佐沼教室 きょうの出来事

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政府の「高齢社会対策大綱」改定案について考える

2024年09月16日 17時09分52秒 | 健康・医療

政府は現在「高齢社会対策大綱」の改定案を

検討中で、75歳以上の医療費負担を現行の

2割から3割に引き上げるという案です

この改定案の背景には急速に増加する医療費に対応し

制度の持続性を確保するという狙いがあります

医療費増加の現実とその影響

現在の医療制度では高齢者が受ける

医療サービスが多く、医療費は年々増加しています

ここ10年以内に日本の医療保険制度は

大きな負担を抱えることになりかねません

このため政府は医療費負担の見直しを急いでいます

しかし負担が増えるのは高齢者だけではありません

現役世代にとっても、事実上の「増税」として

負担感が強まり、働く意欲を損ねる懸念もあります

労働力人口が減少する中で、若い世代や現役世代への

負担増は日本全体の生産性や経済成長にも

影響を及ぼすと思います

医療制度の根本的な問題:予防の欠如

日本の医療制度は確かに世界的に見ても

優れた点が多いとされています

特に誰もが一定の医療を受けられる保険制度は

誇るべき制度ですが、現状維持に固執しているという

批判も少なくありません

医療費や負担の問題に対して

単に「負担を増やす」ことが解決策として

考えられがちですが、予防医療が軽視されている点が

抜け落ちているように思います

予防医療にもっと焦点を当てた

包括的な制度改革が必要です

例えば、大腸がんの便潜血検査や胃がんのピロリ菌検査など

比較的手軽に受けられる予防検査がありますが

これを受けずに重病になった場合

治療費の負担を増やすといった制度は

考えられないでしょうか

このような「予防的措置を取ることで

将来的な負担を減らす」方針に踏み込むことで

医療制度の持続性を向上させられるはずです

医療制度を予防とケアの両輪で動かし

持続可能なシステムを構築することが

今後の日本社会にとって重要であると思います


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