無言電話。
悪戯電話。
脅迫電話。
電話を侮るなかれ。
相手が見えない恐怖は底知れない闇を作りだす。
ベルの音だけで戦慄の恐怖が走る。
学生のころに見た類似の映画を思い出した。
『夕暮れにベルが鳴る』と『暗闇にベルが鳴る』。
どちらも怖かったと記憶する。
しかし、本作は何か物足りない。
電話の恐怖が現代にそぐわなくなったのだろうか?
単に作り手が下手なのだろうか?
前者の影響が3、後者の影響が7と見た。
それと、舞台となった豪邸のあまりの煌びやかさが物語の現実味
を希薄なものにしている。
主演のカミーラ・ベルの浮世離れした美貌も同様に現実味を損なう
原因になっているのだがこれは許そう。
ベルがいたから深夜の眠い時間を我慢して見れたのだから~
★★☆