いつも寝不足 (blog版)

動物園・水族館へ行った記録が中心(?)。
他の話題はいつも寝不足 (信州FM版)で。

上野動物園と科学技術博物館

2006年07月21日 | 動物園・水族館
冒頭の写真は、エゾヒグマのポロとポン(双子の兄弟で2頭とも♂)。どちらがポロでポンか分からないが、北海道足寄町で保護された生後6ヶ月(推定)の個体。上の方にいる見物客が気になるらしい。

クマたちの丘は4/28にオープンした展示施設で、その意図する所はTokyoZooNetのニュースに詳しい。今回は、雨降り+行った時間が遅かったこともあって動物園が意図しているものを十分見ることはできなかったが、冬眠の展示は野心的な試みで興味をそそる。

動かないはずのハシビロコウが動いているはいつものことだが、雨のせいか普段の倍以上動き回っていた。
ハシビロコウ

ゴイサギがいることが多いが、今日はウミネコが2-3羽。給餌の直前になってゴイサギもやってきたが、ウミネコを警戒してかあまり近づかない。
ペンギンとウミネコ

ユーラシアカワウソの給餌施設ができてから何度も上野動物園へ行っているが、実際の給餌風景を目にするのは初めて。先っぽの筒の方で食べる個体と、広い所に戻って食べる個体がいる。いつものことなのか、今回だけなのかは不明。
カワウソの食餌(動画) カワウソの給餌(動画)

ガラパゴスゾウガメの食餌風景も初めて見た。食べているのはクローバーみたいな草だが、ズ~ッと口に入れ続けている。咀嚼する動作が分からないのだが、これで上手く飲み込めるのだろうか。まぁ、飲み込めるからズ~ッと口に入れ続けているのだろうけど。
ゾウガメ ゾウガメの食餌(動画)

閉園間近になったので、出口へ向かっているとカモの行列がやってきた。この行列は6羽から構成されているが、5羽目が立ち止まると6羽目も立ち止まって待っている。
カモの行進 カモの行進(動画)

動物園へ行く前に国立科学博物館へ行った。ふしぎ大陸南極展 2006が開催中で、もうじき100年を迎える白瀬隊の資料から、現在の観測隊の装備まで様々なものが展示されていた。また、南極の博物学的な面も紹介されていて、これまた興味深かった。子供の比率が高すぎて(※)今一つ落ち着いてみていられなかったのが残念と言えば残念。
※子供は来るな、なんて思っていないが、子供の比率がある割合を超えると非常に落ち着かない騒々しい状態になってしまう。子供の比率が低ければ大人しくきちんと見学している子どもたちも、子供の比率が増えて騒がしくなるつれて、自分たちも騒いで良いという感じになって喧しい無秩序な状態になるのだろうと思う。

白瀬隊が持ち帰ったコウテイペンギンの剥製。黄色やオレンジ部分の褪色が激しくて、パッと見種類が分からなかった。
コウテイペンギン(剥製)

タロとジロの剥製。迂闊にも知らなかったのだが、ジロって生きて日本に帰ってくることはできなかったのね。
タロとジロ

第1次観測隊の個室と現在の観測隊の個室。現在が4畳半程度なのに対して、第1次観測隊は1畳半ちょっと。無茶苦茶狭い。多くの人が船室の再現と勘違いしたのも無理はない。
個室(第1次観測隊) 個室(現在)


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