不条理み○きー

当面、きまぐれ一言法師です

見解の相違

2004年06月17日 23時59分31秒 | Entertainment
 井川 遥が好きだった。
 なので、一時期、いっせいに彼女がメディアから消えた時期には、非常に残念だったので、「井川日和-film 女5-」というDVDが出ると聞いたときは、ちょっと喜んでしまった。
 しかも、「レディフラッシュになりたくて」という、井川遥がショーのアクトレスを演じる作品も入っていると聞いて、もう、ワクワクドキドキだった。

 で、早速買った。

 ここで、私は、実は「井川遥」は、そんなに好きでなかったという衝撃の事実(!)に気づくのであるが(^^;)、そのアホな理由は、このDVDの内容に全く関係ないので、またの機会にするとして、純粋に今日は、「レディフラッシュ」を切りたい。(おいおい)

 一応、内容に触れるので、いつもながら自分で見てから判断したい方は、以降、ご遠慮ください。

 監督は、成田洋一氏。CM畑の人である。
 ストーリーは、幼い頃からアニメの「ヒロイン」に憧れ、ついに憧れの「レディフラッシュ」の「キャラショー主役」を射止めながらも実際にはダメダメな井川遥が、ある日、ついに大活躍をするという、書いてしまうとちょっと安直なものであるが、監督の演出は、ソコソコ見れるものには仕上がっている。

 最大の見解の相違は、この「レディフラッシュ」の着ぐるみである。
 これはこれで、味があってよいのであるが、どちらかと言えば昨日紹介した「ゆるキャラ」に属しそうな「着ぐるみ」である。  
 でも、このキャラは、井川が好きで好きで恋焦がれているキャラで、かつ、何年たっても人気を持続している(としか考えられない)設定である。
 それにしては、この「レディフラッシュ」は、ゆるくないかい?と思うのである。

 何年も憧れるんだぞ?人気も衰えないんだぞ?
 ここはひとつ、既存の有名キャラショーも老舗の「マイティレディ」も、まっつぁおになるほどの、オリジナルキャラを登場させるべきでは、なかったのか?

 そういう「キャラ」があればこそ、「彼女」が憧れ続ける「キャラ」が強調できるし、その格好良い「キャラ」がずっこけるギャップで、笑いも大きくなるし、何より、最後に「レディフラッシュ」の面を付けて大活躍をする、「井川」自身も輝いて見えたのでは?
と、そう思うのである。

 そういう意味で、この「レディフラッシュ」の着ぐるみは、「ああ、井川を撮るんだろ? いいよ、着ぐるみは、なんか楽しけりゃ。」という作成者の意図が見え見えに思えて、なんか、見た後に違和感が残った。

 まあ、「プロモ」を作る側からすれば、それが当然かもしれない。
 でも、木目細やかに神経を使えば、もっともっと楽しめたと思うのであるが、皆さんはどう思います??

※誤解の無い様に、再度言いますが、私的にはこの「レディフラッシュ」着ぐるみも好きです。^^
 お人形は、悪くありませんので。

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