クワトロ郎

人生の彩りをアレコレ描いたり、歌ったり、知恵しぼったり、
牛乳しぼったり、  ん?  てな具合で
オヤジギャグ三昧

最後のバッター

2013-05-18 00:20:04 | 雑感


高校のソフトボール大会、1年の時、逆転のランナーを置きながら、三振で最後のバッターになり、自分のクラスは敗退した。その後、誰も選手は目を合わせようとせず、静かに、何処へ行くのか三々五々散っていった。

別に、慰めや労りが欲しいとは思わず、ただ申し訳ない、恥ずかしい、それだけだった。しかし、だれも声を掛けてくれることはなかった。あの若さにはまだ挫折を扱える余裕は無かったのであろう。

今ならどうだ。うーん、残念。頑張ったよな!と、声がかかる。

失敗、挫折、いろいろある。勝負なんて、負ける方がいてくれるから、勝ちが存在できる。いつでも次がある。諦めなかったやつが、最後には勝つ。

クライマックスに立った者が、ヒーローになるか、ブーイングの的になるか、注目の的となり、観客の興奮は最大限に盛り上がる。でもね、最後のバッターが責任を取らされがちだが、事実は全メンバーの総力の結果である。

勝っても負けても、一緒にいてくれる仲間がいいよね。