今回の観光の参考にした「直島に行ってきた」の作者の方お薦めの“南寺”
。
時を同じくしてショップの人に行程を訊ねていた外人さん達もどうやら南寺を目指しているようだ。
心配したショップのオネエさんが、道に迷ってないか、追いかけてきてくれて真っ直ぐ行くんですよぉ~と外人さんに声をかけていた。
とても親切で心がほっこりする。
電チャリを駐輪場所に留めて、15:45の回に並ぶ。
係りの人に此処を目指している外人さんたちが彼処にいるから、通り過ぎないように声をかけてあげて下さいとお願いをした。
間もなく、15:45の回で入れた。
混んでる時期は整理券を配られてなかなか入れないというから、やはり美術館巡りは閑散期に限る。
そう、冬の時期なのである。
建物の中は真っ暗で何も見えないので、係りの人のかける指示に従って手探りで進んで下さいと、まずは説明を受けた。
真っ暗で手探りって???
そう思いながら、手探りで暗闇に入って行く。
予想以上に見えない。
ジェームズ・タレルのオープンフィールドともまた、違う不安感だ。
眼の見えない方はこんな思いで毎日を過ごしていらっしゃるのかなぁ。。
とても不安。
暫く進むと長いベンチ椅子に座るようにと指示があり、そのまま前を見てじっとしてるようにと言われた。
暫くすると、なんか真ん中にチカチカ光が見え始めた。
というか、後から思うとちょっと???
左の壁に何か光がチカチカ行ったり来たりしてたのが真ん中とは別に先に見えたのだが、私だけが見えていたのだろうか。またしても…。…。…。
まん中の光が見え始めたら、立ち上がりイイと言われるまで手を伸ばしながら進むように言われた。
ある程度、進むと止まるように言われ、手を前に伸ばして動かして見るように言われた。
これは、普通はスクリーンがあると思って皆んな前に進むようで、スクリーンを触らせるイメージで、アレっ?無い?!
って感じの反応らしいが、スクリーンがあるとは思わなかったので、ちょっと反応が違った。
光だとは思ったが、どちらかと言うと手を伸ばした先の空間がどのくらい先まであるのか?という感じであった。
てっきり、それを感じさせるために手を伸ばせと言われたのかと思った。
もしかしたら、地中美術館もスクリーンがあると思わせたかったのかなぁ。
そして、振り返るように言われ、振り返ると入って来た時には真っ暗と思っていた入口がちゃんと何処かわかる。
分かるようであれば、そこに向かってゆっくり歩き進んで下さいといわれ、今度は若干の不安はあるものの、手探りではなく、しっかりと入ってきた入口を見定めながら向かえた。
そして、手探りで恐る恐る曲がった入口の廊下?はとても明るくハッキリ見えた。
係りの人の話によると、調光は変えておらず、ずっと同じ明るさだったらしい。
明るいところから入って来たので、眼が馴れるまで、真っ暗に見えるらしい。
特に今日はピーかんの天気だったし。
それにしても、人間の眼とは不思議なものだ。。。
外に出るとあの外人さん達が並んでいた。無事に着けてよかった。
ANDOmuseumを先に観たのだろうか?
何はともあれよかった。
ちなみに、この南寺は元からあった建物ではなく、安藤忠雄さんが寺の跡地に建てたものだ。
う~ん。あの左のうにょうにょという光はなんだったのかなぁ。
http://logcamera.com/nanoshima/
http://nitti00w.blog.fc2.com/blog-entry-337.html
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↓とても暗いという説明は受けたが、私が訪れた時はこんな図解や説明文は事前になかったなぁ。
何もわからないまま、だったからどうなるかわからない不安感がある意味よかったのか?
この図のように5分くらい経つと確かに見えてきたが、何も知らない方が感動も大きいので、この図解はもらわなくてよかったかも。
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↓内側から外を見た感じ
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