旅行：刈谷（出張）

旧聞に属するが、ちょっと書いておこうと思う。

今年は新年明けから業務多忙で、１４，１５は愛知県連泊出張。刈谷市に泊まって、ホテルで魚のおいしい居酒屋を聞き行ってみた。徳弘分店という、カウンター６席、テーブル４席の小さいお店。年配のナイス夫婦で切り盛りされている。客の７０年配の男の人の隣に座り、焼酎のお湯割りを３杯飲んだ（伊佐美、植園酒造の園の露(35度）、ともう一つは忘れた）。そして、お隣のＯさんから日本酒の久保田を１杯頂いた。

Ｏさんは、浅草の出身で、刈谷に平日は単身赴任でこられてもう６年。特殊なメッキ関連のお仕事をされている。あの小惑星から帰った「はやぶさ」の小惑星の地面に弾を撃ち込んで舞い上がった粉を集める容器のメッキも手がけられたとのことで、自分の天文少年のころの話をからめて話がはずんだ。火曜と木曜はこのお店で夕食とお酒とのこと。戦中に生まれたので、戦後復員してきた兄さんが自宅に知らない子供がいるので、違う人が住んでいるのかと家の前を何度も行き来したとか、自分の親父やお袋の戦中戦後の話をしたりて盛り上がった。また刈谷に来たら寄りますとお約束。

居酒屋の息子さんが後でやってきてカウンターの中で立ち回りながらお話。刈谷の市議をやっており、大学の先生達と町おこしのプロジェクトをやっているとの事。刈谷と言えば、デンソーとかのトヨタ系の関連会社が多数あり、税収は多かろうになんの不自由があるかと聞けば、他所から通勤で来る人が多く、ジモッチーもあえて何かやらなければならないという意気込みが余り無いとの事。それではいかんと、いろいろ知恵を絞っている。コスプレフェスタｉｎ刈谷も始めたとのこと。たのもしいぞ、若だんな！頑張って欲しい。

Ｏさんが帰られた後、そのお隣に座っていた女性の親子連れと今度は話が弾んだ。通訳をやっておられるＦさん。お店も引けそうなので、Ｏさんが行ったらしいスナック千恵に一緒に行ってみたら、Ｏさんはいなかったけれど、なんとママが鹿児島大根占出身！世間は狭いね。お酒はバーボンにして、ひとしきりしゃべって、お開き。また刈谷に来たら、Ｏさん、Ｆさん、千恵ちゃんに会いに来よう。

面白写真：造船タクシー

鹿児島県指宿市山川にある（あった？）タクシーやさん。（有）造船タクシー。山川は小型から中型の造船が盛んであったので、それにあやかって名付けたらしい（とかってな推測）。いまも造船は細々と続けているように見える。それにしても、珍しいネーミングだね。

山川は砂蒸し温泉で有名な指宿温泉の南隣。薩摩半島にあるこの山川港から、錦江湾を挟んで反対側の大隈半島の大根占（おおねじめ）までフェリーが通っている。何度か商売が立ち行かなくなって、無くなっていたじきもあるが、今はまた復活している。

何度か乗ったことがあるが、初めて乗った日は、良く晴れて雲の無い日で、この世のものとも思われない景色を見た。それは、昔、薩英戦争で英国の軍艦が錦江湾に入ってきた時に見たであろう景色と同じだ。

左手に薩摩富士と称えられる、優美な円錐形の開聞岳（かいもんだけ）。船の正面は広々と錦江湾の静かな海原が横たわり、その両側は低山の薩摩半島と高い山の大隈半島が横たわる。錦江湾の奥正面には火を噴き噴煙を上げる桜島。その右後ろの地平線には霧島山が空をバックにくっきりと浮かんでいる。まるで異星に不時着したかのような、不可思議な喪失感を感じたのだった、その時の僕は。観光写真とかで見る単品の山のイメージと違い、そのパースペクティブは、明らかに鹿児島のほとんど誰もが見た事の無いイメージである。

飛鳥の里演奏曲：１／１９

吾が住む街、地元、所○の老人ホームでの慰問コンサートは、今年は全曲、全員で歌うことにした。昨年は、ほぼ一方通行で聞いてもらうのがメインの受動的な場だったが、今年は能動的に参加型の場とし、声を出すことで、神経系を刺激し、より元気になっていただけるのではないか、何より歌うほうが楽しいのではないか、というアイデアだ。百均で買ったクリアファイルに歌詞カードを入れたものを１０部作って、持っていき、皆さんに配って、見ながら歌ってもらった。

はじめから順番に歌っていったが、途中で先をめくったり、場所が分からなくなったりはご愛嬌。見なくても、憶えているものは目をつぶって歌ってるおばあちゃんもいた。

そうそう、♪ふるさとを歌った後、おじいちゃんはどこの生まれですか？と何回聞いても振り向いてくれない人がいるので、大きな声でもう一回言ったら、隣のおばあちゃんが、この人は女性ですよ、って、あら！あらららららら！大変失礼いたしました。化粧っ気が無かったからなぁ。

で、用意した曲は

１．上を向いて歩こう　坂本九
２．仰げば尊し
　　　　始まってすぐ、お別れの歌ですねぇ、と笑いを取る。
３．どじょっこ　ふなっこ
４．ふるさと
５．蛍の光
　　　　あららら、またまた、別れの歌ですねぇ、としつこく笑いを取る。
６．線路は続くよどこまでも
７．我は海の子
　　　　３番以降は良く知らないので、最後に1番をもう一回歌った。
８．荒城の月
９．浜辺の歌
１０．アルプス一万尺
１１．あかとんぼ
１２．見上げてごらん夜の星を　坂本九

皆さん楽しそうだった。成功。今年は、全員で歌を歌うことで決定！

面白写真：昇柱禁止

埼玉県飯能市の八高線踏み切り。

焼酎禁止ではありませんぞ。しょうちゅう、昇柱！

柱に昇らないでください、というのは良く見るが、昇柱禁止は初めて見た。

でも、横断禁止とか、飲食禁止とか、登校禁止とか、と同じ構造だよね。あって不思議ではない。

武中同窓会：１月度

先の木曜日、奈良出張であったが何とか帰り着いて遅刻ながら、品川で、鹿児島から出張で来た竹○君、築地の梶○さん、大森の横○さんの４人で、つばめグリル品川駅前店でプチ同窓会、横浜と葉山組は別新年会とお仕事で残念ながら欠席。駅前歩き１分でとても近い。浜松町に勤めている義弟に品川でよいところが無いか聞いたら、歓送迎会でよく使っているとのこと。梶○さんも、好きなところとのこと。結果、○でした。ハンバーグが評判とのこと、ランチ、夕食、お酒飲み、どのシチュエーションでも良さそう。今度、ハンバーグを食べてみたい。

お土産に、京都駅で買った八橋ラスクを持ってきた。結構うまかった。ラスクに、八橋の味の元であるシナモンと砂糖で、香豊かに仕上げている。

出張帰りだったので、初めて僕のスーツ姿を見たと言われた。そりゃそうだろうな。なんだかんだで、結局１０時頃までねばった。もう、話のねたはそう新しいものがあるわけではないが、そうか、正月の慰問コンサートを横○サン夫婦が聴きに来てくれた話しが新しかったか。あとは、古いネタ話と最近の近況。これで良いんだよね。また、明日からの元気がどこからか湧いてくる。

さーて、来月はどこで開こうか。