作文小論文講座

苦手な作文を得意に。小学生から受験生まで、文章上達のコツを項目別に解説。作文検定試験にも対応。

口下手でも平気

2016-09-24 | 小論文

 言葉の森の中学1年生の課題に、言葉に頼らず、同じものを見て心を通わせ合う日本的なコミュニケーションがなぜ良いのかを考える課題があります。

 ヒントには、「年や性別にかかわらず、同じものを見て、同じことを理解し合えるから」、「やさしい気持ちが生まれるから」と書かれています。ほとんどの生徒がその理由を真似し、実例は自分の体験から探して書いているのですが、「恥ずかしかったり、口下手だったりしても思いが伝わるから」と、ヒントには挙がっていない理由を書いた生徒がいました。

 「自分はまだ経験がないが、好きな女の子に告白するときに日本的なコミュニケーションを使えば恥ずかしくないので、できればそうしたい」とのこと。

 シャイな女の子も少なくありませんし、おしゃべりな男の子も多いので一概には言えませんが、ふと、これは、男の子だからこそ思いついた理由ではないかなと思いました(笑)。

 言葉に頼らない日本的なコミュニケーション、普段、意識することはほとんどありませんが、改めて考えてみるとなかなかいいものですね。


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