情は似ていると思います。この作品は難しくも、韓国的でもありません。簡単に、面白く伝えられる物語になっています。『因果応報』『悪いことをしてはいけない』というメッセージを届ける予定です」とコメントしています。

あらすじ(ネタバレあり)
1話
ドンウン(ソン・ヘギョ)は高校生時代、ヨンジン(イム・ジヨン)をはじめとする同級生たちから、過酷ないじめや暴力を受け、つらい毎日を送っていたのですが、担任の先生もいじめ加害者たちに肩入れし、更に母親にまで捨てられるドンウン(ソン・ヘギョ)です。
退学願いを提出したドンウン(ソン・ヘギョ)は、自分をいじめたヨンジン(イム・ジヨン)に会いに行き、「私の夢はあなた」といい、また会おうと薄ら笑いを浮かべます。
ドンウンは働きながら高卒認定試験に合格し、その後ウィチョン教育大学にも合格します。

2話
ヨンジン(イム・ジヨン)が結婚式を挙げ、昔のいじめグループも参加します。
ドンウン(ソン・ヘギョ)は遠くからサングラスをかけ変装して見つめていますが、「ヨンジンおめでとう、だけど人生には結婚以外にも慶弔事があるでしょう」とつぶやいて式場をあとにします。
また一方でドンウン(ソン・ヘギョ)が気になって仕方ない研修医のヨジョン(イ・ドヒョン)は公園でドンウンに囲碁を教えることになりますが、季節が何度も変わり二人はずっと長い間囲碁を通して一緒にいたのに、ある日ドンウンは今日で最後にしますとヨジョンに突然言います。ヨジョンは「いきなりこれっきりと言われても」と寂しい気持ちを伝えるのですが・・・
その後、ドンウン(ソン・ヘギョ)は晴れて教員に合格します。
またドンウンは昔のいじめグループでジェジュンのパシリをしていたミョンオ(キム・ゴヌ)と偶然を装って近づきます。そしてミョンオは相変わらずジェジュンの下働きをしていたのです。

3話
夫が暴力をふるう財団理事宅の使用人ヒョンナム(ヨム・ヘラン)と協力関係になったドンウン(ソン・ヘギョ)はパク・ヨンジン(イム・ジヨン)と元担任だったキム理事長の情報がほしいと頼みます。お互いの利害関係が一致し協力し合う仲になったドンウンはヒョンナムに娘さんの家庭教師をすると言い、ヒョンナムはいい情報を集めると言います。
一方、ドンウン(ソン・ヘギョ)がヨジョン(イ・ドヒョン)から囲碁を習ったのはヨンジン(イム・ジヨン)の夫ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)に近づくためだったことが分かります。
その後、囲碁を教えていたヨンジンは軍医として除隊し、偶然列車の中で二人は再会します。
そして、ヨンジンはドンウン(ソン・ヘギョ)に名刺を差し出すのです。

4話
どこで再会すべきか?そして、すべてを持っている怖いもの知らずのヨンジン(イム・ジヨン)が、一瞬でも恐れる場所はどこか?いつも考えているドンウン(ソン・ヘギョ)・・・
心と身体に深い傷を負い復讐を決意したドンウン(ソン・ヘギョ)は教師となって自分をいじめたヨンジン(イム・ジヨン)の娘イェソルが通うセミョン小学校に赴任し、イェソルの担任になります。
一方、ジェジュンのパシリのミョンオ(キム・ゴヌ)もドンウンに「お前に全部賭けたオールイン、だから失敗したらぶっ殺す」と言い、サラとヘジョンの情報を渡しますが、ミョンオにも切り札を渡すドンウン(ソン・ヘギョ)です。
一方棋院で久しぶりにドンウン(ソン・ヘギョ)と再会したヨンジン(イム・ジヨン)の夫ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)は、はじめてドンウンに声をかけ対局します。

5話
ヨンジン(イム・ジヨン)の夫ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)は、なぜ囲碁を?と問いかけますが、沈黙の中で激しく戦うところがよくて、相手が築き上げた家を壊せば勝つのも好きですと答えるドンウン(ソン・ヘギョ)です。ドヨンはたまに対局しませんかと言って名刺を差し出します。
一方、学校にやって来たヨンジン(イム・ジヨン)は娘のイェソルが色覚異常を患っていることをドンウン(ソン・ヘギョ)が知っていたことに驚き、夫のドヨン(チョン・ソンイル)にイェソルを留学させたいと話します。
娘のイェソルの色覚異常は本当の父親であるジェジュン(パク・ソンフン)の遺伝を受けついたようです。

6話
医者になったヨジョン(イ・ドヒョン)はチュ病院院長である母に退職願を出し、開院すると言います。そして、関心のある人がそこにいるのでセミョン市で開院すると。
そんなヨジョンにドンウン(ソン・ヘギョ)は自分の過去を話しますが、ヨジョンは「復讐の後に残るのは廃墟の世界だ」と伝えるのです。
ドンウン(ソン・ヘギョ)は服を脱ぎ、自分の傷ついた身体をヨジョンに見せます・・・
一方、ドンウン(ソン・ヘギョ)は車である男たちから尾行されますが、それを協力者ヒョンナム(ヨム・ヘラン)が電話で知らせてきます。
ところが、ドンウン(ソン・ヘギョ)は一瞬ヒョンナムを疑ってしまいますが、すぐに失礼しました夢をお互いに叶えましょうと謝罪します。「奥様」と「おばさん」とお互いそう呼んでいますが、死を共謀する関係を他に何と呼べばいいのでしょうか・・・
一方、パシリのソン・ミョンオ(キム・ゴヌ)が失踪し、仲間たちが捜していますが、そんな時ヨンジンの夫ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)もソン・ミョンオからバイク便が届き、彼を捜しているのです。

7話
イェソルの歯ブラシが送られてきたジェジュン(パク・ソンフン)は自分でDNA鑑定をして、ヨンジン(イム・ジヨン)の娘イェソルが自分の子供だと知ります。すぐに会いに行ったジェジュンはイェソルが自分の色覚異常を受け継いだことを知り抱きしめながら今日からイェソルを僕が守るからと話します。
そして、父親参観日にハ・ドヨン(チョン・ソンイル)の隣にジェジュン(パク・ソンフン)が来て、二人が一緒に並ぶことになります・・・
一方、ドンウン(ソン・ヘギョ)の傷ついた身体を見たヨジョン(イ・ドヒョン)はすぐにドンウンの気持ちが分かったように君の復讐に協力すると言い、誰からだと聞きます。
一方、相変わらずパシリのソン・ミョンオ(キム・ゴヌ)が失踪したままで、皆が捜していますが一向に行方が分からないのです。

8話
父親参観の日、「パパはジェジュンおじさんと話していた」と娘のイェソルから聞いたヨンジン(イム・ジヨン)は「おじさんが学校に来たの?」と驚きを隠せません。
また夫のハ・ドヨン(チョン・ソンイル)は客室乗務員のへジョン(チャ・ジュヨン)を誘い、「妻のヨンジンとムン・ドンウン(ソン・ヘギョ)の関係を知りたいと話します。ドンウンとは囲碁仲間だと言うハ・ドヨンに高校時代にヨンジン(イム・ジヨン)はいじめをして彼女を苦しめたと真実を正直に伝えます。
その後、ハ・ドヨンはドンウン(ソン・ヘギョ)に「会いましょう」と電話をかけます。
一方で、ジェジュン(パク・ソンフン)はヨンジン(イム・ジヨン)を呼び出し、「清算をしろ夫婦関係だ、俺をパパにしろ」と夫を替えるように彼女に迫ります。

9話
パシリのソン・ミョンオ(キム・ゴヌ)は自殺として処理されたユン・ソヒのことで、いじめグループ全員に電話していたことが分かります。ここにいたら巻き込まれるので客室乗務員のへジョン(チャ・ジュヨン)を誘い、海外に行こうと誘っていたのです。
一方で、ヨンジン(イム・ジヨン)と夫のハ・ドヨン(チョン・ソンイル)がドンウン(ソン・ヘギョ)の家で鉢合わせします。なぜ私の夫がここに?と・・・
夫は誰かを死ぬほどいじめたことが?暴言や暴行で苦しめた?と言うと、箱を開けるのね・・・
ここで会って失望したのはあなたでなく私よと言って部屋を出ていくヨンジン(イム・ジヨン)です。その様子をすべて防犯カメラで見ていたドンウン(ソン・ヘギョ)。
一方で、ミョンオ(キム・ゴヌ)が失踪して3週間が経ちます。警察も薬物に関与している疑いがあるとして事件として取り扱うことになりました。

10話
ヨンジン(イム・ジヨン)はドンウン(ソン・ヘギョ)の部屋の多くの写真を見て、一人で出来ることではないと感じて、ドンウンの協力者を捜します。ヨンジンはヒョンナム(ヨム・ヘラン)を捜しあてて呼び出します。そして、私も同じ取引をする、旦那をドンウンより早く殺してあげる、お金もあげるから、これからは私の指示に従うように脅します。
ヒョンナム(ヨム・ヘラン)は急いで娘のソナを連れて車で逃げてしまい、ドンウン(ソン・ヘギョ)も連絡がつながりません。
そんな時、ドンウン(ソン・ヘギョ)の学校にドンウンを捨てた母が派手な服装でやってきますが、すべて、ヨンジン(イム・ジヨン)が仕組んだことで、今度もまた、ドンウンが学校を辞めるようにすれば、お金をあげると言ってきます。
ドンウンは母を自分の部屋に連れてきますが、「私は母親よ」とドンウンに怒鳴り一緒に住むような雰囲気で話します。

11話
パシリのミョンオ(キム・ゴヌ)は言い争って、ヨンジン(イム・ジヨン)からお酒の瓶で殴られたことが分かりました。ヨンジンには警察にすべて後始末をしてくれる協力者のシン・ヨンジュン警察署長がいるのです。
一方でドンウン(ソン・ヘギョ)はヨンジン(イム・ジヨン)の夫ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)に「私はヨンジンの隣に誰も残ってほしくない、特に夫のあなたには」と伝えますが、「去りません」と言って、ドンウンにまた会いましょうと言います。
また、囲碁仲間だったというドンウン(ソン・ヘギョ)の話を妻のヨンジン(イム・ジヨン)に話しますが、「それって遠回しに言っても浮気よ」と言う妻に「君に言われると悔しいが不満はない、だからジェジュンとの仲は尋ねない」と静かに話す夫のドハンです。
また一方で、ドンウン(ソン・ヘギョ)は協力してくれるヨジョン(イ・ドヒョン)に何の確信があって私を助けてくれるのと聞きますが、僕がつらい時囲碁で癒されて君が僕の救いだと思ったと言い、僕は君との共犯者を選んだんだと話します。



12話
ヨンジン(イム・ジヨン)はヒョンナム(ヨム・ヘラン)に「ヨンジンの男は誰なの?」と聞くと「ソウルのチュ病院の息子チュ・ヨジョンです」と答えますが、ヨンジンはセミョン市にあるヨジョンの形成外科医の病院に通っていたので、大きな衝撃を受けます。
一方で、ドンウン(ソン・ヘギョ)は娘イェソルのパパであるジェジュン(パク・ソンフン)に写真を送ります。それは学校でチュ・ジョンホという教師が女生徒たちの写真を撮っていて、その中にイェソルの写真もあると電話します。
娘イェソルの写真を盗撮されたジェジュンは急いで学校に向かい、チュ・ジョンホを殴り続けます。ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)も駆けつけますが、彼の態度を見たジェジュン(パク・ソンフン)は「知っているな、俺が実父だと」と言います。「想像以上にゲス野郎だな」と言い返し二人は殴り合いの喧嘩になりますが、なんとハ・ドヨンの方が強かったのです。
家に帰ったハ・ドヨン(チョン・ソンイル)は妻のヨンジン(イム・ジヨン)と激しい喧嘩になりますが、たとえ離婚してもイェソルは私の娘だと伝えます。

13話
ヨンジン(イム・ジヨン)にお金をもらった母にドンウン(ソン・ヘギョ)は「娘の人生を壊した女と組むなんて、また私を捨てた」と泣きながら訴えかけますが、母はそんな言葉は耳に入りません。このドラマで一番の悪女はこの母親でしょう。
会うのは今日が最後であってほしいと言いますが、必ず見つけ出すと言う母です・・・
ヨンジン(イム・ジヨン)はヨジョン(イ・ドヒョン)の電話番号も母親に教えたのです。
一方で、ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)とヨジョン(イ・ドヒョン)は偶然囲碁公園で出会い対局することになり、ドンウン(ソン・ヘギョ)の話になりました。
ヨジョン(イ・ドヒョン)は「原点に戻り、ようやくドンウンさんの19歳がはじまる、今より不幸にならないように彼女を応援したい」と静かに話しますが、ドヨンも「彼女の幸せを願っている」と伝えます。
また一方で、「画家イ・サラ教会で麻薬か」というニュースがネットで流れ世間が騒がしくなりますが、ヨンジン(イム・ジヨン)も同じくいじめ問題でネットが炎上し、更にヨンジンが殺したと思われるパシリのソン・ミョンオが変死体で発見されます。

14話
学校を辞めることになったドンウン(ソン・ヘギョ)は最後にヨンジンの娘イェソルにごめんねと謝ります。
自分の家にいる母に学校を辞めたからここから出て行ってと言いますが、母は暴れて部屋に火をつけるのです。母はアルコール依存症などいろいろな症状があり精神病院に入ることになりました。
一方で、雨が降る夜、ヨンジン(イム・ジヨン)の母と警察署長シン・ヨンジュンが乗っていた車にカン・ヒョンナム(ヨム・ヘラン)の夫がはねられて亡くなります。
ヨンジンが警察に母を迎えにいきますが、記者たちが喜ぶと不満な顔をします。
即死したカン・ヒョンナム(ヨム・ヘラン)の夫のところに駆けつけた妻のヒョンナムは「うちの夫です」確認してから号泣しますが、あれだけ夫から暴力を受けていたのに、いざ亡くなると本当に悲しそうに感情を表す姿がなんか心に引っかかりました。
でも、早くに娘を留学させたことはよかったです。


15話
ヨンジン(イム・ジヨン)は「私の母を使った夫殺しは、ドンウンとこれを計画したの?早く示談にして、あんたの娘のソナを捜し出すわよ」と言ったとたんにヒョンナム(ヨム・ヘラン)は「奥様にあげたいものがある」といきなりヨンジンにビンタします。よろけるヨンジンに更にビンタするヒョンナムは「よく子供をダシにできるね母親のくせに」と言って、今度何かしたら、すべて倍にして返す、私にこれ以上かまうなと強硬な母は強かった・・・
ヒョンナム(ヨム・ヘラン)のビンタは見ていてスカッとするシーンでした。
また、それを見ていた夫のハ・ドヨン(チョン・ソンイル)は妻のヨンジン(イム・ジヨン)に「選択肢は2つ、遺族に謝罪し罪を償うか、私たちを終わりにするか」慎重に選べと言って、住所を書いたメモを渡しますが、妻のヨンジンはそのメモを夫の前で丸めて捨てます。
すぐに「10年の結婚生活に終止符」、「ジュピョンの嫁離婚」というニュースが流れます。
更に「パク・ヨンジンのいじめを公開します」と告発文がネットに流れますが、これは画家のイ・サラが広めたものですが、あんたを道連れにすると・・・
ところが、誰かがイ・サラの動画を流します・・・
また一方で、ドンウン(ソン・ヘギョ)はヒョンナム(ヨム・ヘラン)に最後の仕事をお願いします。「おばさんが望んでいた世界で私のおばさんとしてではなくカン・ヒョンナムとして陽気に生きてください」と言います。おばさんは大粒の涙を流し別れを告げます・・・

16話(最終回)
ソン・ミョンオ(キム・ゴヌ)の葬儀の日に画家のイ・サラから首を刺され入院している客室乗務員のへジョン(チャ・ジュヨン)の病室を訪ねるドンウン(ソン・ヘギョ)。
ドンウンはヨンジンもサラもあなたのおかげで始末できて暇なの、やり返したければ手伝うから、チョン・ジェジュン(パク・ソンフン)に復讐したくない?と話しかけ、恐ろしい復讐のやり方を教えるのです。
その後、とうとうヨンジン(イム・ジヨン)は逮捕され、協議離婚申請書にサインし、娘のイェソルは留学し、ヨンジンの母も逮捕されます。
やっと自分の復讐が終わったドンウン(ソン・ヘギョ)はヨジョン(イ・ドヒョン)に海を見に行かないと電話します。
その日は真っ白な雪がこんこんと降るとても寒い夜でしたが、二人は真っ赤な灯台がある海に向かい楽しい時間を過ごすのですが、ヨジョン(イ・ドヒョン)がコンビニに買い出しに行ったあとドンウン(ソン・ヘギョ)は彼の前から姿を消します。
ドンウンは一人で死ぬつもりでしたが、それを止めたのがヨジョン(イ・ドヒョン)の母だったのです。復讐の果てが死ではダメだと必死に説得し、助言を与えるのです。
そして、ヨジョン(イ・ドヒョン)の母は私の息子を地獄から救って、生きる道を与えてほしいとお願いするのです。ヨジョン(イ・ドヒョン)の地獄は医師だった父を殺した囚人番号3724のカン・ヨンチョンです・・・
半年が経ち、ドンウン(ソン・ヘギョ)はヨジョン(イ・ドヒョン)の前に現れます。
「元気だった?あなたを愛している、今度は私があなたの復讐を手伝う、先輩の1%は私が埋める、誰から殺そうか?」と言いながら自分からキスをするドンウン・・・
その後、カン・ヨンチョンはジサン刑務所に移り、そこの医務官になったヨジョン(イ・ドヒョン)とボランティア講師になったドンウン(ソン・ヘギョ)。
復讐の準備が進む中、「ソナの家の惣菜店」を開業した、おばさんのヒョンナム(ヨム・ヘラン)にメールが入ります。「お手伝いさん求む連絡下さい」と・・・
おばさんのヒョンナムは急いでお店を閉めて、ドンウン(ソン・ヘギョ)からもらった赤い口紅をつけてお店を飛び出していきます。
ある日、ドンウン(ソン・ヘギョ)とヨジョン(イ・ドヒョン)は二人そろってジサン刑務所に入っていきます。 おわり


◉韓国ドラマ「黄金の仮面」あらすじと感想、最終回。財閥の愛憎劇!

◉韓国ドラマ「ペントハウス」あらすじと感想、最終回。母親たちの壮絶な闘い!

◉韓国ドラマ「紳士とお嬢さん」あらすじと感想、最終回。歳の差カップルの恋

◉韓国ドラマ「赤い袖先」あらすじと感想、最終回。王朝ラブロマンス!

◉韓国ドラマ「わかっていても」あらすじと感想、最終回。好きが止まらない!

◉韓国ドラマ「ペントハウス3」あらすじと感想、最終回。ついに完結のシーズン3

◉韓国ドラマ「財閥家の末息子」あらすじと感想、最終回。二度目の人生は復讐者!





この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« BTS ジミン & ジョングク、二... | トップ | イ・ジュンギ、アクションを... »
最新の画像もっと見る

韓ドラ さ行、さし」カテゴリの最新記事