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「麗 花萌ゆる8人の皇子たち」あらすじと感想、時を超えた恋

2017-08-10 | 韓ドラ時代劇、な、は、ま、や、ら、わ行

韓国ドラマ「麗 花萌ゆる8人の皇子たち」あらすじと感想、最終回
イ・ジュンギとIUのドリームカップルを中心に高麗時代の麗しき皇子8人の
ロマンスが美しい映像美とともに描かれている時代劇です。
最後まで目が離せない皇子たちの切ない恋に胸キュン必至ですが、
ヒロインと絡むワン・ソ(イ・ジュンギ)とワン・ウク(カン・ハヌル)
二人のセリフ「お前は私のもの」という言葉にドキドキハラハラ(笑)
美しい皇子から愛される女官役のIUちゃんが羨ましい限りです。
イケメン二人の切れ長の美しい瞳に見つめられたらクラクラしますよぉ~
私は二人のファンなので、それぞれの愛し方で大胆に迫る男の愛情表現に
毎回ウットリしながら見ていました~(笑)
特に今最も旬なカン・ハヌル君が良かったという韓流ファンが私の
周りでも多いですね~(笑)彼は目と口元がセクシーだわぁぁ~(笑)





本作は現代から高麗時代にタイムスリップしたヒロインが8人の麗しい
皇子たちと出会い恋や皇宮での皇位を巡る兄弟たちの骨肉の皇権争いに
巻き込まれていく物語です。
皇宮の中で、はじめは博学で心優しい第8皇子ワン・ウク(カン・ハヌル)
に心惹かれるヘ・ス(IU)。
第8皇子ワン・ウク(カン・ハヌル)は自分の一族を守るために政略結婚をし
常に自分を押し殺して生きてきましたが、明るいヘ・ス(IU)と出会い、
やがて二人は心惹かれあっていきます。
劇中二人が雪道を歩くシーンがありますが、ワン・ウク(カン・ハヌル)が
前を歩き、その後を遅れないように静かにそっと歩くヘ・ス(IU)たちの
微笑ましい姿が印象に残ります。
結婚している彼との許されない愛ですが、ここが一番幸せな時間だった
のでは・・・と、心にじーんと感じる必見のシーンです。
その後、ワン・ウク(カン・ハヌル)は病弱だった妻を亡くしますが、
妻から大きな愛を受け取っていながら自分はそれに答えてあげることが
出来なかったワン・ウク(カン・ハヌル)はこれまでのやすらぎや
感謝の想いが愛だったとはじめて気付きます・・・
また皇宮内の策略や企みに自分の妹のヨナ(カン・ハンナ)が絡んで
いたことを知り、結局家族を裏切ることができず愛するヘ・ス(IU)を
皇宮内の皇権争いから助けてあげることができなかったのです。
無力な自分を責めるワン・ウク(カン・ハヌル)はヘ・ス(IU)の
ために自分が変わり皇帝になると決心します。本当は皇位など望んでなく
ヘ・ス(IU)と静かなところで暮らしたいと願っていたはずです。
だんだん変貌していくワン・ウク(カン・ハヌル)にショックを
受けるヘ・ス(IU)ですが、ウクもまた次第に心を寄せ合うワン・ソ
(イ・ジュンギ)とヘ・ス(IU)の二人を見て嫉妬心がわいてきます。
激しくなる愛と権力の三角関係は最後まで目が離せませんよぉ~!



また一方、イ・ジュンギ演じる第4皇子ワン・ソは幼いころ母により
顔に傷を負い養子に出されます。
高麗では体に傷があることは皇位が遠のくことを意味し、息子を皇帝に
する野望を持つ母はワン・ソに偏見をもち邪険に扱います。
3人の子供の母ですが、こうも差別して育てる母の気持ちが理解しがたい
悪魔のような女です。孤独に成長したワン・ソ(イ・ジュンギ)は誰にも
心を開かない青年となりますが、そんな彼の前に明るく物おじしない
女官のヘ・ス(IU)が現れ惹かれていきます。
イ・ジュンギ君が演じる残忍さを醸し出す鋭いまなざしは、母の愛を
得られなかった悲しい皇子なんですが、寂しげな表情や泣き叫ぶ姿には
思わず胸が締め付けられる思いです。安定した演技力とカリスマあふれる
孤高の皇子を演じる彼にどっぷりのめり込んで行きそう・・・

そんな寂しいワン・ソ(イ・ジュンギ)にそっと手を差し伸べるヘ・ス
(IU)。明るい表情で何かとかかわってくるヘ・スに心を開くワン・ソ。
ヘ・スもまたワン・ウク(カン・ハヌル)に惹かれる一方でワン・ソの
孤独の中に隠された一途な愛に心動かされ彼のことが頭から離れなく
なります。そしてワン・ソ(イ・ジュンギ)の顔の傷を化粧で隠してあげ
仮面を取り外してあげます。これでワン・ソ(イ・ジュンギ)も皇帝に
なれる資格を得るのです。ところがヘ・ス(IU)はワン・ソ(イ・ジュンギ)
が高麗で最も残虐で狂気の王といわれた第4代皇帝(光宗)となる人物
だったことを知ります。仮面を取ったヘ・ス(IU)の大きな愛が高麗の
歴史を変えてしまうのでしょうか?



中盤以降も皇宮では皇位と愛を守るために壮絶な戦いが起こり、そのたびに
ヘ・ス(IU)は何度も危険な目に合います。そしてそれをそっと見守り
ながら解決するのがワン・ソ(イ・ジュンギ)とワン・ウク(カン・ハヌル)
の二人で、その中で繰り広げられる切ない三角関係はやるせないほど胸が
しめつけられます。つらい二人の皇子・・・
その後、初代皇帝は亡くなる前にヘ・ス(IU)を呼び、皇位を継ぐ
第一皇子ワン・ムを連れてくるように命じます。「高麗の命はお前に
かかっている。だれも信じるな。これもお前がここに来た理由だろ」と
言います。皇帝はチェ・ジモンやヘ・ス(IU)二人のことを違う世界の
者と察していたようです・・・
ところが皇帝を狙っている第3皇子ワン・ヨが皇宮を襲撃しますが、
ワン・ウク(カン・ハヌル)の罠にハマり失敗に終わります。
結局最後はワン・ソ(イ・ジュンギ)がワン・ヨを刀で切り付け崖から
落ちるのですが、この時ワン・ソはわざと急所を外します。
やっぱり兄弟を殺すことはできないのですね。
やがてワン・ムが第2皇帝に就き、2年が経ちヘ・スは尚宮になりました。
ところが生きていた第3皇子ワン・ヨが第2皇帝ワン・ムを襲撃し、今度は
ワン・ヨが新しい第3皇帝に就きます。ワン・ヨは邪魔な10代皇子ワン・ウン
(EXOベクヒョン)夫婦を逆賊として襲撃しますが、第3皇帝になった
ワン・ヨの弓に撃たれたワン・ウン(EXOベクヒョン)は最後はワン・ソ
(イ・ジュンギ)に刀で切ってほしいと頼み妻と一緒に息を引きとります。
やんちゃで無邪気な性格の10代皇子ワン・ウン(EXOベクヒョン)は、
はじめヘ・ス(IU)に恋をしますが、政略結婚した大将軍の娘スンドクを
最後まで気遣いました。1人の女性を愛したのは結局ワン・ウンだけです。
EXOベクヒョン君の少年のような純粋な愛に心打たれる迫真の臨終シーン
でした。

終盤、この事件がきっかけで、自分を信じてくれなかったヘ・ス(IU)に
別れを告げたワン・ソ(イ・ジュンギ)は皇位のために兄弟が殺しあうなら
自分が皇帝になってそれを阻止することを誓います。
別れを決意したワン・ソ(イ・ジュンギ)でしたが、やはりつのる想いは
どんどん強くなり二人は自然に結ばれることになります。
きっと別れるほど愛の重さと同じく心を占める割合も大きくなるのでしょう。
きっとヘ・ス(IU)は「お前と一緒なら皇位はいらない」と言って
くれると思ったでしょうね。でもヘ・ス(IU)は「あなたは皇帝に
なります。必ず。でも決してご兄弟を討ってはなりません。約束して
ください。」と告げます。
そして弟を殺した第3皇帝ワン・ヨは半狂乱になり、そのすきをついて
ワン・ソ(イ・ジュンギ)は第13皇子ペガ(ナム・ジュヒョク)と反乱を
起こしワン・ソが皇位に就きます。

高麗の第4代皇帝・光宗(クァンジョン)になったワン・ソにヘ・スは
絶対に血の君主にさせないと心に誓い自分が力になろうと心に決めます。
ところが皇位継承に疑問を抱くものが多く、その者たちを殺そうとする
ワン・ソ(イ・ジュンギ)。
常にそばにいた大将軍のパク・スギョンは、もううんざりで皇宮に嫌気が
差したと去っていき、ペガ(ナム・ジュヒョク)は私に兄でなく主君として
接する。弟のジョンは人殺しとしか見てくれないし、母親でさえ私を
盗人呼ばわりする。やはり、皇帝の座は恐ろしく寂しいところだったのです。
そして、皇宮と安定した皇帝を守るために仕方なく黄州ファンボ家のヨナ
(ウクの妹)を皇后として迎えますが、ワン・ソ(イ・ジュンギ)の心の
中はいつまでもヘ・ス(IU)を想う愛でいっぱいになっています。



終盤過ぎ、ヘ・ス(IU)に仕えていた女官チェリョンがヘ・スたちを
裏切っていたことが分かり、すべてがワン・ウク(カン・ハヌル)の
策略だったことが分かり、ワン・ソ(イ・ジュンギ)は絶対に許さないと
激怒します。
そしてワン・ソとの後継ぎがほしいという妻ヨナ(ウクの妹)に「ならば
ウクと一族を捨てられるか。そして皇后として生きろ。」と言います。

最終回、昔ヘ・ス(IU)とワン・ウク(カン・ハヌル)が婚姻の約束を
していたことを知ったワン・ソ(イ・ジュンギ)は心に大きな傷を
負います。ソにとってはウクのことで自分をどん底まで落としたヘ・スが
許せず、「お前には二度と会わぬ」、「ヘ・スが自分を捨てた」と
寂しくつぶやくワン・ソ(イ・ジュンギ)・・・
そして、皇宮を出るために第14皇子ワン・ジョンと結婚するヘ・ス(IU)。
ワン・ジョンはへ・スとの結婚を理由に、彼女が皇宮から出ることを
手伝いましたが、その後、ヘ・スがワン・ソ(イ・ジュンギ) の子供を
妊娠していたという事実を知ります。
ヘ・スは自身の健康状態が悪いことを知りながらも最後まで子供を
あきらめないで出産にのぞみます。
自身の最後を予感したヘ・スは、出産前から何度も続けてワン・ソ
(イ・ジュンギ)に手紙を書きましたが、ヘ・スがジョンと夫婦に
なったと誤解したワン・ソは、彼女の手紙を開けもしなかったのです。
結局、ヘ・スが死んですべての事実を知ったワン・ソは声を殺して
泣くしかなかったのです。

ヘ・ス(IU)を忘れることができないワン・ソ(イ・ジュンギ)は、
ある日、皇宮を歩いていて可愛い女の子とぶつかります。
その子はヘ・ス(IU)が命をかけて生んだ娘です。
そして子供は絶対に皇宮に送らないでほしいというヘ・スの言葉を
ジョンが代わりに伝えます。

その後、皇宮の周りの空に雨雲が集中し、ヘ・スだったハジン(IU)は
現実の世界に戻り夢から覚めます。
ずっと同じ夢を見ていたハジン(IU)は、ある日博物館で光宗の肖像画を
見て自分が過ごしていた高麗時代が夢ではなかったことに気が付きます。



美しい映像美と劇中流れる挿入歌が周囲と
調和していてとても綺麗なドラマでした。
また、たくさんの若いイケメンスターが
勢揃いして超~お得なドラマでしたが、
ラスト、二人がハッピーエンドで終わらない事が
とても残念でした。これでいいのかなぁ??
という感じの結末でした・・・
ふつうはイ・ジュンギ君が現実の世界に来るとか
IUちゃんが高麗に戻るとか、今までのドラマだと
そういう感じが多かったですけどね~~(笑)
まぁ~、イ・ジュンギ君は現実の世界に一度も
行ってないので、IUちゃんが行くしかないけど・・・
もし行っても側室になるしかないので、
これでいいのかなぁ??
IUちゃんも高麗に行って納得のいくような
仕事もしていないので、あっちに行った意味が
あるのかなぁ~?結局すべて夢でした~~
ということで終わりました(笑)
後半から盛り上がったのにラストがちょっと
おさまりが悪くて残念!
最後はビシッと決めてほしかった~~(笑)

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 ↓(kstyle)の記事から
血の君主と呼ばれる4代皇帝光宗となるワン・ソ(イ・ジュンギ) の
皇権と愛を守るための凄絶な戦い、その中で繰り広げられる切ない
三角関係がドラマの基本的なあらすじだった。

イ・ジュンギが演じるワン・ソにストーリーが集中し、興味深い展開を
見せた。もちろん、視聴者たちによってヘス(IU) とワン・ソの恋と
葛藤が説得力に欠け、登場人物の感情が理解できない展開だという
指摘もあったが、基本的に一度観始めるとずっと観てしまう没入感は
あった。

また、ワン・ソを演じるイ・ジュンギの吸引力の高い感情演技は
毎回話題になった。時代劇不敗の神話を持つイ・ジュンギは、恋と
皇権力に目が眩み、毎回冷たく変わっていくワン・ソの感情を完璧に
表現し、視聴者をワン・ソにハマらせた。
序盤のまとまりのない雰囲気の中でも、イ・ジュンギの演技を見る
楽しさがあると、視聴者たちをテレビの前に釘付けにさせた。
IUもやや未熟な演技で批判を受けたが、中盤以降は成熟した姿で
演技力論争を払拭した。
ドラマに対する低い評価まで加えられ非難を浴びていたIUも、
このドラマを通じて、新しい作品でさらに成長した姿を見られる
だろうという期待を抱かせた。

「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」は同時間帯視聴率1位で
終了した。序盤の低い視聴率にもかかわらず、高い話題性を誇った
このドラマは、若い視聴者たちを引きつけた人気ドラマであったことは
間違いない。悲しい雰囲気が漂う結末に対する残念な気持ち、
主人公のストーリーが繊細に取り扱われなかったという指摘が
あったが、3ヶ月間お茶の間を泣かせたり笑わせたりしたドラマで
あることは変わりない事実であり、その中でイ・ジュンギとIUは
自身の役目を果たし、次回作を期待させる。







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