プロストワインハンデル公式ブログ「クライナー・プラッツ Kleiner・Platz」

ドイツのリューデスハイムに所在するドイツワイン専門店です。在住者ならではの新鮮な情報と個性的なワインをご紹介します。

ベルリンの壁

2014年11月27日 20時01分16秒 | 

今回はワインは関係しません★ 旅とドイツの歴史です。

 

ドイツの歴史で記憶に残っている方もいらっしゃるでしょうか。

1989年11月9日  ベルリンの壁崩壊

 

すでに半月も経ってしまいましたが、今年2014年の11月9日は25年目の記念日でした。

ベルリン・フィルの記念コンサートのチケットが取れたので久しぶりにベルリンを訪れたのですが、

市内では記念イベントが行われており、単なる音楽旅行で終わらず、歴史体験の旅となりました。

 

 

東西分断されていたドイツ

その間、東ドイツに位置していたベルリンは米・英・仏の占領地域である西ベルリンとソ連の占領地域である東ベルリンに分かれていました。

その東西ベルリンの境界に1961年につくられたベルリンの壁。

1989年の11月9日にこの壁の国境ゲートが解放され、翌日10日には建設から28年経って、崩壊しました。

 

今回この25周年のタイミングでベルリンを訪れたことで、

『 実はまだ「たった」の25年 』

歴史の授業やテレビのドキュメンタリーで「歴史」として聞いてきた、壁崩壊ですが、

まだまだ「現在の一部」なんだ、と感じられました。

 

25周年の記念イベントは、壁を再認識することができ、かつ希望を感じられるものでした。

ベルリンの壁があった場所に15kmにわたって8000個もの光の風船がおかれ、光の壁が出現!

 

 上:ブランデンブルグ門に向けて並ぶ風船の壁

 下:Potsdamer Platzはお祭り騒ぎ

 

 

 上左:実際壁の高さ 並んで写真を撮る人を多く見ました

 上右:Potsdamer Platzに集まる人々は年齢も様々

 下:光の壁が出現

 

これを19時からの式典でブランデンブルク門から順に空に放していくのです。

光の壁が空に放たれていくのは壁崩壊の過去とこれからの希望が上っていくよう!

 

 

 

せっかくこのタイミングでベルリンに来たのだからと、翌日は壁跡地を辿ってみました。

中心から北に位置するMauerparkからGedennkstätte Berliner MauerにのびるBernauer Straße

 

 

 

実際に壁があった場所に実際の幅・高さで壁を再現

今は普通に行き来しているところが、当時は分断されていたのですね。

年代ごとに写真と説明がされています

近くの幼稚園のクラスでしょうか。先生がしっかりとこの場所の歴史を説明していました。

「壁」での記念写真。昔は立ち入ることが許されなかった場所です。

 

 

 

 

 

壁の見張り塔

今も一部残されていて、実際に壁の高さ、その隙間から見る「隣の国」までの距離を覗くことができます。

この日は学生たちも多く訪れていて、その隙間には祈りの花がいっぱい。

 

 

この壁崩壊の翌年、1990年の10月3日に東西ドイツが統一して今のドイツがはじまりました。

来年やっと25歳を迎えるドイツ

ちょっと歴史を感じた2日間でした。

 

ハマっ子

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ホッホハイマーマルクト

2014年11月20日 14時54分25秒 | 日常のこと

ついに来週からクリスマスマーケットが始まります!

日に日に準備が進められていくのを見て、クリスマス気分を高めていますが、そんなマーケットが待ちきれず、先日、ホッホハイムというフランクフルトの近くの町のお祭りに遊びに行ってきました。

ワイン畑に囲まれた田舎ですが、

お祭りの規模はかなり大きく、町の通りから広場まで屋台が並び、広場は遊園地になっています。

広場の様子

お菓子の屋台

海賊(?)のアトラクション

ヨーロッパでは常設の遊園地は多くなく、移動遊園地の方が馴染みのあるものです。

地域のお祭りの際に期間限定で建てられ、数件の屋台に並んでメリーゴーランドだけがあるくらいの小さなものから、日本の遊園地にあるような規模でループコースターやホーンテッドハウスが出るものもあります。

いつもは何もないところに、そんな大きなものが、お祭りの数日間だけパッと現れて、またすぐに去って行ってしまうのは、なんとなく不思議な感覚になります。

アトラクションの他に、お店もかなりの数、種類が出ていて、食べ/飲み物だけでも何を買おうか悩んでしまいますが、小物や雑貨、キッチン用品なんかもあってお買い物も充実です。

クリスマスマーケットで定番のホットワインも、一足早く楽しんできました!

ホッホハイムはワイン産地なだけあって、ワイナリーさん自家製のおいしいホットワインがたくさんあります。

トウヤ

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霧の11月

2014年11月05日 13時33分35秒 | クリスマスマーケット

霧の11月

とドイツ人が言っているわけではありません(笑)。

紅葉の美しい10月のことはGoldener Oktober(黄金の10月)と呼ばれておりますが、、、

11月になると霧の出ている日が多くなります。

朝霧の出ている日は概して天気が良く、お昼近くには太陽が顔を出します。

日本の冬のような季節風がないので、ほとんど無風状態。

霧が晴れる間際には太陽の光とのコントラストで、時に神々しいほどの風景を目の当たりにすることもあります。

本当に感動的です^^。

風がないためライン河も凪いでいます。

アイスワイン用のブドウだけ残して、収穫も終わりました。

そして町の中では、

クリスマスマーケットの準備が始まっています。

イプシロン

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