いつも寝不足 (blog版)

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「ドンシャリ」っていい音?

2006年02月03日 | 雑記
何気なく「ドンシャリ」を検索してみてビックリ。

「ドンシャリ、という言葉がありますよね。低音のドン、と高音のシャリ。これが両方しっかり出ているとメリハリがあっていい音だと言われている」(開発ストーリー |技術情報 |松下電器産業株式会社)なんて記述に出会ってクラクラしそう。

まぁ、言葉の意味とはその言葉の用法の全体だから、「ドンシャリ」が褒め言葉として伸していけば、私がクラクラした方がおかしいと言うことになる。しかし、一般的に言って「ドンシャリ」は褒め言葉じゃないよなぁ。

私の認識している限りで「ドンシャリ」とは低音と高音を不自然に強調してメリハリを持たせた音づくりをしたオーディオ機器に冠せられる不名誉な称号だと思っていたのだが。

こういった音づくりは安価な機器に多く見受けられるもので、「音の分離が鮮明」とか「クリアなサウンド」なんて称している安い製品は九分九厘ドンシャリ。もちろん、こういった音づくりに適した音楽(ロックやHR/HMが代表的)も存在するわけで、そういった音づくりが一概に悪いと言うわけではないが、近頃はそこそこ値の張る機器でもドンシャリな音づくりが多くて辟易していた。

なるほど、「ドンシャリ」を褒め言葉とする人たちが作っていれば、自然とドンシャリな製品ができあがるよな。それに、うちにあるTV(パナソニック製)は低音が不自然に強調されていて、「気持ち悪」と思っていたのだが、その理由も分かった。ベースだけが浮き上がってゴリゴリゴリゴリと弦が振るえる様子が分かる音づくりって、個人的には嫌だなぁ。

もっとも、ホームシアターと称されている製品は例外なくドンシャリなので、それが広く受け容れられるのならば、メーカとしてはそういう方向に行くしかないわなぁ。

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3 コメント

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つられて検索 (すぅ)
2006-02-03 10:51:37
今のところは、まだいい意味ではないほうが多いようだけど、そのうち変わっていくのかもねえ。露悪気味に“ドンシャリ好き”を名乗る輩もいるようだし。

でも、それが褒め言葉になっていくということは、つまり現象として、ドンシャリな音自体が望まれるようになっていくってことだよね。

舌も耳も幼少の頃に基本ができるらしいからなあ。。。わかりやすいものもいいけど、それ“だけ”じゃないって思うのに。



ところで、これは読んだ?

http://www.mitsubishi-fuso.com/jp/prfuso/2001/0102/megane/

確かに、音楽の種類もだけど、場所や状況にもよると思うな。



あ、そうそう、昨日届きました。ギリギリ前日っ!ありがとね~
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「逆さメガネ…」読みました (querent)
2006-02-04 00:06:00
なるほど、場所や状況。これは確かにあるね。



農家の人が農作業中に愛用しているラジオなんて、家の中で聴くとヒステリックな音でダメだけれど、屋外で大音量で聞く分には気にならないし、また、そうじゃないと聞きづらくてならない。



私も決してドンシャリを否定する訳じゃないんだけれど、それしかないってのが痛いなぁ、と思ってる。



クラシック向けにセッティングされたタンノイのスピーカーでスラッシュメタルなんぞを聞いた時には腰が砕けた経験があるので、ドンシャリ系の必要性は分かってるんだけどね。



あと、ドンシャリ系で気になるのは、低音がだらしなくブカブカしていたり、本当は低音を出す能力がないから、聴覚上の錯覚を利用して低音が出ているかように装っているところかな。聞いていると何となく気持ち悪いんだよね。





前日に届きましたか。それは良かった。もっと綺麗に書きたかったんだけど、今回は色々ワタワタしていたのであれで堪忍してちょうだい。
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はーいww (すぅ)
2006-02-07 17:54:37
今年は初めて年賀状交換した方々の筆跡を見て、

こんな字だったのか~なんて楽しみ方をしておりましたww

学生の頃は筆まめだったのになぁ。。。

PCと携帯のせいかも?
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