結局、今のところ、民主党政権とやっている事は殆どできていない。
野田政権であったって、韓国大統領に祝電くらい送ったことだろう。
一方で、日ー韓ー中のFTAは、皆、前向きに進めたいようだが、日本をリスペクトしない国とこんな条約を締結して、
どうしようというのか？
中国、韓国ともに、日本からさんざんに技術移転をしてもらっておいて、この始末だ。
彼らの根本を、国民レベルで変えない限り、貿易で深入りすることは、日本にとってなんら特にならない。
その暇があるなら、もっとASEAN各国との連携強化に力を注ぐべきだろう。
自民政権は、旧来の既得権益を復活させるために、こんな日中韓FTAだけ、先行して進めてしまないか、
非常に懸念されている。 それであれば、民主党と全く違わない。
内政問題の優先順位は付けられる。 でも、外交問題の優先順位をつけるのは難しい。
相手の国があるからだ。
北朝鮮のミサイル発射の報道で扱いが小さくなりがちだったが、15日（金）、中国は国連に対して、尖閣諸島を含む、沖縄トラフまでを自国領土する資料を提出し、国連委員会の判断を待っている。
先日の航空機による領海侵犯を始め、中国は、尖閣諸島を侵略しようと着々と準備を進めている。
「4年の在任期間中、必ず予期しない危険な外交問題が１つや２つ、必ず起こるものである。」というのは、
米国大統領に良く言われることだ。
日本も、不幸にも、そういう時代に突入した。
自民党が大勝したのも、外交問題に、もっと積極的に対応してもらいたい、という民意が働いたせいでもある。
経済問題も大事だが、民主党ではできなかった、「不測の事態の備え」を、直ぐに始める必要がある。
民主党の山尾志桜里氏（愛知７区）は小選挙区で９万２３９８票を獲得したが、自民党候補に敗北。比例東海で次点となり、復活も果たせなかった。
これに対し、自民党の福井照氏（高知１区）は、４万４０２７票で小選挙区をそのまま勝ち上がった。
民主党の松原仁前国家公安委員長（東京３区）は１２万２９８票を獲得したが、小選挙区では自民党候補に敗退。
＝時事通信
http://news.goo.ne.jp/article/jiji_elex/politics/jiji-121217X568.html
4万票の代表者が、9万人とかの代表者と同じ一票を国会でもって良いのか？
そもそも、12万人に支持された人が落選して、4万人にしか支持されていない人が当選していて、民意を反映した国会運営ができるといえるのか？
違憲状態のまま、突入した今回の選挙は、やはり無効なのではないか？
最高裁もいい加減、法の番人として、厳粛に対応をしないといけない。
三権分立が泣いている、
（因みに、例は、たまたま民主党に不利になっている事例が取り上げられているが、特別に民主党を
擁護するつもりもない。 逆の場合でも、やはり、1票の格差がこんなにも違う事は、問題にする。
民主主義の根幹に関わることだからだ。）
自民党執行部も驚く圧勝だった。
これから、地方への公共投資圧力が強くなる。 景気対策として、公共投資をするとして当選した議員が多いからだ。
連立を組む公明党も、老朽施設の改善のためにの、公共投資を訴えていた。
自民党、公明党は、来年1月にも、大型補正予算を組むことを狙っているし、建設国債の発行も予定しているらしい。
又、地方のコンクリートに、巨額の税金が投入されることになりそうだ。
失われた２０年のうち、１７年は自民党政権だ。 財政赤字は膨らみつづけたが、又、同じ道をたどらないか、
非常に心配だ。
確かなことは、今後の１０年で日本が変わることが出来なければ、この国は、本当に終わってしまうだろう。
民主党。 惨敗。
仙谷由人元官房長官（徳島１区）、田中真紀子文部科学相（新潟５区）、が落選。
（菅直人前総理は、小選挙区で落選したが、比例で復活か、、、）
鳩山前総理は立候補を見送ったし、小沢一郎の岩手は崩壊し、小沢チルドレンは、70名全員が落選。
２００９年に民主党のブームを作った人々が衆議院を去る。
こういうのをGOOD RIDDANCEというのだろう。
生まれ変わって、何が悪かったのかを反省して、再び頑張って欲しい。
昨日、打ち上げらた北朝鮮のミサイル問題で、メディアはもちきりだが、それどころじゃない。
今日、初めて、中国の航空機が尖閣諸島領空を侵犯し、海では、最新艦が2日連続で領海侵入している。
日本政府は、中国外務省に「遺憾」をつたえているが、中国政府は、「日本こそ、中国領土で違法な活動を中止しろ」と、世界に向けてPRしている。
"The Diaoyu Islands and affiliated islands have been part of China's territory since antiquity," said Hong. "China's surveillance plane flying in airspace over the Diaoyu Islands is completely normal. China calls on Japan to halt illegal activities in waters around Diaoyu islands and airspace."
（米誌Voice of Americaより、 転載）
この記事では、SingaporeのRajaratnan国際問題研究所の海洋安全問題専門家の「、Sam Bateman氏,が「中国の主張は正しい」というコメントを寄せている、と記載している、
どんどん、尖閣問題は東シナ海の白樺ガス田開発と状況が似てきている。
そもそも、日中の排他的経済水域の中間地点（白樺は日本側だが）に位置する、ガス田は、日中で共同開発をする合意がなされていた。
ところが、中国が突然、海洋調査船を送って、単独開発を進め始めた。 その動きに気が付いた、外務省や経産省は、中国外務省に確認、抗議を繰り返したが、中国側は「事態を確認中、そんな筈はないはずだが、、、」と回答を引き伸ばし、結局は、単独開発を強硬してしまった。
自民党政権の２００４年のことだ。
中国政府は、日本は、「遺憾の表明」を繰り返すだけで、何もできないことを知っている。
だから、尖閣も同じ戦略で来ていると考えるのが妥当だ。
充分、調査をした上で、実力行使に踏み切る。
日本は、本当に、強制排除などの、実力行使を考えた方が良い。
少なくとも、’今なら’、それで、直ぐに全面戦争になることはない、のだから、
民・自・公以外は消費増税反対。 「こんな不況な時に増税すべきではない。」という政党も多いが、そんな事、２０年以上、言い続けてる。
その間、ばら撒きの公共投資で、借金を増やし続けてる。 でも反省なんてしない、
自民、公明は、国土強靭化や、減災対策など、１０年間で２００兆円の公共投資をするという。
こんなの、失敗だったのは、明らかなのに、更に効果のない借金を増やそうというのだろうか？
こんな政策を掲げる政党が、事前調査で、躍進する見込みだというのだから、どうかしてる。
特に、自民党のインフレ政策は極めて危ない。 これもカンフル剤を打ってるだけだ。
健康になる為に、抜本的に体質改善をしなくちゃいけないのに、そういう事は、絶対言わないな、、、
耳障りのいい政策ばかり言っていて、財政赤字をどこまで増やすつもりだろう、という感じだ。
もう、次世代に、無意味に借金のつけを廻すことは、止めなければいけない。
だから、公共投資（政府支出）ばかりを強調して、支出削減する分野を明確にしない政党には
絶対に投票してはいけないと思うよ。
ところ民主党、評判悪いな。
ま、わかるけど、、、、
でも、民主党だって、どうしようもなかった人たちは、大分、民主党を離党してしまった。
今の野田政権の運営は、かなり保守的なんだけどね、、、
人権救済法案推進の議員がいるから、かな？
民主党の推進派は、仙石氏、岡田氏、輿石氏 など。
でも、自民党だって、石破さんを始め、沢山の推進派議員がいるんだけど、、、、
菅氏が総理の時に指示を出した、高校授業料無償化に朝鮮学校をいれたり、外国人参政権を与えることを推進したり、と、とかく過度に在日朝鮮人、韓国人におもねる政策を実現しようとするためか、、、
尖閣、竹島の対応でも、もっと強気に出るべきだ、という意見も国民の間にはあるけれど、
野田さん自信は、ASEM会議で中国と激しくやりあったりと、ずいぶん、頑張っている。
米国大統領選でもそうだけど、当選前は、とかく対中国に強気の発言をするんだけど、実際に実行することは、割り引いて考えなくてはいけない状況だ。
かつての安倍さんの行動をみても、中国との直接の対決は避けようとしているので、発言の割には、実際には大差ないかもしれないな、、、
何れにしても、投票する政党を決めるには、もう少し時間がかかりそうだ。
それは、外交なのだそうだ。 勿論、野田政権になってからのことだけど、、
特に、対中国、韓国外交が良い。 何故なら、政治家の「太いパイプ」がなかった為に、交渉の経緯が、国民の前に、全部、晒されたからだ。
今までの自民党政権は、本当にひどかった。
親中派と言われる政治家たちが出てきて、外務省の「チャイナスクール」と組んで、国民の見えないところで、中国の「その筋の有力者」と勝手に落としどころを決めて合意しちゃってた。
元外交官の佐藤憂氏によると、対中国、対韓国外交は、外務省の中でも「密教」の世界と言われているらしい。 外からは、何をしているのか、さっぱり分からないと。
その結果が、竹島や、慰安婦問題であり、 白樺のガス油田開発であり、尖閣問題である。
自民党が自慢する「政治家の太いパイプ」に頼って、日本の国益にかなったことなどないのに、未だに
メディアでも、そうした「太いパイプ」に頼ろうとする趣旨を書く記者がいる。 驚いたことだ。
安倍政権になったら、どうなるのか？ 又、自民党政治家の「太いパイプ」に頼った政治になって、対中、対韓外交が、国民から見えなくなってしまわないか？
安倍 自民総裁（と特に、自民党 長老議員）は、強気の発言を国民向けにする一方で、一部の政治家によって落とし所を見出そうという、「密教的な世界」を再び作り出そうとしているのではないか？
そう懸念される発言をすることが、ままある。
気を付けてみていかないと、いけない。
以前、ベトナム人が「どんなに自分の国が中国より劣っていたって、断固戦うぞ」という書き込みを米メディアのブログに書き込んでいた、と書いたけど、その通りになってる。
12月4日に、中国の漁船が、ベトナム海洋調査船のケーブルを切断したのに対抗して、新しく海洋監視機関を設置し、中国漁船の違法操業の取締まりを強化することを決めたり、抗議デモを繰り返したり、、、、
中国に対して毅然とした対応をしているな、、、
日本人より数段偉い、と思う。
今回の衆議院選挙は、ひどい。 政党の合従連衡で多くの新政党が作られた結果、公約としているものがさっぱり分からない。
特に、前回選挙で民主党のマニュフェストが守られていないことを批判されているので、今回の各党の公約には
長期的な目標だけが書かれていて、具体的に何をするのかが、さっぱり書かれていない。
どうにでもとれるし、違いも良く分からない。
衆議院は任期が4年だから、今回の選挙は、今後4年間に何をするのか、を具体的にコミットしてもらい、政党間で
論争してもらって、有権者としては投票する政党を決めたいものだ。。
今後４年間、経済立て直しに何をするのか、TPPに反対するなら、産業界が国際競争の中で背負ううハンデに、
どう対処するのか、、、、原発廃止したら、電気料金は上がるので、これも日本の産業界に大きなダメージになるが、
どうするのか？ 各党の政策は、まるで日本の産業を壊滅させ、雇用を奪う政策ばかりが、羅列されている感じた。
こういう点を明確にしなくて、反対ばかりしている政党が、今回の選挙では多すぎる。
であれば、いっそ、選挙が無効になれば良いのだが、
そもそも、一票の格差が違憲状態と判断され、その状況よりも、更に悪化（格差拡大；最大２．４３倍）しているのに、
どうして有効な選挙と言えるのだろうか？
前回、谷垣前自民党総裁は、８７，０００票の獲得で、小選挙区から当選してしまったが、千葉の選挙区では、１区の次点が９３，０００票、２区次点が、８９，０００票などなど、谷垣さんよりも多くの人に支持されながら、落選している人が沢山いる。
（谷垣前自民総裁に恨みがある訳ではありません。 念のため）
今回は、これ以上の格差が予想されるわけで、こんな状況で選挙した代表者が、本当に国民を代表しているなんて思えないでしょ。
