「Lay Line」とは、イギリスのアマチュア考古学者アルフレッド・ワトキンスにより命名された概念である。
ある夏の暑い日差しの中、郊外を歩きながら見慣れた風景を眺めていたワトキンスは、とある丘を通りかかったとき、驚くべき光景に気づく。
燦燦を照りつける太陽光にあぶり出され、太古の遺跡やマウンド(塚)、人工の丘、由緒ある教会、十字架や古い十字路などが、一本の「光の道」の上に連なって見えたのである。
これが、イギリスやヨーロッパのあちこちを一定の規則性を持って配列された先史時代の直線、「Lay Line」の発見である。
何も、これは西洋に限った事ではない。
日本でも古い神社や遺跡を結んでいくと、春分、秋分の横道上に幾つもの遺跡が並ぶのである。
この話を書き出せば、全然終わらなくなるので、興味のある方は、是非、下記の書籍を読んでみてほしい。
いやまあ、たいそうな話を書き出した割には、言いたい事は全然普通なのだが、やっぱり「太陽」って、はるか古代の人から気にしていたのだなぁと思うのである。
この2,3日、関東地方は梅雨の走りなのか、寒かったり、ぐずついた天気が多い。
そんな日には、やぱり滅入ってしまう。
今から滅入っていては、本格的な梅雨の到来の後には、どうするんだ!と言う感じだが。^^;
で、そんなに滅入っていても、サッと日が差して、あたりが明るくなるとなんとなく気持ちが軽くなるのだから、現金な物である。
しかも、浴びる光が、朝日ならばなお更である。
なんとなく、より強いパワーで、身が浄化されるような気にさへなってくる。
古来より、朝日が「御来光」などといわれて信仰の対象になっているのも頷ける。
残念ながら、夜、へとへとになって帰ることの多い私の場合、朝日を浴びる機会は、休みの日にどこかに遠出する時か、徹夜明けで帰る時位しかない。
でも、折角、こういう記事を書いたのである。
明日の朝は、もう少し早起きして、朝日の中、「Lay Line」を辿りつつ、出歩いてみたりしようかな?
・・・と、今は、思っている。
皆さんも、御一緒にいかが?
風水先生レイラインを行く 神聖地相学世界編―荒俣宏コレクション2集英社このアイテムの詳細を見る |