1987年
地元西宮出身の左腕。甲子園には出ていないが、野球センスの良さを買われていた。右打者の内角低めをつくストレートに威力。その一方、しなやかさのある打撃にも非凡さを秘めている。どう育っていくか。2、3年後に注目。
1988年
同期の嶋尾、真鍋に続けと努力の毎日。だがプロ人生は始まったばかり。じっくりと腕を磨けばいい。一時、スリークォーター気味にしたフォームも本格派に戻した。左腕先発陣に食い込む日を夢みて練習に次ぐ練習を。
1989年
昨年、5か月間アメリカに野球留学。急成長を遂げて帰ってきた。今年の注目株の一人。活躍が楽しみな貴重な左腕だ。
1990年
若手ながら投球術にはキラリと光るものがあるだけに、早く出てきて欲しい一人。4年目。必死で同期の嶋尾を追う。
1991年
福間の抜けた穴を埋める左腕として成長が待ち遠しい。同期、同県人の嶋尾との切磋琢磨で。頑張れ。
1992年
投手力の充実には欠かせない左腕として、いっそうの成長が望まれる存在。プロ6年目の今季こそ奮起の年に。熱い注目に応えて、栄光のマウンドへダッシュ。
1993年
左投げで長身。ピッチャーとして恵まれた体型を生かして今季こそ奮起の年に。同期の嶋尾投手の活躍も大きな刺激材料。7年目をラッキーセブンとするのは、自らの左腕だ。
1994年
登板数は少ないが、ヤクルトの強力打線を向こうに、3イニングを1安打に抑える無失点ピッチングを披露。左の中継ぎのワンポイントとして急浮上。サイドやスリークォーターから投げ分ける多彩な変化球は切れ味抜群だ。