QAZのつれづれ日記

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サンレモ音楽祭とユーロビジョン・ソング・コンテスト

2014年10月08日 | 音楽

サンレモ音楽祭はイタリアの北西端、サンレモで開催されているポピュラーソングの歌謡祭で、1951年より毎年開催されており1955年からはイタリア放送協会の総合チャネルでイタリア全土に生中継されています。

ポピュラー音楽に詳しくありませんが、歴代大賞受賞曲の中で1958年の「ボラーレ」、1959年の「チャオ・チャオ・バンビーナ」、1964年の「夢みる想い」くらいは知っています。
特にこの「夢みる想い」、および同年の入賞曲でボビー・ソロ歌う「ほほにかかる涙」は大変好きな曲です。

サンレモ音楽祭の欧州各国への拡張版とも言えますのがユーロビジョン・ソング・コンテストで、サンレモ音楽祭に遅れること5年、1956年から毎年開催されており今では欧州の40近い国が参加しています。
ユーロビジョン・ソング・コンテストでの優勝が、その後の成功に直接結びついた最も著名なバンドとして1974年大会で「Waterloo」を歌って優勝したスウェーデンのバンドABBAが知られています。

歴代優勝曲で私でもわかる曲は、上記サンレモ祭でも大賞を取った1964年の「夢みる想い」と、1965年の「夢見るシャンソン人形」です。

なおこのコンテストのジュニア版で、ジュニア・ユーロビジョン・ソング・コンテストというのもあるようです。

サンレモ音楽祭大賞とユーロビジョン・ソング・コンテスト優勝を同年同時に勝ち取った「夢みる想い」を聞いてみたいと思います。

先ずは当時優勝曲を歌った16歳の歌手ジリオラ・チンクェッティの歌です。


次はこの曲をマンドリン合奏用にアレンジしてのアンサンブル・サムディサンの演奏です。


歌詞の内容は、

わたしは まだ幼すぎる
あなたを愛するには 幼すぎる
二人だけのデートは まだ早いわ
わたしには まだないの
あなたに語れることが 何ひとつ
だってあなたは わたしよりずっと大人
今はこのまま 恋を夢見させて
いつかその日が 訪れるまで
今は まだだめ
・・・

楽譜がないと弾いてみることができませんが、今ではネットにたいていの曲のMIDIファイルがありますので、気に入ったMIDIファイルを探してパソコンで鳴らせばパソコンに自動的にそのファイルが保存されますから(曲の冒頭を聞くだけで曲の最後まですでに保存されています)、これを楽譜作成ソフトにインポートすればどんな曲でも瞬時に楽譜に変換できてしまいます。
これをメロディラインを活かしながら好みのアレンジで手直しすれば自分の楽器で弾いて楽しめる楽譜ができ上がります。
mp3ファイルは演奏パート別に分離できないアナログ波形の記録ですからこの手法は使えません。


さて、来年第65回サンレモ音楽祭は2月に、第60回ユーロビジョン・ソング・コンテストは5月にウィーンで開催される予定です。



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