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「ホジュン」〜伝説の心医〜あの名医が再び甦る!あらすじと感想!

2014-12-02 | 韓ドラ時代劇、な、は、ま、や、ら、わ行

あらすじと感想、最終回、
韓国ドラマ「ホジュン」〜伝説の心医〜 キム・ジュヒョク主演。
今もドラマ史に残る名作「ホジュン~宮廷医官への道」から14年ぶりに
新しく甦った伝説の名医ホジュンです!
自らの努力で厳しい身分制度の壁に打ち勝ち、王の主治医にまで上り詰めた
実在の名医ホジュンの一代記をドラマチックに描いた時代劇です。
主人公を演じるのは、「プラハの恋人」、「テロワール」、「武神」、
日本でもおなじみのキム・ジュヒョクさんが新しいホジュン像を演じています。
キム・ジュヒョクさんって、日本でファンミをするくらい人気があるんですね!
テレながら歌♪とか披露されるのかしら・・・シャイな感じがしますけど・・・

前作でチョン・グァンリョルさんが演じたホジュンが最高視聴率64.2%を記録
したこともあり、キム・ジュヒョクさんはとてもやりにくかったとおもいます。
きっと、プレッシャーも大きかったことでしょうねぇ~。
本作のホジュンは奴隷の母親から生まれ尊敬する父親のようになりたいと勉学に
励みますが、本妻や兄から理不尽な仕打ちを受け、やがて自分の身分と
このような世の中に嫌気がさし心に傷を負ったまま成長します。
荒れた生活を送り1度は自暴自棄になりますが、運命の師となる医師ウィテ
(ペク・ユンシク)と出会い医術の道に目覚めます。
また医師ウィテもジュンの誠実な人柄と努力を高く評価し厳しく時には温かく
指導しながらジュンの成長を見守っていきます。
そしてジュンは最後まで師となる医師ウィテの教えを守り素晴らしい医師に
なっていきますが、息子のドジ(ナムグン・ミン)は反対にジュンを恨んで
いるばかりです。早く心を入れ替えて真の医者になってほしいと思います。
ところが、終盤近くドジの母親(敵対していた情がない母親)が重い病気になり、
「師への恩返しです」と言って母親をジュンが助けてあげます。
その母親もやっと今までの自分の行いを反省し、
母は「人を憎むことは愚かなこと・・・」
  「結局、自分が傷つくことになる・・・」とドジに告げます。
このあたりからだんだんとドジの心に変化が出始め今までの行いを反省し、
心を改める態度に変わっていきそうな気がするのですが・・・?
ドジの野心は母親以上に強かったのです・・・
そして二人で王様に使える時期もありますが、ジュンの波乱万丈な人生は
最後まで続き、終盤山奥の流刑地に流罪になるジュンは罪人だからと
村人たちの診察を断りますが、患者たちの訴えに負けて結局診察をする
ことになります。どんな場所でも最後まで真の医者としての信念を
貫くホジュンでした。


また一方、謀反の濡れ衣を着せられた父と逃亡中にジュンと出会い、やがて
両班の身分を捨てジュンと結婚する娘ダヒ(パク・ウンビン)。
物静かですが心の中には強い信念をもった素敵な女性を演じている
パク・ウンビンさんですが、なんと子役出身の女優さんなんですね~!
制作発表会では「妻ダヒとして一生懸命に夫のホジュンを支えます」と
コメントしていましたがまだ22歳の若手俳優さんです。
子役時代には、『階伯(ケベク)』『王の女』『善徳女王』『明成皇后』など
様々な時代劇に出演されていましたが、本作で初の成人役に挑戦です。
演技力もあり若いのにホジュンの妻役が健気で心がけや態度が立派でした。
本当にひたむきに耐えている姿は妻の鏡です。
また一度流産という悲しい出来事を経験するダヒですが、嬉しいことにまた
妊娠し男の子が誕生します。 本当に良かったです!
父親のジュンに似て勉強熱心な子供に成長しますが、医師としての仕事が
忙しく家庭を顧みない父親を見てだんだん心が離れていくのです。
父親を理解するには時間がかかりますが、そんな夫と息子を見守る妻ダヒの
精神的な苦労はまた、あれこれと続くのです。

 ↓写真は善徳女王のパク・ウンビンさん。




そして本作で一番視聴者が共感できたのが、悪役を演じたユ・ドジ役の
ナムグン・ミンさんだと思います。
医師ウィテ(ペク・ユンシク)の息子で、内医院の医官になる夢を持つ野心家で
自分の信念と欲のない父親ウィテを嫌っています。
また父親からの信頼や愛するイェジン(パク・ジニ)の心を奪ったホジュンに
嫉妬しいろいろ邪魔をするドジは終始ホジュンを威圧しながら緊張感を維持し
ドラマを引っ張っていく人物として力を尽くしました。
いつもホジュンの陰になってしまうドジは視聴者から同情心を受けますが
ホジュンよりイケメンのナムグン・ミンさんが悪役に見えないのが不思議です。
(笑)屈折してどんどん加速していきますが、魅力的な悪役でした~(笑)
ホント~本作の貢献度は大きかったと思います。
彼自身も「自身を犠牲にしながら人を助けるホ・ジュンという人物より、自身の
成功と目標のために努力するユ・ドジの方が、より現実的ではありませんか?」
とコメントしていましたが、なるほど・・・ドジの方が人間味があったかな~?
それにホジュンのキム・ジュヒョクさんは、なんか煮え切らない主人公で
視聴者が見ていてスカッと胸がすくようなシーンがなかったですよねぇ。
これって長編ドラマには絶対に必要な部分だと思いますが・・・(笑)

そして終盤、ジュンに助けられたドジもジュンの前でひざまずき、これまでの
ことをわびて涙を流すのです・・・
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もっと知りたい!
韓国歴史ドラマvol.1 (MOOK21)
共同通信社

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劇中、
ドジは母親からイェジン(パク・ジニ)が恵民署にいるという話を聞き
イェジンを連れ戻すと。
ドジはイェジンに「君を連れてくると母に話した。医女でも個人の家で暮らす
こともできる。内医院の産室庁に君の働き先もお願いしておいた」
「君がどうしても医女でいたいというなら、止めはしない。だから、君も
僕のお願いを聞いてほしい」と告げるドジ。
ところがイェジンはドジのお願いをきっぱりと断り「恵民署は私が自ら進んで
入った場所だから私の心配はやめてほしい。帰ってほしい」と答えるイェジン。
ドジはイェジンに「ホ・ジュンのためなのか? 医女になったのも、恵民署に
こだわっているのも、全部あいつのためなのか?」と
また「君が僕の意志に従うはずがないだろう。そうしたことは一度も
なかった。それでも未練がましく、毎回期待し、断られることを繰り返した」
と自分のむなしい気持ちを訴え怒りをぶつけるドジです。
ドジにとってはホジュンのためにイェジンが傷つきながら生きていくことが
耐えられないのでしょうね。切ないドジです。



そして、ちょっと気になるイケメン従事官イ・ジョンミョンを演じた
イ・サンウさん似のソン・ジェヒさん。(笑)
彼は真っ直ぐで正直な従事官イ・ジョンミョンとしての品格を守ろうとして
濡れ衣を着せられ毒殺刑に処されます。

イェジン(パク・ジニ)をずっと見守っていた彼もドジと同じように
ホ・ジュンだけを見ているイェジン(パク・ジニ)に想いを寄せ、
届かない切ない愛が視聴者の心を揺さぶります~(涙)。。。
「少しだけ私に心を開いてくれないか?」と愛を告白する彼の熱い想いを
叶えてあげたかったです。 私はとてもお似合の二人だったと思います。
彼は独特の持ち味と雰囲気があって存在感がある役柄だったと思いましたが、
ちょっと~かわいそうな亡くなり方をします・・・
まったく、時代劇は濡れ衣が多くてイライラします!

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笑韓でいきましょう
高 信太郎
悟空出版

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ラスト最終回、ネタバレ。(kstyle)より ↓
ホ・ジュンは最後の瞬間まで民のための医術を繰り広げる過程で体が
弱くなり、命を引き取った。
「ホジュン~伝説の心医~」の最終回では、ホ・ジュンが故郷である山陰
(サンウム、山清の旧地名)に戻り、貧しい民たちの治療に専念するシーンが
描かれた。
ホ・ジュンは民たちの安危を気遣うばかりで、自身の体は気にしなかった。
年老いたホ・ジュンは残りの人生を故郷で送りたいと思った。
しかし山陰の人々は飢えと疫病で苦しんでいた。
ホ・ジュンは郷里の地方長官を訪ねて倉庫に積まれている穀物を配ってほしい
と求めた。しかし腐敗した官吏はホ・ジュンの願いを断った。
食料不足が深刻である中、ホ・ジュンは自身が食べる分まで患者に配った。
限りのない治療の末、ホ・ジュンの体はどんどん弱くなり、結局疫病に
かかってしまった。しかしホ・ジュンは自身のもとに残っている最後の
治療薬も疫病を患っている少女に渡した。
一生博愛精神を実践してきたホ・ジュンは、それに相応しい最後を迎えた。

「ホジュン~伝説の心医~」は期待より懸念が多かった作品だ。
毎日ドラマ(月~金に放送されるドラマ)として放送される時代劇が姿を消して
久しいため、視聴者がそれに適応することができるか疑問だった。
またホジュンシリーズはすでに数回ドラマ化されたため、食傷した素材として
取り扱われた。さらに1999年に放送されたチョン・グァンリョルの
「ホジュン~宮廷医官への道」が今も人々の脳裏に深く刻印された状態だった。

視聴率も順調ではなかった。5~6%台の一桁に止まりながら苦戦を強いられ
たのだ。しかしドラマは徐々に独自の色を帯び始めた。キム・ジュヒョクの
ホ・ジュンには、チョン・グァンリョルのホ・ジュンとは違う深みがあったし、
興味深い展開で固定視聴層が流入し始めた。中盤からは二桁視聴率に進入した。
何より俳優キム・ジュヒョクの熱演が欠かせない。「ホジュン~伝説の心医~」
は彼にとって個人的にも特別な意味がある作品だ。キム・ジュヒョクの父で
あるタレントの故キム・ムセンは1975年に放送された時代劇「執念」で主人公の
ホ・ジュンを演じた。
蛙の子は蛙なのか。キム・ジュヒョクも父に劣らない熱演で好評を受けた。
キム・ジュヒョクは優しい心を持っているが誰よりも強靭なホ・ジュン役に
ぴったりだった。優しい目と意地が伺える彼の印象は、ホ・ジュンのための
顔だった。チョン・グァンリョルのホ・ジュンが強靭なカリスマ性だとすれば、
キム・ジュヒョクのホ・ジュンは穏やかなカリスマ性だった。
(kstyle)





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