プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

荒川俊三

2014-03-09 19:59:28 | 日記
1969年

初優勝をねらう近鉄にあって秘密兵器といわれているのが荒川外野手。テストではいって三年目、一メートル六九の小兵だが、根性の強さは抜群。その根性でメキメキ頭角を現し、中堅手候補の筆頭山田をおびやかす存在だ。ところで、この荒川。捕手陣が手薄なことから、ことしの自主トレ開始の時、球団から「捕手に転向しろ」と命じられたことがある。この時点で捕手になれというのはカベになれというのと同じこと、荒川はガンとして聞かず、外野手として一層ハッスルした。三原監督も「南海の国貞のような選手になるでしょう。足が速いから、守備範囲も広いし、使いたい選手ですね」と持ち駒に加えてやり、「とうとう球団を押し切りよったな」と、球団関係者も敬服している。

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