独 創 性 ★★☆
ストーリー ★★
画 力 ★★☆
文 章 力 ★★★
人物描写 ★☆
[総評]
原作つきにしては底が浅い。
しかも名のある山田風太郎の原作である。
なのに、戦いは淡泊、人物も描けていない。
申し訳ないがいささか陳腐である。
独 創 性 ★★☆
ストーリー ★★
画 力 ★★☆
文 章 力 ★★★
人物描写 ★☆
[総評]
原作つきにしては底が浅い。
しかも名のある山田風太郎の原作である。
なのに、戦いは淡泊、人物も描けていない。
申し訳ないがいささか陳腐である。
独 創 性 ★★★☆
ストーリー ★★★★
画 力 ★★★★
文 章 力 ★★★★☆
人物描写 ★★★★★
[総評]
トータルで優れている。
ことに脇役フィー・カーマイケルの物語は完成度が高い。
この部分だけでも作者の並外れた技量が読み取れる。
憶測だが作者にはもっと長いストーリーの構想があったのではないだろうか。
まだ大きなエネルギーを残したまま終わってしまった感がある。
評判の全8巻をまとめ買いする。
キッチリと箱詰めにされて送られてくる。
箱を開き、一番上の本を取り出して読む。
一目、絵が幼い。
何ページか読んでみる。
「山荘」を「山そう」と書いているあたり子ども向けなのだろうか。
始まりはいたって他愛もない。
ところが20ページあたりから急に難解になる。
本格ミテスリー小説なみに手が込んでいることが読み取れる。
こらハードだ。
のっけからこんなんでみんな話についていけるのだろうか。
ハードル高いぞ。
読み進めるほどになにがなにやら分からなくなっていく。
綿密なカラクリがあることはなんとなく分かるが筋書きが読めない。
私がボケ始めたのか世間が賢いのかどんどん引き離されていく。
本の中ほどまで読んでようやく疑念が生じる。
ここまで難解なはずがない。
読んでいる本をパタッと閉じて表紙のタイトルを見る。
「8」
最終巻を読んでいた。
小田さ~~~~~~~~~~~~ん。
合掌。
★★★☆
実写版『アイアムアヒーロー』。
小田さん役は吉高由里子が似合う。
長澤はお上品すぎる。
色気ありすぎる。
からだ中ムチムチしすぎている。
白ムチのあんたに、あの下品でガサツな小田さん役をこなせるかな~
1~36巻
独 創 性 ★★★
ストーリー ★★★☆
画 力 ★★★★★
文 章 力 ★★★★
人物描写 ★★★★
[総評]
一気読みしたせいかもしれない。
大筋がわかっているせいかもしれない。
原作ありきと思って読んでいるせいかもしれない。
深みを出すはずの回想シーンがだんだんと疎ましく思えてきた。
いっそのことオリジナルストーリーを書いた方がよかったのかもしれない。
吉川ストーリーとて大半が創作なのだから~
第二次大戦末期。
初年兵、武良茂(水木しげる)二等兵のゆるい視点の戦争記。
末端の兵士の視点で描かれていることもありとてもわかりやすい。
生死の狭間にいるにも関わらず著者の能天気ぶりに和んでしまう。
ページごとに作者の挿絵が掲載されている。
ほとんどが戦時中に描かれたものである。
スケッチ風の絵になっていて文体同様に味わい深い。
語りは陽気だが、場面の多くは生か死かのギリギリの修羅場である。
前半共に行動した仲間はほとんど亡くなっている。
著者自身も度重なるマラニア感染で死にかかる。
また、敵の奇襲にあい、奇跡的に逃げおおせたもののその後の爆撃で片腕を失う。
まさに九死に一生なのに終始楽天的なのである。
この度量の大きさというか呑気さには感服する。
もし、ここで著者が戦死していたならば、と思うと寒気がする。
戦後の日本に水木しげるが存在しない。
「ゲゲゲの鬼太郎」の存在しない日本になっていたのだから。
それは私にとって、「鉄腕アトム」の存在しない日本より何倍も空虚な世界である。
★★★★
全巻(1~4巻)
独 創 性 ★★★
ストーリー ★★★★
画 力 ★★★★
文 章 力 ★★★★
人物描写 ★★★★
[総評]
原作は南條範夫の小説『駿河城御前試合』。
『シグルイ』はこの『駿河城御前試合』の一部を原案にして大きく膨らませた作品。
『シグルイ』を見た直後に『腕 -駿河城御前試合-』を見るとひどく質素に見える。
『シグルイ』のきらびやかさはどこにもない。
画風は『シグルイ』より重厚で絵画的だが、キャラクターも筋書も派手さがまるでない。
はじめは藁をかむような味気なさを感じる。
ところがである。
この手法は『カムイ外伝』や『子連れ狼』などから受け継がれた日本劇画伝統の技。
ツボにはまれば強い。
噛めばかむほどに味が出でてくる。
いぶし銀のような時代劇劇画なのである。
先月、家にあった『AKIRA』を15年ぶりに読み直した。
1巻を読み始めてまもなく、あまりの出来栄えに本をとじる。
こりゃいかん。
こんな色褪せた本で読むのはもったいない。
そう思い、一巻を新たに注文することにした。
(一巻以降は割かし綺麗にしていた)。
いかに『AKIRA』といえども30年も昔の漫画である。
その間に漫画は確実に進化してきた。
画力もストーリーも今の漫画のレベルは相当に高い。
それに目が肥えてしまっているだけに期待はしていなかった。
当時は気づかなかったアラが露骨に見えてくのではないかと危惧していた。
それがどうだ。
なんやねん、このクオリティー。
紙は色褪せても中身はまったく色褪せていない。
それどころか、完成度は現代をもってしても最高クラス。
不動の傑作だ。
全巻(1~6巻)
独 創 性 ★★★★★
ストーリー ★★★★★
画 力 ★★★★★
文 章 力 ★★★★★
人物描写 ★★★★★
全巻(1~15巻)
独 創 性 ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
画 力 ★★★
文 章 力 ★★★★☆
人物描写 ★★★★☆
[総評]
最近、何かにつけ「スゴイ」という表現を用いてしまう。
スゴイの安売りなのだが本当にスゴイと言えるものはそう滅多にあるものではない。
滅多にないからスゴイのである。
『シグルイ』は正真正銘、スゴイ。
凄まじくスゴイ。
半世紀も生きていると、フィクションのアクションにはある程度の予測がつく。
予測がつかなくてもどれかの類型や法則に当てはまるものである。
それが『シグルイ』には通用しない。
そこで起こるのは予測不能の別次元の「戦い」なのである。
◎
独 創 性 ★★★
ストーリー ★★★
画 力 ★★★☆
文 章 力 ★★★
人物描写 ★★☆
[総評]
際立つものはないが、私好みのシュチュエーション。
画力と文章力はどうにか及第点である。
難をいえばストーリーにテンポが欲しい。
過去のしがらみがテンポを悪くしている。
9巻で少し持ち直した感がある。