先週金曜日の話。
朝、母に電話すると「手が痛いから掃除機かけられない」と言うので、
いつもより早めに母宅に行った。
見ると、右手親指の付け根辺りが少し腫れているようだ。
母はそこに保冷剤を当て、ハンカチで固定して冷やしていた。
ここはよく使い痛みする箇所で、私も時々痛くなることがあるが。
「何か心当たりある? 手を酷使した?」
「いや~別に。昨日まではなんともなかった」
そういえば前から時々、手が痛いと言っていたし、
やめろと言っても相変わらず下着などを手洗いしている様子。
無理に袋の口を引っ張ったり、ペットボトルの蓋を開けたり、したのかな。
熱を計ると37度。微熱があるようだ。
「整形外科、行こう」
母は気が進まない様子。
背骨の圧迫骨折が判明してからしばらくはきちんと通い、
薬ももらいに行っていたようだが、
いつの間にか足が遠のいて、今は行っていないという(驚)。
そのせいで医者と顔を合わせるのがバツが悪いのか。
その整形外科は評判がいいらしく、いつ行ってもメチャ混みで
待ち時間が長いというのも年寄りにはしんどいのだろう。
しかし自己判断で通院をやめてしまっているとは思わなかった。
整形外科ではエコーとX線を撮られ、
親指から手首までを固定具でがっちりと固められ、
湿布と痛み止めを処方された。
三度の食事、洗面、入浴・・・
利き手なので、何をするにも不自由極まりないだろう。
というか、利き手なので発症したと言えるわけで。
しばらくは手を使わずに安静に、と言われた。
さて、右手を使わずにどうやって生活するか?
家族と同居しているなら他の誰かがやってくれることも
ひとり暮らしでは全部一人でやらなければいけない。
足腰丈夫、頭もクリア、見た目もシャンとしていて、
まだまだひとりで大丈夫と思っていても、
思わぬところに落とし穴があるものだ。
ちょっとした身体の故障で即、暮らしにくくなる。
大病ではないが、そういうことがちょくちょく起こる。
(つづく)
朝、母に電話すると「手が痛いから掃除機かけられない」と言うので、
いつもより早めに母宅に行った。
見ると、右手親指の付け根辺りが少し腫れているようだ。
母はそこに保冷剤を当て、ハンカチで固定して冷やしていた。
ここはよく使い痛みする箇所で、私も時々痛くなることがあるが。
「何か心当たりある? 手を酷使した?」
「いや~別に。昨日まではなんともなかった」
そういえば前から時々、手が痛いと言っていたし、
やめろと言っても相変わらず下着などを手洗いしている様子。
無理に袋の口を引っ張ったり、ペットボトルの蓋を開けたり、したのかな。
熱を計ると37度。微熱があるようだ。
「整形外科、行こう」
母は気が進まない様子。
背骨の圧迫骨折が判明してからしばらくはきちんと通い、
薬ももらいに行っていたようだが、
いつの間にか足が遠のいて、今は行っていないという(驚)。
そのせいで医者と顔を合わせるのがバツが悪いのか。
その整形外科は評判がいいらしく、いつ行ってもメチャ混みで
待ち時間が長いというのも年寄りにはしんどいのだろう。
しかし自己判断で通院をやめてしまっているとは思わなかった。
整形外科ではエコーとX線を撮られ、
親指から手首までを固定具でがっちりと固められ、
湿布と痛み止めを処方された。
三度の食事、洗面、入浴・・・
利き手なので、何をするにも不自由極まりないだろう。
というか、利き手なので発症したと言えるわけで。
しばらくは手を使わずに安静に、と言われた。
さて、右手を使わずにどうやって生活するか?
家族と同居しているなら他の誰かがやってくれることも
ひとり暮らしでは全部一人でやらなければいけない。
足腰丈夫、頭もクリア、見た目もシャンとしていて、
まだまだひとりで大丈夫と思っていても、
思わぬところに落とし穴があるものだ。
ちょっとした身体の故障で即、暮らしにくくなる。
大病ではないが、そういうことがちょくちょく起こる。
(つづく)