最近、ネットで
「PayPayの決済取り扱い高が10兆円に達した」
というニュースに対して
「汗もかかずに儲けてる感じがして抵抗を感じる」
というお店の投稿が話題になっていました
確かに、今やPayPayは地方の小さなお店でも
当たり前のように使える存在
スマホ一つで決済が完了し
レジ前での待ち時間も減るなど
便利さを実感している人は多いと思います
でも私は、この話題に少し違和感を覚えました
PayPayは「最初から楽して儲けた」わけじゃない
私自身、PayPayは比較的早い段階から使っていました
その頃を思い返すと
今の「誰もが使っているインフラ」に至るまで
実に多くの努力や投資があったことが分かります
最初は、100億円あげちゃうキャンペーンが
話題になったように
赤字覚悟でユーザーを増やす攻めの
姿勢が目立っていました
それでも「そんなバラマキで持つの?」
「ビジネスモデルがない」
と批判されたことも多く
決して順風満帆ではなかったはずです
地方のお店にも営業をかけ
地道に導入を広げ
システム面やサポート体制にも
相当な投資を重ねてきた
その結果、ようやく今のような
「どこでも使える便利な決済サービス」に
なったと私は思っています
成功したからこそ
違和感を持たれるフェーズに来た
もちろん、今では多くの決済を取り扱い
加盟店から手数料収入を得ているわけで
一見すると「プラットフォームで儲けてる」
という見方もできるかもしれません
でもそれは、何年にもわたるチャレンジと
積み上げの結果であって、
「汗をかいてない」わけでは
決してないと私は感じます
むしろ、このような声が出てくるのは
PayPayがそれだけ“成功者”になった
証なのかもしれません
世の中には「大きなものに対する違和感」や
「独占への警戒感」が常にありますからね
私が感じる「感謝」と「これから」
私個人としては、地方の小さなお店でも
スマホだけでスムーズに支払いができる
便利さを享受できているのは
PayPayの地道な努力があってこそだと
感じています
なので、あまり「汗をかかずに儲けてる」
というような単純な見方はしたくないんです
もちろん、決済手数料や情報の取り扱いなど
今後もPayPayがフェアに運営してくれるかどうかは
注視していく必要がありますが
これまでの取り組みに対しては
正当に評価したいと思っています
便利になった今だからこそ
その裏にある努力にも目を向けてみると
ちょっと見え方が変わるかもしれません