10月に入ってドイツは急に寒くなりました
ここ数日は最低気温が3、4℃くらいに下がることも・・・
しっかりとした上着と暖房がもう欠かせません。
こんな時期には、チョットこってりしたお料理が恋しくなります
もう秋だし(体感は冬だけど)、秋の味覚を味わわなければ!!
そうだ、キノコを食べに行こう!
と思い立って仕事後に、プロストから30秒のドイツ料理レストランに食べに行きました。
Restaurant Café Stadt Frankfurt
プロストからマルクト広場に向かう途中、花や植木の綺麗なテラス席が目に入ります。
クリスマス時期には見事なライトアップで、人気写真スポットの一つです。
冬のクリスマス時期はこんなカンジ
こちらは定番のドイツ料理はもちろん、季節料理も味わえます。
ワインもリューデスハイムのワイナリー、そしてラインヘッセンのワインがオンリスト
ビールはピルス、黒ビール、ヴァイツェンが樽生で頂けます
今回の目的は、秋の味覚・キノコ!
何があるかな~と楽しみにメニューを見ると、
夏の後半から出回るPfifferlinge(アンズ茸)が4品!
寒いし、お腹をすかせていた私は即決定。
Schweinemedaillons mit Pfifferlinge in Rahmsauce
一緒に行った同僚はアンズ茸入りのオムレツと、
プファルツ地方の郷土料理Saumagen(ザウマーゲン)を頼みました。
今回は、すみません、気分がビールだったのです。
とりあえず、ビールで乾杯
付け合わせのサラダがすぐに出てきました。
ありがたい
そして、来ました~!
メインの登場
豚ヒレ肉のアンズ茸クリームソースがけ
ソテーした豚ヒレ肉に、たっぷりのアンズ茸の入ったクリームソース
ちょっとしょっぱめなのがビールに合う!
ワインならしっかり目の辛口白ワインか軽めの赤ワイン、といったところでしょうか
付け合わせのKroketten(芋コロッケ)にソースを絡めて美味。
同僚のアンズ茸のオムレツもシンプルで美味しそう。
先に炒めたアンズ茸の旨味がじゅわじゅわと・・・
Pfalz名物Saumagen
豚の胃袋に、細かく切った豚肉あるいはソーセージの状態にしたもの、
サイコロ状に切ったジャガイモ、タマネギのみじん切りなどを詰め込んであります。
味付けは香辛料でけっこうしっかりめにつけられています。
マスタードを付けると美味しいのです。
付け合わせの定番は、Sauerkraut(ザワークラウト)
日本の方は苦手な人も多いそうですが、私は肉の重さがすっきりして好きです。
秋の味覚というと、ドイツでもキノコ各種、カボチャ、栗、ジビエなどが人気です。
秋キノコの人気No.1はSteinpilzeですね。ポルチーニのことです
カボチャは、ここ数年Hokkaidokürbisという名で売られている、日本のカボチャに近い品種が人気。
もうちょっとしたら鹿や鴨、猪といったジビエがメニューに並びます。
楽しみ
そして、美味しく頂いたところで気づきました。
今年まだFederweisserを飲んでない!頼まなきゃ!!
ということで、食後酒にフェダーヴァイサー
こちらのはライン川対岸のラインヘッセンのものでしたが、
まだスッキリめでリンゴジュースのような甘酸っぱさ
収穫期のこの時期だけ楽しめる、発酵途中のワインの赤ちゃん
絞ったブドウジュースの発酵が始まったもので、アルコールはまだまだ弱め。
発酵中は微量にガスが出ているので、密封はできません。
その為、この時期にその場でしか楽しめない限定品☆彡
この時期にワイン産地に来たら、是非お試しください。
はぁ
飲んで食べて、秋を少し感じて、幸せ
次は何を食べに行こう・・・
これを書いていてまた腹ペコなハマっ子でした。