もっともっとNippon

日本がもっと豊かな国にならないか、と思ってい、気がついた事をコメントします。ご意見、異論、反論も募集中です。

毎年6500億円も使っている外務省は必要か?

2012-10-24 23:49:06 | 日記

本日(24日)、中国公船が尖閣付近で「海洋観測」 外務省が中止要請をしました。

中国公船は、「付近に中国船はいない。お前たち、日本へ帰れ」との応答が中国語であったという。

昨日(23日)、竹島に韓国の国会議員15名が上陸。 韓国は沈静化を目指いしていると考えていた外務省は、計画を事前に知って、あわてて中止要請。 それも無視されて遺憾の意を表明。

こんな状況でも、5日の国連 非常任理事国選挙では、韓国を支持する投票をしている。 8月には支持しないことも検討していると言っていたのに、、、だ。

又、ICJに提訴もしていない。 韓国が提訴に応じず単独提訴になった場合、(過去に3回の事例があるが)その後、どうするかの戦略もできていない。

口ばっかりで、何一つ、具体的対策を打たない。

それでも、毎年予算は6500億円も使っている。

いや、こんなに機能していないなら、不要なんじゃないの?

なまじ外務省なんてものがあって、機能していないと思うから腹立たしく思う。

いっそ「日本には外務省がありません。お金も使っていません。」としてしまえば、国民も、「それじゃ、しょうがないね」と思えるのだが、、、

 

 

 

 

 

 

 


若者は何故、怒らないのかな?

2012-10-24 00:17:47 | 日記

中国のミサイル巡洋艦が沖縄沖に、

韓国国会議員が竹島上陸に、

中国も韓国もやりたい放題だ。 そしてとどまるところを知らない。

このまま調子にのらせていると、今後30年、40年と、今の20代の人が一番、苦労するんだけどな。

なんで、声を上げないのだろう? 特に学生なんて、まだ会社などの利益を背負っていないわけだから、

どんな発言をしたって、問題ないはずだけど。。。

勿論、今40代、50代の人だって、次世代に負担を残さないように、考えて行動しなくちゃいけないけど、

何れにしても、丹羽元大使なんて、日中関係は上手く行っていた、なんて現時点から見れば、とんでもなく

ピント外れなことを言ってるように思うけど、でも、それは戦中、戦後世代の限界なんだな。

もっと、フェアにみて、言うべきことは言う、という世代は今の50代以下じゃないと無理。

安倍さんや石破さん以下の世代。

そういう世代が中心になって、新しい国際関係を作っていかないといけないな。

世代論に傾くのはフェアじゃないけど、でも、日中、日韓関係には明らかに世代の壁がある。

と思う。


Asahi Shinbun

2012-10-23 00:17:27 | 日記

朝日新聞は、Web(英語版)の10月20日付け記事で、

日本がイギリス、フランス、ドイツから、尖閣問題で支持を得るのに失敗した、と報道している。

こんなの、日本のメディアが批判的なケースとして、中国の立場を擁護する恰好の材料として、直ぐに引用されちゃうんだけどね。

Japan fails to win support on Senkakus issue from Europe's 'Big 3'

同じ事を書くのだって、

Japan Timesは、こんな風に書いている。

そう、立場は明確にしなくたって、平和に解決しろ、とはどの国も言ってる訳だから、

書き方によって全然、イメージが違ってくる。

Tokyo, Berlin urge peaceful resolution to Senkaku row

朝日新聞が、どこの新聞だ、と言われてしまう理由だ。

 


河野洋平のような、単なる’いいおっさん’は、二度と選挙で選ばれてはいけない、

2012-10-14 12:03:28 | 日記

 

’従軍慰安婦’の事実認定を曖昧にしたままで、談話を発表し、元慰安婦にお詫びと金銭補償をした事が

どれだけ、日本人の民族として世界的な評価を傷つけ、今の日本人を苦しめていることか、、、

 

たった、16人の韓国から用意された元慰安婦の証言だけを信じ、’これ以上は、問題にしない’という韓国政府の妄言を信用し、勝手に河野談話なるものを発表してしまった。

彼は善意に満ち溢れた’善良なおっさん’であることは間違いない。

街のおっさんが、

’可哀そうだから、よくわかんないけど、お小遣いから1万円寄付しちゃったよ~’

というのとは重みがまったくちがう。

 

町の’おっさん’なら、それもありだ。 寧ろ、褒められるべき善行だ。

ただ、問題なのは、彼が日本政府を代表する立場であったことだ。

 

今、彼の非常に分かりにく談話(河野談話)は、従軍慰安婦として20万人にも及ぶ韓国女性を強制連行した事(SEX SLAVERY:銃剣で脅して、鎖でつないで、泣き叫ぶ家族から引き離して、連れ去ったと韓国は主張)を、日本が認めた政府談話として、世界中に広められている

 

日本人がこの問題に関して無知なのは、政府か意図的に、これらの教育を日本人にしないからだ、

という解説つきだ。

中国人や韓国人が主張するはいつものことだが、第3国の人たちが、それを信じていることが問題だ。

今、めずらしく海外のメディアに対し、日本政府が竹島、尖閣諸島に対する日本の立場を説明しているが、かならず、どちらの問題も’日本軍の帝国主義と残虐行為’の中で日本が奪取したものだ、という主張になって帰ってくる。

 

今週の読売新聞に彼の政治家としての歩みを、彼自身に書いてもらった記事があった。

彼は未だに、自分の談話が、民族としての日本人と日本の国の、世界における立場を苦しめているか理解していない、という事があきらかになっている。

日本ー韓国の友好関係の為に、役にたつものだった、と信じて疑わない、と書いている。

こういう’街のおっさん’程度の人が、政治家になると、如何に国益を損ねるか、

そして同じ過ちをしてはいけない、ということが良くわかる。

 

竹島問題で、日本人の過去の残虐性(南京事件、従軍慰安婦;性の奴隷)が話題になっている、ニュースサイト。

別に珍しくもないが、参考として。

http://www.huffingtonpost.com/ichiro-fujisaki/japan-senkaku-islands_b_1954686.html

 


どれだけ駄目なんだ、民主党、一方で凄い中国の政治家

2012-10-10 19:16:57 | 日記

新潟2区選出の当選2回、東京大学卒の公認会計士のサラブレッドの鷲尾農水産政務官。

なのに、尖閣諸島問題で、

「誰が所有しようと関係ない。中国政府が所有したっていい。語弊はあるが、日本の登記簿に『中国政府』と書いてもらったらいいだけの話だ」

と、発言。 どれだけ、頓珍漢なんだろう。 

政権与党なのに、民主党内で、勉強会なんか全くしていないのだろうな。。。。

北朝鮮の拉致問題に熱心に取り組んでいた、という反面、北朝鮮と深い関係にある団体から政治資金の寄付を受けていたというし。。。 政治家として全く脇が甘い。

結局、民主党には政治家を育てられる教育システムがない、という事だな。

一方で、中国の政治家は凄い。

これは、尖閣問題でパネッタ国務長官が訪中していた時に、同時に取材で訪中していた、米誌 NY Timesの WALTER C. LADWIG III記者の9月27日の記事。。

様々な中国政府筋に取材している中で、ウォルター記者が

”「最近の人民解放軍や、北京政府の好戦的とも思える地域外交が、近隣諸国に脅威と取られている事に気づいている人が少ないのではないか?」と問いかけると、

反対に、多くの中国高官が

「力づくで、中国の地位を、海外に拡張しようという圧力だけが、尊敬を勝ち得、他の力のある国の協力を得られるようにするのだ」

という信念を表した。”  

と書いている。まさに、今、米国がそうなってしまっている。非常に中国に好意的。

考えてみれば、中国の政治家自身が、この哲学の中で生き抜いてきている。

中国政治家の権力闘争は凄まじく、まさに命がけ。 競争に敗れれば、一族の財産没収なんて当たり前。 死刑にだってなる場合も。 でも、一度、権力につけば、やりたい放題だ。

正に”力こそ全て”の世界だ。 

そういう激しい生存競争の中から頭角を現した中国の政治家が、国家も、その「力こそ全て」という方針のもとに動かしているのだから、日本の甘い論理なんて通用しない。

こういう中国の政治家と国家に対峙している時に、鷲尾政務官のような、お坊ちゃん的、「お互いに譲り合いましょう」のような発言をされると、本当に暗澹とした気持ちにさせられる。

大丈夫か、日本!!

 

(以下、関連箇所引用)

http://www.nytimes.com/2012/09/28/opinion/between-US-and-Asia-the-best-defense-is-dialogue.html

While the Senkaku island crisis raged last week, I was in Beijing, meeting with a variety of members of China’s strategic community. These consultations strongly suggest that Beijing views both Air Sea Battle and the broader “pivot” to Asia as provocation. At the same time my discussions suggested that there was very little awareness among the people I met about how the People’s Liberation Army’s own strategies or Beijing’s forceful regional diplomacy — which in recent years has sometimes bordered on belligerence — might alarm its neighbors.

On the contrary, many officials expressed the belief that only by forcefully pressing China’s position abroad would the country win the respect and cooperation of other great powers.

 

(読売新聞引用)

鷲尾英一郎農林水産政務官は9日、都内で開いた自身の政治資金パーティーで、尖閣諸島に関し「日本の領土として守り抜く。誰が所有しようと関係ない。中国政府が所有したっていい。語弊はあるが、日本の登記簿に『中国政府』と書いてもらったらいいだけの話だ」と述べた。


中国に情報戦で負けてるな

2012-10-09 17:18:02 | 日記

知れば知るほど、中国人の情報戦にかける意気込みの凄さがわかるな~。

もちろん、南京大虐殺を調べていてだけど。。。

結局、物理的に日本軍は南京を攻略できたけど、でも、その後、60年の長きにわたって、

中国が国際社会を味方につけて、日本を政治的に抑える口実になっているのだから、

実質、中国が勝った、ということだな。

今の尖閣も、論点がどんどん第二次世界大戦に比重が移ってる。

日本はポツダム宣言、カイロ宣言を受け入れてるのだから、被侵略国で、且つ戦勝国である

中国にきちんと返せ、と言うロジックにどんどん変わっている。

この’戦勝国’を持ち出したとたんに、市民レベルで、中国への国際的な同調者が増える。

当時、南京や従軍慰安婦で、日本軍は、どれだけ酷いことをやったんだ、という事になって、一気に日本に対する風当りが強くなる。

(こんなに、米国に中国に同調する人が多いと思わなかった。 理屈じゃないですね。)

だから、情報戦には、勝たなくちゃ駄目ですね。

それは物理的に勝つより、何倍も効果がある。

日本人は文化的に’相手が悪い’と言いたくない民族だけど、

相手が中国や韓国のように、際限もなく言ってくると、本当に困ってしまう。

 


Wiki英語版翻訳 : Nanking Massacre (南京大虐殺) (3) 南京攻略

2012-10-08 01:52:53 | 日記

Battle of NankingMain article:

 

Battle of Nanking

南京の戦い

 Siege of the city

都市の包囲

The Japanese military continued to move forward, breaching the last lines of Chinese resistance, and arriving outside the walled city of Nanking on December 9.

日本軍の進撃は続き、中国軍の最終抵抗線を破り、12月9日に壁で囲まれた南京市の外側に到着しました。

Demand for surrender

降伏勧告

At noon on December 9, the military dropped leaflets into the city, urging the surrender of Nanking within 24 hours, promising annihilation if refused.[35][N 1]

12月9日 正午、陸軍は、「24時間以内に降伏しろ、しない場合には殲滅する」と宣言した文書を街に投下しました。

Meanwhile, members of the Committee contacted Tang and suggested a plan for three-day cease-fire, during which the Chinese troops could withdraw without fighting while the Japanese troops would stay in their present position.

一方で、委員会のメンバーは、唐に3日間の休戦と、その間に日本軍はその場に止まり、中国軍は戦わずに撤退するという計画を提案しました。

 

General Tang agreed with this proposal if the International Committee could acquire permission of Generalissimo Chiang Kai-shek, who had already fled to Hankow to which he had temporarily shifted the military headquarters two days earlier.

唐将軍は、国際委員会が蒋介石の許可が得られたら、計画に同意するとしました。 蒋介石は、既に漢口逃亡し、臨時の参謀本部を2日前に移転していました。

 

John Rabe boarded the U.S. gunboat Panay on December 9 and sent two telegrams, one to Chiang Kai-shek by way of the American ambassador in Hankow, and one to the Japanese military authority in Shanghai. The next day he was informed that Chiang Kai-shek, who had ordered that Nanking be defended "to the last man," had refused to accept the proposal.[citation needed]

ジョン・ラーベは、12月9日、パネー号に乗船し、1つは漢口の米大使館経由で蒋介石あてに、1つは、上海の日本軍の本部に、電報を送りました。 翌日、南京を最後の1兵になるまで守り抜くように命じていた蒋介石が、計画を拒否したと連絡を受けました。

 

Assault and capture of Nanking

南京攻撃と占領

 

The Japanese awaited an answer to their demand for surrender but no response was received from the Chinese by the deadline on December 10. General Matsui Iwane waited another hour before issuing the command to take Nanking by force. The Japanese army mounted its assault on the Nanking walls from multiple directions; the SEF’s 16th Division attacked three gates on the eastern side, the 6th Division of the 10A launched its offensive on the western walls, and the SEF’s 9th Division advanced into the area in-between.[13]

日本軍は、自分たちの降伏勧告に対する回答を待っていましたが、12月10日までの期日までに、中国軍からの回答はありませんでした。 松井石根大将は、武力で南京を奪取する命令を出す前に、もう1時間待ちました。 日本軍は、複数の方面から南京の城壁に攻撃をしました。 上海方面軍の第16軍は、東の3つの門を攻撃しました。 第10軍の6軍は、西側の門に、第9軍は、その間を攻撃しました。

 

On December 12, under heavy artillery fire and aerial bombardment, General Tang Sheng-chi ordered his men to retreat. What followed was nothing short of chaos. Some Chinese soldiers stripped civilians of their clothing in a desperate attempt to blend in, and many others were shot by the Chinese supervisory unit as they tried to flee.[24]

12月12日、大砲による重攻撃と、空爆のもと、唐生智将軍は、退却命令を出しました。続いたのは、大混乱でした。 幾らかの中国兵は、市民の服を脱がして紛れ込もうとしました。 他の多くが逃げようとした時、中国の督戦隊により銃撃されました。

 

 

On 13 December, the 6th and the 116th Divisions of the Japanese Army were the first to enter the city, facing little military resistance. Simultaneously, the 9th Division entered nearby Guanghua Gate, and the 16th Division entered the Zhongshan and Taiping gates. That same afternoon, two small Japanese Navy fleets arrived on both sides of the Yangtze River.

 

12月13日、日本軍の第6師団と116師団が初めて入城しました。 軍事的抵抗はわずかでした。 同時に第9師団は光華門、16師団は中山門、太平門から入りました。 同日午後、2つの小さな海軍艇が揚子江の両岸に到着しました。

 

Pursuit and mopping-up operations

追撃と掃討作戦

 

Japanese troops pursued the retreating Chinese army units, primarily in the Xiakuan area to the north of the city walls and around the Zijin Mountain in the east. Although most sources suggest that the final phase of the battle consisted of a one-sided slaughter of Chinese troops by the Japanese, some Japanese historians maintain that the remaining Chinese military still posed a serious threat to the Japanese. Prince Yasuhiko Asaka told a war correspondent later that he was in a very perilous position when his headquarters was ambushed by Chinese forces that were in the midst of fleeing from Nanking east of the city. On the other side of the city, the 11th Company of the 45th Regiment encountered some 20,000 Chinese soldiers who were making their way from Xiakuan.[13]

日本軍は、撤退する中国軍を追撃しました。最初に下関エリアから北部の壁に向け、そして東の紫金山付近に追撃しました・ 殆どの情報提供者は、最終局面は、日本軍による一方的な殺戮であったとし、日本の歴史家は中国軍は、日本軍にとって脅威を与えていたとします。浅香宮鳩彦王は、のちに従軍記者に対して、南京の東部から逃れてくる中国軍に待ち伏せをされた時は非常に危険な状態であったと告げています。街の別側では、第45連隊 第11中隊が下関から溢出した2万の中国軍と遭遇しています。

 

 


南京大虐殺問題で日本政府を助けよう、と思った。

2012-10-07 01:48:14 | 日記

本当に何にもしないから、自分でブログをたててみました。

英語で、南京大虐殺に対する日本人の理解を示すブログです。

http://astreafornanking.blogspot.jp/

たまに、変なコメント、私の学習中の理解で答えられないコメントがあったら、

このブログで皆さんの意見を聞くかもしれません。

ひとつブログをあげて気がついた事は、

http://uglystat.com (醜い統計.com)

http://villainstat.com(悪者統計.com)

から、ひっきりなしに、アクセスがくること。

きっと、Nanking(南京)とか、Massacre(大虐殺)という言葉がひっかかてるのだと

思うけど。 南京大虐殺を議論するのが、醜くて、悪者なのか、と嫌になるけど、

出来る範囲で続けていこうと思います。

本当は、慰安婦もやらなくちゃ、と思っていますが、一遍にはできないので。

 


竹島問題で日本政府に戦略はあるのか? 何を成功とするのか?

2012-10-06 12:05:35 | 日記

いつもそうなのだが、日本政府というのは、場当たり的に対応して、外交問題を終わらせてしまう。

竹島問題もそう。

10月1日 野田総理は、再度、国内会見で、国際司法裁判所(ICJ)の共同提訴に韓国が応じるように呼びかけるとともに、、単独提訴する可能性を国内の記者会見で示唆した。

過去2回にわたって、

1.ICJに単独提訴しました。 

2.韓国は受け入れませんでした。 

3.日本は韓国の不当な占拠を世界に訴えることが、再度できました

4.おしまい。

という事を繰り返している。

その一方で野田総理は、9月24日、米WSJのインタビューの中で、「従軍慰安婦問題」を含めて、色々と韓国政府と「水面下で交渉している」と答えている。

韓国。 通貨SWAPの保証枠の更改は不要と報道されているし、昨日、海外メディア(CNN等、主要6社)に、竹島上陸取材を許可している。

一向に強硬姿勢を崩していない。

これだけ世界中が注目してくれているのに、これを契機に事態を改善するための戦略が全く見えてこない。

一体、この一連の騒ぎの中で、何を成し遂げたいのか?

単純なシナリオは、日本のICJ提訴に韓国政府が応じない事を契機に、日本は、「韓国に竹島支配の正当性なし」として、今、中国が尖閣諸島にしているように、海保、海自の艦船を派遣し、徐々に同海域の支配を強化し、かなり危険な緊張関係を作り上げた後、同島に駐留中の韓国兵の撤退を促す、ということだが、、、実際は、かなり難しい。

特に、韓国と中国がこの問題で連携をしている限り、日本に二方面を同時に処理できる能力は、今、この時点ではないように思われる。

だから、どうするのか?

そもそも、韓国国民が竹島問題を国家のアイデンティティーとともに、子供の時から教育を受けてしまっているが、問題の打開を難しくしている。

ここを崩さない限り、根本的な問題の解決はない。

今は、韓国には、日本に対して言論の自由がない。

日本サイドに立つ発言をすると検閲があり、Webは削除され、日本に協力したと見做されると、投獄、財産没収される、という、非常に「非民主的」な法律がある、

この法律がある限り、韓国と日本が未来に向かって親善が図られるわけがない。

この2法の廃止に全力をあげたらどうか。 本当に未来志向の関係構築、という名目であれば、

韓国国民の理解も得やすいのではないか?

 

であれば、竹島問題には、日本は強硬的態度をみせつつも、一時、「問題を棚上げ」にする、という事でも良いのではないか?

(時機がくるまで、自国の主張を実現する為の環境整備を徹底してやる。その為には、5年、10年のスパンで徹底してやる。 環境が整えば、実行行使に訴える。。。。。

これは、今、中国が日本にしている事だな~。 中国のその場、その場の物事のやり方や、その論理は、がさつで参考にしたくないが、国際戦略や実現へのアプローチについては、参考になるところが沢山ある、 さすがに、海千山千の国だ。)

 

 


それでも「南京大虐殺」に拘る訳は尖閣だから

2012-10-05 03:19:03 | 日記

思いのほか、国際社会で尖閣問題での日本の立場に共感が集まらないですね。

寧ろ、中国側に味方する論調が多くみられています。

それは、中国が、「尖閣諸島は、あの残虐な日本帝国軍が、清を脅して奪りあげたものだ。 南京で、30万人という、途方もない大虐殺、略奪、強姦が日本帝国軍によってなされたか、如何に日本の拡張主義が、中国人を苦しめたか、日本は全く反省しない。 だから、尖閣諸島を中国に返せ。」と言うからです。  

 

日本人からすると、議論のすり替えですが、意外に、この論調に、多くの同情が集まるようです。

そして、「日本もいい加減に反省したらどうか、尖閣は中国に返したらどうか」という見方になっていってしまうんですね。

(特に、一部の米国民は、’また原爆落とすぞ’と(実際にそういう書き込みが散見される)、、、、そこまでいかなくも、こんなことで米国が中国との戦争に巻き込まれたら迷惑だ、と考えるようです。)

  

だからこそ、日本軍の残虐性の象徴とされている「30万人の南京大虐殺」について、日本は、しっかりと事実を捉えて、認めるところは認め、やっていない事は、やっていない、と言っていかなくてはいけないと思います。

さて、肯定派、否定派入り乱れて大議論になっている「30万人の南京大虐殺」だ。

大事な点がいくつかあるようです。

 

*30万人は「市民」が虐殺されたか?

「Nanking Massacreで、30万人のpepopleがMurdered by Japanese Imperial army」と表現される事が多い。

Massacre(大虐殺)という限り、これは’市民を殺した’と一般に認識され、日本軍はなんて残忍だ、ということになる。

 大体、外国人(特に欧米人)の一般市民のする議論はこの程度。 (中国人は、'People'とか言って、わざと曖昧にしている。)

すると、否定派は、市民は20万人しかいなかったのに、そんなに殺せるか、あり得ない、という議論になる。

まず外国人に認識してもらわないといけない。 南京大虐殺は、ナチスのユダヤ人大虐殺と比較されるけど、そんなんじゃない。 貴方たちがおもっているような「虐殺」であれば、それはなかったと。

 市民だけをいうなら、明らかに、そんなに殺害していない、と、言わなくちゃいけませんね。

 *市民を殺害することはなかったか?

いや、あったと思う。 

でも、それは悪かったか、という問題が残る。

これが難しい。 というのは、市民が兵隊の区分できないのだから。 

1.ゲリラ兵(便衣兵)となった兵士の取扱い 

実際、南京に日本軍が入城した時に、1万2千の脱ぎ捨てられた軍服を鹵獲(ろかく)している。

明らかに、平服に着替えて、本来、軍人の立ち入りが禁止されている、安全地帯に逃げ込んだことが想定されていた。 

 これは、「ハーグ陸戦法」違反なのだが、戦場で、そんな事を言っても意味がない。「はい、私は元兵士です。国際法に違反してすみません」と出てくる者は居る訳もない。 

 しかし、見つけ出さないと、いつまでも自分達の兵隊の身の安全が確保できない。

だから、戦場で法律を守らない中国兵(いや、多分、中国兵には、そういう知識はなかった。)に対して、日本兵にだけ、法律に基づいた行動を求めるのは、ちょっと厳しすぎる。 (フェアじゃない。)

 1万2千のゲリラ兵を見つける為には、多くの市民が巻き添えになったが、その人数は

見つけ出さなくてはいけない人数に比較すると、その人数は多くなく、日本兵だけを非難する

事はできない、という見方が正しい気がする。

(本来は、安全地帯は、出入りを制限するバリケードをたて、門には監視委員を常駐させ、中国軍人が逃げ込んでくるのを実力で排除しなくてはいけないが、これが監視委員にはできなかった。)

 

2.市民は攻撃をしてこないか?

これも、Noだ。 南京攻撃(12月)が起こる前の7月に起きた通州事件で、日本の保守隊を含む、多くの日本人が虐殺された。

女性は強姦された後、性器をきりとられ殺害される、という日本人では考えられない残虐な大虐殺があった。

誰がやったか。

これは自警団と称して急きょ集まった、一般市民(特に学生中心)によって行われた。

だから、一般市民だって、簡単に日本軍の脅威になる可能性があった。

又、事実、中国は、大量の一般市民を徴募兵として使った。

 だから、今日の一般市民が、明日、突然、武装兵になってもおかしくない状況だった。

(そういう人たちと戦闘をしていたのだ。)

 

だから、尋問中に反抗的そぶりをみせる市民は、予防の意味も含めて殺害するのもやむなし、と

判断された。ということだろう、と思っています。

 日本兵士の従軍日誌では、一般市民を巻き込んで殺害してしまった事を反省して、「虐殺はあった」、とする人が多いようです。

 

これは、個人の感情としては自然だし、人間として(特に日本人として)そうあって欲しいと思います。(特に、いくら戦場であっても、人を殺すというのは、良心との葛藤があって、どんなに理屈をつけても、トラウマとして残るものだと思います。)

でも、歴史的事実として、その合法性、残虐性が問われている時は、別の観点から見なくてはいけなくて、

「その殺人は、たとえば危難排除の観点から違法性が問われない範囲であったか」という事が大事なのだと思います。

米国のベトナムやアフガンからの帰還兵も、多くの人がトラウマをもっています。

でも、彼らが、たとえ一般市民を誤って射殺しても、多くの場合、それは戦争犯罪になっていません。

市民と戦闘員が明確に区分できるなら、War Crimeも成り立ちますが、 区分できない状況であったのだから、日本だけが非難されるのはフェアな評価ではない、というところだと思います。

言い訳に聞こえる?

いえ、日本軍の残虐性だけが問題だったと捉えると、同じ問題は必ず再発します。

二度と同じような事を繰り返さない為には、どうして、そういう環境に日本軍が置かれたのか?

そして、その環境を作り出さない為には、どうしたら良いか、という事を理解する上でも、本質は

なんだったのか、という事が大切だと思います。

 

 

http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/663.html

今年2月の南京問題の河村市長の発言を巡る掲示板。

「中国に言わせとけばいいじゃん、別に賠償請求されてる訳でもないし」という発言もありましたが、歴史問題を今の政治問題に最大限に絡めてくる中国には、如何に問題を放置しておくことが危険か、理解されたでしょうか?