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萬灯籠が再現された、
重要文化財「藤浪之屋」
春日大社は灯籠が沢山あることで有名で平安時代から現在まで奉納された灯籠はおよそ三千基にのぼります。
春日の灯籠は数が多いだけではなく、歴史的な資料としても重要で現存する室町時代以前の灯籠の六割以上が当社にあるといわれています。
二月の節分。八月十四日十五日の年三回全ての灯籠に浄火を灯す春日萬灯籠が行われています。
この萬灯籠神事を感じていただこうと江戸時代まで神職の詰所であった重要文化財の藤浪之屋を開放しました。
由緒ある建物の中で萬灯籠の幽玄の美を感じてください。
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真っ暗な藤浪之屋内の釣り灯籠は本当に幽玄のというか、幻想的でこの世ではない、宇宙空間みたいだった。
花なのか草なのかは不明だが、すごく凝った柄。
文字が施されているものも。
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抜き文字ではなく、文字のみの面のものはよく、風雪に耐えて今の時代まで保ったものだ。
複雑な柄で、影絵のようで美しい。
武甕槌命が白鹿に乗ってきたとされることから鹿を神使としているので、鹿柄の釣り灯籠も多い。
■萬灯籠再現 藤浪之屋
http://www.kasugataisha.or.jp/guidance/map/k_map10.html
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