ずーと、『八日目の蝉』を『八月の蝉』と思っていた。
前作よりよかった。
しかし、巷の評判ほど高得点とは思わない。
前作もそうだったが、この映画、ちと雑然とし過ぎているように思える。
よけいなノイズが多いというか、もう少しスッキリできないものかと思う。
計算ずくの周到すぎるアクションもあまり好みではない。
それでも見せ場はキッチリ決めてくれる。
前半のゴチャゴチャを忘れるほどにガツンと見せてくれる。
見終わった直後は満足感に浸るのだが、さてどうだろう。
明日になればすっかり冷めてしまっているような気もする。
★★★~★★★☆