明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

母指CM関節症

2021-07-19 | 母との確執
先週金曜日の話。

朝、母に電話すると「手が痛いから掃除機かけられない」と言うので、
いつもより早めに母宅に行った。

見ると、右手親指の付け根辺りが少し腫れているようだ。
母はそこに保冷剤を当て、ハンカチで固定して冷やしていた。
ここはよく使い痛みする箇所で、私も時々痛くなることがあるが。

「何か心当たりある? 手を酷使した?」
「いや~別に。昨日まではなんともなかった」

そういえば前から時々、手が痛いと言っていたし、
やめろと言っても相変わらず下着などを手洗いしている様子。
無理に袋の口を引っ張ったり、ペットボトルの蓋を開けたり、したのかな。

熱を計ると37度。微熱があるようだ。
「整形外科、行こう」

母は気が進まない様子。
背骨の圧迫骨折が判明してからしばらくはきちんと通い、
薬ももらいに行っていたようだが、
いつの間にか足が遠のいて、今は行っていないという(驚)。

そのせいで医者と顔を合わせるのがバツが悪いのか。
その整形外科は評判がいいらしく、いつ行ってもメチャ混みで
待ち時間が長いというのも年寄りにはしんどいのだろう。
しかし自己判断で通院をやめてしまっているとは思わなかった。

整形外科ではエコーとX線を撮られ、
親指から手首までを固定具でがっちりと固められ、
湿布と痛み止めを処方された。


三度の食事、洗面、入浴・・・
利き手なので、何をするにも不自由極まりないだろう。
というか、利き手なので発症したと言えるわけで。

しばらくは手を使わずに安静に、と言われた。


OGPイメージ

母指CM関節症について

母指CM関節症とは、親指の付け根の関節(CM関節)に生じる変形性関節症の一種です。親指を酷使するような動作を繰り返したり、年齢を重ねたりして...

メディカルノート

 



さて、右手を使わずにどうやって生活するか?

家族と同居しているなら他の誰かがやってくれることも
ひとり暮らしでは全部一人でやらなければいけない。
足腰丈夫、頭もクリア、見た目もシャンとしていて、
まだまだひとりで大丈夫と思っていても、
思わぬところに落とし穴があるものだ。

ちょっとした身体の故障で即、暮らしにくくなる。
大病ではないが、そういうことがちょくちょく起こる。

(つづく)