少数政党から閣僚が2名でた。 国民新党と社民党。これからの政権運営に波乱万丈が予想されるので、
その前に8月30日の選挙結果を振り返っておきたいと思います。
衆議院総議席;480
1. 国民新党;獲得議席数 3(0.6%)
亀井静香;広島6区
松下忠洋;鹿児島3区
下地幹郎;沖縄1区
2. 社会民主党;獲得議席数 7(1.5%)
辻元清美;大阪10区
重野安正;大分2区
照屋寛徳;沖縄2区
東北ブロック;吉泉秀男
南関東ブロック;阿部知子
近畿ブロック;服部良一
九州ブロック;中島隆利
何れの政党の獲得議席数も、日本共産党の9議席にも及ばない。
その2政党から閣僚が出ました。
郵政問題・金融担当大臣 亀井静香(国民新党)
消費者・少子化担当大臣 福島瑞穂(社会民主党;参議院)
国民新党は、郵政民営化の見直しを選挙の論点にしたが、支持は得られませんでした。 特に、選挙時の党首の綿貫民輔氏が落選したのは、
如何に国民新党の政策が国民に支持されなかったか、の表れだとおもいます。
又、消費者・少子化担当大臣を出した社会民主党も、民主党のマニフェストの根幹である外交、子育て支援に独自の意見を述べていますが、
社民党も支持を得ていません。
これら少数政党が国会議員に選出されるような事は大事ですが、行政府の責任者として大臣職につくのは別問題です。
民主党も是非、この点に留意してほしいと思います。