明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

「神様がくれた14日間」

2021-09-15 | 韓国ドラマ・K-POP
最近、GYAO!でイッキ見したドラマ。
一挙配信だったので、続きを待つイライラがなく(待つワクワクもないが^^;)
面白くて、あっという間に最後まで観てしまった。


「神様がくれた14日間」(2014年 16話)

TV局で働く放送作家のスヒョンは、ヤメ検の夫と娘の3人暮らし。
巷を騒がせている女性連続殺人事件を担当し、その生放送中に娘が何者かに誘拐されてしまう。
そして娘は貯水池で死体で見つかる。

かたや元刑事のドンチャン。
ドンチャンには知的障害の兄がいて、10年前にドンチャンの恋人他女性数人を殺した罪で
死刑判決を受けていた。兄が貯水池に女性を捨てる場面を見てしまったドンチャン、
裁判でもそう証言したが、どうしても兄が殺したとは思えず悶々としている。

スヒョンの娘が殺された同じ日、ドンチャン兄の死刑が執行された。

娘を失くしたスヒョンは失意で貯水池に身を投げるが、ドンチャンに助けられる。
ところが二人が意識を取り戻したのは、娘が殺された日の2週間前だった。
2週間前にタイムスリップしたスヒョン、
これは「娘を助けなさい」と神様がくれた猶予だと思い、ドンチャンの助けを借りて
誘拐犯を捕まえ、娘の死を阻止しようとする。








勇敢な強い母スヒョンはイ・ボヨン。
ボヨンさん、久しぶり。あいかわらずきれいな人だ。
チソンと結婚して実生活でもママだよね。






元刑事ドンチャンはチョ・スンウ。
「馬医」しか見たことなかったが、これですっかりファンになりました、私(#´ο`#)
映画やミュージカルがメインの人らしい。

殴り合いのシーンが多くて、いつもどこかしらにバンソーコーを貼っている。







この子役ちゃんが芸達者でカワイイ。




さて、事件の起きる2週間前の世界にタイムスリップした二人。

当然娘は生きていて、それだけで涙ぐみ、
決していい母親ではなかったと反省して我が子を抱きしめるスヒョン。
連続殺人事件の詳細を口走るので、夫や周りから不審の目で見られる。
信用してもらえないので、自分の手で殺人犯を捕まえようと行動を起こす。

どうやら夫が10年前の検事時代に担当した事件と関係があるのではないかとわかる。
その事件とは、ドンチャン兄の事件だった。




無関係と思われたスヒョンとドンチャンが実はこの事件で繋がっていた。

アヤシゲな人物が次々登場し、犯人かと思えば違い、
どんでん返しに次ぐどんでん返しで、観ている側は頭がこんがらがる^^;
途中で一時停止しては「これは誰だっけ?」とおさらいしないとワケがわからない。

ぐいぐい迷宮に引きずり込まれる感じ。いいね~。

神様がくれた2週間という時間のうちに
娘の事件を未然に防ぐことは出来るのか、兄の無実を証明できるのか。








ところが最後の最後でコケた。
これはいったい何? どう解釈したらいいのか。

ドッボ~ン!(音)だけでは・・・。

ネタバレになるので書かないが、
いくらなんでも無理がある。ちょっとそれはないやろ~
モヤモヤの残る結末。尾を引くわ。
それが狙いか? もう一回見ないとっ







スヒョンの元恋人で、ドンチャンとも訳アリの刑事役、
チョン・ギョウンがカッコよかった。
この人も久しぶり。「太陽の女」以来かな。







韓国でもラストに関してはずいぶんいろいろ言われたらしい。
なんというか、
ひねりにひねってこねくり回して、ぐちゃぐちゃにして放り出した感あり。
作家さんも収拾つかなくなったか。まさかね

でも全体としては楽しめる作品。ちょっと暗い怖い痛い けどね。
なんせしょっちゅうバンソーコー^^;



韓国ドラマ「神様がくれた14日間」DVD予告編