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韓国ドラマ「私たちのブルース」あらすじと感想、豪華すぎるキャスティング

2022-10-30 | 韓ドラ わ行


韓国ドラマ「私たちのブルース」あらすじと感想、最終回。
Netflix同時配信の全20話。自己最高視聴率は第20話の14.6%
済州島を舞台に済州で生きる人々の人間ドラマが豪華すぎる俳優陣で描かれていく、オムニバス形式のドラマです。イ・ビョンホン、チャ・スンウォン、キム・ウビン、シン・ミナ、ハン・ジミン、イ・ジョンウン、オム・ジョンファなど多数出演。
豪華すぎるキャストの名前を見ただけでも1話からワクワクする本作ですが、復帰作となるキム・ウビン君とハン・ジミンさんのカップルの物語が今までになかったダウン症という障害者を扱った物語で心洗われる瞬間が何度もある、とても純粋で素晴らしいストーリーでした。
キム・ウビン君は海女の女性を乗せる船の船長ですが、素朴な中にも誠実で男らしい青年を見事に演じ、時折見せる笑顔が素敵すぎて見とれてしまいます(笑)良かったわぁぁ~ウビン君!
また、ウビン君と公開恋愛中のシン・ミナちゃんがイ・ビョンホンさんの相手役です。
ドラマ「美しき日々」ではビョンホンさんの妹役だったシン・ミナちゃんが本作では恋人役で出演ですが、二人の絡みはあまりなく、ビョンホンさんは実の母との確執に悩んでいる荒っぽい田舎者の行商人を演じています。 カリスマ的な華やかさはありませんが、この役に適したビョンホンさんだから、高視聴率が取れたと思います。
そして、ビョンホンさんの実の母が妾になった理由には済州島ならではの独特の文化や苦々しい歴史が背景にあり、子供の命を守るために過去に済州島では妾になる女性が多かったそうです。
済州島は石、風、女性、この3つが多いということで三多島とも呼ばれ、島には女性の方が多く男性が少なかったようです。
息子のビョンホンさんには、やり切れない胸が張り裂けるような思いで過ごした子供時代があり、父が亡くなり妾になった母をどうしても許せないのでしょう・・・
また、本作は若手のフレッシュな俳優さんたちも大活躍していて、高校生カップルの恋愛関係のエピソードも考えさせられることの多いドラマチックな展開になっていて、済州の様々な事情を抱えた人々の生き方が描かれていく人間ドラマです。
劇中流れる挿入歌も素敵で、更に話題になった、BTSジミンが歌うOST「With you」の甘いバラード曲がバランスよく流れて心に響きます。
そして、人生を応援するドラマがまた1つ誕生しました。

あらすじ(ネタバレあり)
1話
娘のゴルフ留学費用を工面するために家を売り退職金も一時支給してもらいますが、それでも足りない生活を送っているエスエス銀行支店長のハンス(チャ・スンウォン)は転勤で故郷の済州島のプルンに戻ってきます。
そこで、かつての同級生であるウニ(イ・ジョンウン)と再会しますが、ウニはエスエス銀行のVIP顧客カードに名前がのるほどの資産家になっていたのです。
ウニ(イ・ジョンウン)はハンス(チャ・スンウォン)のことが大好きで初恋の人ですが、忙しい日々の中に昔のトキメキがよみがえり、ハンスもまた昔を思い出しながら二人に特別な笑顔が戻ってきます。

2話
ウニ(イ・ジョンウン)とハンス(チャ・スンウォン)たちの同窓会に後輩であるトラックの行商人ドンソク(イ・ビョンホン)がやって来たのにはビックリ。今までにない豪華すぎるカラオケシーンでしたが、その夜、酔ったドンソク(イ・ビョンホン)をキム・ウビン君が車で送ってあげるシーンもまた贅沢なキャスティングでした(笑)
ハンス(チャ・スンウォン)はウニ(イ・ジョンウン)が女に見えると、可愛くてカッコ良くて堂々としていると言います。これって、本音だと思います。
また、ウニにとっては男はハンスだけだったのです。
カッコいいまま戻ってきてくれて、昔のままの大切な青春を守ってくれてありがとうと笑顔で伝えます。
でも、今のハンスは家庭内の借金のことでボロボロに疲れているのです。
そのハンスは「二人で旅行をしよう。修学旅行で行った木浦に」とウニを誘います・・・

3話
ハンスと修学旅行で行った木浦に旅行にきたウニに市場の仲間たちから電話がかかってきます。
皆はハンスに借金があることを知って、お金持ちのウニを心配しているのです。
その話を聞いたウニは傷つき、ハンスの嘘がグサリと心に突き刺さるほど動揺します。
その夜、ウニはハンスにどこまでが嘘なのか?本心を問い詰めます・・・
本当の友達なら、こんなところまで誘うことなく最初から本当のことを話すべきでウニの気持ちを利用してはいけなかったのです・・・
ところが、そんなウニはハンスに2億ウォンを渡しますが、ハンスから「いつも割に合わない商売ばかりしてきたウニに今回だけは損をさせたくない」と言って、お金を返します。
銀行を退職したハンスは、きっとこの先辛いことがあれば済州島の仲間たちを思い出すことでしょう・・・

4話
海女船を運転する船長のジョンジュン(キム・ウビン)は済州で生まれ育った誠実な青年。
そんな彼の前によその町からやってきた海女1年目で夜は居酒屋で働いているヨンオク(ハン・ジミン)という悪い噂が絶えない魅力的な女性が現れます。
周囲はジョンジュン(キム・ウビン)を心配して止めるのですが、ヨンオク(ハン・ジミン)に心を寄せるようになります。
そんなヨンオク(ハン・ジミン)は「私を好きにならないで、傷つくだけだから、しかと言っておく」と言って距離を置くのです。
ところが、その後、ジョンジュン(キム・ウビン)を散歩に誘ったヨンオク(ハン・ジミン)はわざと今まで付き合った元カレたちの話をするのです。
ジョンジュン(キム・ウビン)は「彼女の元カレの人数は?経験豊富な女性を心から愛せるだろうか?僕はどうすべきか?・・・」と、考えてしまうのです・・・
しかし、ジョンジュン(キム・ウビン)は「付き合いましょう」と男らしく告白します。

5話
ドンソク(イ・ビョンホン)の母オクトン(キム・ヘジャ)は病院で医師からガンが前より広がっているから抗がん剤治療を受けたほうがいいと言われ、息子さんを連れてくるように言われますが、息子のドンソク(イ・ビョンホン)になにも告げていません。二人の間には不仲になる大きな確執があったのです。
ドンソク(イ・ビョンホン)は母がいる市場にやってきて「あんたが死んだら葬式はしてやるから、その時は電話しろ」と冷たい言葉を残していきます。
それを聞いていたウニ(イ・ジョンウン)はドンソク(イ・ビョンホン)を外に連れ出します。
ドンソクはウニに「いくら男好きでも、男は星の数ほどいるのに、どうして俺が一番嫌いな友達の父親とくっつくか? それも父さんの友達と」と言い放って、母親に対する怒りを抑えきれないのです。
また一方で、父親同士が犬猿の仲である子供のヒョン(ペ・ヒョンソン)とヨンジュ(ノ・ユンソ)の高校生カップルは親に内緒で付き合っていましたが、ヨンジュが妊娠します。
ヨンジュは高校を卒業し20歳になったら島を出る夢を持っていましたが、この先どうなるのでしょうか?

6話
うつ病を患っていたソナ(シン・ミナ)は夫と息子のヨルの暮らしていましたが、6ヶ月前に夫と離婚しました。
ソナ(シン・ミナ)は息子のヨルと暮らしていたのですが、交通事故を起こし、今息子は夫の所にいて、二人の間で養育権争いがはじまり、判決の日を待つソナです・・・
その後、ソナ(シン・ミナ)は済州島に向かい、ドンソク(イ・ビョンホン)と再会しますが、ドンソクには、かつての苦い思い出が蘇ってきます。
ソナ(シン・ミナ)は済州島の民宿に泊まっていますが、ずっと外の防波堤に立っています。
そして、ソナは海に落ちてしまうのです・・・
そこに海女たちを乗せたジョンジュン(キム・ウビン)の船が向かいます。

 

7話
「人が海に落ちた」という騒ぎを聞き、ドンソク(イ・ビョンホン)は防波堤に立っていたソナ(シン・ミナ)の姿が見えなくなり、すぐに通報します。
そして、海女たちが海に落ちたソナを見つけて、引き上げました。

また一方で、ヒョン(ペ・ヒョンソン)とヨンジュ(ノ・ユンソ)の高校生カップルは子供を産むことにしました。二人はお互いの気持ちを確認し、この先の計画もしっかり立てているしっかり者の高校生です。ただ、仲が悪いお互いの父親を説得することが簡単ではないのです。
ヒョン(ペ・ヒョンソン)は父親にヨンジュが妊娠した、父親は僕で、子供が産めるように助けてほしいとお願いします。父はすぐに言葉が出てきません・・・
また、ヨンジュ(ノ・ユンソ)も父親に妊娠したの、お父さんの娘が妊娠したの、子供の父親はイングォンさんの息子のヒョンなのと静かに話しますが、父親は同じく、予想だにできない出来事に言葉を失います・・・ ヨンジュは産みたいの、助けてと父に打ち明けます・・・
ところが、父親同士は市場で殴り合いの大喧嘩になり、皆が妊娠のことを知ってしまいます。

8話
妊娠している娘のヨンジュ(ノ・ユンソ)は父親を説得できずに仕方なく家を出ることになり、モーテルに泊まることになります。
今回だけは父親も折れることが出来ずにヨンジュを迎えに行こうとしません。
ヨンジュは父の背中を見ながら、「私はこの子を絶対に守らないと・・・だけど、父さん、ごめん、独りにさせてしまって、父さんには私だけなのに、ごめん、でも私にも父さんがそばにいない・・・」それを聞いている父は号泣します・・・
また一方で、ヒョン(ペ・ヒョンソン)親子も大喧嘩の後、息子のヒョンが父親イングォンに謝り父を抱きしめながら二人で声を詰まられながら号泣しています。
そして、その二人の姿をヨンジュ(ノ・ユンソ)の父ホシクが見つめていました・・・

9話
ヨンジュ(ノ・ユンソ)の父ホシクはヒョンの父イングォンの家の前で待っていました。
ホシクの方から先に折れて、二人は子供を産ませてあげようと和解をするのです。
そして、今までのこともすべて水に流して・・・

また一方でドンソク(イ・ビョンホン)は4日間宿泊先のモーテルに帰ってこないというソナ(シン・ミナ)が心配になって捜しに出かけますがソナは昔父と住んでいた古い家にいたのです。
ドンソクとソナは子供の頃から知り合いで、お互いに家族のことで傷ついていた心の痛みを共有して頼り合っていた過去がありました。
そんな大好きだったソナがまた済州にきて、自分の前で昔も今も心配をかけるのですが、そんな自分にうんざりするほどソナを愛しすぎているドンソク(イ・ビョンホン)です。
ドンソクはソナに「お前にとって俺は幼なじみの近所のお兄さんだろうが、昔も今も俺はお前を女として見ている」と本音を伝えるドンソクです。

10話
ソナは息子ヨルの誕生日を祝うためにソウルに行きますが、ドンソク(イ・ビョンホン)も一緒に同行することになります。
ソナは息子のヨルと二人で水族館に行ったり、カラオケに行ったりして楽しかったのですが、明日は養育権裁判があります。
ソナは息子のヨルと当然暮らせると思っていましたが、ソナの方が敗訴し、ドンソク(イ・ビョンホン)が運転する車の中でずっと泣き続けるのです。
そして、ヨルの事以外何も考えられないソナは混乱しています。
そばにいたドンソクはソナに昔みたいにゲームに集中しろといってゲームセンターに連れて行きます。 その後、ソナを叱りつけますが最後は息子のためにソナにしっかりしろと元気づけるように励ますのです。


11話
ドンソク(イ・ビョンホン)は必死で子供を守ろうとするソナ(シン・ミナ)の姿を見て、俺の母オクドンもソナくらい息子を思っているのか?俺のことを一度でも切なく思っただろうか?40歳過ぎてこんな話をするとマヌケでおかしいか?とソナに聞きます・・・
そして、ソナは済州に戻らず息子がいるソウルに残り、強い母親になると決心し、そんなソナをドンソクは心から応援し、母と子は引き離せないと言います・・・
済州に戻ったドンソクはソナが昔住んでいた古い家を綺麗に修理して暮らし、ソナが帰ってくるのを待ちながら、いつものように市場で仕事をはじめます。
そんな時、母親のオクドン(キム・ヘジャ)が珍しくドンソク(イ・ビョンホン)の所に来て、ズボンを買っていくのです。
それに腹を立てた息子のドンソクは余命宣告されていることも知らずに母親に向かって人はいつか死ぬんだと後悔するような言葉を放つのです。

また一方で、ベテラン海女のヘジャが、ヨンオク(ハン・ジミン)を追い出すと言っています。
ヨンオクが噓つきで男がいるとか子持ちだとか・・・悪い噂が絶えません・・・
でもヨンオクがどんな女性でも彼女を信じているジョンジュン(キム・ウビン)です。
二人は加波島に旅行に行きます。そこでジョンジュンはヨンオクに海女をやめないか?と話します・・・ ヨンオクは「海に入ると一人きりになった気がして嬉しいの、邪魔者もいないし、海と私、アワビと私、ワカメと私・・・」だから、やめないと・・・

12話
ヨンオク(ハン・ジミン)にある人物からひっきりなしに電話がかかってきます。
一体、誰なのか島じゅうで噂されていますが、ジョンジュン(キム・ウビン)は思い切って誰?と質問します。ヨンオクは一言、「男でも子供でもない」と明かします。
ジョンジュンは「それならいい、これからは全てを受け入れる、俺の女だから」と嬉しそうに話します。
また一方で、島の誰からも愛させていたミラン(オム・ジョンファ)が3年ぶりに帰ってきます。
「ミランはお姫様、ウニは召使」という同級生たちの言葉にイラつくウニ(イ・ジョンウン)ですが、それでも、ミランを歓迎し、世話をしてあげるウニです。
ミランは離婚後、娘は夫に任せ、3度も離婚して娘に辛い思いをさせている自分勝手な女で、ウニは本当に最悪な女だと我慢できない様子です。
でも昔ミランに助けてもらった恩があるウニはミランとの義理を守ろうと今までも、いろいろと世話しているのです。
ミランは「ウニと私は一心同体なの、お互いに与えあい義理で結ばれている」と思っていますが、同級生のホシクだけはそう思っていないようです。
そして、1年前にウニがどうしてもミランを許せない決定的な出来事があったのです。
ウニは自分を見下してるくせに親友のふりをしているミランが許せないのです。

13話
ウニの家で寝泊まりしているミランはウニの日記を見つけ、ウニの本心を知ってしまいます。
日記にはミランがウニのことを自分の言いなりになる扱いやすい子分だと思っていても、自分はミランにとことん義理を通して憎しみや心の傷を隠し、ミランに尽くしてあげよう、それで昔の借りを返しミランのような自分勝手で二重人格な人にならないようにしようと綴ってありました。ところが、ミランは本当にウニを大事な親友だと思っていたのです。
ミランはウニに私が二重人格ならあなたはそれ以上よ、嫌いなのに好きなふりを数十年もしてきたし、あなたには義理が何より大事だから・・・
ウニに、私を捨てて、できないなら私が捨てるから、意味もなく長いだけの薄っぺらな友情を・・・と言って、ミランはウニの家を出ていきます。
また一方で、海女のチュニ(コ・ドゥシム)に呼び出されたヨンオク(ハン・ジミン)は自分の真実をすべて話します。
チュニは同じ海女のヘジャにだけヨンオクの秘密を話し、これからヘジャがヨンオクとペアを組むことになり、和解します。

14話
ミランが自分の人生から完全に消えたのに、気分が晴れないウニです。
ミランから「ウニはそれほど義理堅い人じゃないわ」と言い放った言葉が頭から離れず、ムカついているウニはソウルにいるミランを訪ねます。

また一方で、ラブラブな毎日を過ごしていたヨンオク(ハン・ジミン)とジョンジュン(キム・ウビン)でしたが、急にヨンオクの姉ヨンヒが済州に来ると連絡が入り、明日の3時に空港に迎えに行くことになりました。そして、ヨンオクの姉ヨンヒはダウン症の双子の姉だったのです。
ヨンオクのそんな状況を知らないジョンジュンは家を捜しヨンオクとの結婚も考えていたのです。ヨンオクは深刻に考えるなと言ったはずよ、私は誰とも結婚しない、だからご両親に会う必要もないわ、私たち別れようとメールを送ります。
ジョンジュンはヨンオクの後について空港まで行きます。そこで、ヨンオクからダウン症の双子の姉ヨンヒを紹介されます。ヨンヒはジョンジュンにヨンオクの昔の彼氏の名前をわざと言って困らせながら、「あなたは誰?私はヨンオクの双子の姉ヨンヒよ」と挨拶します。
驚いているジョンジュンにヨンオクは「ダウン症を知らないなら調べて」と言って、車で先に帰ります。双子の姉ヨンヒは「あの男とは付き合わないで、私を見て驚いた、喜んでくれなかった」と言うのです・・・
ダウン症の人をはじめて知ったジョンジュンは、はじめは驚きましたが別れる理由にはならないし、そのせいで気持ちが揺らぐこともないとハッキリヨンオクに伝えます。



15話
ジョンジュン(キム・ウビン)はドンソク(イ・ビョンホン)を訪ね、実はヨンオク(ハン・ジミン)のお姉さんは障害があり、ダウン症といって子供みたいなんです、両親はいないし、俺は全く平気なんですが、親と弟のギジュンに何と言えばいいですか?と相談します。
ドンソクは親や弟が反対しても変わらないなら、答えは出ている、父親に何発か殴られて終わりだと答えます。確かにそうだな~と・・・両方が満足する方法はなさそうです・・・
また一方でジョンジュン(キム・ウビン)の弟ギジュンも市場でコーヒー売りをしている聴覚障害者のビョリに「お前が好きなんだ」と交際を申し込むのですが、好きじゃないと断られてしまいます。
また一方で、ヨンオクのダウン症の双子の姉ヨンヒも島の人たちとすぐに溶け込んでいき、ビールを飲む姿にはビックリ驚きました。更に整形手術をしてヨンオク(ハン・ジミン)のように可愛くなりたいという希望ももっているのです。すごい~~!!
そのヨンヒは自分が描いた絵をはじめてジョンジュン(キム・ウビン)に見せますが、あまりに上手な絵に驚き、ヨンオクもきっと喜ぶはずだよと褒めるのです。
ヨンオク(ハン・ジミン)もヨンヒが絵を描いていると言っていることに期待はしていませんでしたが、ジョンジュン(キム・ウビン)が住んでいるバスの中にあったヨンヒの絵を見て同じく驚くのです。
ヨンヒが毎年描いていたヨンオクの顔や家族や済州の仲間たちやジョンジュンの姿を見てヨンオクは号泣し、なぜ?こんなに上手に描けるようになったのか?と・・・
ヨンヒはヨンオクに会いたくて、寂しくなるたびに、絵を描いていたら上手になったと言ったのです。それを知ったヨンオクは言葉が出なかったのです。どれだけ寂しくて、どれほど恋しければ、ここまで上手に絵が描けるようになるのか・・・と・・・

16話
海女のチュニ(コ・ドゥシム)は息子マンスの孫ウンギを2週間預かることになります。
実はマンスが交通事故で意識不明の重体ですが、妻のヘソンは義母のチュニ(コ・ドゥシム)にマンスのことを話すことが出来ないのです。
ヘソンの実の母も「まだお義母さんに婿のマンスのことを言ってないの?」と驚きますが、ヘソンは「話せるわけがない」と辛い心の内を見せるのです。
孫のウンギは寂しくて泣いてばかりですが、マンスの子供のウンギをホシクが肩車をしてあげて、ドンソクはお小遣いと子供用の洋服をあげるのです。
何日か経ち、やがてチュニ(コ・ドゥシム)は息子のマンスから1か月以上も連絡がなくて、なんだかおかしいと思うようになります。
そして、嫁のヘソンに電話しますが、応答がなく、仕事先のスーパーも辞めていたことが分かりました。

17話
母のオクドンは息子のドンソクに電話します。継父の祭祀が来週の土曜日にあるから、木浦に連れていってと、ドンソクは冗談だろ、正気か?何のつもりだと怒鳴りますが、母は養ってもらったでしょと言って、木浦まで送るのよと電話を切ります。
そんなドンソクにあなたに会いたいとソナから電話があります。ドンソクは家も完成したから見に帰ってこいと言いますが、近いうちに帰ると言うソナの電話に笑顔がこぼれるドンソクです。

また一方で、ふとしたきっかけで息子のマンスが入院していることを知った母のオクドンは木浦の病院に向かいますが、マンスが集中治療室にいることを知ります。
変わり果てた息子の姿に胸を痛めるオクドンですが、嫁のヘソンに医者から呼吸器を外そうと言われたらその通りにしてと言い、通帳を渡します。更に、ウンギも迎えに来ないでと言って涙を流すのです。母のオクドンは私は子供と一緒に生きていけない運命なのね・・・と・・・
ところが、その後、目を覚ますマンスです・・・

18話
母親からの電話を無視する息子のドンソク(イ・ビョンホン)にウニ(イ・ジョンウン)は電話します。「あんたのお母さんはガンなの、それも末期よ、もう時間がないから後悔しないためにもすぐソウルから戻りなさい」と伝えますが、ドンソクは「後悔することにする」と言って電話を切ります。
そして、この18話で息子のドンソク(イ・ビョンホン)が実の母を「おばさん」と呼んでいる意味が分かる、子供のころの過去のシーンが流れます・・・
また、ドンソクはソナ(シン・ミナ)に会いにソウルに来ましたが、ソナが元夫と息子ヨルと親しくしている姿を見て嫉妬心を抱くのです。
また一方で高校生カップルのヨンジュが授業中に病院に搬送されました。
1か月早いのですが陣痛が始まったようです。
ヨンジュとヒョンの父親たちが心配そうに孫の誕生を待っている姿がユーモアたっぷりに描かれていて笑いを誘うシーンでした(笑)

19話
ドンソク(イ・ビョンホン)は母の頼みごとを聞いてあげて、木浦に向かうのですが、その途中でも喧嘩ばかりしている母と息子です。
それでも、ドンソクは母にやりたいことを全て、何でも聞いてあげるよと優しい言葉をかけてあげるのです。そして、母もまた木浦に着き、継父の祭祀で家族が集るなか、実の息子のドンソクをかばう姿をはじめて見せるのでした・・・

また一方でヨンオク(ハン・ジミン)はジョンジュン(キム・ウビン)の両親に会うことになりますが、自分は両親もいないし、障害者のヨンヒもいるので、ジョンジュンの両親は自分を嫌うはずだと言って、乗り気ではありません。
家に着くと弟のキジュはジョンジュン(キム・ウビン)に父さんは不機嫌で母さんは最悪だと小声で言います。
ヨンオクに一言も話さない両親にドキドキしているヨンオク。ところが母親は「たった一人でお姉さんの世話をするのは大変だったでしょう、苦労したわね」と涙を見せるのです。
父親も「いいか、この子によくしてやれよ、ジョンジュンが冷たくしたら私に言ってきなさい」とヨンオクに優しい声をかけてきます。
ホッと胸をなで下ろす、ヨンオク(ハン・ジミン)とジョンジュン(キム・ウビン)です・・・



20話(最終回)
木浦から母の故郷に向かったドンソク(イ・ビョンホン)は母と一緒の時間を過ごすうちに、今までの自分の思いを吐き出します。
「俺が学校をやめて本土に行き金を稼いて養うと言ったはずだ、父が死に姉が死に、俺には頼れる人が母さんだけだった、それなのに俺に母さんと呼ぶなと言って男の所に・・・俺はたったひとりの母親まで奪われたんだ・・・なぜ?謝らない?」と強く本音をぶつけます。
母は愚かな女は謝り方なんか知らない・・・そして、生きるために妾になった・・・
息子にご飯を食べさせて学校に行かせれば十分だと勘違いしていたの、本当に救いようのない大バカ者だった・・・私が死んでも葬儀はしないで・・・と、母は声を殺して泣き続け、過去を後悔するのです・・・
やっと、二人に母親と息子の時間が戻ってきました・・・
その後もずっと母との時間を大切に過ごすドンソク(イ・ビョンホン)の幸せそうな姿が映し出されていきます・・・
そして、母は人生で最高の瞬間は、今、ドンソク(イ・ビョンホン)と一緒にいることが最高に幸せだと打ち明けます・・・
済州に帰り、静かに母のオクドンは息を引き取ります・・・
息子のドンソク(イ・ビョンホン)は小さくなった母を抱いて泣きながら、やっと気づくのです。 今まで、母親を憎んでいたのではなく仲直りしたかったことを・・・
こうして、母親を抱きしめながら、心が納得するまでずっと泣きたかったんだ・・・

1か月後、「プルン村 対 オサン村 」の親善運動会が開催され、ハンス(チャ・スンウォン)やミラン(オム・ジョンファ)も済州にやってきて、ラストは全員集合します。
ドンソク(イ・ビョンホン)たちプルン村の勝にこだわる真剣勝負は爆笑でラストの豪華なキャストは再びドラマを盛り上げます(笑)





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